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大胆なポーズの描き方の後半部分に衝撃を受けて実践した結果

ども、しゃしゃ。

「いろんな角度から自由に人間を描いてみたいのだけど、
なんかうまく描けないんだよなあ~。
アオリやフカン以外にもいろんな側面から描きたいのに!」

思ったとき、大胆なポーズの描き方という本を見つけたよ。

さっそく読んでみると「線の使い方」に感動した。

 

規則を設けると不自由に

仲良し

人間の動きにはいろいろある。
初めは「立つ・座る・寝る」など、多くの人が取り扱う分野を描く。

立つ一つでも「どこから見るか」が重要で、
正面から見るのと、頭上から見るのと、底から見るとでは、
ポーズに大きな違いが現れる。

正面一つでも、どの角度から見るかで、完成図が変わる。
膝を曲げて見るのと、脚立を用意して見るとでは、
完成図に大きな違いが現れる。

「立つといえば、これ以外は思いつかない」

脳みそ(特に左脳)はストレスや新しいことをあまり好まない。
脳に従うと、お決まりのパターンを描く際「楽」と感じるが、
新しい分野に立ち向かうと「面倒、嫌だ」を感じる

すると、表現の幅が狭まり、自分に不自由さを与えてしまう。

 

おかしくても表現していい

のびのび表現

大胆なポーズの描き方は「正確さ」を心がけるなら、
「こんな表現あり得ない、狂っている」思うだろう。

特にうまく人体を表現する人ほど、思うだろう。
「こんな狂いっぷりを表現できるのか」と。

私が初めて手に取ったとき、
「ああ、自分のイラストは『のびのびと』動いていないなあ。
もっと自由に大胆に規則に縛られなくていいんだな」
感じた。

早速大胆なポーズの描き方を参考に一枚のイラストを描いたよ。
円筒を思い浮かべながら描いてみたよ。

(円筒をもう少しまげて、釣り針のような構図もできたなあ)

 

美術解剖図で人体を理解していないと難しい

七夕

大胆なポーズは「人体の構造」を捉えているものとして出している。
初めてイラストを描く場合は戸惑うかもしれぬ。

「手の形、脚の形、正面から見た動態、背面から見る全体」
人間の基本型をある程度頭に叩き込んだ状態でやらないと、

「何がどうなっているか、意味が分からん」状態になる。

人体解剖学こと美術解剖図はこちらを参照してね。

 

実践:グリッド(縦横線)を自由化させれば

流れ

大胆なポーズを読みながら、上記イラストを描いてみた。
魔女の進み方をS字カーブにしてグリッドを最初に描き、
次に人間を描いてみた。

そこから「絵の世界観」を決めていった。
グリッドを自由に描き、人間をどう乗せるかを決めると、
今までになかった「動き」を表現できた。

すぐ実践しただけでもできる……なわけながない。

実践の前にまずは基本を理解せねばならぬ。
人間なら人間の簡単な構図を簡単に描けるようになる。

大胆なポーズでも最初は立ち絵一つをいろんな角度から描いているよ。

「正確か?」言われたら正確でないイラストもあるだろう。
厳格にする必要はない。大まかでいい。

「上から人を見下ろしたらこんな感じだよね」感じのイラストを、
多くの人が見たとき、違和感がなければいいのだ。

大胆なポーズの描き方を通して、グリッドの可能性に気づいた。
グリッドを色々いじれば、考えもつかないイラストができると分かった。

 

イラストに限界を感じたときの対策

昔は脳内にある完成図を描けば十分だった。
だんだん脳内にある完成図だけでは限界が来た。

限界が来ると感じたとき、どうしたら新しい分野へ行けるのか?

