
おはよう、しゃしゃ。
俳優三国廉太郎さんの息子である佐藤浩市さんが、
映画「空母いぶき」で勝手に設定を改編し炎上した。
総理大臣役の原作にはない「すぐトイレに駆け込む設定」を入れ、
現職の安倍晋三さんを揶揄するような役柄へ自ら変えて、
百田尚樹さんや見城徹さんをはじめとする方が怒っていた。
作者かわぐちさんはこの件をどう見ているのだろう?
さて佐藤浩市さんの炎上事例からどんな教えがあるのだろう?
画像:ストリートファイターVの「いぶき」から
きっかけはビックコミックインタビュー
この『空母いぶき』という映画はアレですか。
「日本の体制ガー!難病のくせにー!とか言っちゃう #佐藤浩市 みたいな人間はこんなにクズなんですよ、日本の皆さん覚えておきましょう」
というテーマを訴える映画で合ってますね?
原作だけが売れればいいでしょう。原作を読もう。 pic.twitter.com/PFj692Q1cE— 松竹梅 (@shou_chiku_bai) May 12, 2019
佐藤浩市さんが炎上した件を追いかけると、
きっかけはビックコミックで佐藤浩市さんがインタビューに答えていた。
空母いぶきはかわぐちかいじさん原作の漫画だ。
現在領有権争いを繰り広げる尖閣諸島でチャイナが上陸、
日本は一度譲歩したものの……さらにチャイナが行動してきた。
米国はチャイナとの戦争を避けるため、日本に責任を丸投げ。
日本は島を奪回するための戦いを挑むのだった……
佐藤さんが激しく批判されたポイントは二つ。
- 体制側(権力者)の立場を演じる抵抗感
- 総理を現職安倍晋三に合わせた改変
かわぐちかいじさんや映画のスタッフが、
どうしても佐藤浩市でなければならなかったのか。
あるいは佐藤浩市さんはオーディションを受けて審査に受かったのか。
詳しい経緯はわからない。
インタビュー切り取りを読む程度だと、
佐藤さんは監督側からのオファーで「仕方なく」やったのかな。
演者や鑑賞者は思うだろう。
インタビューを読む限り、佐藤浩市さんは左翼と感じる。
左翼の基本は反体制側と認識しているからね。
私は彼が右だろうと左だろうと、きちんと演じれくれればいいと思う。
きちんと演じるために彼が設定を改変したところこそ、
炎上の大きなポイントがあった。
総理の特徴を悪改変
佐藤浩市氏、体制側の人物を演じるのに抵抗があって絶対受けたくない役が、お腹下す総理にすればオッケーになるって随分とアレな役者根性すね pic.twitter.com/xln4vVhZXb
— ネムイ (東京) (@sleepykei) May 12, 2019
安倍総理大臣が潰瘍性大腸炎(国指定の難病)を患っており、
「潰瘍性大腸炎」の「形」だけを真似した傾向、
「ストレスに弱くて、すぐトイレに駆け込む」
この設定が原作において「あったほうがいい」シーンなのか?
映画においても「あったほうがいい」シーンなのか?
別に「なくても」いいシーンなのか?
実際に映画を見なければわからないだろうが……
総理の病気を揶揄しているのも炎上の理由になっているが、
自分にとって嫌いな特徴を気づかないで自分がやっている姿に、
怒っている人や呆れている人が多かった。
まさかツイッタートレンドに上がるとは思わなかった。
佐藤さんのインタビューをちらっと読む限りだと、
原作とは違って優柔不断で頼りなさを出しながらも、
国の未来を考えるうえでどんな言動をしていきたいか?
役を通して一つの実験をしているのね。
参照:潰瘍性大腸炎のこと
空母いぶきでの総理大臣って?
