「CCSが(人工)地震を引き起こす」鳩山由紀夫の主張を確かめた結果

おはよう、しゃしゃ。
昨日の夜9時22分に厚真町で震度6弱の地震が起きた

厚真の人をはじめとする道央道南の人たち、大丈夫だろうか。
停電にならないのは本当によかったよ。

ところで鳩山由紀夫さんのツイートが話題を呼んでいる。

苫小牧の炭酸ガスの地中貯留実験CCSがあり、
地震は自然でなく「人為的」に起きたのではないか?

彼への批判を行う前にCCSとはなんだろう?

 

地中貯留実験CCSとは?

苫小牧CCS

工場から排出される二酸化炭素を外に出すのでなく、
地中に埋めてしまう技術だ。

  • Carbondioxide(二酸化炭素)
  • Capture(大気へ飛ぶ前に回収)
  • Storage(地下へ貯留)

工場や発電所から化石燃料を燃やした際、ガスから二酸化炭素が生じる。
地球温暖化の手助けをしている

だから地中深くに埋めて、少しでも温暖化の削減をしよう

CCSは実験施設であり「実用」ではない

技術を通して二酸化炭素を分離したのち、
パイプラインを通して二酸化炭素を地中深くに押し込む。

地中の深さはどのくらいあるのだろう?
調べると1キロメートル以上であり、
胆振地方中東部は深さ30kmで揺れが起きた。

ほかの資料を調べたら、4kmほどしか掘り下げていない

厚真町は苫小牧の隣にあり、CCSを行う会社は湾岸に近い
しかもツイッターによると圧入地域は海側だという。

地図を見ても湾岸にあり、胆振中東部にもない。

CCSを行う

CCSを行った結果、鳩山イニシアティブを掲げ、
二酸化炭素25%削減のうち、13%を減らせるのではないかと試算しているよ。

参照:CCSの仕組み

参照:我が国のCCS政策について

 

人工地震の波と今回の地震

苫小牧と厚真

地震は縦波と横波という、水でよく見る波の一種だ。
音や光も波の一種で、常に揺れている。

縦波はP波、横波はS波であり、後にL波(表面波、最も大きい)がくる。
縦波は初期微動であり、横波がぐらぐらっと大いに揺れる。

人工地震は地層の調査を知るために行う。
機械を通して簡単な地震を作る。

自然地震との違いとして、

  • S波が小さい(自然はSが脅威)
  • 震源の深さはほぼ0

なお核爆発による地震もあるけれど、
調べると人工地震と同じように波の揺れ具合に違いがある

人工地震

だから波を見ればすぐ人工か自然か区別がつく。
(震源の深い場所だと人工地震と似た形になるそうだ)

今回の地震における波を見ていこう。
防災科学技術研究所からいくつかデータがあるので見ていく。

千歳の自信

強震記録波形をみると「人工地震だ!」騒ぐ人がいる。
ほかの地震の波と重ねると、構造が似ている。

一つだけの波を見ると「人工だ」言われても「確かにそうかも」思うよ。

強震記録一覧に出るデータは一つでなく同じ時間に数多くの地方が揺れており、
他のデータを見ると、よく見る地震の波になっている。

ほかのデータ

ただ一つのみを見ると、人工と捉えてもおかしくないが、
全てのデータを見ると「自然」と捉えるべきだ。

美唄とか岩見沢とか、がっつり波の形になっているから。

人工でなく自然地震とみるべき。
人工地震波形を見ないと、引っかかるだろうね。

参照+画像:地震波から見た自然地震と爆発の識別

参照:「原発ゼロ」と「温室効果ガス25%削減」の矛盾をどう解決するのか

参照+画像:防災科学技術研究所

参照:防災総研

 

京都議定書と鳩山イニシアティブ

鳩山由紀夫さんといえば2009年9月22日の京都議定書にて、
以下の国際公約を掲げた。

2020年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する

温室効果ガスにはもちろん、二酸化炭素も含まれる。
CCSも25%削減のために考えられた手段と思ったよ。

鳩山イニシアティブ

もう一つ調べると、鳩山イニシアティブという単語を見つけた。
二酸化炭素の排出削減を行うため、
当時総理大臣だった鳩山さんが提唱した構想だ。

鳩山由紀夫の総理任期:2009年9月16日~10年6月18日。
民主党離党:2013年6月末

もし鳩山イニシアティブを提唱していなければ
二酸化炭素の排出を25%抑えるといってなければ、
CCSは生まれなかったのではないだろうか?

