民主党政権って、そんなに黒歴史かな。自衛隊の海外派兵の特措法は全て廃止されたし、円が高くて色々安く買えたし、労働者派遣法がちょっとだけマシになったし、表現の自由関係は今より明らかに開放的だったし、司法も活気づいた。経済状況も主観的には今より大分マシだった。あくまで今との比較だが。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) September 20, 2017
おはよう、しゃしゃ。
ネットでふっと気になったツイートがあった。
渡辺輝人弁護士のツイートより、
「民主党政権は黒歴史かなあ?」発言を通し、
今から見て「当時の民主党政権」を見直すツイートを、
渡辺弁護士への返信として反応があった。
民主党政権は2009年9月から12年の12月までだ。
「歴史を振り返り、捉え直す」出来事が起きたわけだ。
関連スレッドを調べているうち、一つの疑問が解決した。
弁護士団体はどうして自民を敵視するのだろうか。
民主党政権を振り返る
「円が高くて色々安く買えた。」
同じ口で賃金ガーとか言ってないだろうな?
「表現の自由関係は今より明らかに開放的だったし」
松本龍の書いたら終わり発言は?
「司法も活気づいた」
尖閣漁船衝突事件での行政による司法への介入とはなんだったのか?
どんだけ妄想で民主党を美化してんだよ。— しわすみ (@s_w_s_m) September 20, 2017
渡辺弁護士の発言を箇条書きにしていくと
- 自衛隊の海外派兵の特措法は全て廃止
- 円が高くて色々安く買えた
- 労働者派遣法がちょっとだけマシになった
- 表現の自由関係は今(2017年)より明らかに開放的
- 司法も活気づいた
5つのポイントに分けたうえで、民主党政権で得たものはあった。
黒歴史じゃないのでは? 述べている。
民主党政権が与党になった当初、
最近の都民ファーストや米国トランプ大統領のごとく
「何かを変えてくれるのではないか?」期待していた国民は多かった。
政策を任せると「まさか」自民党の対応よりも悪くなるとは。
経済は円高放置・デフレ推奨政策により、株価が4桁へ落ちた。
参照スレ:弁護士「民主党政権って、そんなに黒歴史かな」 →
円高デフレ政策

円高デフレのメリットは品物を安く買える。
安く買えるを裏返すと、企業に入る売り上げが少なくなり、
新しい事業を起こす金が足りず、費用を削らねばならぬ。
費用の中でも「人件費」を削り、少しでも生産を伸ばす。
会社に入るお金が減り、日本より経費の掛からぬ海外へ移したり、
資金が回らずに倒産したところもある。
円高デフレは消費者にとって「安く買える」メリットがあるように見え、
会社がより品質の良い製品を出せない、
ライバル(海外)に出され、市場を奪われるデメリットがある。
あの当時、1ドル80円を切る超円高の中で仕事といったら「コストダウンのために素材を日本製から海外製にしたいんだけど品質大丈夫か見てくれ」ばっかりだったのを思い出す。ひどい時代だったわ https://t.co/0xTELY9t2k
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) September 20, 2017
働く場所が減り(企業が人件費を出したくないから)、
求人内容が「長時間・サービス残業・低賃金」でも、
お金を少しでも得るために、応募する人が多かった。
求人内容が実際に書いてある基準と大きく違うと、
訴訟案件が生まれる。弁護士にとって訴訟案件が増えると、
仕事が増えるから、資金が大いに回る。
弁護士の利権は増えたの?

※日弁連:民事裁判訴訟件数(PDF)より
調べたら2010年時の弁護士状況があった。
法律事務所で採用試験を50件ほど受けても採用なし。
法律事務所の経営者から仕事を振られ、顧客を紹介してもらえる。
2001年の小泉内閣で司法制度改革推進法が行われ、
弁護士業界の規制が緩和されたけれど、訴訟件数が減少傾向にある。
弁護士は「訴訟」が増えると仕事につながる。
治安が悪くなれば、消費も低迷し、不況になって働く箇所も削られ、
裏社会に金が流れ、犯罪者も増え、裁判を通して弁護士の出番も増える。
司法が活気づいたのも、負の側面にあるのかしら。
誤「円が高くて色々安く買えたし」←
正「円が高くて国内の製造業は海外に逃げ出したか、逃げ出せない零細は工場を畳んだ。おかげで雇用がなくなった。」誤「自衛隊の特措法云々」
正「安全で国際的に存在感の出せた洋上給油は廃止され、危険なアフガンの支援をやる羽目になった。」— 3pF (@3pF) September 20, 2017
次に日本弁護士連合会から弁護士白書を見つけたよ。
民事訴訟事件数の推移(PDF)を見ると、2009年と10年の新受付数が増えている。
11年から今に至るまで、減少傾向にあるよ。
統計だけを見たら、確かに民主党政権時は受注が多かったのね。
弁護士の仕事だけで見ると、日弁連が今の自民党を嫌うのも分かるわ。
(すべての弁護士ではないけれど)
労働者派遣法について
労働者派遣法は明らかに改悪だった。円高の状態で製造業派遣を禁止したおかげで、海外へ製造拠点の移転し、国内では雇用減。更に人件費の増加を嫌い、正社員への転換どころか短期の契約社員やパートの増加に繋がったじゃないか。
何もしない方がまだましだった。— 宿禰 (@riskbyno) September 20, 2017
民主党が行った労働者派遣法とは何だろう?
