日本人のフォロワーが多いなので、
よろしければリツイートお願いします、
少しでもぜひ読んでください。#香港 #デモ #逃亡犯条例 pic.twitter.com/IlqPik5k4V— アンソン (@leeanson0904) June 11, 2019
おはよう、しゃしゃ。
数日前から香港で大規模すぎるデモが起きた。
きっかけはチャイナで新しい法律「逃亡犯条例」だ。
日本でなく香港で起きているデモであり、
思うかもしれない。全く違う。
むしろ日本にかかわってくる事件だからこそ解説したい。
逃亡犯条例とは何か?
「逃亡犯条例の改正案は日本と無関係ではありません。香港には在留日本人、企業、観光客、ビジネスマンなどたくさんいます。改正案が可決されたら、香港に住んでいる、また、香港に来る日本人の人権も影響を受けます。」
https://t.co/RdvSVjpb83— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) June 12, 2019
初めに香港デモのきっかけとなった逃亡犯条例から入る。
逃亡犯条例の改正において、わかりやすく解説したサイトがあった。
香港以外の国で犯罪を犯した容疑者が香港に逃げた際、
引き渡し協定を結んだ国や地域があれば、そちらに容疑者を引き渡せる条例だ。
今回は引き渡す国をもっと増やし、
香港に住んでいる人が外国で共産党の悪口を言った場合、
香港でなくチャイナの四方で裁かれる確率が高まる。
中国が怖い日本のメディアは期待できないが、国際社会には香港支援をお願いしたい。99年間香港を租借した英、そして米、更には国連事務総長の香港人権問題への懸念表明がまず必要。「世界が注視している」ことが何より香港の人々への力になる。香港の次は台湾、そして沖縄だ。異形の大国にストップを。
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 13, 2019
また香港にいる外国人(日本人を含む)も適用の範囲だ。
例えば私が香港で政権批判を繰り返したら、
向こうで逮捕されて香港でなくチャイナ(北京)に引き渡される。
すると香港で自由な言論活動を封じられ、
たとえ時刻が悪いほうに向かっても、何も言えなくなる。
日本のように国会議事堂前で自由なデモ活動もできなくなる。
自由を束縛される事態につながる。
北京など香港にいる人以外はデモの事実を知らない
香港在住で中国に勤務する友人曰く、香港ー中国との国境から20kmしか離れていない地域なのに、ほとんどの同僚が今回の香港デモを知らないとのこと。"I have to be very quiet"が報道規制の威力を物語ってるな。
スクショは許可もらってます。 pic.twitter.com/RgksPru6nv— Toshi@日本酒 (@SakeTrader) June 13, 2019
ツイッターでは人様のTLから香港デモに関する情報が入る。
香港デモを知っているのは現地にいる人々のみであり、ほかは知らない。
報道もしていないしNHKニュースでも流そうとしたら、
真っ黒規制が入り情報が入らない。
もちろんネットの監視も行っている。
ツイッター経由でどんどん情報が入ってくるけれど、
そっち対策もチャイナはとるだろう。
チャイナ全体で香港でデモを行っている事実を知らない。
知らなくても察知はしているだろうけれど、詳しく何が起きているかわからない。
情報遮断を行って文句を言ったら、自分が逮捕される。
香港加油(香港、頑張れ)が禁止
ちなみに、今は中国のSNS(weiboなど)では、
「香港頑張って!(#香港加油) 」と書いたら、
「発表の内容が国の法を犯したため,あなたのアカウントは30日間発言禁止します」って凍結される。信じられない人もいるかもしれないけど、それは事実だよ。
— Gao Yan (@_gao_yan) June 13, 2019
向こうのSNSで「香港加油」と書いたらアカウント停止になる。
向こうは人海戦術で言葉を調べ、情報統制できる。
チャイナがどれだけ言葉に敏感な国か。わかるね。
日本にどうかかわってくるの?