百田さんに強力に薦められて、『空母いぶき』まとめ買いして読みました。とても面白かったので、実写版で漫画のイメージを壊されたくないなあ、映画は観るのやめておこうかなあ、と思っていたところでした。ちょうどいい。私も観ない。 https://t.co/Cc7qFq94o1
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) May 12, 2019
wikiなどいくつか調べたところ、
佐藤浩市さん演じる垂水(たるみ)総理大臣はタカ派と認識されていた。
(タカ:国を守るためなら武力も辞さないという考え)
尖閣諸島にチャイナの連中が上陸した際、
様々な事情を考え、垂水大臣はチャイナ側へ折れてしまった。
ビッグコミックは毎号読んでいて、たしか総理大臣は防衛出動を決める際に吐くほど悩んだ(しかし最後は毅然として下令した)と思うが、その総理のキャラ設定を佐藤浩市氏の希望に応じて「ストレスに弱くすぐお腹を下す設定」にしちゃったら、ぶち壊しじゃないかな。どんなに毅然とした愛国者で(続
— 須賀原洋行 講談社まんが学術文庫カミュ『異邦人』発売中 (@tebasakitoriri) May 12, 2019
米国は米中全面戦争を恐れて日本に丸投げした。
チャイナ政府が武力で交渉を進めようとしたとき、
彼はためらいなく日本を守るため、武力で防衛発動をした。
守るとき、垂水大臣は悩みすぎて体を壊すほどに悩んだ。
日本の今後が全て彼にゆだねられているのだ。
最後は勇気を持って決断し、次の展開へと向かったよ。
某記者さんの投稿。
スゴイね佐藤浩市ってw
役者って職業勘違いしてるね。主役は到底張れない役者の友達沢山見て来たけど、こいつこそ俺様の好き嫌いでキャラ設定まで変えられる体制側の特権階級じゃんwww pic.twitter.com/MV6zO1XJuX— matzegg (@tank_matzegg) May 10, 2019
佐藤浩市さんは優柔不断で頼りなさそうな総理大臣に変えた。
頼りない大臣が映画の中で最後まで頼りない人物なのか、
最後は頼りある人物にぐるっと変わるのか?
頼りなくストレスで腹を下す特徴がクライマックスではどう変わるか?
一つの楽しみになるかもしれぬ。
総理が最初から最後まで何も変わらないでいると、
「なんも成長しなかったな、こいつ」とみるだろう。
同時に「ああ、空母いぶきの映画スタッフは佐藤浩市含め、
総理=便りないおっさん程度にしか捉えていないのね」
「いぶき」ずっと読んでますが、あの状況に苦しむシーンはありますが、「ストレスに弱い」なんて設定はないです。
ましてや「ストレスでお腹を下す」設定も。
佐藤浩市を軽蔑します。— にゃいった@大阪 (@nyaitter) May 12, 2019
原作がはじめから頼りないおっさんなら炎上しなかった。
原作と違う設定にしたうえ、
体制側を嫌う佐藤浩市さんが権力を強引に行使したから怒っている。
鑑賞者の中には総理大臣=自分自身と重ねる人もいるだろう。
(大臣を経験していなくても、妄想の中なら大臣になれる)
佐藤さんは総理大臣を変えて、どんな答えを出すのだろう?
佐藤浩市に心底がっかり。いい役者だと思っていたのに。「空母いぶき」で首相役を務めた佐藤、「最初は絶対にやりたくないと思いました。ストレスに弱く、すぐにお腹を下してしまうという設定にしてもらった」。明らかに安倍総理のこと。病気への配慮もなく、最低。百田さんが「三流役者が!」と激怒。
— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) May 12, 2019
かわぐち先生の作品は「日本の防衛」をはじめとした、
日本人なら国の防衛を考えさせられる展開が多い。
過去に読んでいた沈黙の艦隊やジパングだと、
読んでいるうち、知らない間に考えさせられ、読後は疲れたよ。
登場人物の行動を読んでいると、
百田尚樹さんのカエルの楽園に通じるところがあるね。
漫画:空母いぶき(小学館)
佐藤浩市は菅直人元総理を理想としているのか?
「体制側の立場を演じることに対する抵抗感がある」佐藤浩市氏だが、2009年のTVドラマ「官僚たちの夏」では通産省幹部を、2005年の映画「HERO」では外務省欧州局長をそれぞれ演じてるが、私から見ればこれらの役は十分体制側だと思うのだが。 #佐藤浩市 #空母いぶき
— 小倉無線2282 (@kokuramusen2282) May 12, 2019
今朝になって母にこの話題をふったところ……
でも翌日にある男性論者の「リーダーの仕事は危険地帯の即視察でない。まずは官邸で指揮を執ってなすべきことをなせ。危険地帯は落ち着いてからだ」意見を読んで考えが変わった。何を優先すべきか考えいないままいったでしょ。だから優柔不断なの。
優柔不断とは物事の決断をはっきりできない人を示す。
佐藤浩市さんは総理大臣のモデルとして、
安倍晋三でありながら菅直人を目指しているのではないか?
