イラン各地で豪雨による洪水の被害が広がっている。死者が43人に上る中、ハッサン・ロウハニ大統領は27日、初めて被災地を視… https://t.co/bm7iKkttZV
— AFPBB News (@afpbbcom) March 28, 2019
おはよう、しゃしゃ。
今日の虎ノ門ニュースを聞いて一つ反省をした。
イランで洪水が起きているのだけど、
私の耳にほとんど入っておらず知らなかった。
イランで洪水被害が起きているのに、
ツイッターはもちろんテレビでも話題になっていない。
なぜイランで洪水被害が起きているのに関心がなかったのか?
自分の関心のなさを考察していきたい。
イランと洪水被害の場所

イランの正式名称は「イラン・イスラム共和国」だ。
イランの左隣はイラク、ペルシャ湾をはさんでサウジアラビア、
イランの右隣りがアフガニスタンにパキスタンだ。
afp通信によると、イラン西部のアフワーズにあるカラン川で、
道路が冠水して洪水被害を受けている。
日本の外務省はすでに4月11日付でイラン水害に対し、
JICA(国際協力機構)を通して支援物資を送っている。
外務省:イランイスラム情報
なぜイランこと砂漠地域で洪水被害が?

私は砂漠地域で洪水被害が出る事実に疑問を抱いた。
砂漠地帯は基本、あまり雨が降らない。
降らないはずなのにどうしてたくさん降っているのだと。
そこでイランの気候を調べてみた。乾季と雨季のごとく分かれているね。
夏はあまり雨が降らず、冬から春まで雨が降りやすい。
現在は5月であり、雨季から乾季に変わろうとしている。
イランは大陸性気候(代表:日本)であり、大部分が標高500メートル以上に町がある。
東部は乾燥地帯であり、年間降水量が少ない一方、
南部アフワーズは標高200程度であり低く、年間降水量も東部よりある。
最高気温が50度を超える、イランで最も暑い場所だそうだ。
一番は西部で年間降水量が1700と南部の5倍ほどある。
もちろん標高が南部アフワーズより高い。
雪解け(冬は氷点下)や雨水が標高の低い南部にたまり、
加えて3月後半から大雨の日が続いた。
イランアフワーズを旅行した人たちのブログを見ると、
日本の土と比べてが乾いて粘りがなさそうに見える。
ほかのブログによると、アフワーズ周辺で油田開発が進み、
大気汚染がひどく「世界で一番汚染された町」といわれている。
参照+画像:気候-テヘラン(イランの首都)
参照:イランアフワーズ旅行
参照:熱風のアフヴァーズと
日本で起きた洪水と原因
2018年に大雨特別警報が出るほどの豪雨災害が生じた。
梅雨前線の停滞と台風7号の発生により、
たくさんの水蒸気が梅雨前線めがけて進んだ。
3月以降のイランがなぜ大雨をもたらし洪水被害を招いたのか。
ペルシャ湾で水蒸気がたくさん蒸発し、
イラク方面や山岳地帯からもたらされるから冷たい風により、
西部から南部あたりで寒暖がぶつかり、前線を刺激したと思っている。
イランに住んでいないので推測でしかない。
天気を分析したからといって洪水被害を抑えられるか?
現時点では避難しかできないよね……
参照:気象庁平成30年豪雨
イランの洪水情報がなぜ日本で大きく取り上げられない?
https://twitter.com/ParstodayJ/status/1125305154901819392
イランの状況が分かったうえで本題に入る。
なぜイランの洪水情報が日本メディアで大きく報じないのか。
自分もなぜイランについて大した関心を抱かなかったのか。
初めにイランの基本情報を知らないので、
「アメリカとコトを起こしている国」と捉えている。
またイラン革命という言葉が独り歩きして、
イスラム教を厳しく守っている国という印象しかない。
だからアメリカ側からイランへの情報規制でも入っている?
考えをほんの少しだけ抱いたよ。
多くの日本国民がイランの現状に同情し、
アメリカの戦略通りに動かなければ困るから。
アメリカはイランへの原油を全面禁輸した。
一方でチャイナがイランと親しくなっている。
https://twitter.com/nekomiya2/status/1126649616647110667
虎ノ門ニュースによると、大高さんは述べた。
「イラン政府は洪水に関する情報流出を伏せている」
後に現地にいる誰かがYOUTUBEで洪水の状況を流した。
しかも役者を数人用意して、
「イラン政府様はこんな形で助けてくださった」
現場を無視してイランのすばらしさ(見た目)を述べているという。
