ベルギーにあそこまでさせるなんて、日本代表の皆さん本当お疲れ様でした!何度でも言いたくなる。 pic.twitter.com/jiWligZS1O
— じゅんせい (@tennenpaamano) July 2, 2018
おはよう、しゃしゃ。
ロシアワールドカップで日本はベルギーに敗れた。
世界三位のベルギーに後半、3点を取られた。
前半は2点を取っていた日本。
私はサッカーに詳しくない。
だから具体的な戦術については書けないが、
「流れ/場の空気」という視点から見て、負けた要因を見ていきたい。
くわえて負けた後の日本の対応がものすごく感動したから載せたい。
立つ鳥跡を濁さずに感動
敗戦後、ロッカールームをきれいに片付け、ロシア語で「ありがとう」と書き置きを残してスタジアムを去った日本代表。FIFA関係者も「すべてのチームのお手本だ」とツイートしています。 https://t.co/xBNdnUHw31
— 柴田真宏 (@MasShibata) July 3, 2018
負けてしまい、日本がロシアスタジアムのロッカーを去る前、
きちんと掃除をし終えたのち、ロシア語で「ありがとう」と書いた。
後片づけに加え、礼儀正しい部分はとても素晴らしい。
立つ鳥跡を濁さず。日本代表の行動を見習わないといけぬ。
選手らをほめるのもいいのだけど、
やっぱり私たちも彼らのような対応を取れば、世界から称賛を受ける。
称賛を受ける→印象が上がる→日本に興味を持ってもらう
学校だけでは学べぬ「しつけ、礼儀」教育は大切だね。
選手たちはどこでマナーを学んだのだろう?
昔からの遺伝だろうか、相手に対する敬意だろうか?
基本、後片づけの上で感謝するには、気持ちに余裕がないとできない。
しかも自分だけを見るのでなく、周りを意識できるようでないといけない。
周りを意識するには「道徳」をはじめ、
哲学系や礼儀や戦略に関する古典を読むと、身につきやすい。
ロッカールームも日本「だけ」を考えるのでなく、
日本「以外の人たち」を無意識に考えたからこそ、
掃除をしただけでなく感謝も述べた。
無意識ながらも「後に使う人」を考える事実こそ、
日本が世界に誇れる信用であり、価値だと強く確信を持っている。
日本の何気ない対応が「世界から見る日本の価値」をあげてくれるしね。
礼儀は価値を創るうえで重要
ベルギーと戦う前に日本はポーランド戦で後半、
負けているにもかかわらず、パスを回して決勝トーナメントへ向かった。
ベルギーの監督は「戦略の一つであり卑怯ではない」述べている。
私もルールにのっとってやっているなら卑怯ではないと思っている。
腹が立つのも理解できるけれど、ルールを使うなら仕方がない。
別に日本だからってわけでなく、他国だってそう。
監督はクレームをいただく覚悟を持っていたそうだしね。
叩かれはしたけれど、ひどくやっかみが入るほど叩かれなかったの、
普段の日本の在り方が価値となって、助かった部分が大きいのでは?
普段から日本がファールばかりしていたら、どうなっていたのだろう……
なお、ポーランドに関連していないけれど、
卑怯がもとでこっちの記事が人気を呼んでいたよ。懐かしい。
悲壮感が漂う
マルティネス監督は、試合後会見で、日本を褒めちぎってるよ。
"日本は、凄いチームだった。
なんて頑強なチーム、なんてカウンターの怖いチームなんだ。凄い試合だった"フットボール好きな人達にとっては、素晴らしい試合だったと。ワールドカップ本戦に相応しい試合。BBCコメンテーター大絶賛中。
— Maske (@winQ07) July 2, 2018
ロッカールームでの出来事を終えたので、試合について書きたい。
ベルギーが1点目、2点目を入れたとき、
フリーキックからのヘディングというパターンでとられた。
もっと流れが変わったとき、ベルギーは選手をかえた。
選手を変えてからベルギーはボール流れが円滑だった。
1点目を入れられた時、日本選手の顔にある特徴があった。
悲壮感(泣きたそうな表情を浮かべている)だ。
1点目を取られたとき、悲壮感が漂い、こっちにも伝わった。
いや、選手でなく私自身が悲壮感を漂わせていたのかもしれぬ。
2点目を取られて振り出しに戻った際、悲壮感は消えた。
むしろ「これ以降は大丈夫」確信に至った。
1点目から2点目を取られるに気づいた悲壮感。
悲壮感を漂わせたのが敗因の一つかなと考えているよ。
悲壮感が漂うと負けやすい By斎藤一人
負ける選手は、悲しい顔をしている
私は斎藤一人さんが好きだから、よく一人さんの話を引用する。
この話もそうです。嘘か本当か、テニスの試合など見ていて、斎藤一人さんは、どっちの選手が勝つか、試合の最中に分かるというのです。… https://t.co/5FqWxLTgcZ
— アトピッコハウス 後藤 坂 (@sakagoto) November 17, 2016
斎藤一人さんが記した本の中に、悲しい顔をしたほうが負ける話がある。
(出典は忘れた、何だったっけか……)
一人さんはボクシングか何かの試合を見ていると、
「どちらが負けるか」大体わかってくると述べていた。
負けるほうは試合中に「悲しそうな顔」を浮かべるのだとか。
私が試合を見ていたとき、1点目を取られた後、嫌な感じがした。
「すぐ2点目を取られる」
ベルギーの選手はニコニコしていた。
選手交代によって、ベルギー側の空気が変わったのもある。
日本は1点目を取られた際「悲しい顔」をしていた。
笑顔ではなかったし、攻め込む表情でもなかった。
2点目を入れられた時、やっと攻める顔になって、
試合を見ている私は安心した。

試合は何も敵との戦いだけではない。
仕事なら営業成績を取る、ネットビジネスなら収益を取る。
クリエイトなら作品とにらめっこしながら打ち込む。
私はそこんとにらめっこしているが、パソコンに対して「悲しい顔」をしたら、
ますます悪い流れを手繰り寄せてしまうのではないかと気づかされた。
私にとってはパソコンが「試合する相手」であり、
パソコンやスマホを通してこの記事を読んでいるしゃしゃに対し、
悲壮感を漂わせたら、しゃしゃの第六感が何かを察知して離れるのでは?
