ども、しゃしゃ。
僕の知人でコンサルタントを務める尾崎君から、
「ヤフー知恵袋の使い方」について聞かれた。
知恵袋だけでなく、教えてgooなど質疑応答サイトにおいて、
使い方を一つ極めると、とんでもない事実に気づかされたよ。
質疑応答にある本音
(尾崎君に僕のサイトを見てもらった際) 賢ちゃん、知恵袋って使っている?
いや、あんまり見ていないし使っていない
もったいない! 使ったほうがいいよ、知恵袋には読者が「心から」求める情報が詰まっているから
そうはいっても、ただ見ればいいのかといったら違う。
彼にいろいろ教えてもらったんだ。
尾崎君に内緒で、こっそりしゃしゃにも伝えたいと思う。
知恵袋(教えてGooほか)の使い方を知り、
相手の悩みに対して真剣に答え、何かしらの価値を築いてほしい。
社会に良い形で貢献してほしいと考えるからだ。
ブログ記事を書く上での使い方
キーワードを入力する。
例えば現代文の勉強方法に悩んでいるとする。
読解力がわからず、センスでとくしかない。
入試では読解力を試される問題が出るのに、確信をもって答えられない。
センスがすべて狂ったらどうしよう……
現代文の勉強ってどうやったら「あ、そうか!」わかるのか。
数学や英語他と違い、論理的思考力はわかりにくいからね。
そこで知恵袋に「現代文 読解」とキーワードを入れる。
まずは関連性の高い質疑応答が出る。
すると、質疑応答をメモ帳に貼り付け、とことん見ていく。
貼り付けるページは1ページだろうが2ページだろうが構わぬ。
次に「閲覧数の多い順」→「新しい質問」を見て、
メモ帳に貼り付けて、質疑応答をじっくり見る。
蛇足だけど、私は回答の多い質問もチェックした。
知恵袋をはじめ、教えてGooほかでもやると、
「質問する人は今すぐ何を解決したいのか?」
=検索する人が求める情報 がわかってしまう。
情報を調べ、整理してから記事を書くと、
相手が求めている情報を手に入れられる。
私は感性で書いていたところが多く、
彼の話は目から涙が落ちるほど、ありがたいと感じたよ。
ちなみに現代文の読解に関して、
彼のアドバイスを参考に書いた記事がこちらだ。
後、尾崎君はいろいろなビジネスノウハウを持っている。
知恵袋は数多くある中の一つだ。
もっと知りたい方はこちらに飛んでね。
メルマガ:彼女に刺されかけた元帝京大生の物語
知恵袋に質問する際
ここからは知恵袋に時々質疑応答を書く、私の話だ。
しゃしゃが求める情報を質問する際、どう送ったらいいのだろう?
質問を書く際、
- なぜ悩みを抱いた?
- どこに悩んでいるのか?
- 自分はどうしたいの?
最低でも三か所「理由:手段:目的」を用意しよう。
現代文の読解について悩んでいるなら……
1「現代文の読解力をあげたい、どうすればいい?」
だけだと、回答者はいろんな答えを送る。
2「現代文の成績が悪く、原因は読解力不足だと思う。
どうしたら現代文の成績をあげられるか?」
原因を述べたうえで解決策を書くと、1の質問より深く答えるかもしれない。
3「現代文の参考書をたくさん使っているのに、
一向に成績が上がらない。上がらない理由もわからない。
解説を読んでも『はあ、なんで?』さっぱりわからない。
問題を解く際、どこに気をつければ成績が上がりそうか。
教えていただけるとありがたい」
自分の現況をきちんと書きながら、
どうしたいのかを書けば、詳しいアドバイスが来るだろう。
もっと詳しいのを求めるなら、
いつ・どこで・誰が・何をした・なぜやった・どうやる?
といった5W1Hを細かく設定するといい。
回答する側も単純な質問なら単純な回答が、
詳しい質問なら、質問者の狙いをくみ取って回答してくれる。
こちらで5W1Hについて詳しく書いているよ。
独りよがりな文章を書きたくないなら読んでね。
知恵袋に回答する意味
私は別名義で知恵袋に参加し、時々答えている。
答えたからといって、お金がたまるわけではない。
自尊心を満たす象徴「コイン」を多くもらうだけだ。
くわえて相談者から「ありがとう!」とお礼が届く。
ありがとうと言われた情報を記事に書けば、
「相談者と同じ質問を抱いた人がグーグルほかで調べた際、
うちのサイトにたどり着く確率が高くなる」ね。
知恵袋で回答する癖をさぼると、
だんだん独りよがりな記事へ向かっていく。
別に独りよがりでもいいのだけど、
「どうして訪問者が増えないのだろう、直帰/離脱率が高いの?」
思った場合、相手を考えないところに原因がある。
回答のコツは現代文
中学国語から高校現代文によくある問題として、
- 「~とはどういうこと?(説明問題)」
- 「なんでそう言えるの?(理由問題)」
質問する人の「狙い(目的)」って何だろう?
質問する人はなぜ、そんな質問を出したのだろう?
答える前に一度考えてみよう。現代文の問題を解くコツも同じだ。
設問を雑に扱わず「出題者はなぜそんな質問を出したの?」
相手の狙いを問いかけてから課題文を読むと、
答えに必要なポイントがわかってくるよ。
次に回答する際、相手が何を知りたがっているのかに知りつつ、
回答直前、声に出して読もう。
声に出して読むと、文章のおかしさはもちろんだし、
相手に配慮して回答しているかにも気づく。
音読しないと、相手の事情に気づかないよ。
相手を気遣う姿勢から、コミュニケーションが生まれる。
コミュニケーション力をあげるなら、知恵袋/教えてGooを利用し、
どんどん人様が問いかける質問へ答えていこう。
アマゾン:ライジング現代文―最高レベルの学力養成
現代文の読解力に問題があると思ったら、上記テキストをやろう。
お勧めする理由は「出題者の狙い」について触れているからだ。
出題者の狙いに目を向けた後、設問を読むと解き方が変わる。
ほかの参考書は「問題を解くノウハウ」へすぐ進むから、
本質:出題者は何を考えて問題を出したのか?
がわからず、テクニックや文脈といった言葉に惑わされやすい。
文脈もテクニックも「出題者の狙い」を理解したうえでやらないと、
意味のない武器となってしまうよ。
記述する際、原稿用紙を用意して何度も同じ問題を解いてみよう。
答えを書き写しながらも「解答例よりもっといい記述ができないか?」
解答例の回答をさらに突き詰めると、記述力が上がるよ。
おまけ:イラストでの知恵袋
イラスト方面でも知恵袋はたくさんある。
どのように描いたら、絵がうまくなるかが大半だけど……
絵はうまい・へたじゃないよ。
下手でも描いた「狙い」は何か?
- 絵の中にどんな物語をこめているか?
- 絵にどんな狙い、演出を行っているか?
一つずつストーリーを考えていきつつ、
「自分は何を目指しているか?を問いかけると、
きっと素晴らしい絵を描けると思う。
文章も同じで、誤字脱字、文法の下手さよりも、
「文章一つに対し、何を狙っているのか?」
きっちりつかんでおかないと、しまりのない文章へ変わっていくよ。