おはよう、しゃしゃ。
5W1Hは基本、文章作成に使われる指標だ。
最初は意識するけれど、慣れたら普通に扱える文書手段。
5W1Hがビジネス文書のみならず、
受験勉強のやり方や広告作成に応用できると気づいた。
どうやったらできるのだろう?
基本!5W1Hとは何か?
- いつ When
- どこで Where
- 誰が・誰に Who/Whom
- 何を(した) What
- なぜ Why
- どのように How
他にもビジネスでは
- いくら How much
- 人数は How many
例文を載せたい。
今日、私は母親から「林檎を買ってきて」と頼まれた。
- いつ:今日
- 誰が・誰に:母親が私に
- 何をした:買い物をするよう頼んだ
もう一つ載せよう。
自転車で近くのスーパーに行き、買い物をした。
- 誰が:私
- 何をする:買い物
- どのように:自転車で
- どこに?:近くのスーパー
一つの文書内に5W1Hを混ぜている。
とりわけ重要な5W1Hは「What:何を伝える」かだ。
ビジネス文書を作成する際、必ず「誰に何を伝える」を、
重要視したのち、色々な情報「いつ・どこで」をくっつけよう。
読み手へ配慮すればさらに詳しく読みやすくなる
友人「セネガルの村にたこ焼きマンがいる」
上記文書において、しゃしゃは何を思う?
- セネガルってどこ?
- たこ焼きマンって何?
読み手として疑問が出てこないかい?
書き手はわかっている。セネガルはどこかはもちろん、
たこ焼きマンとは誰なのかもわかっている。
書き手は「わかっている」からこそ、
読み手もわかって「当然」と考えを抱き、説明を省く。
結果、読み手は「何を言っているんだ、こいつ?」と、
書き手の説明不足に苛立ち、クレームを伝える。
そこで私は文書をつけたす。
「アフリカにあるセネガルの村に、
日本人の森林君(あだ名はたこ焼きマン。由来はわからない)がいる」
書き手である私はすでに分かっているが、
読み手はわからない「かもしれない」と考えると、
自然と読み手に気を配る文章を書ける。
相手はわからないと決め付けるのでなく、
読んでいる人の中には、わからない「かもしれない人がいる」と、
わかる人/わからない人の両者を考えると、わかりやすい文書になるよ。
もっと詳しく知りたい場合h、
トップページから私が書いた最新記事を読んでほしい。
注意深く読んでいけば、私の伝えたい事柄がわかるよ。
会話する際は「書くように話す」
斉藤孝教授が本の中でおっしゃる言葉として、
文章を書くときはもちろん、話をするときも
「話すように書く」のではなく「書くように話す」と心がける。
違いは何か?
書くように話すは
「読み手は必ずしも、自分と同じ情報量を持っているわけでなく、
全くわからないかもしれない」前提でとらえている。
話すように書く場合、相手もわかっている状況が前提だ。
結果、わからない「かもしれない」可能性を考えないから、
読み手は「何を言っているんだこいつ」ストレスをためる。
だから記事を書くときは「話すように書く」のでなく、
「(情報が不足している人前提で)書くように書く」を心がけよう。
応用1:イラストに5W1Hを代入
上記画像は6歳の子供が書いたイラストだ。
イラストから「どんな情報、状況」がわかるだろうか?
もっと分解してみよう。そこで5W1Hだ。
- いつ⇒夏の祭りにて
- どこで⇒神社など、祭りのある場所で
- 誰が⇒娘が思い描いた可愛い女の子
- 何を⇒祭りではしゃいでいる
- なぜ⇒「すてき、こんなところに行きたかった」
ほかに娘はこう述べている。
「浴衣は木をイメージした。彼女の後ろには山がある。
山と対比させるつもりで木を描いた」
よく考えているなあ……感動したよ。
応用例2:広告作成こそ5W1H
5W1Hはむしろ広告作成が役に立つと考えている。
ちょっと画像を作成してみた。
一つ質問。A(左)とB(右)を読み比べてみてほしい。
どちらが「読者として気になる」だろう?
AとBの違いは一つ。
- A:What(何があった)を入れている
- B:Whatを省いている
広告とはそもそも何だろう?
しゃしゃが何かしらの広告を貼り付けたとき、
読者にどうしてほしいのだろう?
5W1Hのうち「誰に何をしてほしいのか?」を考えた場合、
どちらがより「次の展開が気になる」のだろう?
答えは出さぬ。というか出せぬ。
読者の反応を見て決めていくしかないからだ。
私だったらBが気になるよ。
というのも「何があったのか」を省いており、
次のページを読まないと「何があったのか」がわからない。
わかるとしても「ベンチの下にいた怪物に襲われるのでは?」
予想を立てているだけなので、正解を見たくてたまらない。
広告作成ほど5W1Hを念頭に置いてかないと、
Aのような広告を私は作る傾向がある。
広告作成は5W1Hの次に「読者の行動」を考慮しないと、
広告を創っているつもりで、単なる自己満足になってしまう。
やるときはぜひ考えよう。私は知人の尾崎君に鍛えられた。
尾崎君はぐーたら生活から彼女にぶっ刺される寸前までいき、
3か月後にはとんでもない生活を送っていた。
応用例3:受験勉強をやる際に5W1H
勉強をやる際も5W1Hをつかむと、やりやすくなる。
現代文はもちろんだけどすべての科目に当てはまる方法だ。
例えば数学の問題でわからないところがあった場合、
- どこがわからないのか?
- なぜわからないのか?
- どんな知識が足りないのか?
5W1Hにそって考えていくと、知識に穴があると気づく。
気付いたら後は教科書や参考書を通して埋めていくだけ。
私は化学の有機化合物を勉強していたとき、
覚える知識がバラバラすぎて、さっぱりわからなかった。
そこで自分にといかけた。
- 有機化合物の全体像はなにか?
- 有機化合物はどの分野を学ぶのか?
- 学んだ結果、試験にどういう形で出てきそうか?
問いかけていけば、全体像を理解できて混乱も静まる。
受験以外の勉強も含め、すべてに当てはめてみよう。
その他:Why-How-What
人生の生き方や理念をつかむなら、
- 理念(WHY)
- 手法(HOW)
- 行動と結果(WHAT)
5W1Hのうち上記3つが問われるよ。
Why-How-Whatについてはこちらで詳しく語っているから、読んでほしい。
他にも応用しようと思えばいくらでも考えられるだろう。
5W1Hは普段から意識しておかないと、うまく使えない。
会話はもちろん、文書説明ですらがっつり省略するから、
「お前は何を言っているんだ?」状態になってしまう。
古文はまさに5W1Hを省略しているから読みにくい。
ぜひ5W1Hを通し、自身を鍛え上げてほしい。
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