おはよう、しゃしゃ。
GW虎ノ門ニュース質問スペシャルコーナーを聞いていると、
リスナーの質問精度が大手メディアよりも「高い」と確信した。
※金曜日はフーターズなどおっさん向けの質問ばかりで草生える
私が虎ノ門ニュースを聞いているから、ひいきな部分もある。
えこひいきを外して、面白い質問もあれば精度の濃い疑問もあり、
「なぜ精度の高い質問が来るのか」考えてみたよ。
質問者の条件
#cozy1242 #虎8 視聴者さん「中国人の靖国観について」←石平さん「非常に羨ましく思っている。国の為に戦った死者の異例の施設だったり、宗教の施設が中国には無い(文革で破壊された!)戦死者の碑はあるがあんなものは石の塊だ。そして皇室皇居に対する畏敬の念も日本人が思っている以上」続く
— 万年青(おもと) (@mannenaoomoto) May 3, 2018
絶対条件として、質問者は質問する前にきちんと勉強している。
例えば石平さんにチャイナの状況を聞くとき、
チャイナの政治、経済、文化、地理、地政学……
きちんと頭に抑えたうえでわからないところがあるから、
質問-回答を通して、より深い世界を見ようとしている。
インテリジェンス(情報調査-整理-未来予知)を行っているわけだ。
実は今日初めて虎ノ門ニュースを生で見ていますが、面白いです。
地上波では流さないだろうな、という情報、意見満載で。
これを見る限り、もうテレビの時代は終わったんだとつくづく感じます。
#虎8— さくらあめ (@sakura14sweet) May 3, 2018
質問者は回答者の「どの分野に詳しいか」を把握したうえで尋ねている。
当たり前のように思われるかもしれないが、国会中継を見ると違う。
例えば金融委員会の質問で、野党議員が金融に関する質問でなく、
もりかけ騒動での安倍総理への責任に関する質問を送った。
もりかけを通して金融にどんな影響が出るのか?
議題に沿った質問なら「質はある程度高い」につながるが、
議題とは全く関係のない質問を深く追求し、
関係のある質問を一切行わない時点で質が低い。
質が低いを言い換えると「問題に対する関心がない(他人事)」だ。
結果、「プロを名乗る素人だな」と判断される。
質問者が回答者に対して質問を送る際、
- 回答者の得意分野を把握している
- 出回る情報を自分なりに分析している
2つは絶対に必要だ。
質問について自分の記事を調べたところ、知恵袋に関する記事があった。
良い質問を得るコツとしてぜひ読んでもらいたい。
回答者の条件
藤井厳喜「米国は覚悟で行く、話し合いだけでご褒美はあげない。それを前提にトランプは会う。現時点で北が非核化に応じる可能性は意外に高い。北の選択肢は2つ、非核化を受け入れるか・先制攻撃を受けるか。リビアのカダフィは空爆で殺されるか・非核化の2つに1つだったから追い込まれた」#虎8 pic.twitter.com/7vsCGYDrUc
— ちぢれ麺 (@chidiremen11) May 2, 2018
質問者から見て回答者は「専門家」という前提で見ている。
なので「専門家」として、どの分野ならとても詳しいか?
虎ノ門ニュースといったメディアをはじめ、
私たち一般人ならブログやSNSといった分野で発信する。
発信しても大半の人は「忘れる」性質があるので、
忘れさせないように情報を常に発信していくわけだ。
情報にも質と量があり、特に質が求められる。
質とは相手が嫌いという理由で批判する姿勢ではない。
好きであっても嫌いであっても、
出回っている情報(自分にとって不都合も含む)を置いたうえで、
自分なりに情報を精査し、客観事実を積み重ねていく。
どんな人にも「好き嫌い」はあるので、
嫌いな人に対しては徹底的にけなす気持ちが、
好きな人はたとえ犯罪行為をしても、かばいたくなるもの。
自分の「好き/嫌い」を脇に置いたうえで、
ありのままの事実から目を背けずに見たうえで論じる。
「嫌い」という感情が強いとありのままの事実に対しても、
「ない」扱いにするばかりか「嘘/ねつ造」を事実と置いて批判しがちだ。
回答者には自分に不都合な情報があっても、
目を背けずにきちんと情報を精査したうえで論じられるか?
