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田母神俊雄・百田尚樹氏から感じた「八方美人を捨てる勇気」

田母神と百田尚樹

百田尚樹さん出演の虎ノ門ニュース8時入りにおいて、
田母神俊雄さんがゲストとして出演しました。
地政学や他国の文化背景に戦略、日本の自立に関する話が多かった。

(この二人が出るだけで、アレルギー反応を起こす人はどれくらいいるんだろう)

この中で私が最も気になり、ツイートした部分があります。
日本が抱える根本的な問題です。

でもこれは日本だけではありません。
私たち一人一人が持つ、大変身近な問題です。

 

真摯に戦う姿勢のなさ

怒り

※ アニメ「ストライクウィッチーズ」の中の一コマ。どんな状況で使われたんだ?

 

日本の良さはおとなしく、相手と争わない姿勢を作ることです。

しかし争いを避けたいがために、
時には理不尽で「やってもいない」ことを押し付けられる。

相手が行った悪事をなすりつけられても「なあなあ」で済ませる。
ある意味、腐った泥を水に流すのでなく、
きれいな水に泥を混ぜられても自然と泥が落ちるのを待っている

これが日本が抱えている国際関係であり、大きな問題だと思っています。
私達だけでなく、トップがこういう姿勢でいる事こそ問題です。
トップだけでなく、私達もこういう姿勢をとりがちです。

だから朝日新聞もわざと悪意ある誤報を流すし、
中国韓国も自国の罪をなすりつけたり、
慰安婦や軍艦島などにいちゃもんを付ける。

いちゃもんをつけられると日本人は「何を言っているんだ」
という姿勢よりも「まあまあ」思考が働いてしまい、

「(私達は身に覚えがなくても)やっていたかもしれない。悪かった」
他国との妥協点を探っていくようで、相手の戦略に自らはまっていく。

原因は八方美人になり、日本が悪人になることを恐れているからです。
(八方美人;全ての周りに良いカッコをする様)
悪や孤立を恐れるばかり、少しでも日本が悪ということに対して堂々とできない。

悪人になると叩かれます。マスメディアだと百田尚樹さんのごとく、
猛烈なバッシングを食らって社会的な抹殺をするのです。

彼の発言などをまともに調べず、メディアが流した情報だけで判断し、
感情が特定部分にたまってしまう。

メディアはあくまでも一次ソースでないことに気をつけてください。
(もちろん、このブログも一次ソースを元に考察したので、
なるべく一次ソースにあたる癖をつけてくださいね)

 

監獄実験からわかること

学園

※ 監獄学園の一コマ。画像はここから抜粋。
このアニメは女が一方的に男をなぶるので、ギャグでも見ていない

 

日本人の八方美人ぶりは根底として悪人になる恐怖があります。
恐怖はどこからやってくるのか?

金曜日、日本人の歴史認識に関し、あるツイートを行っていたところ、
スタンフォード大学でこんな事件があったのです。

※歴史認識に関する記事はこちら
歴史を正しく知るとマスコミに怒りが湧いてくる

 

実験内容と結果

監獄実験

実験のまとめはこちらのサイトにあります。

アメリカ・スタンフォード大学心理学部で
刑務所を舞台に普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、
その役割に合わせて行動するかどうかを試すもの。

被験者は新聞広告などで集めた学生など70人。

囚人達には屈辱感を与え、囚人役を身近に演じてもらう。
看守役が自ら囚人役に罰則を与え、囚人の何割かが発狂。

看守役は囚人役にさらに屈辱感を与えようとするが、
色々あって6日で実験終了。

この時、実験の指導者である心理学者ジンバルドーは
「自分自身がこの状況に飲まれ、危険な状態と認識できず」

結果としてわかったことは
・人はある役割を与えられると、それに従って動くこと
・囚人役の治験者は実験が終わっても、囚人であろうとした

 

植え付けられた歴史思想

スタンフォード大学の実験を観た上で、
中国韓国が日本に対し、慰安婦や侵略その他において、
ひたすら謝罪を要求する理由の1つを分析します。

現在から未来世代永劫、「犯罪」意識を植え付けさせる。
植え付けることにより、日本人の意識において

「歴史を振り返ること、もう一度見直す事自体が危険」
「日本がどんどん戦争できる国になってしまう」
何より「(罪悪感から逃れるため)悪人を卒業したい」

ここを他国が理解しています。だから日本人の心に隙ができます。
それで、払わなくても良いお金を払ってしまったのです(我々の税金)。

でもネットの発達により、
歴史は様々な視点から解釈が違うということを知り、
だんだん日本人の中に「私達は嘘を教えられたのか」
意識が働くようになりました。

他国が植え付けようとする意識が通用しなくなると、彼らは焦ります。

今までちょっと罪悪感を植え付ければ、
すぐお金や有利な条件を引き出せたのに、通用しない。
今までの勝利パターンが通用しなくなるのです。

普通に焦りますよね?

