
画像元:IKEBUKURO | はむこ #pixiv
おはよう、しゃしゃ。
先々週、千葉県のBayFm-on8木曜日である歌が流れた。
ヒプノシスマイクタイトルで、聞いていると面白い。
声優12人が3人一組となって、ラップバトルを繰り広げる。
ヒプノシスマイクは流行るなあと思った。
私(男)が流行ると思った直感を書いていく。
ヒプノシスマイクって何?
ヒプノシスマイクについて、私はよくわからない。
だから上記の動画を見てほしい。
上記の動画を見て「どんな物語なんだ?」
疑問を抱いたら公式サイトへ遊びに行ってほしい。
某アニメイトに一度訪れた際、すでに紹介されていた。
wikiを見るとキングレコードが主体となり、
2017年9月にプロジェクトが始まった。
あと1か月でヒプノシスマイクは1周年を迎えるのね。
物語を簡単に見ていくと、架空の日本では女性が覇権を握った。
男は領土拡張を狙って、武力ではなく歌によって戦っていく。
ヒプノシスマイクは人の精神に干渉する特殊なマイク。
ミサイルといった武器で土地を爆撃するのでなく、
マイクを通して相手の心にダメージを与え、屈服させるのね。
流行りそうな理由1;男の闘争本能を盛んにかきたてる
https://twitter.com/hypnosismic/status/1027147119071649793
私から見ればヒプノシスマイクはどちらかというと、
アイドルアニメの雰囲気を出している。
アイドルアニメにとって男たちは基本、仲がいい。
仲が悪いといっても、小競り合いでかたが付く。
ヒプノシスマイクは小競り合いでなく、
領土を奪うための「存続」をかけた生存競争だ。
男同士が戦うスポーツアニメにある、戦いの場に女がいないからこそ、
「激しいぶつかり合い」を楽しめる。
戦いだけでなく、勝っても負けても必ず変化する。
勝てば領土が広がり、精神的にも優位に立つ。負けたらその反対だ。
変化と正面からぶつかり合う戦いは男の本能。
ヒプノシスマイクは二つを掻き立てるから、
歌を聴いているだけでワクワクするよ。
流行りそうな理由2;「8:2」の法則
夫はヒプノシスマイク履修済みなのですが、筋トレダイエットの為の変えリリックのセンスに笑ってしまったので見てほしい pic.twitter.com/Mo4O2SbcZD
— ねむ (@nemurimi) August 7, 2018
私にとってアイドルアニメでの歌は成長や共同体を示す存在だ。
一緒に歌うからこそつながる絆、連帯感、心強さ、
そしてそれぞれの成長にライブの宣伝(価値の提供)――
ヒプノシスマイクは歌の意味が違う。
単なる自己主張でなく、領土拡張を目指すための武器。
彼らは銃でなく歌を武器にして戦争を行っている。
歌に関する定義が変わっている。
男が出演するアイドルアニメに「歌=武器」捉えた作品はあるか?
※ 私は男性アイドルアニメやゲームについて深く知らない。
探せば「こういう作品があるよ!」指摘できるだろう。
私の中では聞いた経験がない。
※ 「私の中では聞いた、見た、味わったことがない」
という印象はかなり大切。未経験者が8割いると、
最低でも8割の中の2割には心に響く。
アイドルアニメが8割において、ヒプノシスマイクは2割の立場だ。
だからこそ、2割の価値を高めたら面白くなり、流行りだす。
一つの定義を変えると、物語をはじめ世界観も大きく変わる。
創作において定義をある程度まで自由に変更できる。
二つの理由からヒプノシスマイクは流行るなあと思った。
作詞家はプロのラッパーが担当しており、
木村昴さん(山田 一郎役)やオリラジ藤森慎吾さんもかかわっている。
オリラジ藤森さんが作詞した曲について、
こちらのサイトで熱く語っており、読みごたえがあるのでぜひ読んでほしい。
脱線:ミジンコに見る「男が生まれる」理由

