おはよう、しゃしゃ。
けもフレ2が終わって1か月ほどが経った。
けもフレ1期と2期の比較からの考察動画が大変勉強になるよ。
ところで先日からアニメキンプリこと、
「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」が始まった。
アニメキンプリに合わせて元となった作品、
プリティーリズム・レインボーライブ一挙放送をしていた。
一挙放送を見るからこそ新しい発見もあるし、
改めて24話で胸が締め付けられてハラハラさせられる……
さて、けもフレの「愛」に関する考察動画を見た。
愛を通してクリエイターやビジネスマンとして、
「愛の本質」についてともに見ていきたいと考えた。
人はどんな愛を求めているのか?
わかれば作品作りのヒントにつながるだろう。
けもフレ1期と2期の「愛の違い」
愛について考えさせられる動画。https://t.co/BesCYOJMpA
— せんけん (@megabi0) April 22, 2019
上記動画を見てほしい。愛の比較について述べている。
- ケムリクサでは男女愛と恋と敬意
- けもフレ1期は友情や相棒に加え監督たちの愛情
けもフレ1期の凄さについて解説した上記以外の動画を見ると、
登場動物の利点や特徴、性格など情報をきちんとつかんだうえで、
物語の中でどうやって活用できるのか?
ただ特徴を出すのでなく、
「この特徴がある」から「どんな意味や物語」が生まれるのか?
細谷ふぁねる問題がけもフレ界だけだと思ったら大間違いで、細谷伸之が関わっているアイカツやポケモンにだって同じことが起きる、或いは起きていた可能性があるんだ。
「けもフレ界面白いことになってんな(笑)」
で済ませてはいけない問題。— kushikatu_gj (@kushikatu_gj) April 12, 2019
セールスでいうと、すべての商品には意味がある。
意味とは物語であり「これがあるから、こんなドラマが生まれる」と、
素晴らしい物語を生み出すチャンスとなる。
2期はなぜ炎上し不快感しか抱かなかったのか。
どうして私たちは2期を見て「愛」を感じなかったのか?
2期スタッフが1期監督のたつきさんに向けて、
憎しみと市場と功績すべてを奪い屈辱を与えたかったという考察があった。
ツイッターで2期スタッフのたつき監督に対する激しい罵倒を見ると納得できる。
けものフレンズ2見てないけど面白い pic.twitter.com/IAR7IzbzlU
— 暴言の表現者 (@kusoraitoshine) April 13, 2019
もう一つは動画で指摘している関係性だ。
けもフレ1期は横の関係で、2期は縦の関係だ。
縦の関係とは主人公なしではいられない状況にし、
主人公キュルルから寵愛を受けるか否か。
愛するかどうかはすべてキュルルが決めて、
けもフレ(脇役)に権限と決定を与えられていない。
だから横(脇役同士)の関係がギスギスしていた。
縦(主人公と脇役の愛)が重要であって、脇同士の愛ではないから。
1期では主人公(かばんちゃん)とけもフレの愛もだけど、
脇役同士の愛と友情を描き、主人公が脇に徹する展開があった。
細谷Pアタックフォルムほんと面白い
けものフレンズ2は場外乱闘で人の業をよく描いているな…… pic.twitter.com/hNnbuJC0ir— 負けたことなしさめさん (@expptrnm) April 7, 2019
主人公にはっきり焦点を定めたい展開が、
2期スタッフには嫌だったのではないかと、動画主は考えている。
主人公がいても「あまりいなくても」、
脇役が一人の主人公として物語を成立させる。
脇役同士の関係性と信頼が成り立っているから。
関係性および信頼が少し崩れそうなところを補強するのが、
主人公の見せ場であり役目でもある。
だから目立たなくてもきちんと仕事をすれば、
視聴者は主人公の凄さを評価してくれる。
2期は主人公が直接大活躍しないと評価されないのではないか?
想いがスタッフにあったと考察動画を通し、私は見ている。
プリリズRL+キンプリがなぜ愛されるのか?
