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水星の魔女:グエルジェターク先輩が大人気を得るまでの軌跡を振り返った結果

おはよう。アニメ水星の魔女が人気で、売れ行きもいいと聞く。

中でもグエル・ジェダーク先輩がいいキャラとなっており、
視聴者の感情を大いに盛り上げている。

本編でグエル先輩は不遇の扱い(自業自得もあるが)を受けている一方、
視聴者からの人気が高く、二つの関係にあの世とこの世を感じてしまった

どういうことか。

 

グエル先輩が面白い

私が思う「水星の魔女、ここが面白い」をあげる。

プロローグでは私が知っている血みどろガンダムだった。

本編では血みどろさが影を潜め、学園生活に焦点が当たる。

学園と言っても漫画きららのような日常系でなく、
嫉妬やいじめに暴力など、がさついた学園内の出来事だ。

スレッタが水星から学園に越してきた。
水星は同級生も同年代もいない厳しい惑星だ。

※現実に捉えたら、そもそも人の住める場所でない

いきなりガンダム同士で決闘が始まった。
イキがっているグエルパイセンが相手をぼこぼこにした。

ミオリネに優しくしてもらい、トマトをはじめていただいた。
グエルがやってきて、ミオリネのいる菜園を荒らしたところ、
スレッタが彼の尻を叩き、決闘を行った。

簡単にボコボコにされたグエル。
この時点で多くの視聴者が「こいつはネタキャラになる」確信した。

2話でグエルは父親に逆らえない弱さがわかった。
3話で改めてスレッタとグエルが決闘する。決闘前にスレッタとグエルで話し合った。

結党時、グエルはモビルスーツ(ガンダム)に乗っているだけ。
操縦はすべてAIが担っており、グエルは父親に怒った。

自分で操作し、スレッタと一騎打ちし、負けた。
その後、スレッタはグエルを正当に評価し、心撃たれ、まさかのプロポーズを行った

プロポーズした時点で「やっぱネタキャラじゃないか」盛り上がった。

4話では即座にスレッタから「嫌です」断られた後、
グエルは教科書的ツンデレ「お前のことなんか、全然すきじゃないんだからね!」いった。

5話ではエランとスレッタがデートするも、彼に冷たくあしらわれたスレッタ。

取り巻きからスレ他tのいる場所を聞いたグエルは、
スレッタの顔(視聴者が想像するのみ)を見て怒った

グエルは家のためでなく、スレッタのために戦った
なおスレッタからすると余計なお世話でしかなく、彼の行動は意味不明だった。

エランにもボコボコにされ、6話では家からも追い出された。
(学費だけは払うってさ!)

ゆるキャン△

そしてコーヒーをすすりながらソロキャンプ生活……

誰がこんな展開になると予想できたか!

グエル先輩の生き方がまさに落ちぶれながらも闇落ちしないで、
今いる現状を楽しんでいる「面白い男」となり、
私をはじめとして二次創作熱が生じた。

 

さらに降りかかる運命の厳しさ

ソロキャンプ生活後、グエルは親父から電話があった。
グエルの意思を無視する親父の態度に怒った彼は、
素性を隠し「ボブ」名義でアルバイト生活を始めた。

ジェタークのおぼっちゃんだが、目的のためなら家を抜け出し自立する。
すねをかじって生きる人間と違い、自立できるところが素晴らしい。

何より髪型を降ろし、眉毛のしわもなくなった。
ボブとして周りの大人から認められるようになった

ところがグエル先輩のいるバイト施設がテロリストに乗っ取られた。
愛するスレッタを思うが故、一人抜け出しモビルスーツに乗った。

途中、自分の目的を邪魔する別のモビルスーツがいる。
苦渋の決断で相手を倒したら、なんと父親だった。

父親は最後にグエルへ温かい言葉を述べ、お亡くなりになった。
グエルは悲鳴を上げたまま、宇宙の底へと沈んでいった……

1期はスレッタ無双とグエルが堕ちる(運命のいたずらによって)までを描いている。

特にグエルが目に見える形で不遇の人生を歩んでいくため、
2期での彼の活躍に期待する人々が多かった。

グエルの画像元:水星の魔女6話

グエルの画像元2:グエル不憫シーンまとめ

 

スレッタを差し置いて主人公?になったグエル

グエル

2期になった。グエルは地球の人間たちに捉えられた。
親父を殺し、生きる気力もなかった。

人質のために無理やり生かされるグエルだったが、
親父の会社が倒産すると聞いて、グエルは始めて生きる気力を取り戻した。

宇宙からテロリスト鎮圧隊が地球にやってきて、交戦が始まった。
グエルのいた施設がぶっ飛ばされて、女の子がなくなる寸前だった。

グエルの覚悟

グエルは偶然あったモビルスーツに乗り、
女の子を救おうと空を飛ぶが……女の子は死んでしまった。

決断の顔

女の子が死に、自分はどうしたらいいのか……
相手から「自分で考えろ」言われ、初めて自分で目標を持った。

15話がどん底であり、後は上がっていくのみ。

ただ堕ちていくだけではない。底まで落ちた後、自分で這い上がる。
むしろ主人公スレッタが確実に母親の手によっておちていく。

画像:水星の魔女第15話

 

