アオアシ面白さ解説:絶望への落とし方がうますぎて病みつきになる

おはよう、しゃしゃ。
最近、サッカーを含むスポーツ漫画を読み漁っている。

最近でも

  • ダイヤのA
  • BE Blues!
  • メジャー2nd
  • あさひなぐ
  • ハイキュー
  • 弱虫ペダル
  • DAYS
  • さよなら私のクラマー

そして現時点で続きが気になる漫画が
ビックコミックスピリッツで掲載中のアオアシだ。

作者小林先生はマガジンで掲載中フェルマーの料理もおすすめ。

料理とサッカー、違うようで主人公の課題と成長は同じだ。

特に小林先生の得意分野?
主人公をとことん絶望に落としてからの克服は快感(カタルシス)だ。

今日はただ単にアオアシの面白さを語りたい。

 

アオアシを知ったきっかけ

アオアシは初めから意識して読んだ漫画ではない。
アシトにとってはじめは憎たらしい奴で今は師匠キャラの阿久津が、
試合後に激怒してアシトにつっかかった

ネタバレサイトで調べると20巻に乗っている。

阿久津のキレっぷりに印象を受けてから読むようになった。
ビックコミックスピリッツはあさひなぐ、風都探偵くらいしか読んでいない。

 

アオアシの面白さは素人でも…

戦略

※画像は小学館Eコミックストア8巻試し読みより

アオアシを全巻読んだ。

私はサッカーについてあまりルールを知らない。
アオアシはものすごく頭を使う漫画であり、理論でプレーをしていく。

最近の話だと以前は「楽しい」だけでアシトは敵チームに勝利を収めたが、
船橋で日本生まれの黒人トリポネのお化けプレーに挫折し、
悪夢としてもたびたび現れるようになった。

なおトリポネは「素晴らしい」とアシトをほめていたよ。
アシトのおかげでトリポネの才能が開いたというべきか。

個人的には今後世界大会でアシトとトリポネが組んで、
スーパープレー&アシストを見せてほしい。

ジャイアントキリングの椿とクボちゃんみたいに。

ジャイキリの話はまたあとに置くとして、
アオアシはとにかく頭を使う。読者をとことん考えさせる。

フェルマーの料理

※上記画像は講談社コミック+フェルマーの料理1巻試し読みから

フェルマーの料理も感覚的な部分があるとはいえ、
美味を理論化するシーンもあり考えさせる。

小林先生の読み切り漫画あとがきによると、サッカーについてあまり詳しくなかった。

「素人の自分もわかるように」解説をした結果、頭を使う漫画になったわけだ。

 