#prettyrhythm #kinpri
べるさま公開処刑とヒロ様の爆笑プリズムショーのニコ生コメントを見たくて、久しぶりに日曜日、家にいてみていた。ニコ生アンケートで99.2を見たのは初めてだ。99.0だったらウルトラマンオーブで初めて見たけれど。 pic.twitter.com/ivYK79NMNy— せんけん (@megabi0) April 21, 2019
プリリズ一挙放送をやっており、改めて見ていた。
プリリズシリーズの出会いはもともと、
オーロラドリーム特番(声優と監督出演)を見たのがきっかけ。
特番から興味を抱き、1話から13話まで一挙放送を見たとき、
朝の4時ごろに終わった番組なのに、寝るのが惜しいほど真剣に見ていた。
「子供向けアニメなのに、なぜ心に突き刺さるのだ!」
オーロラドリームは最初「手抜き描写」が多かった。
(後に手抜きも「すべて伏線かつ意味がある」と分かり、愕然)
脚本はしっかりしている。準主人公りずむが魅せる闇落ち伏線と、
Junさんの迷言という笑いとシリアスのギャップが大きく、最終回まで生で見ていた。
オーロラドリームで一番有名だった話が46話。
今まで準主人公が抱えていた闇落ち伏線を一気に回収した挙句、
正面から闇落ちした彼女の心を主人公らが救った。
菱田監督らの「作品に対する姿勢」を実感したし、
彼らが言う「愛の定義」もなんとなくつかめた。
次作DMFは登場人物が増えすぎたので、
心に突き刺さるエピソードはあまりなかったのだけど……
(韓国は抜きにしてね)
ハピなる #kinpri #prettyrhythm pic.twitter.com/QAYUvLWa6Z
— MMM37 (@MMM37) April 15, 2019
レインボーライブでは主人公のなるを筆頭に、
準主人公(りんねを含むほかの少女)とわき役(男性陣)が、
それぞれ与えられた人生の問題から真正面に取り組み克服した。
菱田監督らが作るプリリズシリーズは愛をテーマにしている。
愛は男女間の恋愛、家族間や友達、仲間同士の絆だ。
愛を強くするために作中内で生じた問題に対し、
時には逃げるけれど最後は正面から向き合い、覚悟を持って乗り越える。
レインボーライブの展開を見ると、
準主人公らが抱える問題に対して主人公が支える形で助けている。
自分が共感性羞恥を持ってるかどうかっていうの、プリティーリズム・レインボーライブでべる様のプリズムダイブ回(24話)を見てどう感じるかっていうのがいい診断チェッカーになってると思う。
— 加藤優美清春香菜 (@katoyuu) August 24, 2016
一番有名なところだとべるさまがプリズムダイブを行い、
ライブができなくて挫折を味わったとき、
なるがべるに対して正直に思ったことを述べた。
べるさまは親の一存で無理やりプリズムショーと決別させられ。
私たちでいうところの、自分の正直な気持ちから逃げようとした。
仲間(わかなとおとは、ヒロ)の説得によって、べるはついに問題の本質と向き合った。
「自分の素直な気持ちを優先する」心の問題だ。
24話までは「親>自分」だったが、
25話では仲間の正直な気持ちに心を打たれ「親<自分」という心の課題を乗り越えた。
キャラが辛い目にあったり恥をかいたりするシーンに耐えられなくて目をそらしがちなんだけど、プリズムダイブはべる様がプライドとかしがらみを全部失って一人の「プリズムショーが大好きなべるちゃん」になる必要があるんだ!目を背けちゃだめだ!と思って必死で泣きながら画面見てた当時の思い出
— なこそ (@prrzim) February 18, 2017
「誰か」や「自分の上部な気持ち」と「自分の本心」における戦い。
プリリズはうわべや他人よりも「本心」との闘いであり、
私たちは「本心」に沿って何かを断ち切る覚悟を示す人物らに、
感動を覚えて、スタッフの本気度と愛を感じるよ。
プリリズからキンプリになっても、
- 自分の素直な気持ちを優先するか
- 周りや自分の焦りを優先するか
彼らはそれぞれ形は違えど最後は自分の素直な気持ちを優先させる。
準主人公たちの素直な気持ちを引き出すために、
主人公や脇役が手を差し伸べる形で助言や事件を起こすわけだ。
けもフレとは違いがあるかもしれないけれど、
「自分自身の問題」から逃げずに向き合ったからこそ、
ニコ生アンケートでも評価が高かったとみているよ。
女が中心のアニメに男を出すと不快な理由と対策
1話「男出るのかよ。話し方とかナヨナヨしてるし…」
↓
2~5話「完全に姉妹たちのお荷物やんけ」
↓
6話「あれ、わかばこれ救世主じゃね…」
↓
7~10話「わかばを信じろ」
↓
11話「わかばぁ!!(悲鳴)」
↓
12話「わかば、すきだ」#ケムリクサ #ケムリクサ考察班— 氷帝 (@X2metpndwkw0zKs) April 14, 2019
上記けもフレの愛に関する動画にあった。
けもフレ1期で仮にかばんちゃんが男の子だったら、
百合好きな人に取って不快感を抱く人もいるだろう。
ケムリクサでもわかばが出たとき「こいついらねえ」最初は思ったよ。
男が出ないけもフレ1期を知っているばかりにね。
プリリズも女の子の割合が多いし、キンプリは男の子の割合が多い。
割合が多いところに異性が出てくると、
「登場しなくていいのに」と思ったところはあるのではないか?