いや、安倍政権でもCCSの効果が出たら生まれたか。

なお、チャイナは「25%はありえんから」と批判していた。
たくさん工場を抱え、スモッグがたち込める国だからこそ説得力がある。

資料:鳩山イニシアティブの概要

 

苫小牧CCSを推奨していた鳩山由紀夫元民主党議員

私は2011年1月6日の道新を読んでいない。
上記ツイートで鳩山由紀夫元民主党議員は苫小牧CCSに期待していた。

鳩山さんは苫小牧や厚真町を含む北海道9区で選挙に勝ち、
国会議員として代表に上り詰めた。

自分が作ったものをぶっ壊している感じだね。

 

原発再稼働と二酸化炭素の関係

二酸化炭素と原発

二酸化炭素を出した結果、地球全体が温かくなり温暖化へ招いた。
そこで二酸化炭素を出さない(火力電力に頼らない)エネルギーとして、
原子力エネルギーに注目
した。

二酸化炭素と原発は排出で正反対の関係になっている。

原発などいらぬという人は
火力あるいは太陽光や風力他にすればいいと考えるかもしれぬ

火力も二酸化炭素が出るから、水力や風力太陽に変えればいい
考えるのではないかと思う。

太陽光はソーラーメンテナンス及び景観を壊すし、
胆振東部地震が起きたとき、太陽光発電が役に立っていなかった
(木々を伐採し、自然環境破壊の手助けを行う)

家電率

実際に経済産業省にあるデータを見ていきたい。
まずはエネルギー(電気)を使う大まかな割合だ。

家庭と業務と産業がほぼ横ばいになっているね。
私のように家で仕事をしている人は業務に入るのだろうか?

エネルギー割合

次に電力を作るために費やすエネルギー割合だ。
水力や風力のみでは間に合わない。

地熱発電という考えもありだけど、エネルギー効率が低く
地元に火山があるところでないと、まともに使えない。

水力や風力は火力や原子に比べると、量が少なすぎる。

画像:原子力の現状はCO2を排出しない

画像2:二次エネルギーの動向(経済産業省)

 

歴史:CCS稼働はいつどこから?

地理胆振

苫小牧のCCS事業は2016年4月からであり、
最も古いCCSは1996年ノルウェーだ。

胆振東部地震は2018年9月に起きた。
2017年7月もほぼ同じ地域で震度5弱がおきた。
2016年6月に内浦湾で震度6が起きた。

CCSが作られる前の地震で震度5以上を見ると、

  • 2016年1月に浦河沖
  • 2015年7月に釧路沖
  • 2014年に石狩地方南部で起きている。

画像元:我が国のCCS政策について

参照:日本でのCCS、大規模実験へ

参照:過去の地震情報

参照:2000年以降、日本で発生した震度5以上の地震を調べてみました

 

世界各国のCCSはどうなっている?

日本は2016年4月から稼働と分かった。
世界はどうだろう?

ノルウェーやカナダ、アメリカ、ブラジル、オーストラリアにある。

地理でいうところの日本は基本、新期造山帯といわれる場所で、
いつどの場所で地震が起きてもおかしくない。

ノルウェーは古期造山帯で基本、地震はめったに起きない。
カナダはカナダ楯状地と呼ばれる安定陸塊であり、
古期造山帯よりも地震が起きる確率は0に近いほど低い

CCS全国

アメリカのCSSがある場所を調べると、近くに石油が眠っているんだね。

シェールオイルを採掘したら地震が起きるようになった。
現時点でも調査中だけど、発掘と関係があるのではないか?
発表しただけであり、確定とまだ決まっていない。

アメリカ時死因

海外にあるアメリカ地震サイトを見ると、
確かに中央部分で地震は起きている。マグニチュードは3ほど。

鳩山さんのツイートによると、
「アメリカ」では地震が頻発したと書いてある。

小規模な地震は確かに頻発しているのだろう。
(数か月分のデータを見て判断していないからわからぬ)

アメリカで大規模な地震を調べると、
2018年アラスカで大きな地震が起きた。

2011年にバージニア大地震でM5.8、
2014年にカリフォルニア北部でM6.0を記録した。

アメリカは新期造山帯の西海岸で地震が頻発しているよ。
M3くらいの地震なら確かに内陸で起きている。

今回の胆振中部地震のような、5以上は頻繁に起きていない。

ただCCSはアメリカのみにあるのでなく、
ノルウェーやカナダにもある
わけだ。

米国以外でもCCSを始めた後に地震が起きているなら、
相関関係も成り立つだろう。

安定陸塊地域で地震が頻発している情報は見つからなかったよ。

参照:世界の造山帯と安定陸塊

参照:世界のCCS

画像:USGS(アメリカ地震速報)

 

