キンプリスッスッスの放送が始まったら天然ガス先物の相場に変化が出たwwww
#kinpri #スッスッス pic.twitter.com/SvY8tEMQef
— たむねこ (@akiratamcat) May 6, 2019
おはよう、しゃしゃ。
現在放送中のアニメキンプリ(king of Prism)
4話では十王院一男ことカケルがマダガスカルでショーを行った結果、
なんと現実の天然ガスの価格に大きな影響を与えてしまったよ。
なぜアニメガ天然ガスに影響を与えたのか?
何が見えるのかを探ってみたい。
天然ガス相場における重要な事実
真面目に解説すると、株や先物の売買は9割がAI・アルゴリズムで取引しているので、日本のTwitterで「天然ガス」がトレンド入りしたために、商いが薄い天然ガス市場に機械的な買いが入ったと見られる。https://t.co/3MkUdki6Gd
— ろんぱ (@miruronpripara) May 6, 2019
天然ガスの売買は人でなくアルゴリズム、人工知能がほぼ決めていると分かった。
さらに別のツイートではこう解説している。
天然ガスの先物値上がりの件だけどAIはツイートの単語だけじゃなくポジティブツイートかネガティブツイートかも判断して売買してるのでエリートのみなさんのツイートがポジティブだったことが証明され、プリズムショーはなんて素晴らしいんだ
— キュ朝桜 (@A_sakura_28) May 6, 2019
大きな流れを抑えたい。
まずはアニメ内の出来事だ。カケルがプリズムショーを行った。
カケルは社内闘争に巻き込まれ、マダガスカルに移転される。
移転先でカケルがなぜプリズムスタァを目指したのかがわかる。
途中、はぴなるが流れて笑った。
はぴなるといえばヒロ様を狼狽させたコウジの歌が有名。
マダガスカルに経済での活気が欲しく、
くわえてカケルの現在を見たいがため、プリズムショーを行う。
ショーではプリパラのサイリウムチェンジ(景気?)をはじめ、
扇を持ちながら天然ガスから火がついて、
昔のジュリアナ(プリパラステージ)を思い浮かべる展開
ショーを終えた後、ガスも出てカケルは日本へ戻ってきたのだった。
次は「現実」の話。
キンプリ放送中、天然ガスという単語が一気に出てきた。
しかも人工知能にとって天然ガスは良い意味で扱われた。
悪い意味:天然ガス爆発が起きて死者多数など
結果、先物相場価格が上がった。
ジャニーズの方のキンプリさんを巻き添えに。 pic.twitter.com/9We6eBIw8O
— たむねこ (@akiratamcat) May 7, 2019
さらなるおまけとしてもう一つのキンプリこと、
King&Princeにとってもいい?影響が出た。
やっぱすげえよ、キンプリは。
チャート:天然ガス市場
天然ガス株を買うには?
ワイ、ヒプマイ勢、 #kinpri アニメを観て困惑。ダンスで天然ガスを吹き出させるなんて…そんなん勝てるわけないやん……
— jkr_ (@jkr_ap) May 6, 2019
天然ガスの株を買うにはどうしたらいいのだろうか?
調べたところ、ETFS 天然ガス上場投資信託を買えばいい。
ETFS天然ガスは証券コード1689だ。
買うには証券会社から申し込もう。
参照:1万円でガソリンと天然ガスに投資する方法
ジャニーズのキンプリが天然ガスを?
ジャニーズ事務所って、ライブステージで天然ガス出すのか?消防法とかだいじょぶなの?と混乱したが、やっと事態が飲み込めた。キンプリはふたつ存在するのね。最近キンプリというものがつかみにくいと思ってたんですが、やっとわかった。いや、正確にはよくわからないものがふたつに増えたんだけど。
— 平湯あつし (@yoululu) May 7, 2019
日本においてキンプリは二種類の意味がある。
まずはアニメキンプリことking of prismだ。
もう一つがジャニーズのking & princeであり、
検索だと圧倒的にこっちが出てくるよ。
さすがジャニーズ、検索上位を簡単に取っちゃうね。
だからこそジャニーズのキンプリしか知らない人にとって、
「天然ガスとキンプリ(king & prince)のつながり」が見えず、
king & princeライブでとんでもないことをしているのでは?
変な疑問を抱いているコメントもちらほら見かけたよ。
実際、king & princeはアニメキンプリをどう見ているのだろう。
全く意に介していないのかもしれないが……知りたいよ。
キーワード+好印象ツイートに注目

キンプリを放送した結果、
「天然ガス」という先物市場で売買取引されるキーワードが一つ。
及びキーワードが「どんな意味や展開」で使われているか?