祝!グエル先輩辛勝

17話にてグエル先輩は王子様役とライバル役を一挙に引き受けた。

エラン5号がスレッタに迫るところを力づくで助けたグエル。
くわえてグエルは堂々とスレッタに「好き」な想いを伝えた。

スレッタが婚約者から「プロポーズを受けた女性」の顔になった。

その後、スレッタの未来を救わんとミオリネの策略で決闘する二人。
グエル先輩はジェターク寮から慕われている事実が浮かび上がった。

くわえてミオリネとグエルの会話にて、
「ガンダムのない世界など、どこにもない」発言がしびれた。

「ああ、グエルは現実をいろいろ見て、ミオリネ以上に大人になったんだ」

スレッタvsグエルにて、一部力は封じられているものの、
スレッタ+エアリアルはやはり強かった。

スレッタが勝つ直前で不正が入り、グエルが勝利した。

エリクトは「ごめんね」述べており、ミオリネ-プロスぺラ、
エリクト(+エアリアル)までもが合意の機能停止(不正)だった。

スレッタだけは何も知らない。
婚約者ミオミオに冷たく突き放され、エアリアル含めて失った。

一応主人公はスレッタなので、胸を引き裂かれる思いだった。

一方でグエルの扱いが主人公だった。
親父を殺してしまったトラウマから、相手を攻撃するのもためらうグエル

ジェターク寮のみんなが声を出して応援している。

そしてみんなの応援でグエルはトラウマを押しのけて、スレッタと戦った。
グエルの戦い方がまさに主人公だった。

スレッタには不正もあって勝利できたけど、
グエルはPTSDをジェターク寮のみんなとともに乗り越えた。

今回の話がグエルの完成系であり、だからこそ退場フラグも生じている。
グエル先輩には最後まで生き残ってほしいが……。

 

グエル成長の証:侮蔑の受け流し方

もう一つ、グエルが大人になった部分として、
セセリアの嫌味にいらだちで返答せず、さっと受け流した

セセリア「負け犬根性」

グエル「ジェダークのエンブレムは犬でなく獅々だ。獅子にしろ」

最初意味わからなかったが、上記ツイートを見たとき納得した。
「負け犬」の犬部分を獅子に変えろ。

言いたいことがあるなら勝手に言えばいいさ感覚で、
本当に重要で向き合わねばならないもの以外は、馬鹿にされようが構わない。

まさに地獄を知った人間の証が表れていた。

本当にやらなければならないもの以外は、別にバカにされてもいい。
ツイッターとかでも何でもかんでも噛みつくのでなく、
本当に重要な部分だけにかみつき、それ以外は噛まれても軽く受け流すだけ。

相手の侮蔑に対し、真っ赤な顔して反論しているときは、
まだ自分にとって重要なものが「自分の立場・プライド・地位」だ。

本当に重要なもの(グエルは自分の会社)が見つかると、
自分のプライドは重要なモノに比べて優先度が低くなるから、
あまり気にならなくなる

 

二次創作のしやすさ

グエキャン

水星の魔女が面白い理由は「二次創作しやすいネタをちりばめている」ところ。

グエル先輩はもちろん、スレッタにミオリネも癖のある子たちで、
婚約者同士という百合関係でありながら、漫才のボケツッコミにもなる。

二次創作しやすさの条件として、

  • しっかりとキャラの区別ができる
  • 人間関係の面白さがある
  • 1話で一人のキャラに光を当てている
  • 他の作品ともつなげやすい
  • 話の焦点が百合でも恋愛でもなく別なところ

他にも人それぞれの理由がある。
ピクシブではグエル先輩をネタにお笑いや恋愛イラストを見かける。

6話のグエル先輩ソロキャンプはグエキャン△という単語が生まれた。

今後、グエルがどういう生き方になるかはわからない。
名誉の戦士を遂げるかもしれないし、最後まで生き残るかもしれない。

スレッタと結婚するかもしれないし、別の人と結ばれるかもしれない。
キャンプ生活を一生送るかもしれないし、すぐジェダーク寮に戻るかもs利絵ない。

どういう展開が視聴者にとって「面白い」思われるか、私にはわからない。

グエルとしてはジェダーク寮に今すぐ戻りたいのか、
あるいはゆるキャン生活を満喫していたいのか。

水星の魔女スタッフが決める展開であり、私たちが直接決められない。
ただ二次創作などで盛り上がるのみだ。

 