きちんとできる人が求められている。
良い回答を行う条件の一つが、聞かれたことにきちんと答える行為だ。
訓練としては現代文が一番ふさわしいよ。
双方に求められる勉強の条件
アホの朝日記者、ヨルダンまで来て安倍総理に「野党は麻生大臣の辞任を求めてるが続投させる気か?」と質問wwwwwwwwwwwwwwwwww https://t.co/T3nPZok9SK
— AKIRA (@2279masao) May 2, 2018
大手メディアの質問は大半が精度の低いものが多い。
(もちろん、精度の高い質問もあるよ)
例えばG20に出席した麻生大臣に対して、
質問者は真っ先に「G20に関係する質問」をしないで、
当時、話題に上がっていた福田次官の処置について尋ねた。
麻生大臣に皮肉を言われながらも、質問者は気にしていない。
ビックキーワード「G20」が話題に上がっている場では、
真っ先にふさわしい(ビックキーワードに関する)質問をすべきだ。
福田次官は質問内容がなくなるころ(後回し)でも十分だ。
本来は後回しでも十分な質問を、日本メディアは最大の関心を持ち、
反対に真っ先に聞くべき内容を後回しどころか「いらない」扱いしている。
優先順位がずれているのだよね。
大手メディアは福田次官の処置について大きく取り上げ、
G20での内容や中身についてはほとんど触れなかった。
ビックキーワードが何を意味するか?
G20が今後の日本社会はもちろん、世界にとってどんな意味を持つか?
安倍晋三首相 訪問先のヨルダンで内外記者会見
朝日新聞「野党は麻生財務大臣の辞任を求めているが(ry」
麻生副総理G20討議直後会見
テレ朝「福田事務次官のセクハラに関して(ry」— みさき座長❥ エンターテインメント (@arisemitsuru) May 2, 2018
今だと総理らは中東へ訪問している。
中東の訪問が日本を含む世界情勢にどんな影響を与えるか?
ビックキーワードに求められる情報を書かないと、
「はあ、見て損をした」気持ちになり、離れていく。
ビックキーワードをもとに色々調べたうえで、
「これってどういうこと?」思ったところを訪ねていく。
ビックキーワードについて、今までは大手メディアがやってくれた。
(実は昔から深くやっていない)
今はネットを通して自分で情報をつかめるので、
大手メディアに頼らず、自分でやらねばならぬ。
ある意味、自分の代わりにまとめてくれたメディアより、
面倒だけど自分で情報をまとめていかねばチャンスはない。
虎ノ門ニュースにおける質問者と回答者の関係を通して、
強く感じたので、ビックキーワードを元に掘り下げる癖をつけよう。
なお、質問の精度が高いと菅官房長官にも褒められるだろう。
記事を書くときの注意点

僕がブログ記事をかいているときも、なるべくビックキーワードこと、
しゃしゃ(自分を含む)にとって関心の高い者から載せるようにしている。
優先度の高い情報を後回しにした際、クレームをいただいたよ。
「優先度の高い情報を先に伝えないと、読者としてストレスを感じる」
書き手が考えているよりも、読者は一歩先の時代に進んでいる。
売り手が考える以上に買い手はニーズの最先端を走っている。
しゃしゃが何かしらの記事を書いているなら、
読み手は自分よりも一歩前に進んでいる前提を持って、
記事を書いたほうがいいと思っているよ。
私を含めて記事の書き手、商品を売る側はどういうわけか、
読者や買い手を「自分より後に進んでいる」と勘違いを起こすから。
現在の安倍首相の記者会見、ヨルダンで行われているのに、共同通信と朝日の記者が先陣きって、何故わざわざ国内問題ばかり質問するのか?
続いた外国人記者は日本とヨルダンの経済的関わりを質問していた。
日本のマスコミは、海外まで行って、くだらない質問はやめて欲しい。恥ずかしい。
— 新谷 由美子 (@33aterui18) May 1, 2018
日本メディアが日本のみの関心を質問にするのも、
「うちの購入者(大手メディアの読者)は自分(書き手)よりも、
知識がないし、時代を読む最先端を歩いていない」と、
下に見ているところがあるからだと考えているよ。
日記:記事を書く/伝える意味

※ インスタグラムにてイラストをあげています。
現在制作中の物語における一コマを、画用紙に書きながら、
「本番(CGイラスト)もこうしようか」と検討中。
私は質問もしていないし回答もしていない。
世間一般で言うところの「傍観者」だ。
今回の記事を書いている際、自分の立場をメモに書いた結果、
「自分はここにチャンスがあるのか!」スキマに気づいた。

スキマを見つけるにはどうしたらいいか?