母が考察をしていたよ。なお母も父も行く気はないと述べていた。
向こうに配慮しすぎて、日本をバカにしているよねと述べていたよ。
試写会で空母いぶきを見た人の感想
映画『空母いぶき』の試写会に行った方や原作を知る方からの
情報です。
原作とはかなり違うようで・・・ダメだ、こりゃ。(_ _; pic.twitter.com/aYWDVsluv2— ナベちゃん (@nabechan_w) May 13, 2019
すでに空母いぶきは試写会をやっており、
視聴した人の感想を上記ツイートに上げていた。
ツイッターほかで感想を集めた限りだと、
- 元海上自衛隊の隊員がエキストラ出演していた(自衛隊は協力している)
- トイレに行くシーンはあったが、おなかを下すシーンはなかった
- 佐藤浩市演じる総理は大きな決断に苦しんだが、弱腰姿勢と頼りなさにイライラした
- 佐藤浩市はシンゴジラの総理大臣を見習ってほしい
- もうちょっと演出にメリハリをつけてほしかった
- 主人公と準主役の対比(軍事における思想)はとてもよかった
- 日本人としての誇りを感じた
- 登場人物があまりにも多すぎて、わからないまま終わった
- 捕虜(白人)を捉えた際、自衛隊員の対応がありえなかった
- 西島秀俊や市原隼人がすごくかっこよかった
- 原作(漫画)と比べ、超重要な設定が変わって(例:中国、国連軍など)楽しめなかった
- 憲法改正の重要性と攻撃と防御の必要性について考えさせられた
- 監督はきちんと会社に入って社会経験を積んでいるの?
- 一部の創る側に原作への愛とこだわりを感じられなかった
ほかにもコメントは少ないけれど、レビューサイトがあったよ。
試写会で拝見しました。作品とは関係ない挨拶をし周りの挨拶を退屈そうに聞いていた佐藤さんとは対照的に市原隼人さんの挨拶、「日本人として日本で活動する俳優としてこの作品に携われた事を光栄に思い自分の中の大和魂や愛国心が掻き立てられる大切な作品になった」との挨拶に会場は拍手喝采でした。 pic.twitter.com/Oq6Q7Kncfs
— とまと (@tokyoto1632) May 12, 2019
上記意見はあくまでも参考程度にし、見たいと思ったら実際に足を運んで楽しもう。
レビュー:空母いぶき
空母いぶきの興行収入はいくらになった?

空母いぶきは興行収入がいくらになったのだろう?
調べたところオープニング3日間で観客26万人。
スクリーン数は331館、収入は3億3千万円ほど。
ほかの情報だと人数は70万人、収入は10億円目前と書いている。
数字を見るとヒットしていると思うのだが、実際はどうなのだろう?
映画ランキングを見ると、空母いぶきは4位となっている。
ただ周回で見るとコンフィデンスマンやキングダムに比べると、
入っていないのかなと考えているよ。
総理の設定を変えなければ、どれくらい変わっていたのだろうね。
参照∔画像元:今週の映画ランキング
失敗事例:人の病気を揶揄する
https://twitter.com/Tokuohdin/status/1127472828846993409
佐藤浩市さんがどんな思想を持っていようがどーでもいい。
安倍総理大臣の潰瘍性大腸炎(国の指定難病)をうわべでしか見ていなかった。
またインタビューから総理が嫌いというニュアンスも伝わる。
嫌いなのは本人の勝手でかまわないが、
嫌いだからこそ特権を使い、自分好みの性格に変えてしまった。
総理が潰瘍性大腸炎を患っている事実があるゆえ、
佐藤浩市さんが後に「垂水は安倍晋三をモデルにしていない」述べても説得力がない。
原作の垂水首相は安倍首相とも違うしね。垂水首相に安倍首相を無理やり見いだす佐藤浩市の感性が戦後左翼イデオロギーそのもの。
そんな感性の人に垂水首相を演じる資格はない。そういうイデオロギーからの脱却を目指すのが垂水首相なのに。原作が好きなだけに色々言っても言い足りない #空母いぶき
— ebichan2000 (@ebichan2000) May 12, 2019
ツイッターの反応を見ていると、
潰瘍性大腸炎という国指定の難病に深い理解や調査をせず、
潰瘍性大腸炎=ストレスによる腹痛程度にしかとらえていないところに、
多くの人が怒りを抱いているよ。
病気について大した理解もせず発言をするうえ、
自分が嫌いな思想を「本人が気づかぬ状態」で、何らかの形で使っている。
- 病気持ちの人を見下す姿勢
- お前はダメだが俺はいい思想
人気商売なら気をつけなくてはならないね。
インタビューの一言からわかる「全体把握と詳細調査力」
佐藤浩市氏の「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます」という潰瘍性大腸炎を揶揄する発言もOKなの?