アニメは市場を動かすという実例が一つできる。
※私は先物売買に一切手を出していないので、詳しくはわからない
現在放送中のアニメ「キンプリ」はすでに映画館で上映している内容を、
若干編集して報じている。
映画館で一足先に内容を見た人は、アニメでどんな展開がなされるかわかっている。
わからなかったとしてもキンプリのネタバレや感想を、
ツイッターや他人のブログ経由で大まかな情報をつかめる。
実際、キンプリ映画でカケルが出た際、
「プリパラ、天然ガス、マダガスカル、フラミンゴ」
などなど主要なキーワードがすでに出ていた。
カケル!天然ガスおめでとう!
ひよこと鳥とオレンジフラミンゴだよ#kinpri pic.twitter.com/Fe9MV4K87K— (これは白)トリュフスッスッス (@banyud18) May 6, 2019
映画を見ていない人はキーワードの存在を知っていたものの、
どんな展開(物語)でどう結びついているのかがわからなかった。
展開がわからないとよいか悪いかもわからない。
すでに映画館で見ている人は中身がわかる。
中身がわかるとキーワードが「良い/悪い」意味で使われているかもわかる。
仮にこんな条件の人は儲かっていたかもしれない
- キンプリが人気を集めている事実をつかんでいる
- すでにキンプリを映画館で見て、大まかな情報をつかんでいる
- キンプリストーリーにあるキーワードを抑えている
- 先物市場に手を出している
まずキンプリが人気を集めている事実として
- 大手メディアに取り上げられている
- ツイッタートレンドで上位にいる
- ツイートの中身がほぼ好印象で埋まっている
次に先物市場とお金のやり取りがある現場に触れている人。
ふれていない人はさすがに天然ガス市場の存在を知らないし、
知っていたとしても興味すら抱かない。
天然ガス市場に変動があると教えてくれたツイートを読むまで、
私はちっとも天然ガス価格に興味すら抱かなかったよ。
「少しでも違う分野に興味を持つ」生き方に自分を合わせていかないといけないね。
アニメだけだと先物市場なんて興味を抱かないし、
先物市場といった投資相場だけだとアニメに関心がない。
どちらにも関心を巡らせるからこそ、
アンテナを張り巡らせ情報をつかみ、ある程度儲けにつながる。
今回の事例はまれに起きる現象だと思う。
天然ガスがカケルの物語にとって、一つのキーワード(伏線)だったから。
だからこそ、ニコニコ生放送でキンプリ一挙放送が起きた場合、
もう一度天然ガスの相場に大きな変化があるのでは?
キンプリアニメの凄さは短時間で
プリズムショー“だけ”で決めたKING OF PRISM Shiny Seven Stars 各話プリズムショーの分布図です pic.twitter.com/aazbm9mOJe
— おすいもの (@rakuyo_kinoko) May 6, 2019
以下はキンプリアニメの感想という名の面白さを述べていく。
2話以降を見て思うよ。
ユキノジョウを含むスタァの問題点及び、
彼が何をしたいのか、何に向き合っているのか?
短い時間でよくまとめたものだ。
誰かが書いた情報にあった。
菱田監督らは絵コンテの内容を絞り無駄を削った結果、
重要かつ濃密かつ魅力を出していると。
思えばプリリズRLもアニメに加え、実写パートがあった。
実写パートは3分程度だが、アニメだと3分もあればいくつか描写できる。
プリリズオーロラドリーム時代から鍛えられていたのだ。
一男がショーする直前に煙突チラ見したのを見て思った。あぁ…誰かの為に「数を数える」ときに愛は生まれるのかもしれない、と。天然ガス採掘の炎のように熱い、けど脆い存在…何度見ても色んな発見がある。
噛むほど味がでます、キンプリ。
お疲れ様でした!#kinpriみたよ#一男はやはりセクシーだ— 五十嵐 雅 (@masashigarashi) May 6, 2019
物語を作る際、最初はどーでもいい話がたくさん出てくる。
文章を書くときも無駄要素がたくさん出る。
問題は無駄を削る作業だ。
一度削っただけでは2割、まだ無駄が残っている。
さらにどんどん削っていく、少し足す、削る、少し足す、削る……
20分、映画だと69分という限られた時間の中で、
必要かつ濃密かつ魅せ場のある展開を煮詰めていく。
キンプラではヒロとコウジ、シンとルイ、カヅキとその他、
聖とジュネと法月という、個々で成り立つ4つのドラマが同時に展開される。
少ししか報じていないのに何が起きたのかきっちりつかめる。
菱田監督の物語を作る姿勢が好きだ。
カケルのプリズムショーは吹き出る天然ガス!舞う札束!燃え盛る炎!踊り狂う動物たち!生えるビル!ミラーボール!プリパラ!バーフバリ!って感じで唯一無二 of 唯一無二だから最高最高最高なんだよ! #kinpri
— かざり (@_tundorasan0) May 6, 2019
スタァは最小限の情報で彼らの生き方や問題、なりたい自分が見えた。
なりたい自分を目指すためにほかキャラがどんな役割を担っているか?
