おはよう、しゃしゃ。
pixivFANBOXという、クリエイターの支援サイトができたよ。
私のフォロワーもpixivFANBOXを使い、お金の募集をしていたよ。
いくつかは支援したいなあと思いつつ、
色々見ているうち、自分の中にある違和感に気づいたよ。
支援なのに対価が必要?
いろんなクリエイターのファンボックスを見ていくと、
金額が高いほど、「お礼に何かを創ってあげるよ」と、
支援から商売という形になっている。
もちろん、人それぞれなので、お金をいただいた代わりに、
何かをやるのは全くかまわぬ。
私はそこに一つの違和感を抱いた。
「支援なのに対価って必要なんだろうか?」と。
「支援の対価に『それ』を求めているのだろうか?」と。
違和感に対して「当たり前じゃん、それ」思うのもよしだし、
「言われてみれば、なんかおかしくね?」考えるのもよし。
私は「おかしいなあ」考えたよ。
クリエイター「支援」としてお金をいただいたらうれしい。
うれしいけれど「対価として何かをするよ」という行為は、
支援でなく「商売」じゃないかと考えるのよ。
人によっては「支援」でなく「商売の一つ」とみなし、
1000円を払ってくれたら、お礼に「秘密の作品」を見せてあげる。
条件を付けているんだね。
もちろん、秘密の作品を見たくて支払う人がいるなら、
「商売型の支援」は成功だからやるべきだ。
サイト:PIXIVfanbox
ふるさと納税を思い浮かべる
ふるさと納税で減収 東京で悲鳴
小池百合子の口だけ政治に納税する気が失せた結果。 pic.twitter.com/rNmXemid82— jin (@jin9993) April 24, 2018
クリエイター支援は何かを思い浮かべるなあと思ったら、
ふるさと納税を思い浮かべたよ。
過去に書いた記事で、ふるさと納税でも、
「うちの地元に納税したら(商品を購入したら)、
対価としていいお肉や特産品をお渡しするよ」
ふるさと納税を利用し、地元の商品を積極的に売る地域もあれば、
「いやいや、ふるさと納税の本質は寄付でしょ。
だから納税しても何も渡さないよ、感謝はするけれど」
主に東京都がこちらを取っている。
(特に左翼系の市長ほど、寄付という形をとる傾向がある)
大衆は「返礼」に正直であり、寄付よりは対価を好む。
寄付はどんなメリットがあるのか?
返礼より寄付のほうが「得がある」実感しないと集まらぬ。
後で関連記事を一つ紹介しておくから、そちらも読んでおこう。
支援経済という名の新たな商売
※ 私が現在、ティラノビルダーを通して作成中の企画
今後の経済をつかむうえで「支援経済」が一つのポイントになる。
動画だとふわっちというサイトで、
動画を見ている人が花火などを飛ばすと、動画主にお金が入る。
花火をうつという商品よりは、
花火を通して動画主を「支援」している形だ。
動画主はお礼として動画を見ている人に何かしらのサービスを行う。
例えば動画を見ている人の要求に沿って何かをやったり、
突拍子もないお笑いをやったりと、何かを行う。
中には何も行わない人もいるけれど、
動画を見ている人からすれば、何も行わないようで、
その人は誰に頼まれるわけでもなく、面白い行動をとっているから満足だ。
ふわっちを見ている僕の知り合いが述べていたよ。
支援経済という中で私たちは生きている。
どう動くのが一番、自分はもちろん支援者にとっても得か?
支援者に媚びて生きるのか、こびないで全力の生きざまを見せるのか?
どれがいいかわからないし、人それぞれによって分かれてくる。
支援に対して「寄付」がいいか「返礼品」をつけるべきか?
商売とは若干違うところに頭を使わねばならんね。
商売は双方が納得して取引成立するのに対し、
支援は投資者が「頑張れ」という気持ちで創造者に応援する行為だ。
創造者としては質を高め、ほかと違って自分は何を求められるか?
