おはよう、しゃしゃ。
日本時間の本日午後1時に入ったニュースによると、
米国がチャイナに対して関税を10%から25%に引き上げた。
すると株価が大きく揺れ動いた。
一番気になる上海総合。
関税を引き上げたら、かえって買い注文が増えた。
普通はアメリカの態度に失望して売りが加速し、
前日より株価が下がると思っていたが……びっくりだね。
世界の株価ほかをもとにいろいろな相場を見ていきたい。
上海総合はなぜ上がった?

まず上海総合株価指数を見ていく。
制裁を実際に発動した時間が日本時間の午後1時だ。
向こうだと時差の関係で11時から12時とみればよい。
ちょうど昼休みで株価の取引をいったん止めているときだ。
開始時はものすごく下がったのだけど、
急激な買い注文が立て続けに起きたのか、午前の株価よりも一気に跳ね上がった。
上海総合に携わる投資家たちの大半が、
米国の関税引き上げを喜んでいるかのような形だ。
一応チャイナからすると不快感を抱いており、
報復措置をとる予定というが、具体的な報復を決めていない。
実際は対応に追われているのかもしれないね。
https://twitter.com/TrumpTrackerJP/status/1125226362405396480
実際に関税を引き上げたのが今日の午後1時であり、
(米国だと当日午前0時ごろ)
日本がゴールデンウィーク最終日6日で、
株式相場を開いていない時期にトランプさんがツイッターで書いた。
6日にツイッターで不満を述べ、10日に実行。
たった4日で関税引き上げを決めている。
9日に閣僚級の交渉があったのだけど、
交渉に折り合いがつかず、関税引き上げへ踏み切った。
一説によるとチャイナが知的財産権の合意をひっくり返し、会議が破綻したそうだ。
参照:米中貿易協議の破綻で中国の輸出産業が頓死の危機に直面中
大豆先物は強い売りに
CBOT大豆先物 強い売り 中国による米国産大豆へ報復関税で pic.twitter.com/T0iWvBx4nE
— EEA STRATEGY (@eea_strategy) April 4, 2018
チャイナへの関税引き上げに関して、いろいろ調べたところ……
「大豆の価格」を心配しているコメントをちらほら見かけた。
大豆は関税引き上げリストの一つに入っている。
大豆価格が何を示すか。
参照サイトによると、米国は穀物生産国でチャイナは消費国だ。
米国はチャイナに大豆を輸出している。
要は米国が売り手でチャイナが買い手だ。
ニュースウィークによると、2月13日当たりに、
10%の関税引き上げを決めたのだが、米農家に打撃を与えたそうだ。
対策として大豆農家に補助金を与えた。
チャイナはアメリカのほかにブラジルから大豆を購入している。
農水省が配布しているデータを見ると、
大豆生産はアメリカが1位でブラジルが2位だ。

農水省によるとブラジルに大豆生産を与えたのが日本だという。
別にアメリカがなくても問題ないんじゃないか?
思ったらそうでもないみたいだ。
食品は気候条件や土、降水量などで味や条件が変わる。
ブラジルとアメリカは大豆に違いがある。
町田食品のサイトによると、
- 米国産大豆:食品用
- ブラジル産大豆:搾油用
大豆といってもコーンと同じようにすべてが食用でなく、
油をとるためのエネルギーとして輸入している。
チャイナにとっては油としての大豆よりも、
食用としての大豆を重要視しているのね。
食用大豆は人だけでなく家畜のえさにもなるからね。
大豆だとブラジルから高値で購入し、
チャイナは穀物メジャーやEUにもケンカを吹っかけたそうだ。
参照+画像元:生産と消費量で見る世界の大豆事情
一応大豆の先物チャートも載せておくね。
チャート:大豆先物
ビットコインが上がっている件