ここからはヒプノシスマイクに関係ない話題だ。
「男の生存と本能」からつながる話だよ。
私にとって「男=変化や正面からのぶつかり合い」であり、
「女=調和や平穏、正面を避けて陰で攻める」印象がある。
生物を例に例えると、ミジンコやアブラムシといった一部の生き物は、
メスばっかであり、オスはほとんど「え、いる?」程度だ。
メスばかりの環境が平穏な場合、オスが生まれる確率はとても低い。
環境が激変して今のままでは生活できなくなったとき、
オスが生まれてメスと交尾を行う。
交尾の結果、劣悪環境に耐えられる「新しいミジンコ」が生まれる。
今日とある女性との会話。
女性「男は昔から女性に対して俺達がお前達を食わしてやってんだから俺達は偉いってのがもう本能に染み付いてんだよ。」
僕「あぁ。そーかもね。女性が男性を養ってもいい時代なのにね今。」
女性「それは違うくない!?男は女を養うもんでしょ?」
僕「!?!?!??」
— はびえる (@Tanindamon) August 3, 2018
こういう話も聞いた。
女性は安定した仕事が得意だ。
データ整理や入力において、同じ仕事を女性は望む。
一方、男は安定した仕事がどちらかといえば苦手であり、
新しいビジネスモデルや変化に対応した仕事に情熱を燃やす。
すべてに当てはまるのでなく「例外」もある。
変化を好む女性は心や体、顔が少しずつ男らしく育ち、
安定を好む男性は少しずつ女性らしくなるのではないか?
女性政治家の顔を見ていると、
「変化に対応するにはかわいい、華がある」だけではなく、
「男に負けない顔つき」へ変わっていくのを感じるよ。
なお女性経営者に数人の知り合いがいる。
彼女たちは経営者でありなら女性としての武器、
「男同士なら気軽に言えない言葉」を使う。
脱線2:男同士の戦いに女が一人以上混じった結果

画像元:メジャー2ndアニメサイト
男だけの戦いの場に女が一人でも混じると、環境が変わる。
男同士の戦いにおいて、華やかさはほとんどない。
ナイフでチャンバラを行う「激しく険しく熱い」戦いを楽しめる。
女がいると「性的や萌え、華やかさ」が加わり
激しく険しく熱い以外の感想を抱いてしまうよ。
男だけが戦っていると、性的に感じる部分が一切ないので、
余計な描写が入らず、火花を散らす熱い展開だけに集中できる。
そこに女が一人でも入ってくると、
女の体型や言動、感情から「男同士の戦いにはない気持ち」が加わる。
わかりやすい例として、サンデーでやっているメジャー2ndをあげたい。
メジャー1stこと茂野吾郎の中学時代やダイヤのAと比べてほしい。
メジャー1stは小学校時代を除き、男だけの戦いだ。
女性の戦う姿に性的や萌えがなく、熱い戦いだけに集中できる。
一方で2ndこと大吾(吾郎の息子)は男女混合で戦っている。
(高校やプロ時代があるとするなら、男同士だけになるかもしれない)
熱さはもちろん、真っ正面からぶつかり合う激しさを感じない。
男にはわからない女の子同士の気持ちや、
男から見てそそられる体型(満田拓也先生が描く女子、まじええよ)
熱い戦い「以外の部分」にも焦点を向ける。
男同士の戦いは太い道を突き進む印象があり、
男女混合になると、太い道から細い脇道が用意され、
ついついそっちも見てしまい、集中力がそがれる。
どれがいいとか悪いではない。
男同士の戦いでしかできない楽しさ、
男女混合による戦いでしか味わえない楽しさがある。
おまけ3:曽田正人さんのChange!を読んで

画像元:少年マガジンプラス
ラップに関した漫画といえば、私の中では二つある。
一つはTokyo tribeシリーズ。
ラップを主体とした作品でなく、架空の東京を舞台とした、
内戦を描いているんだよね。
世界観で見れば、ヒプノシスマイクに似ている。
もう一つが曽田正人さんのChange!。
女子高生でラップに縁のなかった「真面目な子」があるきっかけで、
ラップの楽しさと辛さ、そして言葉による戦いへと向かっていく。
Change!の主人公は女子であり、男同士の戦いに見られる、
ごつごつした、熱いぶつかり合いを感じない。
異性と正面からぶつかる際、かわいさや華やかさ、
女の子としての魅力を感じるよ。
2018年8月時点で月刊少年マガジンでやっているので、
良かったらぜひ読んでみてね。

画像元:少年マガジンプラス
なお、女同士の激しいぶつかりあいとして、新川直司さんの作品、
「さよなら私のクラマー」がある。
今季夏アニメだと、はるかなレシーブやはねバド!があって、
女同士で熱い戦いをしているのだけど……
なんだろうね、激しく戦っているはずなのに、
「かわいい! えちぃ!」感じてしまうのだよ。
男同士の戦いにはない感情が出てきちゃうんだよね。