アクセス解析や自分が生み出したい作品を創り続け、
どれが最も良い反応を取れているかを調べるといいよ。
週刊金曜日の嘆き
「(衆議院選は)安倍政権に鉄槌をくだす絶好の機会でしたが…」
「創刊時の5万3000部から1万3000部に落ち込んでいます」
「周りの方に本誌を紹介して」何が問題か気づいていないように見える。 pic.twitter.com/KYqTSBnFex
— 崔碩栄 (@Che_SYoung) December 11, 2017
週刊金曜日の部数が落ちて、
「周りの人々にも紹介し、購入を手助けしてほしい」
必死のお願い手紙が購入者に届いているそうだ。
週刊金曜日が焦る気持ちは大変わかる。
今の時代の流れにおいて何を最も読まれるか?
なぜwillを多くの人が購入するのか?
どうして虎ノ門ニュースメンバーが書いた本を、多くの人は買うのか?
安倍政権を擁護ししないとだめなのか、批判したらダメなのか?
(虎ノ門ニュースメンバーも安倍政権に批判的だけど、
難癖をつけるレベルではないし、事実を集めて報じている。
情報収集の質こそ、虎ノ門ニュースの本質)
支援経済の成功/失敗モデルを見るなら、
今の情報業界–特にメディア–を観察するといい。
willやvoiceという雑誌では朝日新聞への批判が目立つけれど、
むやみやたらに朝日を批判すれば売れるってわけでもない。
形の前にとても大切な部分がある。
大切な部分はインテリジェンスを鍛えればいい。
どうしても今の状況がわからないならこちらを読むといい。
世界で何が行われているのか、簡潔ながら深い視点で描いているよ。
特にニュースを見る時は「裏側」を気にするよ。
今は南北首脳会議が行われている。
どんな裏を見出すか、嫌でもわかってくるよ。
読んだ後にあらためて週刊金曜日やwillを読むと、
なぜ週刊金曜日の部数が落ちたのか、わかると考えるよ。
(虎ノ門ニュースを毎日見ている人なら、
上記の本を読まなくても高精度の推測ができると考える)
日記:めがび神社企画
インスタグラムにてイラストをあげています。
現在、ティラノビルダーを使ってうちのブログに関し、
一つの物語を作っているのです。
タイトルは「めいうん めがび神社」
話は大体できたのですが、登場人物を読んで会話式にするか。
1体形式のメルマガのようなお話にするか。
迷っているのです。
小説やイラストとは違う楽しさが、
ティラノスクリプト(サウンドノベル作成ソフト)にあります。
文章を入れておしまいではない。
次に背景やBGM、SEを考えなければなりません。
創造において、どこまで妥協し、どこは突き詰めるか?
最初から完璧を作る必要はないのです。
最初は下手でも駄目でもいい。だけど全力を出す。
徐々に改良して面白くしていけばいい。
心に余裕がないと、改良に手が届かなくなります。
仕事やお金その他で追い詰められると、
成果のみを求め、心が壊れてしまうのです。
心はいつだって自由。縛るのはしゃしゃの意識だけ。
不自由な現実が続くほど、心を自由にさせて創造をさせましょう。
関連紹介:クリエイターに大切な意識
最後に今回の記事における「関連」を紹介したい。
私が過去に書いた記事をあげるので、
興味を抱いたらぜひ、読んでみてほしい。
ふるさと納税に対する東京都の怒りって?
関連として、東京都のふるさと納税にて、
一部市長の嘆きを紹介しているから、ぜひ読んでおいてね。
くわえて富裕層への節税対策ともとられている。
どういうことと思ったら下記記事を読んでみてね。
山口達也さんの裏切り行為
TOKIOの山口達也さんが強制わいせつで逮捕された。
鉄腕DASHで棟梁として子供のようにはしゃぎ楽しむ達也さんを見ると、
僕はとても残念な気持ちを抱くよ。
クリエイター支援という立場から見ると、
彼の行為は「本当に見たくない現実」であり、心が痛い。
山口さんに対する評価について、こちらで述べているよ。
今日も読んでいただき、ありがとう。