私は受験生ではないけれど、高校時代の勉強をやり直しています。
現在、やっと生物に入りつつ、物理の量子論を学びなおしています。
社会だと第二次大戦中の歴史から中国の戦略における部分。
新聞やネットニュースを通し、キーワードなどを調べております。
そこで、今回は今後生き抜くために絶対欠かせない考え、
「地政防衛学」と「量子知覚学」について書きます。
地政防衛学

地政学と防衛学を強引にくっつけたものです。
やることとして、日本が現実としておかれている世界の状況と、
敵から常に狙われている日本が身を守るためにすべきことです。
日本はご自身に置き換えると、より身近な学問となります。
また、日本は私たちの生活とも置き換えてみてください。

自分が住んでいる家がありますね。
家の周りにはどんな家やスーパーなどがあるか。
把握できておりますか?
スーパーで割引があった場合、どこが最安値なのか?
また地域でイベントがある場合、参加するか?
これの世界版が地政学です。
次に家自体を見ていきます。
カギは一つですか、二つですか?
仮に泥棒が入ったとき、金庫は持っていますか?
盗まれたら困るものに対し、きちんと保護できていますか?
近所と連携をして、泥棒が入ったら報告や警察にすぐさま相談する。
このように家を泥棒から防ぐためにやるべきことが防衛学です。
考えられる身近な案件を通し、防衛策を練っていくこと。
および自分の住む地域の動向を把握し、
自分にとって利用できるものを使っていくこと。
これを地政防衛学と名付けています。
国語や社会の応用と思ってください。
量子知覚学

量子学とは目では捉えきれないものを研究する学問です。
最近だとニュートリノが話題となっています。
今、私たちが見ているパソコンや空気そのものも、
実は分子や素粒子で覆われたものです。
パソコンはあらゆる分子がたくさんくっついた結果、
目に見えるようになっているだけです。
でも本当は目に見えないものだって存在する。
幽霊も細かすぎて、目でとらえきれないのかもしれません。
(あるいは見ないように、人が防衛本能として持っているのかも)
それは置いとき、世の中には見えない、言葉にできない、
表現したくてもしきれない情報がたくさんあります。
情報は髪の毛のような細い「何か」を持っており、
がっちりつかんで言葉に落とし込んで行動すると、
良い結果につながっていきます。
反対に今ある悪い結果も、
「見えない情報」が表面化しただけにすぎません。
見えない情報が出ているうちに察知し、
きっちりつかんで、チャンスをつかみ、ピンチを招かない。
これを「量子知覚学」と呼んでいます。
数学や理科の応用と思ってください。
勉強方法

ニュースに注目する
自分が気になったニュースに注目することです。
適当に目が留まった内容でもよい。
例えば、ハワイでホームレスが増加しているとのこと。
原因は温暖な気候とハワイの物価(家賃含む)が高い。
キーワードやわかっていることを調べる

続いて、ハワイの現状を調べます。
社会でいうところの地理ですね。
次に物価が高いとどうなるか? 物価について調べていきます。
他、温暖な気候がどうしてホームレスを増加させるのか?
気にならなくても、自分で質問した時にすぐ答えられるよう、
また、ある程度分かっていることも確実にわかるように、
きちんと調べること。
調べ終えて満足するのでなく、きちんとノートに記述して、
すぐに自分の口から言えるよう、練習を積んでおくこと。
復習として、自問自答が良いです。
例:物価が上がるってどういうこと? 原因は?
原因:モノが不足しているため、企業が商品をどんどん作る
結果:家賃一つ払うことが困難(低賃金の場合)
自分の身近な話題に置き換える