※画像元はあらゆる株価を教えてくれる世界の株価から
日経平均株価は大きく下落していないものの、
制裁が発表されると売りに転じる人が増えた。
取引が終盤になると少しずつ盛り返したものの、前日の値を越えられなかった。
私が気になる価格としてビットコインが上がっている。
一時期ビットコインは38万円ほどしかなかったものの、
少しずつ回復傾向に向かっているよ。
ビットコインを今頃買うメリットは何だろう?
私も毎月ビットコインにお金をつぎ込んでいるよ。
多くつぎ込んでいないので得られる差額はしょぼいけど、
つぎ込んだ額よりも増えているのがうれしいよ。
理由は単純ですべてを銀行に預けるなら、
一部は違うところ=ビットコインに回そう。
まだ価格が38万円台につぎ込み始めたよ。
上がるかもしれないという気持ちはなかったので驚いている。
国産品愛好をせず、安ければ中国製品に飛びついて、「お前らも競争して安くしろ、死ぬ気で働け」と言う、そういう老人のシバキ主義を、ネオリベが高尚な「理論」で補強してしまう。だから関税を掛けて「高くても日本人を雇え、日本製品を買え、それが愛国だ」と言う必要がある。トランプは正しい。
— irr BOT (@irrTenko_bot) May 10, 2019
ほかの人はどういう気持ちでやっているかわからない。
私の勝手な推測だとチャイナや韓国の内情がやばく、
自国通貨(元、ウォン)よりほか(ドルやコインほか)に、
分散したほうが得ではないか?
主に買っている人たちがチャイナや韓国の人かなと思っているよ。
北朝鮮も仮想通貨を盗み出したというニュースがあるしね。
彼らが買っているのは間違いないとみているよ。
今でもなぜビットコインが上がっているか?
私にはさっぱりわからない。
米中貿易戦争でどこが儲かっているの?
米国の追加関税に対して中国も報復すると発表しましたが、詳細はありませんでした。なぜならば報復しようがないからです。下の図見てください。中国は米国からの輸入品にすでにフルで関税を課しています(ソース:BBC)。 pic.twitter.com/C3XTyjMfRn
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) May 10, 2019
儲けという視点で見たらビットコインは得をしているのでは?
上海総合に手を出している人も得をしたのでは?
とはいえ日本人が上海総合ことチャイナの会社に投資するには、
ネット証券を使えば気軽にできるそうだ。
ただ制裁が決まった段階で売っても遅い。
チャイナは株より共産党の意向が上にあるからだ。
数年前にチャイナに売り注文が加速して、サーキットブレーカーを起こしたのち、
「売りは許さぬ、買うしかできない」
共産党が決めて投資家が仕方なく買う(損失)はめになった。
だから中国株はおすすめはしない。
何より猫組長の本を読むと、インサイダーは当たり前であり、
素人が手を出すと痛い目に会うからね。
ビットコインだってこの記事をしゃしゃが読んでいるとき、
あるいは私が記事を書きあげたのち、下落してもおかしくない。
確実にここが得をしているとはいえぬ。
本当に得をするところは情報として出てこない。
出てきた時点で遅いのであり、気づかなければならぬ。
中国個人投資家、株安原因のトランプ投稿把握できず
ウェィボーや微信で中国製品関税引き上げの投稿が次々削除され、個人投資家や企業投資家も置き去りになる事案発生。
最後の手段、スクショでゲリラ投稿も。ほんと中国の情報統制ってすごいっすね (´-`) https://t.co/9qxkEX7FBk
— かりんとう (@fIa6xG9XUTldhdA) May 9, 2019
わずかな変化に気づく。
常にいろんなチャートや感情の流れなどを読み知り、
「もしかしてこれって……」
仮説を立てて気づかねばならぬ。
はっきりと言葉に書いている時点ですでに遅いと思っているよ。
現時点で私を含む誰もが情報として出していないけれど、
怪しい動きをとっている部分はどこにあるのだろう?
怪しい動きを追求したら儲かると思っているよ。
日記:テーマと実験と

インスタグラムにイラストを上げています。
最近はテーマを設けてツイッターでもいろいろ実験をしております。
絵を描くとき、一番悩むのがテーマであり次にラフ。
二つさえ解決すれば後は塗ってしまうだけ。
最後にまた一つ難関があり、誰にどんな気持ちを分かち合いたいか。
分かち合うという部分を意識して描いているのです。

今回、こちらの記事がとても関心を集めていた。
2016年1月の記事でサーキットブレーカーを発動させたときだ。
ほかにも上海総合だとこんな展開がある。
まだ2500を割っていないどころか上がっている。
上海総合の公判が爆上がり下の、2500割れを恐れているとみているよ。
ついでにこちらはアニメ効果で天然ガスの価格が上がった。
こんな上がり方があるなんて。