絶望の落とし込み方がうますぎる

小林先生の良さは絶望の落とし方だ。
アオアシもフェルマーの料理も主人公を絶望に落とし込む方法がうまい

ただの絶望じゃない。容易に答えの出ない絶望演出がうまい。

船橋戦では「楽しい」感覚で勝利を得た主人公を叩きのめし、
「楽しいだけではこの先、やっていけない」と、
「自分の在り方を否定」する展開を作った。

最新話(216話)ではエスペリオン(主人公所属チーム)が、
敵チーム(ガノン大阪)に5点も取られ大敗を喫した。

船橋戦で先にアシト個人が絶望に陥り、今週でチーム全体が絶望に陥ってしまった。

単なる負けではない。今までほぼ負けなしだったエスペリオンが、
初めて4点も取られてズタズタに負けてしまったのだ。

その後も船橋戦reで1点をとられて負けてしまった。
トリポネの弟サミーがシュートを入れた。

19巻を読んでいたら「よくやった、サミー」と喜ぶはずだ。

船橋戦reだとあまり絶望感はないけれど、ガノン大阪の5点はさすがにびっくりした。

さて絶望に落とし込むには伏線がある。

アシトもエスペリオンもそしてフェルマーの料理でも、
「成功してうまくいっている」状態がポイントだ。

作戦が決まる→「楽しい」と感じる→楽しさに身をゆだねてどんどん勝っていく

「楽しい」とはフェルマーでもアオアシでも、
「自分の思うがまま、感性のまま」動く行為であり、
「理論/相手の立場を徹底して身に着けていない状態」を示す。

「楽しいだけでは、この先のレベルへたどり着けない」とは、
今まで感覚で済ませてきた部分が通用しない状態だ。

今までうまくいったことがいかなくなる。

アシトの場合は守備対策として初心に帰り、試合観戦を通してメモを取り、
かつ阿久津の助言で自分の才能(俯瞰及び予測能力)における、
新たな使い方に気づき
、更なる形で伸ばすチャンスにもなった。

アシトは船橋戦で絶望を味わい、
阿久津の助言を通し外で試合を見て少しずつ立ち直っている。

今回エスペリオンが敗北したものの、
アシトは試合の外にいたから冷静に結果と原因を見れていた

アシトの絶望を送れてチーム全体が味わっている状態。

この後はどんな展開が待っているのだろう?

 

ガノン大阪に負けた理由って?

大敗を喫したエスペリオン。
ガノン大阪戦は詳しく書かれていないので敗因は推測でしかない。

読者に試合展開を推測させるところがアオアシの面白さだ。
(私だけかもしれないが……)

ガノン大阪において終始険しい顔を浮かべた監督と阿久津
それ以外は一点目を入れた状態で「やった」と表情を浮かべた。

点を入れたらうれしい。
だからこそ「油断」も生じ、敵の監督は静かに微笑む。

最も阿久津の険しい表情を見て、敵監督は微笑んだ。
阿久津は守備及びチームメイトへのコーチングが素晴らしい

阿久津の初コーチングによってアシトは「すごさ」を実感した。
(初コーチングは13巻参照)

漫画では朝利が「知らない間にギャップが生じた」述べている。

ガノン大阪監督は阿久津を見てニヤッとしたところから、
阿久津の動きこそ一番スキが生まれたのではと思っている。

阿久津は一年生のカバーも回った。
本来しなくていい仕事をしなければならなくなった

以前アシトを無視して阿久津がボールを拾いに行ったとき、
監督は「なぜアシトに指示(コーチング)を送らないのか」と説教した。

当時の阿久津はアシトが大嫌いかつ劣等感を抱き、心底毛嫌いをしていた。
でも阿久津が無駄に働き体力を削っているだけだった。

ガノン大阪でも阿久津は本来しなくていい仕事をやりまくったため、
守備において穴が生まれるようになり、点を取られたのではないか?

チームとしてのコミュニケーションこそ負けた理由の一つとみている。

※ノンスタ井上さんのアオアシ解説はかなり納得できる。
特にキャプテン翼で描いている理論はアオアシにはない。
キャプテン翼は理論に視点を置かないからこそ人気があるんだ。

 

追記:最新話で負けた原因(答え合わせ)

栗林

※アオアシ20巻より

ビックコミックスピリッツ最新号でアオアシ218話(2020/6/8発売)が掲載された。
原因は私が予想していた通りになった。

外から見ていたアシトが阿久津らに指摘した。外から守備として動きを予測している。

何よりアシトは阿久津の守備は「完璧」で、
完璧だからこそ少し綻んだらすぐわかる
と述べていた。

そしてアシトらはわかっていないが守備の崩壊を招いた要因として、
阿久津の家庭事情にあった。家族関係に弱さがあるのね。

参照したサイトでは「阿久津が辞めてしまうんじゃないか?」と、
不安を抱いていたがどうなるのやら……

そしてアシトは言う。

「自分が思う前からすでに守備は始まっている」

阿久津のアドバイスによって試合を見る目が変わった。
アシトのセリフはビジネスやクリエイト他にもいえるんじゃないか?

