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絵師(創造を仕事にする人)の怒りから気づいた「自己デフレ現象」

https://twitter.com/R18_koe/status/890938216169095168

おはよう、しゃしゃ。
絵師の怒りを表したツイートをあるサイトで取り上げられていた。
記事を通してふと疑問が浮かび、気づいたことがある。

自己デフレ現象だ。

 

絵師と「素人」依頼人

絵師は日々技術を磨いている。努力もしている。
絵師にイラスト制作を依頼する人は、彼らの苦労を全く気にせず、
料金も安い-無料でやれと依頼する。

断ったら、彼に二度と仕事をさせないよう圧力をかける。
個人でなく「会社」が。

断りたいのに断れない。
断ったら圧力をかけられ、絵師としての人生がおしまいになる。

参照:絵師、正論

なんだろう、一部の怖い人に脅されている構図だ。
絵師を含む創造者・仕事人は日々技術を磨いている。

絵、文章、大工、声……と、自分の専門分野を磨いている。
時には高額の料金を払い、時にはたくさん時間をかけて身に着ける。

依頼する人は「技術を手に入れる苦しさ」をほとんど見ない。
(もちろん、見て判断する人もいる)

会社としては低予算で品質の良い商品(イラスト)を得たい。
相手の技能を認めるけれど、高いお金を払う気になれない。
こっちにだって限られた予算がある。

もし相手(絵師など)が高跳びしたら会社がつぶれる。
彼らにも都合はある。

 

依頼人の立場

絵師VS依頼人の記事を読んだ後、
私の中で気になった言葉がいくつか出た。

「絵師として依頼人から低く見積もられ、怒っている。
彼らは『他の分野』で依頼人と同じ動きをとっていないか?」

彼らの中には「私」も含む。
私も知人の依頼でイラストを描いたことはあった。
(報酬は全くもらっていないが、技術は上がったと思う)

記事を読んだ後「知人から報酬をもらえばよかった」思ったよ。
でも同時に私も「予算の都合」から、
自分の知人に対し、依頼人と同じことをやっていたよ。

絵でなく違う分野だけどね。

しゃしゃはどうだろう?
もしこの記事に心が反応したら、
自分も過去に別の分野で依頼人の立場になっていないか?

振り返ってみよう。

 

脱線:きっかけはオポノポノ

絵師の気持ちがわかる人、絵師と同じ苦しみを味わった人は、
もしかしたら別の分野で「依頼人と同じ立場」をとっていないか?

考えたきっかけはオポノポノだ。
私・しゃしゃにとって「感じた何か」は自分にも当てはまる。

自分の「過去の体験」が引き金となり、反応した。
だからこそ責任をもって問題を受け入れねばならぬ。

自分の思考や生活を振り返る。
すると「依頼人の立場」を別の分野でやっていたと気づいた。

「今後の生き方」に大きな影響を与えるよ。
オポノポノはこちらで詳しく書いてあるよ。

本質はクリーニングよりも「自身の記憶に気付く」ところだ。

アマゾン:豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換

記事:オポノポノは悪書だが読むべき

 

自己デフレ現象

経済と価値

次に浮かんだ言葉が「自己デフレ現象」だ。
デフレとはお金の価値が上がり、商品・サービス価値が下がる現象。

例えば1万円の衣装が千円に下がった
買う側は「やった、値引きだ」喜ぶかもしれぬ。
売る側は「本来なら9千円も得られた利益が……」悲しむ。

もっと身近な例だとスーパーでの半額商品だ。
食品が閉店1時間前になると、半額に替わる。
デフレを身近な現象として味わえるよね。

買う側を考えるとデフレはうれしい現象だが、
売り手の立場を考えたら、デフレは利益を多く得られず、
より少ない予算で商売をやらねばならぬ。

会社としては給与もたくさん社員に払えないから、
賃金引下げか、リストラを行って人を辞めさせるしかない。

 

気持ちから生まれるデフレ

半額

※ 半額シールを参考に作ったイラスト(PNG)、ご自由にお使いください

買う側としてはいつもより値段が安いからうれしい。
「安い・高い」で見ると大きな心理罠に陥る。

みんな(私やしゃしゃを含む)の中にデフレ思考が生まれる。
お金が安くなければどれだけ欲しくても買わない。
入ってくるお金の量も少ないから、安くないと買えない。

絵師と依頼人の立場に置き換えてみよう。
ぞっとしないだろうか?

