画像元:パンケーキアート 鮫島、最後の十五日 keisuke1200s
ども、しゃしゃ。
ツイッターにて訃報が流れた。
私が楽しみにしている漫画で、チャンピオンで連載中の相撲漫画、
バチバチ(現在は鮫島最後の十五日)を連載中の佐藤タカヒロ先生が、
突如、お亡くなりになられた。
ご冥福をお祈りいたします……じゃないよ!
何でお亡くなりになったの?
佐藤タカヒロ先生の死因は何なの?
訃報 佐藤タカヒロ先生https://t.co/TRKdYBwxO5
は…?嘘やろ…急すぎる…
鯉太郎なんかより先生自身が一番ぼろぼろだったんじゃないかよ… pic.twitter.com/kbcDGYWUBf— たかしスイッチ (@takashiswitch) July 3, 2018
現時点で死因はわかっておらぬ。
いずれわかるだろうけれど、お悔やみ申し上げますだ。
私が書いている時間は19:30分。
今より22時間前の午後5時30分ごろ、佐藤先生はリツイートをしていた。
ツイートだけなら本人はもちろん、
本人のアカウントを知っている人がリツイートをしている可能性もある。
https://twitter.com/hikari_sumi/status/1013757863783591936
もう一つのツイートとして、
地元山形の新聞には朝刊か夕刊にお悔やみ欄として載っていた。
お悔やみのお知らせのみである。
自殺だとは絶対に思っていない。
今が横綱に挑む直前の戦いであり、
佐藤先生も熱を込めているのがめちゃくちゃ伝わるから。
だから交通事故か突発性の病気のどちらかだと考えている。
誰かのツイートに書いてあったのだけど、
佐藤先生はヘビースモーカーと書いてあった。
ヘビースモーカーだから急死に至るとは必ずしも言えぬが、
普段の健康がものをいう世界で、私たちも気をつけねばならぬ。
41歳で奥様がいらっしゃるのか。
おそらくお子さんもいらっしゃると考えている。
ご冥福をお祈りいたします……と書きたくない人は初めてだ。
(罵倒という意味じゃないからね)
佐藤タカヒロ先生の読みやすさ
佐藤タカヒロ先生がこの1ページにどれだけ全力を注いだかめちゃくちゃわかる一コマ
相撲をやってるからわかる力を抜いて下手を取り行く姿それを止めようと全力を出す猛虎
ほんとにこの漫画は先生の努力の賜物と才能が見える漫画です!@satoootaka #バチバチ #バチバチBUSRT #鮫島最後の15日 pic.twitter.com/RJ7v5zskjy— 大本陸 (@riiiku_0045) June 30, 2018
佐藤先生の漫画は基本、線が細かい。
バチバチから鮫島最後の十五日へ至ると、
集中線や線の強弱がいかに重要かがわかる。
何より相撲を通して相手力士と戦う際、
筋肉をきっちり書き込むわ、踏ん張るときの衝撃線、
歯を食いしばるときの衝撃線といった部分は、
絵を描くうえで大いに勉強となった。

画像を拡大して線を見てほしい。
1巻の最初だけでも試し読みできるから、
後でじっくり読んでもらいたいと思っている。
大関の威厳を示すため、陰影でなく線一つで表現している。
鮫島の髪の毛にも細かい線が見え、削っており、
大関の気迫が伝わってくると考えている。
次のページでは心臓や脳を詳細に震えながら書いており、
鮫島鯉太郎が相撲ではどんな性格や性質を抱いているかがわかる。

鮫島のシーンで最も好きな部分が赤丸で囲んだ、
歯を食いしばって相手の攻撃に耐えるか、
さらなる追加攻撃としてエネルギーを最大限に出すところだ。
バチバチの火花が散っているといってもいい。
鯉太郎が歯を食いしばる姿に心から応援するのよ。
その光景がもう見られないなんて……
鮫島最後の十五日では初めから鮫島を育ててくれた親方がいた。
親方はある日、ひき逃げ事故であの世へ旅立ってしまう。
鮫島を振り返っていると、あのシーンが出てしまった。
漫画を試し読みするならチャンピオンの公式サイトから読める。
1巻の時点で、すでに線一つで緊張感を伝えている。
戦うシーンはとても読みやすいうえ、緊張感を漂わせているので、
初めて読む場合は試し読みからぜひ読んでほしい。
そしてもっと続きを知りたい、読みたいと思ったら購入しよう。
試し読み+上記画像元:鮫島最後の十五日
週刊少年チャンピオンで追悼