参照サイトによると、派遣労働者を減らしたが、
社員より不安定なパートや契約社員が増えただけ。
正社員は改正しても減らなかった。
別の参照サイトでは民主党のパフォーマンスだと書いてあった。
民主党のパフォーマンスといえば、民進党になった後の出来事をもい出す。
2012年に「ちょっとだけ良くなった」労働者派遣法の改正に触れておきながら、派遣事業者にキャリアアップ教育義務や、待遇均衡を義務付けた2015年の改正に触れないのは法律の専門家のやることですか?せいぜい悪質なデマゴーグかプロパガンダ製造器のやる事では。
— ユーリー (@Yuriy_Julius) September 20, 2017
安保法案に対して、テレビカメラ向けにプラカードを持ってきた。
その後、国会議事堂前でデモ活動を行いながら、信念を述べていた。
……あの当時から、パフォーマンスだったのか。
表現の自由について
https://twitter.com/kiteruwkiteruw/status/910718656979517440 https://twitter.com/kiteruwkiteruw/status/910718656979517440
表現の自由に関して、覚えている項目は二つ。
1 鳩山由紀夫当時の総理大臣に対し、
「鳩ぽっぽ」表現したら、新聞社などにクレームが来て使えなかった
(ソースはニュース女子、青山繁晴さんや長谷川幸洋さん。動画はない)
2 尖閣諸島付近でのチャイナ漁船衝突事故後、
sengoku38(一色正春氏)による尖閣諸島衝突事件の動画を公開後、
書類送検(逮捕の予定だった)した
仕事が国内からどんどん無くなったんですけど。特に製造業が頼りだったところは酷いことになりましたよ。自治体が企業に泣きを入れて工場を畳まないでくれって言ってたんですよ。
— ええな@にゃーんガブガブ (@WATERMAN1996) September 20, 2017
規制が緩くなった部分はあると思う。
麻生政権時、同人誌業界に対する規制が進むのではないか?
恐れられていたからね。
ただ、今の自民党になっても規制は大きく進んでいない。
時代が進めば、違反を平気で行い、不利益を被る人や会社が現れる。
だから規制をある程度かけて、不利益を得る人を減らす。
表現の自由は時代の流れを考えねばいけないよ。
一般紙までこんなの取り上げてアホちゃうかw
菅野完は差別的な発言や高須院長への攻撃的なツイートがあったからアカウント凍結されただけでしょ。
これはルールに明示されている。
主張は交通違反で切符切られて何で俺だけ?って言ってるのと一緒https://t.co/qz3q7bJWU5— 渡(わたり)慎之介 (@hyper777w) September 20, 2017
そういえば菅野完氏のツイッターアカウント停止で、
毎日新聞が記事にしていたよ。
ここで書きたくない、小説なら書けそうなすごい言葉を書いて、
菅野さん自身も認めているよ。
原因がわかっているなら、今後気を付ければいいだけ。
江川紹子様
菅野完氏によるヘイト、差別発言、犯罪教唆の数々。
果たして、これらのどこがどう言論と呼べる代物なのでしょうか?逃げずに、お答えいただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。#菅野完 #言論? #ヘイトスピーチ #反ヘイト を謳う #ヘイトスピーカー pic.twitter.com/44SfTiANQL— テキサスの黄色いバラ (@_572968669757) September 19, 2017
菅野さんのツイート凍結に関して「ヘイトスピーチに厳しいツイッターがなぜ?」
疑問を書いている意見を見かけたのだけど……
菅野さんのこれらを見ても「ヘイトスピーチに厳しい」からこそ、
凍結したんじゃないかなあと普通に考えるのだけど、彼は例外なわけ?