行動(自分ならブログ記事を書く)に対して「自問自答」すればいい。
今、しゃしゃが読んでいる記事は今後のしゃしゃにとって、
どれだけ未来が変わるのかわからない。
記事を書いている私にとって今日の記事は、
「自分の立ち位置」をはっきりするためにとても役立った。
記事を書くという行為はただ書いても意味がない。
記事を書いているうち、ふつふつと疑問が浮かんでくる。
「この記事は自分にとってどんな意味があるのか?
(記事を読んで、自分は何に気づこうとしているのか?)」
浮かんだ疑問を放置せず、紙に書いて尋ねなおし、
自分で回答する癖をつけた結果、意味が分かる。
でも記事を書くだけなら「自分だけが得をする」気持ちだけでなく、
「どう伝えたら、しゃしゃも得するか?」を考える。
しゃしゃの中には「未来の私」も含んでいる。
時間がたつと、現時点で気づいた真理を忘れてしまい、
路頭に迷ってしまいがちだ。
迷った際、道を正す役目の一つが「過去の自分」が書き残した言葉。
なので記事を書く際はしゃしゃはもちろん、
未来の自分にも配慮して記事を書かねばならぬと考えている。
#虎8 に質問を送る人、めっちゃ勉強しているのがよくわかる。
今のマスコミが有本さんと石平さんに質問するとしたら、質の高い質問はどれくらい出るのだろうか?— 千賢光太郎 (@megabi0) May 3, 2018
今回の記事、しゃしゃにどんな形で役に立つか?
私にはわからない。だからこそ自分に尋ねてみてほしい。
「今、私(しゃしゃね)は賢ちゃんの書いた記事を読んでいる。
記事を読んで、自分は何に気づこうとしているのか?」
ぜひ自問自答してみてね。絶対、何かに気づくはずだから。
おまけ2;記事の感想をいただいた
興味深い考察をありがとうございました。みなさんも読んでみてください。
なぜ虎ノ門ニュースに質問する人の情報精度が高いのか? | Megabe-0 https://t.co/Po0PSHYUff @megabi0さんから— fujimarubit (@fujimarubit) May 3, 2018
今回読んでもらった感想を虎ノ門ニュースを見ている仲間からいただいた。
仲間からいただくのはうれしいね。遠慮がないし、ずばずば言うし。
地上波マスコミが特に顕著なんですが、多くの視聴者を得たいということで放送局は初心者や知識の浅いライト層への質問しか答えようとしない傾向があるんですよね。
これでは視聴者も成長できないし、よくないんですよね。
中上級者も並列して相手できる「寺子屋」式の放送Q&Aが理想ですが、難しいね。— 音猫光学式 (@otoneko28) May 3, 2018
猫さんの考察は今後の自分の立場においても役に立つ。
メディアはライト層ばかり、中級-上級でも対応できる、
「寺小屋」形式のニーズが高まりそうだなあ。
読ませていただきました。
>本来は後回しでも十分な質問を、日本メディアは最大の関心を持ち、
反対に真っ先に聞くべき内容を後回しどころか「いらない」扱いだから新聞テレビの受け手であるわれわれが学べないんですよね。
— あまきち(あまきっつぁん) (@amakitsann) May 3, 2018
>好きであっても嫌いであっても、
出回っている情報(自分にとって不都合も含む)を置いたうえで、
自分なりに情報を精査し、客観事実を積み重ねこれ。わたしも、苦手な人のお話もなるべく客観的にわたしなりに精査しようと努力している(つもり)。
— あまきち(あまきっつぁん) (@amakitsann) May 3, 2018
あまきっちゃんからは以下の感想を。
今回の記事を通して、自分が伝えるものはこれかなあと思ったよ。
あっているか間違っているかはわからないけど。