イラン国民として「自国の経済をきちんとやれ」怒っているそうだ。
見た目の素晴らしさに命を懸け、本質をおざなりにしている。
本質をきっちり行えば見た目がたとえダサくても、
大声で主張しなくても支持してくれる人は多い。
国民の6割は静かに本質を評価しているわけだ。
残り2割が分かれて激しく主張している。
日本メディアに情報が流れないというのも一つの要因だけど、
大きな要因は「多くの日本国民がイランに関心を抱いていない」
イランよりは韓国や北朝鮮、チャイナやアメリカにロシアといった、
隣国や大国の行方が遠く離れた中東よりも気になる。
実際、中東とほぼ同じく離れている南アメリカやアフリカにおいて、
どのくらいの人が隣国と同じくらい関心を抱いているか?
言われると少ないのではないか。
自分も遠い国に大した関心を抱いていないと気づかされた。
参照:イラン革命(政権奪取)
イランに寄付したい!
、赤十字国際委員会のピーター・マウラー総裁は、スイス・ジュネーブでの国際赤十字赤新月社連盟の理事会の会合の傍ら、イラン赤新月社のペイヴァンディ会長と会談し、「赤十字国際委員会は、イランの洪水の被災者に対し40万ドルを支援する意向だ」と語っています。https://t.co/P659caqaL7 pic.twitter.com/FLqHFbLzJr
— ParsToday日本語 (@ParstodayJ) May 2, 2019
日本赤十字のホームページを開いたのだが、イランに関する情報がなかった。
なぜイランに関して赤十字も動く気配がないのだろう。
JICAですでに日本は支援しており、必要ないと判断したのだろうか。
なお、赤十字のドメインがwww.jrc.or.jpであり、
日本共産党のドメインがwww.jcp.or.jpと非常にややこしいと気が付いた。
なぜに似たドメインになったのだろう。
サイト:赤十字
遠くにある情報を気にするかどうか?
【韓国メディア】「手当たり次第反日」という文在寅政権の愚民化政策~ネットの反応「珍しくまっとうな分析だな」「この頃なぜ擦りよって来てるの??」「この日本語版の記事は韓国で掲載されているの? 用日するための露払いとしか思えないんだけど」 https://t.co/04Z66lqLfL
— アノニマス ポスト (@anonymous201504) May 10, 2019
イランは日本に直接害を与えない国だ。
遠距離ミサイルを通して日本領海に落としてきたというなら、
一気にイランへの関心を抱くだろう。
また交渉過程で韓国のように過去の出来事を掘り返すばかりか、
日本にいる連中と手を組んで変な形で歴史改編を行い、
いちゃもんをつけたら関心が集まるだろう。
日本へ直接喧嘩を吹っかけてこないからこそ、
イランという国について関心や調べる機会もなく、
目先の情報だけで「イランとはこんな国」と決め込んでしまう。
イランをはじめとした、
多くの日本人に関心がない場所を調べた結果、どんな利点を得るのだろう?
目先で考えると、何も利点がないと気づく。
仕事や投資に創造など自分に興味があるものと組み合わせると、
必ず何かしらの利点に気づくのだ。
例えば創造とイランを組み合わせる。
イランの歴史や地理、公民や科学(物理や化学地学生物など)、
そしてイランの言語や古典を調べると……
イランという国がいかにして成り立ったのか。
じゃあ異世界ものを描くときにイランの成り立ちを調べると、
自分のテーマと絡め合わせて面白い物語が生まれる。
イランという厳格なイスラム教の国において、
「イスラムからの自由→束縛からの解脱」と、
人生におけるテーマを設けると、何かしらの物語が生まれる。
投資だったら石油や鉱物を調べた結果、
投資に値するのかしないのかなど儲けの情報を得る。
現時点の私にはイランという国の特徴を知ったところで、
自分の作品やビジネスにほとんど接点がない。
接点がないから調べなくていいという考えに反省したよ。
しゃしゃはどうだろう?
強烈な個性を持つなら人が調べないところに手を入れつつ、
自分の仕事や芸術と組み合わせるといい。
日記:意識すれば何かが変わる

インスタグラムでイラストを上げています。
洪水だからこういう絵……ではなく、
ゴールデンウイークが終わって梅雨の始まりを知らせた絵だ。
描いたときは「梅雨にうんざりしている人たち」に対し、
癒しとなる絵を描いたのだけど……
描いて数日たってから絵を見ると、違う印象を抱くね。

西日本豪雨災害が出たので、当時の記事を振り返ったよ。
過去にこういった記事を書いていたのね、自分。
