![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-5Zb39UeL.jpg?w=728&ssl=1)
ども、しゃしゃ。書店で芸術関係の本を読んだ。
武器になる知的教養西洋美術鑑賞。
西洋美術をどう見たら面白く鑑賞できるか?
私は少し違う目線で「知的教養美術鑑賞」を読んだよ。
鑑賞者にとって価値の上がる美術鑑賞術
![魔女](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-01-07.35.35.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
西洋美術鑑賞は「感性」よりも「論理」を重視している。
感性こと「ありのまま見た評価」は確かに大切だ。
けれど「感性だけ」で物事を見るのは大変もったいない。
背後にある世界観や歴史、作者の人物像など、
あらゆる方向を追いかけると、もっと鑑賞が楽しくなると。
似た部分は中谷彰宏さんの「教養本」にも乗っている。
絵は感性より理論だ。日本画は理論の集約であり、
日本画を描く際、初めから絵を描かせない。
まずは基礎知識、日本の歴史などを徹底定期に教えたうえで、
ようやく線の使い方などを学んでいく。
中谷さんの教養本はこちらに書いてあるから読んでほしい。
名画の読解力「教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか」から
![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51eSqwzdREL.jpg?w=728&ssl=1)
副教材として「名画の読解力」を合わせて読むと、
名画に対しての考察力が深まるだけでなく、
しゃしゃが絵を描く際の大きなヒントにもつながるよ。
武器になる知的教養西洋美術鑑賞と名画の読解力の違いとして
- 武器になる西洋美術鑑賞:フルカラーだけど解説が少し浅い
- 名画の読解力:文章が多くモノクロだけど解説が豊富
名画の読解力の方が深い知識を得られるけれど、
数日で読めるような内容でないから、学ぶ姿勢が必要だよ。
事例で分かる「名画読解(背景知識)」のヒント
![](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-09-12.10.46.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
名画の読解と西洋美術を楽しむコツとして、事例を出したい。
自分の絵を「名画」として取り上げる。ツッコミはOKだ。
赤ずきんがサブマシンガンを所持し、
お菓子でできた魔女の家を襲う寸前のイラストだ。
赤ずきんの意味、サブマシンガンの意味、
お菓子の家、魔女、これらはどんな意味を持っているか?
赤ずきんはグリム童話やおとぎ話シリーズとして、
あるいはりぼんでやっていた漫画「赤ずきんチャチャ」がある。
![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61Q5qwu1mvL.jpg?w=728&ssl=1)
あのころと変わらない絵柄に涙
グリム童話やおとぎ話シリーズの赤ずきんを知っている人と、
「赤ずきんという童話を初めて聞いた」人を比べた場合、
面白さが格段に変わるよね。
例えるとエヴァンゲリオンを見ている人が、
シンカリオン31話を見たら、色々面白いのだけど……
エヴァンゲリオンを見ていない人からすると、
「どこが面白いのか、よくわからない」状態になる。
こうやってイラストにあるキーワードをもとに、
背後関係を色々拾っていくと、深い歴史や意味がある。
歴史や意味こそ、描き手にとっての演出(エンタメ)だ。
西洋美術鑑賞において、世界史の勉強を勧めている。
世界の歴史と美術がどうつながっているかわからないからだ。
別に知らなくてもいいんだ。世界の歴史なんて。
知っていた方が、いろいろ深く意味を考えられて、
「楽しい。面白い」を連発できるようになる。
「楽しい」は多くの人が気づかぬ需要にも目を向け、
何かを生み出せるからこそ、芸術及び背景知識を持つべきだ。
世界史の勉強をしたいなら
![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516GAPVs%2BVL.jpg?w=728&ssl=1)
世界史の勉強をやり直したいなあ……思ったら、
山川出版社から出ている世界史図録が勉強になるよ。
詳しい内容ではないけれど、図や絵が豊富で少々グロ画像もあり、
当時の世界史がどういう流れに至っているか、簡単にわかりやすい。
美術の背景にもつながるから、世界史を学ぶならここから入ろう。
教科書や西洋史だけでもいいのだけど、
全体を知ってから細かく学んだ方が、総合的に世界をとらえられるよ。
なぜ自分自身の絵は「名画」になるのか?
![くらい](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/09/2018-09-07-08.05.00.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
私は自分の絵を「名画」と書いた。しゃしゃがどう突っ込んでも構わん。
私自身が「名画」といえば名画であり、潜在意識に深くかかわっている。
しゃしゃが何かを成し遂げるなら、潜在意識を味方につけておかねばならぬ。
そのうえで頭や耳元から生じるささやきを一切無視し、
丹田の赴くままに行動しなければならぬ。
丹田と耳元の関係はこちらを読んでほしい。
潜在意識を味方につけるならこちらがいい。
私はこのやり方で常に気分を盛り上げていこう。
潜在意識が喜ぶままに向かっているよ。
しゃしゃが私の絵を観て
「下手だわあ、どこが名画やねん」突っ込んで全く構わない。
自分自身が描いた絵はたとえ「下手」と思っても、
「何たる名画だ」褒めて自分を伸ばしていこう。
自己否定して伸びる気になるだけで、
潜在意識を敵に回したら、欲しい情報が入ってこないからね。
潜在意識を味方につけると、お金だって寄ってくる。
詳しくはこちらを読んでほしい。
西洋美術鑑賞を反対の目で見れば
![](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-5Zb39UeL.jpg?w=728&ssl=1)
私が一番「役に立った」と思う部分は西洋美術読解ではない。
西洋美術鑑賞(読解)は「回答者」から見る方法だ。
現代文でいう回答者が出題者の狙いを理解し、答える作業に等しい。
重要な事実として「出題者」の視点が抜けている。
絵を描く側(出題者)としてはどんな絵を出すと、
鑑賞側(回答者)が喜ぶか、狙いに気づいて楽しんでくれるか。
絵を描く人の多くは適当に書いているように見えて、
自分でも気づかない計算を行っている。
計算が「他作品のパロディ」だったり「歴史」だったり、
「現代社会を示す何か」だったりと、
自分自身で言葉にできないだけで、脳内はすでに計算している。
絵を鑑賞する側が見るというより、むしろ描く側が見るべきだ。
プロによる鑑賞ポイントが分からなければ、
どれだけ面白い絵をかいても振り向いてもらえぬ。
「自分の絵を楽しんでくれるだろう……」という考えは、
絵においても通用しないので、ぜひ西洋美術の背景を知って、
自分のイラストに当てはめ、深い世界観を作ってほしい。
アマゾン:武器になる知的教養 西洋美術鑑賞
世界を知れば価値を生み出せる。
ビジネスとアートは価値づくりでつながっているよ。
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)