どういえるかと言われたら……うん、思い浮かばないやw

参照:アオアシ218話ネタバレ

参照:アオアシ218話ネタバレ2

参照:アオアシ218話ネタバレ3

 

ジャイキリ椿とアオアシアシトの絶望の違い

ジャイキリ

ジャイアントキリング54巻試し読みから

サッカー漫画の絶望としては最近だとジャイアントキリングだ。
ジャイキリはワールドカップの予選で日本とオーストラリアが戦った

クボちゃんが負傷し、椿がレッドカードをもらい逆転され日本は負けた
椿は初め本番に弱い性格であり監督のアドバイスで少しずつ才能を開花させた。

ETU(ホーム)に帰ってきた後、
監督らは何事もなかったかのごとくリーグ優勝に舵をきった。

椿は大勢の人(日本全体)から戦犯とののしられるばかりか、
一つの絶望から「椿のせいで負けた」と誰もがわかる展開であり、
アシトの絶望とはけた違いに大きい

アシトの場合チームが負けなかったからね。

本来引退する選手を出したかったという意味では絶望だけど、
椿に比べたらまだかわいいほうだ。もしかすると味わうかもしれないが。

だけど絶望感はジャイキリよりアオアシのほうがひどい。

ジャイキリは何度も負けながら勝っていったのであり、
アオアシはあまり負けていなかったから絶望感もすごいと。

また主人公の違いもある。

ワールドカップ編では椿が主人公になっていたけど、
本来の主人公は監督のタッツミーだ。

椿はあくまでも準主人公であり「脇役」でもある。

何よりアオアシは「楽しくプレーする」という、
成功の極限値にいる状態を否定する展開が生まれ

「え、そこがゴールじゃなかったの?」

アシトの「良さを否定する展開」を出したところにある。

受験だと得意の数学で一番点をとれなかったにあたる。
楽しいや得意だけではこの先に進めない。

二点からアオアシの絶望演出は本当にうまい。

 

おまけ~ほかのスポーツ漫画について~

つくし

DAYS11巻試し読み

いずれ深く語りたいなあ~思うので、
サッカー漫画いくつかについて思ったことを述べる。

まずはDAYS、つくしは特に技術がない。ただ走るだけ。
全力で走るからこそ選手たちも負けずについていき
ここぞという時に気合を入れて、士気を高めていく。

一応理論はあるけれど、つくしの活躍が一番楽しい
アシト率いるエスペリオンと戦った場合、どうつくしを止めるのかが気になるよ。

つくし自身はあまりゴールを決めないが、
ゴールの起点かつカウンター封じキャラとして一流だから。

アシトがカウンター封じ技術をつけたらもっと強くなると思う。

ビブルーズ

BeBlues35巻試し読みより

続いてBe Blues。双子がいる!!
双子兄のメンタルはすごく自分と重なるところがあり、
一方で天才(生意気)桜庭の成長は本当に面白い。

双子兄はジャイキリ椿にも性質が似ており、
竜の代わりに絶望をしょい込むキャラだと思っている。

そもそも竜はサッカー選手として絶望(大けが)からの復活だから、
少々の絶望など軽く乗り越える力があるんだよね。

ただ本人が気づかなく、ミルコ監督の指摘がまたいいんだ。
タッツミーのチームと戦ってほしいくらいに。

後はいろいろあるけど、現時点ではこのくらいかな。

 

スポーツ漫画にはまるわけ

フェルマー

講談社コミック+フェルマーの料理1巻試し読みから

私はスポーツ漫画をよく見ている。もちろんほかの漫画だって読む。
スポーツ漫画は熱いし人生の真理も含んでいるし、
何より今の自分自身が最も欲している何か
がある。

私も基本自営業で作品にビジネスと、多岐にわたって考えねばならぬ。

しかも「相手の市場」より上位に行く「戦い」でもあり、
血みどろの戦いはあまり求めていない。暴力漫画はよく読むけどね。

合法なやり方で勝敗を決し、どっちにも次がある。
くわえて自分の仕事にも役立ちそうな気付きがある。

気が付いたらスポーツ漫画ばかり読んでいるわけだ。あなたはどうだろう?

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プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

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