ここからが自分の身の回りに置き換えて考えることです。
別にハワイに行かないし、ホームレスにもならないよ。
と思っても、世の中いつどこで何が起きるかわかりません。
ハワイに行かなくとも、ホームレスにならずとも、
物価の上昇と温暖な気候はホームレスに最適な環境である。
ということがわかると、
もし日本も温暖かつ物価が高くて賃金が低い状態が続くと、
ハワイのようになってしまう確率は高い。
しかもホームレスの中には本当にホームレスとして生活する人、
どこかのスパイとしてホームレスに偽装して生活している人。
いろんな可能性も考えておくだけで、
「どうすれば賃金が上がって物価が下がるようになるか」
といった、いろんな考えが浮かんでくると思います。
物事を多方面から捉えるために、
わかっていることもきちんと調べておくのです。
わかっていることほど、意外な発見をしやすい。
すなわち、盲点が見つかるのです。
しかし、大切なことは盲点に気づくことだけでなく、
盲点のさらに奥にある真理に気づくこと。
それこそ「量子知覚学」なのです。
普段から身近な自然・社会現象を観察し、
そこから真理をつかもうと考えると身につくようになります。
勉強例
やることは普段の勉強と変わりありません。
まず新聞やネット、テレビを通して情報が出回ります。
例としてこちらの記事をあげます。
ニュートリノについて調べた後、
私たちの生活と技術の関係を調べております。
やっていることは理科と社会の応用です。
理科の本質は自然現象を私たちの言葉に直すことです。
社会の本質は特殊環境における、人間組織の関係を見ていくこと。
小説も社会の勉強になっているのです。
現在の日本は戦争状態?
※ これも大きく見たら思想戦の一つ
地政防衛学と量子知覚学を勉強すると、
日本は戦争状態だとわかるのです。
ただし軍事を使わない情報戦争です。
プロパガンダはもちろん、
デモ活動ですら「特定の思想」を誘い込むための争いです。
現代の戦争は情報戦、しかも立場はたくさんあります。
例えば戦争反対で、武力はすべて放棄する側と、
武力はある程度持っておいたほうが良い側。
より細かく分けていけば、
「ここまでは許容できるが、あそこはダメ」という派閥と
「あそこも許容できるよ」という派閥。
情報だからこそ、より細かい区分けがされていくのです。
それで、一つだけ思想に食い違いがあると、
人によっては暴力で弾圧したり、村八分にしたり……
暴力に頼る戦争は思想の違いによる激突よりは、
似た思想を持つ人同士の内乱から始まります。
日本は武力攻撃を現在受けていない。
それで一見平和に見えるけれど、
武力でない情報、すなわち量子部分はもろに攻撃を受けている。
気づいたときには表に出ます。
例;ユネスコ南京記憶遺産登録
政権批判の問題文削除から考える

本日10月20日、毎日新聞が報じています。
「放送大学:政権批判の問題文削除」美術史の問題、出題者:佐藤康宏教授
「現在の政権は、日本が再び戦争をするための体制を整えつつある。平和と自国民を守るのが目的というが、
ほとんどの戦争はそういう口実で起きる。1931年の満州事変に始まる戦争もそうだった」
「表現の自由を抑圧し情報をコントロールすることは、国民から批判する力を奪う有効な手段だった」なお、大学側は佐藤教授のやり方について、こう述べている。
「現政権への批判が書かれているが、設問とは関係なく、試験問題として不適切」
「現在審議が続いているテーマに自説を述べることは、単位認定試験のあり方として認められない」
結果は大学側に任せるとして、
私はこの問題を出した教授の考えに誤りがあると考えています。
「戦争するための体制を整えつつある」のでなく、
すでに戦争は情報という量子分野で起きている。
また、平和と自国民を守るために戦争を仕掛けるなら、
2010年の尖閣沖で、すでに自衛のための武力攻撃をやっているでしょう。
日本はポジティブリストで「これしかできないよ」で動いています。
他国はネガティブリスト「これをしたらだめ」を列挙する。
すなわち、日本からは一切攻撃できないのです。
さらに「表現の自由を抑圧し、情報を統制すると、
国民から批判する力を奪う」部分ですが……
果たして批判する力って奪われるでしょうかねえ。
現在安保などの反対デモ活動が活発に行われております。
(しかも活動員の中に他国からの工作員も紛れている)
また、自由を抑圧する象徴国、中国ですら小さな暴動が起きている。
日本は意外な形で批判するか、
政権交代するように多くの国民が動くと思われます。
批判する力を奪うには、ネットを取り上げること。
常に受け身の情報しか流さないこと。
(マスコミや教師から流れる情報のみを国民に与える)
今はネットでいろんな人たちとつながります。
情報統制を行っている中国ですら、他国から批判が漏れている。
無理だと私は考えていますよ。
それに万が一、日本が言論と表現を弾圧したら、
教授は批判しないで黙っていられるの?
試験で政権批判をするのだから、無理だと思いますけどね。
終わりに
世の中で意外と忘れがちなこととして、
知っていることを改めて調べると、盲点がわかり、
なおかつ真理にも気づけるようになる。
真理の重ね合わせで、新しいことが築けると考えています。