仕事をする際、悲壮感だけは絶対に漂わせないよう意識しよう。
悲壮感を作らないようにするには?
これはあまりに元も子もない話なんですけど、ワールドカップの世界ランキングをドラクエだなんだで例えて日本がどれだけ厳しいかを伝えるやつ、「世界3位 対 世界61位」っていう元々の字面が一番分かりやすい気がします。
— にせもの@えり天 (@PerfectNISEMONO) July 1, 2018
試合をはじめ、ビジネスでもクリエイターでもなんでも、
「何かに挑む」場合、悲壮感が漂うと、
どうあがいても負けになりやすい。
悲壮感とは「混乱」であり、焦っている状態だ。
焦って「周りの展開」が見えない傾向が強い。
焦りと混乱から悲壮感が漂う。
2点目を入れられた時、悲壮感が消えた理由は一つ。
「やるべきこと」が見えたからだろう。
私も仕事をしていると、時々悲壮感に襲われる。
悲壮感が漂いそうなときの対策として
笑顔を無理やり作る
余裕がないと顔にも表れる。
だからこそ意識して無理やり笑顔を作る。
笑顔は意識しないと、すぐ悲しく悔しい表情へ向かう。
だからこそ、にっこにこな表情を作る。
すると、自分の感情を意識して統制し、
ある程度、悲壮感を防げるよ。
自分を見つめなおす
試合じゃすぐできないだろうけれど、
やられたときこそ、自分を見つめなおすチャンスだ。
仕事や創造業なら紙とペンを用意し、
うまくいっていた時の心境とそうでないときの心境を比較、
わくわくするときの気持ちは焦る際の気持ちも比較し、
「わくわくし、うまくいっていたとき」の心境を、
時間をかけて振り返ってみる。
選手は動きながら悲壮感対策もせねばならず、
選手でなくコーチや指導者らがやらねばならぬ仕事だ。
ちょい先の展開にあるチャンス
https://twitter.com/NRNJ_vcf/status/1013891573694672896
ロスタイム、日本側が積極的に攻撃を行い、
ベルギーに止められて、あと1分のところでカウンターを食らった。
カウンターは自分も予想外で「まさか」最後にくるとは思わなかった。
ベルギーからしたら、キーパーが確実に本田のゴールを止めた後、
「何をすべきか」予想して、反撃に備えていた。
日本は「ベルギーの反撃シナリオ」を予測できなかった。
あと一歩、わずか先の展開を予想できるかどうか?
高度な戦いは「あと一歩先」をどう考えているかにかかっているね。
悔しいという感情から気づいた実力差
https://twitter.com/dolce_e_viola/status/1013812575186767873
今回のワールドカップ、ベルギーに敗れ「悔しい」という気持ちが起きた。
選手はもちろん、見ている私にも起きている。
悔しいにも2つ種類がある。
全く歯が立たない
歯が立たないとき、実力差があまりにもありすぎて、
「早く相手のレベルに立たなければ!」
相手のレベルへ立つにはきちんとしたトレーニング、
そして時間が必要だね。
あとちょっとで手が届く
今回のベルギー戦は「あとちょっと」で手が届くところだ。
あとちょっとを言い換えると「すでに手が届いている」であり、
ベルギー戦は全く勝てない試合でないところが、悔しい。
今回は見ていて悔しい気持ちが伝わってきた。
世界三位のベルギーに全く歯が立たないわけではないから、
むしろ世界三位のレベルにたどり着いていると自覚し、
悔しさから生じる絶望と悲壮感に負けないで頑張ってほしい。
悔しさはサッカー以外にも言える。
仕事やクリエイトなど「あとちょっとなのに!」分かったら、
すでに「あとちょっとを手に入れている」と思い、
悲壮感を作らないように笑顔を作りながら、仕事に励んでほしい。
日記:後5か月ちょいで2018年が終わる

インスタでイラストをあげています。
気が付けば2018年の終わりまであと5か月ちょい。
月日はこんなに早くたつものかと気が付いた。
6か月、何をやっていたのだろう。
自分は進んでいるのだろうか、むしろ後退しているのだろうか。
たて続けにやってくる、たくさんの障害。
そしてチャンス……2018年の1月から6月まで何をしていたか?
きちんと振り返ってみよう。