個人的には人の主義主張ではなく難病や持病を嘲笑し揶揄するのはあまり良いとは思えないんだけど… https://t.co/oVEHM7nTA0
— ゲーテ&ワーグナー支持者 (@eikouarucroatia) May 12, 2019
佐藤浩市さんは仮に安倍晋三総理大臣をモデルとするなら、
総理大臣についてどこまで深く調査したのだろうか?
垂水大臣という元のキャラをどこまで把握していたのか?
発言一つからわかってしまう。
- たった一言で彼が安倍総理をどうとらえているか。
- どんな仕事や批判を受けているのか。
- どんな苦しみやドラマがあるのか?
- 総理の周りはどんな人間で誰が仲間で誰がライバルか
- 垂水大臣が吐く意味は何か=ある動作にどんな意味があるのか?
インタビューからある分野における全体像及び、
どこまで深くマニアックにとらえているかが、一部の第三者にはわかる。
そして拡散される。
「三流役者が、えらそうに!!」百田尚樹氏、映画『空母 いぶき』に首相役で出演の佐藤浩市氏の「最初は絶対やりたくないと思いました…体制側の立場を演じることに対する抵抗感が…下痢する弱い首相の設定にしてもらったんです」発言に激怒のツイート https://t.co/v9q7TYqeAN
— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) May 12, 2019
私は佐藤浩市さんについてほとんど知らない。
三国廉太郎の息子だという事実も今わかった。
しゃしゃが佐藤浩市さんあるいは三国廉太郎さんのファンなら、
私が佐藤浩市さんについてどこまで把握できているか?
うまく言葉に出てこなくても、気づくのではないだろうか?
だからこそ、しゃしゃも新しい分野に対する発言をする場合、
なるべく分野の全体像と詳細を調べ、まとめるといい。
総理の全体像(生い立ちから現在、ピンチとチャンス、ほかストーリー)
を知ったうえで語るのと、何となくで思うのとでは、言葉ひとつで取捨選択ができる。
「これはいいっていい/いってはいけない」
口が災いになるか富をもたらすかが情報調査力にある。
この三流役者(by百田尚樹)!
佐藤浩市のコメントは、潰瘍性大腸炎患者に対して侮辱する発言です。
反体制だったら、何を言ってもいいのか?#佐藤浩市#潰瘍性大腸炎映画・空母いぶき、首相役の俳優・佐藤浩市氏のコメントに 百田尚樹氏「三流役者が、えらそうに!!」 https://t.co/KT1Bmarl3z @sharenewsjapanさんから
— 高田純一 (@takada_jyun1) May 12, 2019
百田尚樹さんが佐藤浩市さんを三流役者と罵っていた。
三流役者の基準が一つ分かったと思う。
- 原作内のキャラクターをうわべでしか理解せず
- 自分(役者、脚本家、監督、プロデューサー他)のわがままを優先したキャラクターに変更
とはいえ、自分のわがままを優先したキャラが成功に至る場合もある。
原作よりもドラマのほうが魅力あるよねと、鑑賞者が感じた場合だ。
上記二つの条件が重なって、初めて三流役者の地位を得る。
特に1番目が大きい。
ガラスの仮面の月影先生や姫川亜弓なら厳しく指導しているだろう。
月影先生もマヤにうわべでなく本質を指導した。
マヤや亜弓もうわべでなく本質の理解に努めようとした。
本質とは「キャラがある行動をとったとき、どんな狙いや意味があるのか?」
自分の人生を振り返ってほしい。ある仕事や大学、高校を選んだ時、
また自分でいろいろ悩んで商品を購入した時など、行動には必ず思考過程がある。
衝動買いにも意味がある。衝動を呼び起こしたモノとは何か?
なぜ衝動を起こしたのか?
衝動にも大きな理由や背景がある。
ある行動や感情には必ず意味が伴っている。
うわべだと単なるモノマネでしかない。
技術が伴っていないと本質がわかっても形を出しにくい。
技術が付いたうえで「どういう経緯や狙いがあってこうなる」と、
流れを抑えたうえで演技しないと三流とみなされる。
インタビュー一つから佐藤さんは読者が見たい
「垂水大臣の生きざま」を形に表す(演技)のでなく、
ただ「佐藤浩市自身の理想」を詰めた同人誌となってしまった。
「これは空母いぶきを元にした同人映画です」なら良かったかもしれぬ。
ただし、佐藤さんが三流かどうかは鑑賞者一人一人が実際に見て決める。
評価の自由が日本にはある。
こんな奴にお金が落ちるのか……
#佐藤浩市
映画観に行くと、こんなのに金が落ちるのかと思うと観に行く気がなくなりましたね。DVD出ても観ないと思います。
思想云々でなくて、単に白けてしまった。デモでもやっててほしい。— team-tk (仙人)@ハタノ派 (@teamtk) May 12, 2019
記事を更新後、人様のTLから気になるツイートが流れた。
「こんなのにお金が落ちるのか」
現代社会の経済を表す一言だと思っている。
お金が落ちる場所に満足できるかできないか?