自己デフレ現象は「中古品を購入」する時ほど表れやすい。
例えば古本屋で本を買うとしよう。

正規の値段が1500円だとしたら、中古本は750円から100円、
ネットだと1円(+配送料)で商品を購入できる。

買う側としては「1500円の本が100円、やったね」
得した気分になるかもしれぬが……

「値段がもっと安くならないと、たとえ今、緊急で必要だとしても買わない」
潜在意識に刻み込まれ、ひとつの生活習慣へ変わる。

運気・チャンスを逃すだけでなく、
「もったいない」思考が働いて、成長の機会を自ら潰す。

 

デフレからの解放宣言→インフレへ

自己デフレ現象に陥ると、
商品・サービス購入(絵師への依頼も含む)に対し、
「安さ」が第一基準となってしまう。

その上品質が良くなければ怒る。
「品質が良く、安くて当たり前」思考があるからだ

加えて「損をなるべくしたくない」
「詐欺の被害にあいたくない、騙されたくない」気持ちもある。

自己デフレ現象から脱却するには「損をしてもいいや」
損をしてもいい覚悟を持たねばならぬ。

1500円の本が100円に落ちるまで待つのでなく、
1500円のまますぐ購入する。

お金の価値を自ら下げ(商品の価値を上げ)ねばならぬ。
正規の値段で買う習慣をつけ、自己デフレから抜ける覚悟が必要だ。

自分に強く言える。アマゾンで商品を買う際、
「中古品」を真っ先に見るからね。

今、私やしゃしゃは「自己デフレ」罠に気づいた。
罠にはまったまま人生を送るのもよい。

少しでも自分の価値を上げるなら、
「損をしたくない」でなく「損をしてもいいか」
考えから生活習慣を変える覚悟を持つべき。

アマゾン:スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン

上記の本に「お金の奴隷解放制限」があった。

 

損をするのが怖い

とはいえ、新しく購入した本を翌日、古本屋で売っていたとき、
「先にこっちへ来ればよかった」思ってしまう。

中古店にしか商品がないときは仕方ないと思うが、
お店に商品があったら、なるべく正規の値段で買って、
自己デフレ現象から脱却しよう。

損をするのが怖いなら反対に考える。
「損をすればお金がどんどん入ってくる」と。

「損をするとお金がどんどん無くなる」
考えるから節約を心がける。

反対の考えを与えた本がこちら。

心屋さんの考えでお金に対する価値が変わった。
簡単な考えを変えられないから、いつまでも同じ道を歩んでしまう。
お金に関して少しでも「違う道」を歩みたいなあ~
思ったら、今すぐ読んでみてね。

アマゾン:一生お金に困らない生き方

過去記事:心屋仁之助「一生お金が困らない生き方」にショック

 

民主党政権と第二次安倍政権

民主党が与党だったころ、円高放置のデフレ対策をとった。
物価はどんどん安く、買い手に素晴らしい状況が続く。

会社の利益はもっと下がり、日本より海外移転が増えた。
事業仕分けで「無駄」を省きまくった結果、
本当に必要な個所も省いて、かえって損失を出してしまった。

第二次安倍政権になってアベノミクスこと、
金融緩和から積極的公共事業、働き方改革をやり、
有効求人倍率は上がり(ツッコミどころはあるが)、
公務員はもちろん、一部の会社給与も上がった。

とはいえ、安倍政権時もデフレは続いている。

参照:総務省統計局「デフレの原因は一つでない」

自己デフレ現象に気づいた際、物価は高いより安い方がお得。
私たちの大半が思っているからだ。

会社の論理や努力、技術(相手:絵師)より、
買い手の台所事情(自分:依頼人)を重視するよね。

ある商品を買う際、中古の値段を見ないで正しい値段で買う覚悟。
特に財布事情が厳しいほど、覚悟を問われる。

しゃしゃはどうだろう? 抜け出す覚悟がある?

……自分で書いて、厳しい覚悟を求められたよ。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。