地震爆発論~従来の常識をひっくり返す~

https://twitter.com/beppanman/status/1098561939528007682

CCSが地震を作っている。調べると一つの学説に出会った。
地震爆発説という考え方だ。

科学はどの分野であれ、新発見はもちろん、
科学的根拠に基づいた真実ならば、今までの常識がひっくり返る。

参照サイトによると、地震は地下で生じる水素爆発だ。
地下水がマグマの高熱によって蒸発し、水が水素と酸素に乖離する現象だ。

地下水だけでなくマグマにも大量の水があるのだとか。
マグマは温度上昇と圧力低下でなりやすい。

圧力は地下への亀裂(体積が増える)で変わる。
圧力と温度で水が解離し、結合(爆発)を起こす。

余震も水の解離度が関係しているのではないかと、
地震爆発論を提唱した石田昭(石田研究所所長)は述べている。

地学を勉強しているから地球内部の構造を見ると、
マグマだまりの下はすべてマグマの海となっており、
マントルも液体とみているそうだ

石田さんの言う新たな学説が数年後、
地学の教科書に載るかどうかはわからぬ。

ただマグマオーシャンなら古期造山帯や安定陸塊の下も、
マグマだまりだから、必ず地震が起きてもおかしくない
よね。

あと、なぜ苫小牧でなく厚真町に震源地が集中するのか?

もしCCSが地震の原因を招いているなら、
震源地が厚真町以外の場所に散らばっていないと、私は納得できない。

地震爆発論を簡潔に読んだからこそ、上記の疑問を抱いたよ。

地震爆発論は面白いし、一つの考え方としてありだ。
だからこそ、もっと研究して何かを生み出してほしい。

参照:地震爆発論の概略

参照:地震爆発論石田氏の予言通りとなった

 

二酸化炭素は爆発するの?

終わりに近づいた。二酸化炭素は爆発するのだろうか?

二酸化炭素といえば基本、炭酸飲料を思い浮かべる。
高圧をかけて気体を圧縮させたのち、
ペットボトルを開けたらあふれ出る感じだ。

調べるとアフリカの標高1000メートルほどにあるニオス湖で、
炭酸飲料のような爆発が起きて、地元住民がなくなった。

ニオス湖は火山湖であり、濃度の高い二酸化炭素がたまった。
そこでパイプを作って穴をあけ、別口から小規模な水の吹き出しを行った。

現時点でも爆発は起きていないよ。

こちらは湖でありマグマや地層ではない。
第一CCSはマグマに到達できない地層(個体)だ。

仮に地中に埋めた二酸化炭素の場所が高熱だったとしたら、
一酸化炭素と酸素に分解するよ。

少しの酸素と一酸化炭素があるなら爆発するかもしれない。

爆発したらCCSのパイプが置いてある場所が震源地となり、
同時にパイプを置いている場所が爆発でぶっ飛ぶからすぐわかるはず。

参照:CCSで人工地震、うそでしょ?

参照:二酸化炭素で湖が爆発

 

道警からデマと認定された鳩山由紀夫さん

翌日になって、道警は鳩山さんの発言を「デマ」と扱った。
デマと認定されたのち、鳩山さんは上記のツイートを行った。

鳩山さんのコメントには「鳩山こそ真実を述べている」書いている。
科学の世界は新しいデータや法則が出ると、今までの考えがひっくり返される世界だ。

科学に限っては鳩山さんの意見も少しは理解できるよ。

上記ツイートでは「警告をしている」書いている。
CCSを止めようが止めまいが、新期造山帯の上にある以上、
日本はどこでも地震から逃れられぬ

鳩山由紀夫さんは「科学データ」をきちんと持ち出したうえで、
CCSを入れると地震が起きると私たちを納得させているのか?

ツイッターのみならCCSが地震を招くと主張してもいい。

根拠となる科学データや論文をきちんとリンク付きで紹介すれば、
鳩山由紀夫さんのアンチや「どうでもいいと思っている人たち」すら、

確かに鳩山さんが持ち出したデータや統計、論文をいろいろ調査した結果、鳩山さんのおっしゃることが正しい

東大の理工学部出身でなくても、自分で論証責任を取らねばならぬ

主張なら誰だってできるが、
自身で論証責任をとっていないから道警からデマと断定される。

「不安や恐怖(陰謀論)」をもとにするなら、論理が飛躍しても納得しがちだが、
私のように一つずつデータを持ち出して論じていくと「違うな」わかる。

そういえば過去に熊本地震でライオンが脱走したとデマをはき、
逮捕された若者
がいた。鳩山さんも道警から逮捕されるのだろうか?

 

日本にいる以上、地震は必ず起きる

日本は新期造山帯であり、火山や地震が活発だ。
今回の地震は人工でなく自然要因と私は考えている。

だから常に起きても逃げ道の確保はもちろん、
停電が起きたときの対策をきちんとやっておこう。

電池や懐中電灯、ラジオはもちろん、
家を掃除して最低でも逃げ道を確保しておくのを忘れずに。

ちょっとまって

地震関係として以下の記事を過去に書いた。

次に自信を学ぶとしたら物理や地学が一番だ。

最後に鳩山由紀夫さん関連といえばこれ。

地学を勉強しているせいか、地震について結構書いていたんだな、自分。

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おすすめリンク

アメリカにある「学者の現実」を面白く切り込んでいる本だよ。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。