画像元:週刊少年チャンピオン公式HP
43号で横綱白鵬をはじめ、柿原徹也さんに武井壮さん、
下記にある火ノ丸相撲の川田先生他、チャンピオン連載人が色紙を寄せ、
追悼のコメントを出していたよ。
何より佐藤先生の奥様やアシスタントさんも出していた。
横綱との戦いはアニメでもいいから、
どういう形で決着がつくのか、楽しみにしたいのだけどねえ……。
https://twitter.com/yubiwrestling/status/1042474366397640704
同人誌の分野になってしまうのだけど、火ノ丸と鮫島の一番を見たかったなあ。
相撲漫画話:火ノ丸相撲

相撲漫画は好きだ。今有名なのはバチバチと火ノ丸相撲だろう。
個人的に高校で総合優勝したら終わりかなと思ったら、
高校卒業した後、プロの土俵で戦ってくれる姿がうれしい。
火ノ丸相撲は背中から生じるオーラがすごい。
火ノ丸をはじめ、多くの選手が「背中越し」に熱を出し、
言葉にならない魂を語っている。
後は鮫島と違って、火ノ丸は「必殺技/秘奥義」という形で、
かっこいい演出が入る。大きな違いはここだな。
最新号だと横砂に一撃を食らって、裁判が始まっている。
ジャンプらしい「精神と時の部屋」状態になっているよ(笑
火ノ丸相撲は学生時代の相撲をきっちり描いている。
だから今やっている大相撲は学生医大の延長戦として見ている。
鮫島のようにはじめからプロの土俵で戦っているわけではないから、
火ノ丸相撲は空気が若干柔らかく感じるよ。
試し読み+上記画像元:火ノ丸相撲
相撲漫画話2:のたり松太郎

私はもちろん親父も大好きな漫画、ちばてつやさんののたり松太郎。
のたりは部屋の生活が一番見ていて気持ちいい。
松太郎をはじめ、田中君ほか伊勢ケ浜部屋の光景がいい。
松太郎もプロの土俵からスタートしており、
時に負けて親方と喧嘩したり、破天荒な姿で暴れながらも、
どこか憎めない松太郎は見ていて気持ちいい。
またちゃんこを食べる様子を見ていると、
「この世界のちゃんこを食べてみたい」気持ちにさせる。
相撲の戦いは鮫島や火ノ丸に比べると、柔らかい。
松太郎の戦い方は破天荒であり、時に堂々と戦いながら、
やっぱり面白い技を繰り広げて戦ってくれる。
試し読み+画像元:のたり松太郎
相撲漫画でも、戦う人の性格や環境によって世界観が違うの、本当に面白い。
願わくばアニメで結末を
ドカベン最終回。
この歴史的な号に共に掲載させていただき感無量です!
水島先生に鮫島を褒めて頂いた時の嬉しさは一生忘れないです!
46年間お疲れ様でした! pic.twitter.com/xFPXz3nvwg— 佐藤タカヒロ (@satoootaka) June 28, 2018
漫画はチャンピオン33号で終わる。
私としてはアシスタントでもいいから継いでほしかった。
将来アニメ化してほしい作品の一つだ。
アニメだったらオリジナルな結末も望める。
最後は横綱に勝って、体を壊して鮫島が引退するだろう。
大まかな展開は読み取れるものの、本当にその展開であっているのか?
何より横綱をどうやって倒すのか。やっぱり楽しみだった。
佐藤先生、ありがとうございました……ううう。
追記:33号を読んだ結果
鮫島最後の十五日、十四日目を前に未完…漫画史上稀に見る見開きである。 pic.twitter.com/k0dIIsfn9z
— 井(略) (@Spooky__E) July 11, 2018
上記ツイートの左ページにくるがっくりさといったら。
「どんな形で決着をつけるのか?」わからない横綱との闘い前で、
一通りけりはついたので、最終回と来てもしっくりくる。
決着のつけ方が綱引きのようにワクワクさせるので、
横綱とはどんな形で綱引きを行うか、楽しみだった。
今週の火ノ丸相撲。正直、絶筆となってしまった「鮫島最後の十五日」の最終回掲載週にこのエピソードが来るのかと言う天の配剤さがあって泣きかけてしまった。普段はしないが一コマだけアップ。この言葉を鯉太郎に言って欲しかった……。どういう展開かは本誌を買って確認してください……。 pic.twitter.com/5ktJPtBxsI
— テリー・ライス (@terry_rice88) July 10, 2018
冗談ネタとして一つ上げたい。
大川隆法が麻原彰晃の魂を呼び、色々語ったそうだ。
佐藤先生の魂を呼んできて、続きの展開を書いてほしいくらいだ。