削れば出なくていいキャラも一人や二人は出てくるけれど、
彼らが担当回になったとき、別の話で出てきた彼らの会話が大きな意味をもたらす。
例えばユキノジョウではカケルとミナトとユキノジョウで風呂に入った。
カケル及びミナトのどちらかを削れただろうけれど、
削らなかったからこそ、カケル回で大きな意味をもたらした。
カケルとユキノジョウとミナトはみんな「家系を継ぐ者」という立場である。
現時点でミナト担当回を見ていないけれど、
おそらくユキノジョウに放ったセリフが何らかの形でミナトにものしかかるはず。
家系を継ぐという立場だけど、みんな一緒ではない。
ユキノジョウ担当回で放ったカケルの一言が、カケル担当では重たくのしかかる。
あるキャラが放った一言が別の話でどんな形で生かされているか?
わかるからこそ面白いよ。
比較を通して彼らの家庭環境や本質が浮き上がる。
その場では「別に要らないのでは?」思うキャラも、
後で彼に焦点が当たったとき「あの時のセリフがこうつながるとは!」
前後の関係性が見えて楽しさを感じるよ。
プリティーシリーズの恐ろしさ
完全に一致#kinpri #タダなのになぜ見ない pic.twitter.com/pHVKiGFeMW
— むくん (@Baumkun) May 6, 2019
菱田監督の作品はプリティーリズムだけでなく、
プリパラやプリチャンなど「プリティー」シリーズを見ている人なら、
必ず感動できるシーンを入れている。
よく言えばプリティーシリーズを見ている人たちが、
「何を欲しているか」つかんでいる。
悪く言えば、プリティーシリーズを追いかけていないと、
「ちょっとついていけないかも」離れる要因となる。
初見でも「また見たくなる理由」としてプリズムショーがある。
豪華でおかしくて気づけば応援したくなるショー。
演出で人を沼の入口へ誘い込みつつ、
過去の物語を見て「あれがこうつながるのか!」と、
さらなる深い感動を呼び、どんどん沼に落ちていく。
深く狭く拡散してくれる視聴者を作っている。
(私のブログもその一つ)
レインボーライブ19話のあんちゃん「ゾウもキリンもプリズムライブを踊るんだ〜!」
カケル回視聴後の我々「踊るんだ……」
#kinpri pic.twitter.com/ikvbnGetX5
— まなみん*KING OF SSS (@himiko1103) May 6, 2019
菱田監督はガンダム富野監督の下で育った。
人を病みつきにさせる方法やテクニックを彼から学んだのだろう。
菱田さんの弟子?である京極さんもラブライブで沼を創り出した。
(京極さんはプリズムショー演出担当)
調べると京極監督の才能にいち早く気づいた人が菱田さんだそうだ。
人を沼に落とし込むアニメを作りたいなら、
彼らを徹底して研究すればいいと思っている。
病みつきになるプリズムショー
キンプリのカケルのプリズムショー、何度も繰り返し見ているわ。きづいたら 30分もたっていたwwwもう午後11時かよwhttps://t.co/YMPens3ZtD
— せんけん (@megabi0) May 10, 2019
カケルの@プリズムショーを何度も繰り返し聞いている。
よくわからないけれど、中毒性がある。
何度も繰り返し見る場所として、カケルのサイリウムチェンジ意向だ。
特に天然ガスが出ると、「天然ガスが出たあ」叫びたくなるね。
構成がプリパラというのもまたいい。
タイガやユキノジョウはジャンプをしたら終わりだけど、
カケルはプリパラを強く意識しており、ジャンプ後も踊っている。
サイリウムチェンジ以降、何度も聞いているよ。
何だろうね、沼に落とされる感覚は。

物語の楽しさとして勉強したい場合はこちらがおすすめ。
けものフレンズ1期と2期における簡単な比較を述べた記事だ。
たつき監督の場合は最初から沼に落ちるのでなく、
徐々に沼へ落としていく感じだ。
次にプリリズRL一挙放送をやっていたので、
改めてアニメを見て思った感想を一つ。
作品を生み出す人なら絶対に向き合わなければならない部分だ。
今回の事例は未来の自分のために、絶対に抑えておかないといけないな。