クリエイターやビジネスマンにおいて、とても重要だ。
最終的に自分のお金がどこに落ちるか。

例えば私は神社にて毎月10000円ほどお金をおとす。
ご利益があるかどうかはさっぱりわからない。
だけど落ちた先の神社、というより神社の中にいる神様が少しでも地元の人々が、
少しでも良い生活やヒントにつながればいいなあ。
くわえて賽銭箱にお金を入れると、
色々ヒントに気づいて、私には価値があるし満足もしている。
お金の落ちる先に満足しているから、私はお金を払うわけだ。
お金の落ちる先に満足いくか、行かないか。
満足がいかないと気づいた瞬間、お金も人気も瞬間に去っていく。
お金を人に置き換えた場合、
「この人を指示できるか、この人を追いかけたいと思うか」
これからのお金や経済を考える際、とても大切な考えだと思っているよ。
西島秀俊さんで行きたくなったが……
『空母いぶき』を見にいくのを楽しみにしていた。愛読しているVoice で、西島秀俊さんの映画に関するインタビューを読んだからだ。ところが、佐藤浩市という俳優の方が安倍総理の持病を茶化すように筋書を変えたという話を聞いた。幻滅だ。わざわざ障害者や病人を馬鹿にする映画を観ても仕方ない。
— 岩田温@『偽善者の見破り方』発売中! (@iwata910) May 12, 2019
類似例として、別のツイートを見つけた。
別の雑誌インタビューで西島秀俊さんが答えていた。
西島さんのインタビューを通して「いぶき」に興味を抱いたが、
佐藤浩市さんのインタビューに幻滅し行く気が失せた。
たとえほかの人が「映画館に行きたくなるインタビュー」を述べても、
ただ一人が台無し発言を述べると、行く気が失せる。
商売でいうと買う寸前だったのに「買わない決断」をさせたのだ。
インタビューは買う決断へのステップとなり、佐藤さんの内容はヤバイと分かるね。
同時にインタビューがいかに観客を映画館へ連れていく素材になるかもわかる。
インタビューはすでに見ている人がさらに感動を呼ぶ道具かと思ったら、
新しい顧客を招く手段でもあるわけだ。
佐藤浩市が改変しなければ映画を見ていたのか?
佐藤浩市さんの真意は[安倍首相を演じるのに抵抗感があった]ということだと思う。それを[体制側]などと婉曲に言うからおかしなことになる。だったら出演を断れば良かった。脚本変更を要求して、病気を笑い者にするように演じたなら、黙して語らないことだ。そんな悪意のある演技を観たくもないよ。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) May 12, 2019
私は空母いぶきを見ない。
映画で見るのはごく一部の特撮とアニメのみで、
非常に激しいアクションシーンのある映画以外、家で見るタイプだ。
ここ最近見た映画でも、シンゴジラやキンプリくらい。
(キンプラやスッスッスも見たかったが、地元でやってない)
金曜ロードショーや日曜劇場になるまで待つタイプだ。
なので佐藤さんが改変しようがしまいが映画館で見ない。
今回、佐藤さんに怒っているツイッターの中で、
もし佐藤さんが原作通りに総理大臣をやるとしたら、
実際にお金を払って見るのだろうか?
彼が病気を一切揶揄しなければ、実際に見ていたのだろうか?
商売として気になってしまうよ。

今回、佐藤浩市さんの改変についてはこちらの記事を思い出した。
けものフレンズ1期がなぜ人気を得たのか?
考察動画の一つにたつき監督は動物の特徴をうわべだけでなく、
中身(特徴や性質)を勉強(追求)したうえで、
動物が持つ特性を物語で最大限生かすための展開を作った。
お金の話も出たので、お金で困っている人はこちらを読んで、
やり方でなくあり方、心を変えてみてほしい。
もう一つは演技に関するレッスン本から、
この人が指導者だと佐藤浩市さんの発言にがっくりするのではないか。
ぜひ読んでほしい。自分が書く作品もますます手が抜けないよ……