香港の人権問題は根深い。当初英国は租借終了の対象「新界」だけを返還しようとしたが、中国が香港島と九龍半島返還も譲らず、最後は「武力行使も辞さず」とした。中国は代わりに「高度な自治」を認めた「一国二制度」を英国に約束した経緯がある。 だが予想通り、全てが踏みにじられてきたのである。
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 13, 2019
まず香港に行く外国人(日本人を含む)は一切批判できない。
香港でチャイナの批判をしたら国家政権転覆罪で逮捕される。
逃亡犯条例改正案が可決された場合、香港で裁かれるのでなく北京で裁かれる。
裁かれるといっても日本のようなやり方でなく、
精神および肉体にどんな被害を受けるかわからないうえ、
人権委員会などに訴えても無意味な被害を受ける。
「何もしていない(冤罪を含む)」状態でも、
共産党が「こいつを引き渡せ」といったら、反論の余地なく向こうへ引き渡される。
私の場合は日本でこの記事を書いている。
もし日本もチャイナの法律適用内だったら、法案に引っ掛かり裁かれる。
政権転覆を全く考えていなくても、
記事の書き方で「他人に煽っている」とみられ、北京のお世話になる。
「それはあなたの思い込みだよ」と、冗談で言えない改正をやらかそうとしているのだ。
人質=交渉材料の道具
2010年の尖閣での漁船衝突事件の時にhttps://t.co/K5YOhFHPEd
フジタの社員が逮捕されましたけど、もし「引き渡し」が可決されたら、香港にいる日本人も今後、日中関係悪化の際に何か罪状をつくって、中国へ「合法的」に連行して「人質」にすることが可能なのですよ。— 黒色中国(感恩推特開始十周年) (@bci_) June 11, 2019
冤罪というところが大きなポイントでもあり、
たとえ何をしていなくても、目をつけられたらおしまいだ。
何よりチャイナにとって「たくさんの日本人がいる」事実は、
「たくさんの人質=交渉に有利な道具」を手に入れたに等しい。
香港に行く人すべてを人質に取るわけではないが、
日本やアメリカなどチャイナにとって不利な行動をやらかした場合、
いつでも旅行者→人質とチャイナ国内で役割が変わる。
私たちが知らない間に変えられる。
2010年の尖閣漁船衝突事件で日本がチャイナの船長を逮捕した際、
チャイナ側はすぐさま国内にいた日本企業の役員を逮捕し、
交渉の道具として使ったのを覚えている。
共産党にとってより有利だけど、旅行者にとって不利な状況となりえる。
同人誌の販売からも厳しい問題が
香港の逃亡犯条例、香港の同人誌即売会に参加する日本の海外同人サークルにとってもかなり重要な問題。香港で頒布する同人誌、今でも香港の同人誌即売会ではゼロ年代と比べて表現内容によるものや外国人が頒布する行為(特にお金をやり取りする行為)については厳しい規定が課されているわけで。 #香港
— くろかい㌠:C96@2日目/南ア04a&6/16砲雷撃戦台北@G11&6/23蒲田ぱんあ@C14 (@kurokaichi) June 12, 2019
同人誌という側面からも今回の逃亡犯条例がどれだけ危険かを、
指摘したツイートを見つけたよ。
チャイナではBL作家が逮捕され、懲役10年も言い渡された。
日本ではまず逮捕されない事例でやられた。