異性は同性が生み出す緩い環境を壊す存在であり、
「異分子」としてはじかれても仕方ない。
どうすれば異分子を受け入れられるのか?
レインボーライブを見て思ったよ。
やめろよ!プリズムダイブ動画配信とかいくら再び立ち上がっても永遠に傷が残る奴だぞ! pic.twitter.com/pT8XMxD0De
— ぶらり路上プロレSWA (@futaitenbunko) January 24, 2018
異分子にもきちんと物語があり、省略せずに示す。
笑いもあるけれど涙もあり、タレントでなく人間を描いている。
タレントとは個人にまつわる深い問題を示さず、
上っ面な部分だけを見てる行為だ。
例えばプリリズで女性陣より大人気な速水ヒロは、
最初「笑いを誘うクズ野郎」だった。
物語を進めるうちにヒロがなぜくずになったのか?
家庭環境のひどさをきちんと出したうえで、
最後はヒロも挫折を通して正直に生きた。
正直に生きるため、偽りをもたらす存在や出来事及び今までの自分と戦い、
偽りがもたらした幸せを自分から壊す覚悟をとり、恐れに負けずに乗り越えた。
コウジもヒロとは違う路線で覚悟を持って生きたからこそ、
物語に必要で愛すべきキャラとなった。
カヅキは終始、準主人公(あんわか)に助言を行い、
「かっこいい先輩」キャラを確立した。
カヅキ先輩が女として登場していたら、物語は成り立っていただろうか?
三角関係も一つのテーマとなっているから……
ヒロは女だと絶対にダメなキャラだ。
男だからこそ女とは違う「大きな戦い」ができた。
何より女の部分はべるさんを見ていればいいし。
ヒロさんが女キャラとして出ていたら、べるさんが男キャラとして出ていただろう。
プリリズを見て思う。
そのキャラを男(or女)に設定した場合、女でも成り立つのか?
なぜ男でなければならないのか? 納得できる情報はあるか?
問いかけをしたほうがいいのではないかと、記事を書いて思ったよ。
菱田監督が炎上?
菱田監督はツイッターをやっているけれど、
最近「非公開」になってびっくりした。
かなり作品で深い情報を書いているので読んでいたのだが……
原因を調べたところ、ファンのクレームに殴りこんで炎上したのね。
クレームの内容もいととコウジがつきあうのを許さん!
怒った人たちに対する怒りの言葉だ。
菱田監督が出演していた動画を見ると、
彼は正直かつ正面突破を好む傾向がある。
私も彼のまっすぐすぎる人柄にほれ込んだ一人だ。
なお炎上についての簡潔な経緯がこちらにあった。
こちらのブログはキンプリ感想がすごくためになるのでお勧め。
参照:まじなめんなよ騒動
愛とは何か?
今でも鮮明に覚えてる「べる様のプリズムダイブ」、あの前後の放送回はフレッシュプリキュアのイースが死んでパッションが誕生するのに匹敵するくらいに素晴らしい内容だった、どちらも女児アニメで放送して終わるレベルじゃない!! pic.twitter.com/jK6xvBnO4D
— キュアまこぴー (@Cure_makopi) February 28, 2016
けもフレ1期2期、プリリズRL+キンプリを通して、
作品を書く場合、絶対に定めるテーマが一つだ。
あなたにとって、愛とは何か?
作品はもちろん、仕事を通して「愛とは何か?」を、
大まかでいいから自分で定義できているだろうか?