かわいそうな顔
※ここまでは行かないだろう。この人はどうなったのだろう?

 

これに恐れる人はもちろん支配する側です。
でも、支配される側の一部も恐れるのですよ。

支配される側はする側から飴(お金など甘い条件)をもらいます。
苦痛が強ければ、飴を拒否して逆らうでしょう。
しかし、飴をもらい続ける限り生きることができる。

支配する側の意見を聞いて行動しておけば、
生活に困ったことは訪れない。

でも、ここで支配する側が仕掛けた洗脳を解こうとすると、
彼らは一生飴をもらえなくなります。
すると自分らで飴を得なければならんのです。

要は自立、独立をしなければならないのですね。
自立はものすごくエネルギーや忍耐力が必要となります。
今までの生き方をすると、すぐ淘汰されるほどです。

他の例に例えると、
親がお小遣いをくれた。でもある日いきなりくれなくなり、
自分でお小遣いを得なければならなくなった。
行動しなければならず、非常に面倒くさいし頭を使います。

それなら親を脅迫してでもお小遣いをもらう。
自分は動きたくないし面倒だ。自立なんてもってのほか。
あなたはどうでしょう?

 

他国が絶対に謝らない理由

ギリシャ首相

その点、中国や韓国アメリカなどは謝りません。
謝った時点で「自分らの負け」になり「たかられる運命」になるから。

すなわち、「負け」や「ごめんなさい」は、
今後の自分の人生を決定づける重大な進路となるのです。
(こうしないと彼らは生き残れなかった)

日本の視点(特に自分目線)で考えてはいけない事例です。

原爆

アメリカ人の中には原爆などについて
「あれは悪かった」反省している人も現れているようです。

ドイツはナチスに全てを押し付けて、
ナチス関連の本は今でももめているとのこと。

ヒトラー著「わが闘争」もドイツだと読めず、
日本だと普通に読めるそうですね。

 

生き様に求められる覚悟

「真摯に戦う姿勢のなさ」は国や環境だけの問題ではありません。

私達一人一人の意識にも現れているのです。
それが「最もやりたいこと」に対する妥協です。

最もやりたいことを行うと、
これからの人生に対し、大きな革命が起きます。

大げさでなく、本当に大事なのです。
(ただし、そう感じるのは本人のみ。周りから見ると些細な事)

ただ、それを行うと恥や知らない人からの批判など、
自分にものすごく嫌なものも押し寄せてくるわけです。
察知するため、そんな人生を送ってほしいと感じない自分が、
自分の中にいてささやくわけです。

「恥ずかしいだけだからやめろ」
「お前は何をやっても無駄」
「ああ、死にたい」

こういった言葉をつぶやいている方、気をつけてください。
自分の中にある「優等生な私」に封殺されようとしています。

 

優等生な私とバイオパワー

「優等生な私」についてですが、
苫米地英人氏の本に「バイオパワー(生権力)」という単語があります。

バイオパワーとは「誰かに監視されている」
という暗黙の重圧によって、誰からも監視されていないのに、
監視されているかのように振舞う状態。

引用先:バイオパワーから逃れるには

こいつは一旦逃れても、すぐにしがみついてきます。
時間をかけてじっくり解決していくか、
自分と全く違う人のそばに仕え、意識や思考を変えていくしかありません。

 

優等生な私の撃退法

自力で解決する場合、
紙を用意して自分が目指したいものを知り、声に出します。
これを朝と夜必ず行うこと。

自分を反対に洗脳させるのです。
優等生な私(バイオパワー)に勝利するなら、毎日自己洗脳を行い、
自分の価値を自分で高めること。

人は謙遜も込めて、自分の価値を否定します。
特に人から褒められた時「いや、私はそんなことないから」
自分で価値を否定するのですね。

これじゃこの先生き残るのが難しい。
人から褒められた部分は今後の生き方を決めるヒントです。
褒められた部分をきっちり分析し、
自分で褒められた部分を褒めるようにすること。

 

終わりに

日本という国の問題は他国が作っているのでなく、
日本の意識が作っています。

自分自身にあてはまる例を見ていけば、
自分が今、どんな感情に「怒り」を持っているのか。

自分自身への無力や怒りを知った時、
なにをすればよいか情報が出てくると思います。

世の中の問題は全て自分につながっています。
空想や理想に逃げることなく現実の自分に向き合い、
この記事を通して考えていただけたら嬉しいと思います。

 

追記

百田尚樹さんの新書本、ここで色々皮肉を込めて述べています。
内容は次のツイートを参考にすること。

百田新書

語っていることが皮肉満載で面白かったので、読んでみてください。

大放言 (新潮新書) 百田尚樹さんの本を購入するならこちら

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。