
「SEKAI NO OWARI(世界の終わり)」のボーカル、
深瀬慧さんがツイッターにて暗号を出した。
暗号を出し、フォロワーに解かせる。
答えを知った時、「深瀬さんは頭が柔軟だなあ^_^::」感心。
私もティラノスクリプトを使い、暗号ゲームを考えている。
ただ読むだけでなく、頭を使ってもらったほうが面白いかなあと。
では暗号についてこれからお話をします。
暗号は自分の人生に大きくつながっているのですよ。
深瀬さんの暗号と答え
question pic.twitter.com/aNhhW1CSJ9
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) 2015, 8月 6
- 1→White→W
- 2→Red→E
- 1→Blue→B
- 1→Red→R
- 5→Yellow→O
- 5→Black→K
- 2→Red→E
- 2→purple→U
- 1→purple→P
すなわち「we broke up→私達は別れました」
深瀬さんの恋人は「きゃりーぱみゅぱみゅさん」
このメッセージは破局を意味するものじゃないかと言われている。
私は彼の行動が面白いなと思った。
「別々の道を歩むことになりました」単純な発表でなく、
「うわ、なんだこれ。なにを意味しているんだ?」
フォロワーが考え、拡散者が増える(その一人が私)
結果として暗号から興味を持ち、深瀬さんを知る機会となり、
新しいファンができるだろうと考えている。
暗号を創るときに必要な考えは?

※ 画像元:Tom_Brown 6117
暗号って簡単に作れるようで難しい。
私が暗号を創るとき、まず答えを先に考える。
答えを考えた後、解法を考えて問題を作るよ。
問題を創るとき、参考になるのが教養だ。
例えば私の仕事に「数学」はあまり影響を与えぬ。
問題
1 4 9 16 25 ■
■にはいる数字は?答え 36
解説 全て2乗した数
4⇒2の2乗 9⇒3の2乗
数学で学んだことを利用して、暗号作りができる。
より難しいのを作る場合、作り手がそれ相応の教養を持たねばならぬ。
仕事や生きることに関係ない分野を学んだ時、
「学んだことを暗号に活かせないだろうか?」
考えると難しい暗号を作れるよ。
暗号作りは「出題者」になるのが第一
受験勉強は問題に答える側も大変だが、
出題者も考えなければならず、苦労するよ。
私は出題者の狙いを一番考える。
「この暗号がどんな意味をもたらすのか?」
自分が楽しいと感じるから出すのか?
読者に挑戦状を出し、対立するために出すのか?
受験勉強においては
「出題範囲に書いてあるキーワードや公式を理解ができているか?
応用問題において、冷静にヒントを読んで考えて結論を出せるか?」
なんとなく出したらダメ。
「狙い」を定めるから、難しい暗号や問題を作れるよ。
出題者の狙いについてはこちらを読んでほしい。
まず出題者の視点がわからないと、問題を解けないからだ。
物理の問題を解いてみよう

単振動、力学的エネルギー保存に関する問題です。
この問題を解いてみてください。
解けないと思います。言葉が足りないからです。
- 「床はなめらか? ざらざら?」
- 「木箱の重さは球に比べて重たい? 軽い?」
- 「バネ定数は?」
暗号を解くときも「基本的な考え」がないと、きちんと解けない。
解いたとしても「思い込み」による勝手な回答だ。
だからこそ、出題者として「適切なヒント」を出さねばならぬ。
全員が解けない暗号を出しても意味がない。
特定の人がわかる暗号を出すからこそ、意味があるよ。
こちらでは「特定の人」の見わかるやり取りを書いている。
和歌や俳句では「単語」にどんな意味があるか?
わかっていないと、なかなか解けないよ。
暗号作りのテキストとしてぜひ読んでほしい。