首相動静の裏側(2018/5)
TLの流れで枝野さんが「首相動静に乗らない訪問もある、民主党政権時私も見た」的な話してるんですが、民主党政権時に「首相動静に乗せたくない(メディア、国民に知られたくない)から密会する」ってどんなヤバい相手だったんですかね?そっちがすごく知りたいわ。
— 404 (@tora_to_kuro) May 22, 2018
2018年で加計学園の文書に対して、安倍総理大臣のアリバイが問われた。
その際、枝野元民主党官房長官で現在は立憲代表が述べていた。
「自分が官房長官だった時、首相動静には載せないやり方で、
秘密のルートを通して密会をしていた」
くわえて鳩山由紀夫元民主党の内閣総理大臣も似た発言をつぶやいた。
「民主党時代はどれだけ首相動静に乗せられない密約があったのか?」
素で考えてしまったよ。
「朝日新聞デジタルの【首相動静】で古いものは削除される」というのは完全に間違い。菅総理どころか鳩山総理の物まで残ってるwwhttps://t.co/w7gVr6b2gh
— もりちゃん(CV:毒蝮三太夫) (@mollichane) May 22, 2018
首相動静は民主党政権時代を含めて保存されているそうだ。
くわえて首相動静に乗せられない裏側について、朝日や毎日も弁解している。
弁解発言は下記サイトに乗せているよ。
弁解を読むと「朝日や毎日の記事は信じなくていい」と考える。
好き嫌いでなく、新聞社がそう言っているのだから(呆
黒歴史じゃないからこそ
安く買えたが就職難でしたよ。
新卒採用なしって会社もありました。
派遣の仕事も減っていました。
円高で大企業が海外に脱出していましたし。あなたが言ってるのは海外旅行に安く行けたからいいじゃんレベル❗
— けいご (@kehiyow) September 20, 2017
あの時何があったのか、
直視したうえで未来を大まかに見据えねばならぬ。
リーダーが変われば国も変わると実感したし、
野党になった後「なぜ国民から嫌われたのか?」
真摯に反省しないと、かえって嫌われるとわかった。
民主党政権は「何をしたら国として危なくなるか?」
経済的な視点からも大いに勉強できる。
「日本とはどんな国でありたいのか?」
日本の歴史を知り、日本に関心を抱かせる機会をもらった。
#虎8 覚悟の一例として、安倍総理を不快に思う人は多い、罵詈雑言はもちろん、時に○○予告もあるし、レッテルもある。でも総理であるからには「そういう人たち」を含め、日本を守り、伸ばしていく責任がある。
安倍総理を批判している議員にはその覚悟があるのか。— 千賢光太郎 (@megabi0) September 20, 2017
今こうして記事を書いている一つのきっかけも、
世の流れをつかみ、少しでもしゃしゃと幸せを分かち合いたいからだ。
流れをつかむには良い部分はもちろん、良くない部分も受け入れねばならぬ。
黒歴史という「なかったこと」にするのが一番いけない。
民主党政権は日本の黒歴史。国債発行額は過去最高、事業仕分けで産業の競争力は低下、漁船衝突事件では日本の弱腰が露呈、大震災では総理が原発に乗り込んで大混乱、超円高と超デフレに対して何もできず放置。この3年を取り戻すのに10年以上を要する。民進党は何も学んでいない、いや悪化している。
— 竹田恒泰 (@takenoma) September 19, 2017
民主党政権を黒歴史扱いにしたい人はツイッターを見ている限り多かった。
観たくない部分をきちんと見据え、解釈を変えていかないと、
人はいつまでたっても成長しないよ。
傲慢かつ無知を防ごう
数字ってこのことかな? pic.twitter.com/wh5QEEmryO
— なちゅらるぶるー (@show_insider) September 20, 2017
民主党政権にならなければ、私は無知のまま過ごしていただろう。
無知を少しでも克服したいから、恥を脇において学んでいる。
どんな職業・立場に置かれても、
常に世の流れ、自分の在り方を学ばないと、
時代の流れから取り残されてしまい、精神的に引きこもる。
精神的な引きこもりとは自分の考えが正しく、
相手の考えは絶対に間違っている思想だ。
大学教授、エリート他でもなっている人がいるよ。
私も自分に油断すれば、精神的引きこもりを患うだろう。
しゃしゃもそうならないよう、常に学んでほしい。