私の場合はマインドマップを作るように分解をしてみたよ。
例えば上記イラストを描く際、

  • 髪の毛
  • 女の体型
  • 表情と感情
  • 背景

ある程度絵を描けると、さらに分解してみる。

顔一つを取っても、目、鼻、口、頬、眉毛と分解できる。
もっと分解すると、頬の筋肉と骨、
感情なら「いつどこで何があった」という物語、

髪の毛も前髪、てっぺん、後ろ、左右……分解できるよね。

今まではやることが多くて頭や気持ちに余裕がなかった。
だんだんやるべき作業が分かってくるとマンネリに陥る。

マンネリとは「今の視点はもうクリア、もっと深く見つめなさい」だ。

深く見つめるとは、今やっているものを徹底的に分解する。

分解して細かく分けた後、細かい分野に集中し、欲しい技術を習得する。

私は細かく分解して、一部分を取り上げながら、
先人の事例を模写し、一つずつ身に着けているよ。

ちなみに考えの一つ「いつどこでだれが……」の部分は、
こちらの本を読んでほしい。

故・スティーブジョブズの考え方を元にしているよ。

またこちらで2020年版、ポーズマンネリを打破するコツを書いた。

 

線の動きからドラゴンボールに目が向かう

みえた

私は大胆なポーズの描き方を通し、線の動きを追い求めていた。
すると、ドラゴンボールのフリーザ様編を読んだとき、
「鳥山明先生の描く線、なんてきれいなんだろう」思った。

くわえて古本屋でこしたてつひろ先生の爆走兄弟レッツ&ゴー!!の、
ミニ四駆が走る描写を見ると、線の使い方が素晴らしかった。

大胆なポーズでグリッドから線を意識するようになった瞬間、
それまでほとんど意識していなかった集中線や、
線の動きを見るようになった。

下記参照元+画像元はドラゴンボールのコマ割り研究を行っている。
線のすばらしさも併せて読んでほしい。

画像元+参照:ドラゴンボールのコマ割りとある漫画の比較

 

少しずつ分かってきた大胆なポーズ

構図

大胆なポーズのグリッドを取り入れて練習してみた。

やり方は以下の通り。

  1. パースを大まかに決めるか、緑色で人間の大まかな「頭と尻/足の部分」を決める
  2. 緑色で人間の大まかな頭と足を決める/パースを決める
  3. 自分の想像力と人様のモデル写真撮影協力を頼りに、パーツをつなげる
  4. わからない部分は「立体図」を書きながら当てはめて書き込んでいく

パースを決めるか、先に描きたい大まかな部分を決めるか。
どちらでもいいと思う。実際にやると描けるものだなと感心したよ。

なお背景にも応用できる。背景の場合はこちらを読むといい。

 

大胆なポーズの一番の良さはグリッド

大胆なポーズの描き方で最も勉強になったのがグリッドだ。
グリッドを曲げる、自由に歪める。

歪めたグリッドを用いて頭と足、お尻などにアタリをつける。
そこから自由かつ大胆な描写を行う。

人間の基本構図を理解してないと、なかなか難しい。

「少しでも描きたいイラストに動きを出し、
今よりも発想を柔らかくして、世界観をより面白く表現したい」
なら、
ぜひ読んでみた後、実際に手を出して取り組むといい。

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自分の考えを崩し、今までに描かなかった世界をつくってみよう。

 

実践してから3年後の力

線を引く

大胆なポーズの描き方後半部分のグリッドテクニックを学んでから3年の月日がたった。

正確なパースではない、ざっくりした遠近法だが、
ざっくりだからこそ適当に線を引いて絵を塗れば違和感があったとしても、
今まで思いつかなかった、思いついてもできなかった表現ができる。

上記イラストは2020年5月に描いたイラストだ。

ゆがんだ四角形と斜めに引っ張った線を6つ出せば、
背景パースの基本ができあがる。

人を描くとき、パースにあまり引っ張られなくてもいいんだと分かった。
パースを引くときはあくまでも参考程度であって、ちょっと崩れてもいい

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崩れてもいいんだという許しから画力が少し上がった感じだ。

ぜひ途中で投げ出さず、頑張ってほしい。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。