今回逃亡犯条例が可決されると、
香港での同人即売会において共産党側が「こいつ逮捕」
決めてしまうと、国籍に関係なく香港でなく北京で裁かれる。
日本も規制が一部あるとはいえ、まだ自由なんだね。
チャイナと違法薬の逮捕に関して
香港の昨日の負傷者は72人、若者2人が死亡。警察側にも負傷者が複数出ている模様。
中国閣僚は犯人の中国移送法案を撤回する決定との情報もあるが、解放軍が機動隊として入境し駐在する限り、ここで手を緩めたら香港市民の負け。押して駄目ならじわじわ行くのが中国。勝負はこれからです。— 坂東 忠信 (@Japangard) June 13, 2019
今日の虎ノ門ニュースで有本さんと竹田恒泰さんが解説をしていた。
チャイナに行く際はなるべくリュックやバッグを持っていかない。
持っていくとしても数分おきにポケットをすべて検査せねばならぬと。
知らない間に薬の運び屋になって逮捕されるからだ。
冤罪から有罪になる「善意の運び屋」である。
日本でも公安が強引に相手を逮捕させるため、
わざと相手の前で転んだり傷ついたりして逮捕する方法があると、
ニュース女子か何かで元公安が述べていた。
海外では知らないうちに違法薬の運び屋となり、
逮捕されて場合によっては死刑となる事例がある。
チャイナは違法薬を持っているだけで死刑となりやすい。
香港デモで報道されてない事
・女性参加者の服を脱がす
・無抵抗の人に催涙スプレー
・1人に10人の警官が殴り続ける
・救急車停めて中の怪我人を拘束一方、日本では
マスコミ、野党、左側の人々
「・・・・・」保守の人々
「香港加油!」↓どうか拡散をお願いしますhttps://t.co/F8F3kpO59K
— ShounanTK (@shounantk) June 12, 2019
なぜ密輸に全く関係ない人をターゲットにするか?
運び屋連中からすると逮捕されにくくするための策であり、
秘密裏に取引を行いやすくなるためでもある。
かつてアヘンで辛酸をなめた歴史があるからこそ、
麻薬など違法薬に厳しすぎる面を持つのは理解できる。
死刑もわかるが、チャイナの場合は一味違う。
単なる運び屋(全く知らない人を含む)の死刑には、
日本を含む外国に対する政治メッセージも含んでいる。
例えばカナダ人の運び屋が死刑宣告されたとき、
ちょうどファーウェイ規制をカナダで行った。
カナダは揺れたんだよね。
単なる運び屋の死刑だけで見てはならない。
参照:「公安警察の手口」
香港に行かなければ何も問題ないのでは?
疑問を抱いたとしよう。
確かに現時点で行かなければ問題はないように見える。
「国の存続と法を通すためなら、平気でこういうことをやるからね」
チャイナが世界に向けたメッセージでもある。
もしチャイナが沖縄や北海道をはじめ、
他国でも一部を奪ったら香港と同じ行動をとると予想できる。
チャイナの傘下に下る事実が好ましいか嫌か?
葛城奈海氏「ウイグルでは来年には家庭の中もウイグル語が禁止…漢民族を同居させ家の中まで監視カメラ…国を失うということはこういうこと」 https://t.co/opwXFCi8dx @sharenewsjapanさんから
— ニライカナイφ★ (@niraikanai07) June 7, 2019
またウイグルで起きている弾圧及び情報封鎖などを日本でも味わいたい?