私たちが相手や作品を見るとき、
物語を通して「その人が考える愛の本質」を見ている。
例えば薄い本だと徹底的に少女がおっさんらの慰み者になり、
最後はごみ箱に捨てられるがごとく終わる話がある。
いくら作者が「●●ちゃんを愛しているのですよ」とほざいても、
慰み者になって捨てられる結末を読むと、
「この人にとっての愛とは、この子をゴミのごとく扱うこと」
私は思ってしまうよ。
その人にとってはごみ扱いが愛の本質だ。
そっち方面にいくら需要があろうとも、キャラをないがしろにはしたくない……。
(自分も甘い考えだ、冷徹かつ鬼になれない…)
姉妹の旅の道中「邪魔」だった壁が「ワカバの優しさ」でできていたもの
姉妹の最大の敵「赤い木」が「りりの優しさ」からうまれたもの・・・
たつき監督、あんたなんてものを。。。なんてものを創ってくれたんや・・・
— 氷帝 (@X2metpndwkw0zKs) April 14, 2019
けもフレ2期ではキュルルばかり焦点がいき、
ほかのわき役は一部がどうなっても問題ない姿勢を通して、
「2期スタッフにとっての愛とは、自分さえよければ周りがどうなってもいい」
スタッフらは「そんなの全く考えていないから!」否定しても、
視聴者として「その人が定義する愛の本質」を見るよ。
プリリズは菱田監督らをはじめ、
「愛とはたとえ絶望や挫折および辛い出来事があっても、
少し逃げても最後は必ず向き合い克服した先にある絆」
私は作品を通して彼らなりの愛を感じる。
たつき監督も同じかな。
「最初は助けてもらい、途中から助け合う絆。
相手を守るためなら自分の犠牲をいとわない精神」
「愛」という視点でアニメや小説をはじめ、
ビジネスや株式市場ほかを見渡したとき、しゃしゃにとって「どの愛が一番最高」か?
愛という視点で捉え直してみてはいかがだろう。
どの作品にも愛がないのでなく違う愛があるだけ
一番気に入っている考察。
今思い返してみると、この作品のテーマはやっぱり「愛」だった。りりの「真心の愛」から始まった物語は、りんの「真心の愛」へとつながった。#ケムリクサ考察班 https://t.co/n4Zz2332NG— The Despair (@_desirepath) April 19, 2019
けもフレ2も愛はある。1期とは違う愛だった。
視聴者の大半は1期の愛を欲していた。
2期の愛を求めていなかった。
しゃしゃにとって、どういった愛が一番心に突き刺さるのか。
どんな愛に心を打たれ応援したくなるのか?
自身の過去を振り返ると必ずある。
新たなけもフレ考察動画を通して、
自分は「愛の視点」で物語を描いているか?
愛の定義をきちんと行わないまま、思い付きで書いていないか?
「物語を通し、私があなたに伝えたい愛はこれ!」
これ!の内容は単純に言い表されない。
作品を見ているうちに「なんとなく」感じる気持ちだ。
愛とは生き方でありエネルギーであり力でもあり……様々な形で表現できる。
だからこそ描くときは「愛とは何か」を自分で定義したうえで、
世界観を書いていった方がいいのではないか?
愛に関する考察動画を見て思ったよ。
「意味」をつかむうえで役に立つ本

商品にはすべて「意味」がある。
「意味」とは「それがあるからこういう効果がある」という、
物語にとって欠かせない部分だ。
意味をどう物語にするかを示した教材が、加賀田さんのセールス本だ。
本に書いてある内容を実践した結果、どんな物語が生まれたのか?
体験上、ただ本の内容を書くよりも、
内容を通してどんな出会い(実践含む)や事件が生じたのか?
内容で終わりでなく「次は」どうなるのか?
書いたほうが収益も増えている。
だからこそ「それがどんな物語を生んだのか?」と、
セールスも物語も同じだからぜひ、読んでほしい。
日記:やっぱり感動しちゃうよね

インスタグラムにてイラストを上げています。
今回はキンプリの西園寺姉弟。
二次創作において自分はあまり好きじゃありません。
まず元作品に対し、今でも申し訳ない気持ちがあります。
うまく書けなくて申し訳ない、汚してすまないといった気持ちでしょうか。
うまくなくても描きたくなる時は作品を見て、
「描かずにはいられない」感じたときです。
キンプリとプリリズRLは本当に描きたくなる。
感動という言葉があるね。
感動は何も作品を見て泣くだけが感動ではない。
作品を見て記事を書く、誰かに伝える行為も感動の一種だ。
感動といえば涙を流す印象しかないけれどね。

けものフレンズに関する考察は元がこちら。
次の感想はこちら
最終回考察はこちら
そしてキンプリ感想はこっち
もう一つキンプリについてこんな記事を書いている。
やっぱ面白いなあ。
