おはよう、しゃしゃ。
どんなことも続けていれば、たるむ時期がやってくる。
マンネリと呼ばれる状態だ。
イラストにおいてもポーズなど、
マンネリズムを感じたらどんな作業をすればよいのだろう?
私なりにマンネリを打破した方法と考え方を載せていく。
参考になったらぜひやってほしい。
マンネリは一つのゴールにたどり着いた証
![万年筆](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-04-07.29.37.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
まずマンネリは悪い状況でない。むしろ一つのゴールにたどり着いた状態だ。
マンネリは日々同じ作業や考えの繰り返しによって、新鮮さが失われた状態を示す。
同じ作業の繰り返しとは「それまでの部分はできる」という、
一つのゴールを示しており、新しいスタートを欲している。
例えば私の場合、はじめは「脳内の絵を形にする」がゴールだった。
ある程度試行錯誤をこなし、脳内の絵を形にできた。
もちろん手や足などおかしいところはたくさんあるが、どーでもいい。
脳内にある想いを形にできたのだ。
すると、自分で気づくか人からの指摘によって、
「うん、このままじゃいけないな」気づき始める。
自分で気づく場合は
以前に比べてのめりこむ気がなくなったもん
イラストにかかわらず受験でも仕事でもすべて同じ。
たまたまポーズにマンネリが現れただけ。
どうすればいいのだろう?
受験勉強に例えるマンネリ打破の基本
![配色](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/04/zaqr3.jpg?resize=387%2C300&ssl=1)
マンネリ克服について数学の勉強で例えよう。
数学はまず先生から基本を教えてもらう。
次に練習問題をやって、大まかな解法パターンを得る。
同じ問題ばかり解いているので、
「この問題は楽勝だよ」と捉え新鮮味が欠けた状態となる。
この状態こそポーズのマンネリを感じるときにあたる。
いざ応用問題をやろうとしたら……手も足も出なくなる。
ある程度まではできる、難しいものはできない。
でもある程度まで解けるのだから、難しいものに挑まなくてもいいや。
できるなら挑みたいけれど、そこまで必要……かなあ?
心があっちこっちいって考えがまとまらない状態だ。
今のあなたはこの心境になっているだろうか?
私のポーズにおいてマンネリになる傾向があるので、
とりあえず次のやり方を試してみた。
ポーズマンネリ打破のコツ:初心に帰りやり直す
![時短術](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/04/zaqr6.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
初心に帰るとは「今まで学んだ事柄をすべて忘れ」たうえで、
「もう一度最初から最後までじっくりやり直す」だ。
マンネリの原因はあいまいなまま、つまみ食いで学んだ状態だ。
今まではつまみ食いで何とか対応できた。
難しい問題(より目指したい絵)に対応できなくなった。
裏を返すとあなたのレベルは上がっている。
次は「できる」部分はもちろん「できない部分」も含め、
ポーズの模写をもう一度行う。
今、あなたはポーズに関する参考テキストを持っているか?
持っているなら中に掲載されたポーズをすべて書くべき。
ポーズを書くだけではない。
テキストとして書かれた注意点やコツもノートに記すべき。
できるところは完璧に、できないところは克服し、
きちんと土台を固く強くしていく。
マンネリ打破のコツ2:曖昧な個所を理論化
![もか](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/02/2020-02-17-07.31.32.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
アオリ構図の絵を描けと言われた場合、
自分の言葉で理論化できた状態で描けるだろうか?
理論といっても簡単でいい。
3点パースあるいは三角形を意識した状態でグリッド線を引いた後、
人間の構図を抑えたうえで描く。
自分の言葉できちんと説明できなければ「あいまいな状態」だ。
参考までにこちらの描き方は自由で簡単な理論を載せているよ。
マンネリ打破のコツ3:要素の分解
![](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/11/2019-11-15-07.19.16.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
「要素を分解」していけば苦手及び得意がわかる。
例えば人間の体一つをとっても、
- 胸
- 腹
- 脚
三つ以上に分けられるし、腹一つをとっても、
- 正面
- 横
- 後ろ
- 斜め後ろ
- アオリ
- フカン
たくさんの視点で捉えたら、いくらでも分解できる。
今できるところを「分解」してみるといい。
分解はビジネスや勉強にも当てはまるやり方だ。
ビジネスの場合なら「利益」を得るためのモデルについて、
どんな顧客がどうやってここにきて、ものを買って……
「どんな顧客」をより細かく分解していけば、
より高額の商品を提供できるようになる。
受験でも数学が得意なら、どこが得意なのか?
反対にちょっと苦手な部分はどこか?
志望校の問題とにらめっこしながら対策を練っていけば、
本番で頭が真っ白になる確率を減らせる。
極限値はアートもビジネスも勉強も変わらない。
だからこそマンネリ打破のコツとして次の視点につながる。
マンネリ打破のコツ4:違う分野の学習(吸収)
ポーズにマンネリを感じた場合、ポーズ集からのみで学んでいないだろうか?
例えばダイエット雑誌やノウハウ本の中にポーズがある。
インスタグラムにも様々なポーズがある。
さらに音楽の勉強をすると音符記号がある。
♪を見て「あ、これはポーズになりそう」
思ったらグリッド線を引いて今すぐポーズを作って見るといい。
もう一つ、ポーズにも「物語」がある。
いつどこで誰が何をしているのか?
また過去にどんな困難や試練があったのか?
小説や古典の学習を行えば、ポーズ一つにも意味が生じる。
ポーズ一つに理屈をつけて、絵全体の中でどんな意味があるか?
考えなくてもいいところを、あえて考えてみるとマンネリ打破できる。
私はあえて考えなくていい部分を考えたおかげで、
「人に伝えるイラスト」と「自己満足のイラスト」の違いを感じた。
違和感こそマンネリという幻想を崩すチャンスだ。
マンネリ打破のコツ5:正しく批判される
![参拝](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/12/2019-12-31-07.35.34.jpg?resize=225%2C300&ssl=1)
外部圧力から生じる挫折と気づきによって、マンネリを打破できる。
漫画では挫折を味わう展開として、ライバルに叩きのめされ、
「今のままでは勝てない」状況を味わう。
イラストの場合は第三者から正しく批判されるのがポイント。
正しく批判とは「アドバイスと受け取る内容」であり罵倒ではない。
例えば「目が気持ち悪い」だの「体型がいびつすぎる」だの、
人前にさらすといわれたくない評価をいただく。
無視してもいいのだけど、あえて正面から受け止めてみる。
他人の目線を気にするのでなく、
「今の自分を変えるヒントがそこにある」捉え、
あやふやなところ、気になった個所を鍛えていこう。
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)