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ふるさと納税で東京都が大変困っている事実から学ぶ「失敗」

おはよう、しゃしゃ。
12月もあと数日で新年を迎え、税金対策もはかどる。
ふるさと納税として、地方に税金を納めながら、
「お礼」をいただき、共に良い関係を築ける。

東京都杉並区がふるさと納税に対し、
住民税が流出しています」チラシを配ったよ。

思ったことを書きたい。

 

住民税の流出を食い止めたい

杉並区長は田中良さん。
経歴を見ると、東京都議会議長を経て区長となった。
民主党系に属していたのね。

「ふるさと納税 田中良」で調べたところ、毎日新聞の記事にあたった。

ふるさと納税をしてくれた人に対し、豪華な返礼品でなく、
「区の事業への支援」として寄付としていただくよう考えている。
なお杉並区ではふるさと納税によって税収入が減っている。

参照:来年度ふるさと納税、事業に寄付募る(2017/2/1)

田中区長によると返礼品によるふるさと納税を嫌い、
神社のさい銭箱のような「寄付」として考えていると。

でも「住民税が減っている」警告チラシを出すあたり、
多くの人は寄付に魅力がないと捉えている

同じお金なら返礼品として豪華な品物をもらった方がいい。
多くの納税者はふるさと納税を「商売の一環」としてみるか、
「寄付(慈善事業)」として捉えているか。

現実を教える結果となったね。

参照:杉並区長プロフィール

 

ネットの反応で面白いと感じたところ

ネットの反応としてあちこちの2ちゃんまとめで上がっている。
商売としてみると面白い意見があった。

「杉並区、行政の怠慢を区民に押し付けてる。行政が1番、区の魅力に気づいてない」

「ふるさと納税の返礼品として、例えば本社のある丸美屋食品に協力してもらい、ふるさと納税限定の「プレミアムふりかけ詰め合わせ」を作ってもらうとか、いくらでも手はあると思う」

「杉並区にアニメ会社いっぱいあるのだから、そこと協力しなさいよ」
(区長側がそれをやらないと決めている)

意見引用:東京都杉並区がふるさと納税の悪影響を訴えるチラシを配布

ネットの反応を見る限り、杉並区も身近なところに価値があるものの、
区長が「ふるさと納税の定義(本質)」にこだわっているため、
あえて「返礼品」という選択肢を外している。

区長の決断は寄付という方面だといいと思うが、
結果としてふるさと納税による収入が増えていないという、
ビジネスとして捉えると、間違った決断をとった。

 

寄付に魅力がない?

神社

私は月初め、神社のさい銭箱にお金を入れている。
最近だと1万円が平均だな。

「返礼品も価値もないところに1万円をいれるなんてもったいない」

確かにそうなんだけど、お礼なら「アイディアに気づく」という、
目に見えない形で十分もらっている。

そう考えると神社のさい銭箱にお金を投げる行為も、
「価値を生む発想」という「商売」で成り立っている

ふるさと納税を「寄付」という形でお金を入れた結果、
入れた人はどんな「物体でない利益」を得るのだろう。

例えば「ああ、俺ってすごいお金持ちなんだなあ」という気持ち。
気持ちを実体験するのも一つの利益だ。

他にも「俺って杉並区に貢献しているんだな」
地元愛に基づいた喜びもあるね。

ただ、地元愛に基づく喜びは気持ちに余裕がないとできない
それよりも「はっきりとした魅力(返礼品)」がある方に、
多くの人は気持ちが動き、ふるさと税を納める、

「多くの人が魅力と感じる何か」を創り上げること。
魅力を作る基本は「自分(杉並区)の掘り下げ」を行いつつ、
「これは魅力じゃないだろう」という思い込みを外してみる。

ここは私やしゃしゃ個人にも言えるよ。

私も「これは魅力でも何でもない」思ったところを人に尋ねたら、
「いや、それはすごいアピールポイントだよ!」相手が驚き、
すぐにアピールポイントとして下記自己紹介に書いたからね。

記事:忖度弁当が売れた/売れない、どちらにしろ大成功

 

ふるさと納税は返礼品目当てでいい

ふるさと納税は商売の一環だと思うと、魅力的な返礼品競争へ変わる。
裏を返せば「俺の地元、こんな魅力的コンテンツにあふれていたとは」

魅力的な返礼品を作る・探す
⇒地元の特徴や強み/弱みを徹底して掘り下げる

強みはもちろんだし、弱みも視点を変えたら強みへ変わる

例:冬の北海道は凍って寒いが、常夏地方からだと、
「おお、この寒さがいいんだよ」喜ぶ。

例2:一度商売に失敗した私。恥ずかしくてたまらない(弱)
だからこそ、同じく失敗した人たちの気持ちがわかり、
次に失敗しても「成功となるヒント」に基づいた忠告ができる(強

魅力的な返礼品は「うちの地元にこれだけの価値があるとは」
価値発見の出来事へつながっていくよ。

杉並区は寄付という形で魅力を打ち出したものの、
多くの人には「それは魅力的な返礼品じゃない」思われた。

区長が寄付を貫くならそれでいいし、
「現実はそうか……よし、自分の考えを改めるか」
地元企業と連携を取り、返礼品を出すのもいい。

 

納税側の自由と税収側の大変さ

ふるさと納税を通してもう一つの考えが浮かんだ。

お客様は「選ぶ側」であり、自由だけど、
商売人側は「選ばれる側」であり、大変だ。

今の就職でも勤める側は会社を選ぶ自由がある。
アベノミクスを通して少しずつ失業率も下がり、
顧客として選ぶ幅が広がった。

一方で会社側は今までの条件で労働者が来たものの、
労働者側に選ぶ自由が与えられてから、
魅力的な提案を出さない限り、選ばれなくなりつつある。

スマホを持つと、店にいながらネットで価格チェックを行い、
ネットの方が安ければそちらで商品を買うように、
お客様(選ぶ側)には自由がある。

事実を踏まえてどんな行動をとればいいのか。
価格が一番か、魅力が一番か、そのほかが一番か……

一つの時代を示しているね。

 

おまけ:音読していないと文章をうまく表現できない
チア

ここ最近、仕事が忙しくて音読をさぼっていました。
するとブログ記事を書く際、言葉がうまく出てきません

上手く出てこない⇒すらすらと自分を含む読者が読めない
⇒ストレスをためて読む気が失せる⇒読まなくなる

音読すると、また言葉がすらすらと出て来ると思いつつ、
古文を中心に朗読しています。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。