ウイグルでは各家庭にチャイナの人を入れて、
言論及び行動の監視を行っていると、予備自衛官の葛城奈海氏が述べている。
>人民解放軍が警察官の制服着て、警察官になりすまして、若者たちを取り調べしている
これって向こうの警察にとっても怖いよなあ。
警察内で少しでも共産党の意向に逆らい、デモする人々に同情の気持ちを持ったら、取り調べられるって事実を示しているもんな。 https://t.co/91oSkK4S7c— せんけん (@megabi0) June 13, 2019
正直、取り締まる側の警察ですら怖いよ。
警察だって今の日本はいいなと思う人や「嫌だな」考える人もいる。
嫌だなと思って態度に現れ、
「こいつは国家を転覆させようと企んでいるに違いない」
判断されたら警察だろうと逮捕されるからね。
本人は転覆を望んでいなくても、
相手の嫉妬や利害によってわなを仕掛けられ、逮捕される恐れもある。
圧力をかけている側だって実は怖い案件だと考えているよ。
蓮舫議員やアグネスチャンさんなどがつぶやいていない
金融庁設置法第七条
金融審議会は、次に掲げる事務をつかさどる。
一 内閣総理大臣、長官又は財務大臣の諮問に応じて国内金融に関する制度等の改善に関する事項その他の国内金融等に関する重要事項を調査審議すること。自身が法律に基づき諮問した報告書を「受け取らない」と麻生大臣。 pic.twitter.com/ytyj84HDeR
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) June 12, 2019
今回の香港デモにおいて人権にも深くかかわる内容であり、
もう一つの故郷でもある蓮舫議員やアグネスちゃんさんなど、
香港(+チャイナ)にかかわりのある人が一切つぶやいていない。
(後に意見を出すかもしれない)
香港のイギリス国籍を持つアグネスチャンさんはつぶやいてもいいのだけどね。
お子さんがチャイナにいてつぶやいたら、子供たちに迷惑をかけてしまう。
だからつぶやきたくてもできないなら、まだわかるのだけど……。
普段から人権にうるさいといわれる人も、
香港デモに関する出来事をほとんどつぶやいておらず、
どれだけこの件でつぶやくのが危険か?
香港大規模デモの価値が分かる。
日本でデモしても催涙弾もゴム弾も銃弾もとんでこないし「恐怖を感じる必要ない」もの。
権利を蹂躙されてるというのは具体的どう国家に権利を蹂躙されたのか?民主主義国家は投票で政権を合法的に選択できるんでデモが過激化する必要ないし暴力におびえなくてもいいわけで。同列に語るなと。 https://t.co/R97lRcVG5Q
— もへもへ (@gerogeroR) June 12, 2019
もちろん全員がだんまりでなく一部はつぶやいていたが、
日本の国会議事堂前デモと関連してつぶやいていたよ。
新聞記者だってだんまりをこいている人もいれば、
「誰も喜ばない法律改正などするな」と怒る記者もいるからね。
一方の安倍総理はもう一つの戦いに挑んでいた
こういうのは日本で放送されないよね・・・
騎馬で車を先導する・・ しかも、国旗を持ってっていうのは、非常に斬新。
イランも最高度に日本の首相を歓迎してくれてる
アメリカとイランの中間に立って、どちらからも歓迎されるってのは、日本くらいしかないんじゃないだろうか・・。 pic.twitter.com/PC1NLDWO1p— הילל בן שחר (@Vritrahan) June 12, 2019
香港デモが起きている一方、安倍総理はイランにいる。
イランで米国とイランの仲介を担う会議を開いている。
安倍総理が員らとの交渉でしくじった場合、
イランと米国の戦争につながるばかりか、
日本に入ってくる原油にも大きな影響を与える。
イランの原油を頼りにしている日本企業はある。
原油は燃料であり化学薬品や工業物そして自動車など、
燃料を必要とするすべての業務に欠かせない。
日本の未来もかかった交渉を行っているよ。
なおイランと日本の進展については外務省で詳しく書いているから、
ぜひ日本の動向を追いかけてほしい。
参照:イラン(外務省)
日記:物語を考えて塗る大切さ

インスタグラムでイラストを上げています。
イラストを描く前に一度、バックストーリーを考えてから描いた。
するとインスタで新規の人からたくさんいいねをいただいた。
自分のアカウントは新期よりも既存の知り合いからもらう機会が多い。
バックストーリーを考えると新規に受け入れられやすくなる。
一つ学びになったよ。

香港でのデモにおいて私が重視した部分がこの事件だ。
チャイナでは金融関係の便りとなるニュースサイトの閉鎖。
金融や投資に関する情報が入らないとはどんな現実を示しているのか。
さらにG20は6月28日と29日に開かれる。
そこでどんな話が起きるのか楽しみだ。