グエル先輩と視聴者の関係は

追い出されたグエル

作中内におけるグエル先輩と私たち視聴者が見るグエルへの対応を見ていくと……
私たち「この世でもがく人間」と「あの世にいる神様」の関係でないかと思った。

あの世の神様は私たち視聴者で、この世の人間はグエル先輩だ。
そしてグエルの命運を握る水星の魔女スタッフが世の流れにあたる。

私たち視聴者こと神様はグエルに対し
「お前、面白いな」だの「早くぼこぼこにされろ」といった、
言葉を使って彼を評価しかできない。

グエルの今後は水星の魔女スタッフこと世の流れにゆだねられており、
私たち神様は現在の考察を通して今後を予想していくのみだ。

グエルがどう生きるか、死ぬか。
私たち視聴者はモニターを通して見る、評価しあうのみだ。

ここから先は変な考えを述べていく。

 

神様が世の中と人間に与える影響

ガンプラぼこぼこグエル

まだ水星の魔女を放送したばかりで、
水星の魔女放送によるガンプラなどの売れ行きがどう伸びるか。
現時点で私にはわからぬ。

昨日ツイッタートレンドに「ルブリス」が上がっていた。
モビルスーツ(ロボット)の販売に関する内容だ。
視聴者の中には「ガンダムを買うぞ」決めた人がいる。

今から上記の定義をしておこう。

  • 神々:私たち視聴者
  • 世の流れ:水星の魔女に携わるスタッフ(バンナム、サンライズ他)
  • 人々:グエルやスレッタなど「水星の魔女内で動くキャラ達」

視聴者(神々)がガンプラグッズなどを買う。
バンナムやサンライズ(世の流れ)に影響を与えた。

会社
お、売れている。人気が出て良かった

すると水星の魔女スタッフ、脚本家は今後の展開について考える。

会社
グエルの扱いをもっと面白くさせる、最後まで生き残る、名誉の戦士を遂げる。どれにしよう

脚本通りに動かされる人間(グエルなど)が影響を受ける。

上記の考えを事実と仮定してみよう。

結婚してくれ

私たち一人一人が主人公であり、誰かにとっての重要なわき役でもある。
私たちの動きをつぶさに見ている視聴者(=私たちが把握できない神々)がいる。

神々は私たちの動き、決断、悩みや苦しみに対し、
時に苛立ち、時に「意味不明」罵り、時に「よくやった」褒める

そしてグエルのように家を追い出されソロキャン生活を送ると、

視聴者
彼の今後がどうなるか、楽しみすぎて夜も寝られない!

神々の間で妄想が広がり、ある神は二次創作を行う。

神々の世界にも商売があり、お金(に変わる何か)を支払って、
私たち人間に関係する商品・サービスを購入する。
(水星の魔女でいうところの、ガンプラなど)

神々は直接作品の展開に介入できないものの、
間接的に世の流れに変化を与え、私たちの生き方にも変化が生じる

突然不幸なイベントが起きたり、人によっては喜ばしい展開が生じたりと、
私たちでは操作不可能な出来事が押し寄せる。

その時、どう考えてどう動くかが神々によって評価される。

私たちが神々に影響を与え、世の流れにも変化を与えるなら、
どういう行動をとればいいのだろうか?

 

あの世の神々に「面白い」評価される生き方

グエル先輩は物語内だと評価が落ちてソロキャン生活を送るが、
キャンプ生活中も余裕があり、今の立場を心から嫌がっていない

むしろ楽しんでいるようにも見える。

今与えられた場について嫌々ながら動くのでなく、
今いる場がどうであれ、場を利用して最大限優雅に楽しむ姿勢をとる

楽しむ姿勢こそ視聴者にとって「こいつ面白いなあ」見られるのではないか。

最大限に楽しむ、頑張る、頭を使って何かをやる。

最大限の行為こそ楽しむ姿勢でないか。

神々(=視聴者)の評価が上がり、世の流れにも影響を与える
結果私たちの生き方がよくなるか、さらに悪くなるかはわからない

より面白い生活(シーン)を送るため、どういう展開をよこすかわからない。

私たちが思い描く「こうなりたい自分」に行くかもしれないし、
むしろ遠ざかって「なんでこうなったんだろう…」に行くかもしれない。

いずれにしろ神々及び世の流れから見て面白い道に行く

https://twitter.com/7agA3JfTiyCX6O5/status/1590603598563774464

現時点のグエルにとって最も良い展開
キャンプ生活終了からのジェダーク寮に戻り、権利を再び取り戻す展開なのか。

ゆるキャン△生活をそのまま送りながら、
地球寮に拾われてジェダーク寮以外の生活を知る展開なのか。

私はグエルでないのでわからない。
自分がグエルなら地球寮で一緒に生活かもしれない。

私たちが今いる場を利用して最大限に楽しむ。
結果悪い展開が来るかもしれないし、予想を超えた良い展開が来るかもしれない。

「面白い人」を神々がほおっておかないので、
予想を超えた面白い生き方になると、私は確信している。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。