
ども、しゃしゃ。
書店で「前祝いの法則」という本に出合った。
真っ赤な表紙に引き付けられた。
こういう系統の本はたいてい真っ白が多い。
真っ赤は色彩心理だと「攻撃や情熱」に入る。
日本国旗のように、白の中に赤があれば、目につくよ。
さっそく読むと、中身は薄くて読み応えはなかったが……
先に祝うという考えが素晴らしい

先に祝う習慣を簡単につけられる。
中身が薄いからダメな本でなく、薄いからこそ実行しやすく、
単純でやるべき作業もわかる。
斎藤一人さんの「ついてる」に似たものを感じたよ。
前祝いは簡単だが、習慣化が非常に難しい。
人間、何かあれば「ダメだなあ……俺」と、自己否定に陥るからだ。
そこで「やった、うれしいわあ、いいことがあったわあ」と、
具体的に何がいいのか、何がやったのかわからなくていいから、
とにかく祝う、喜ぶ、にこにこしながら手を広げる。
私の場合、クリエイターとして作品を出す。
作品を出す前にいろいろ浮かんでくるんだ。
「へたくそで恥ずかしいものをよく出そうとするな。
馬鹿にされるだけなのに、自分が辱めに会うだけなのに」
祝いとは反対の呪いに近い言葉が心の内側より生じる。
だから出す気持ちが失せて、悶々とした日を送る。

そこで前祝いだ。
「やった、作品を通して多くの人に良きことを起こしたぞ、
やったやった、よっしゃあ」
言葉を出して習慣化していく。
たったこれだけで、呪いに打ち勝ち、祝いを現実化できる。
実際はどうなるかわからない。
思い通りにいくかどうかすらわからない。
だけどいいのだ。
私やしゃしゃの中には「あれを、これをやりたい!」
強い願望があり、とっととやりたいのだ。
とっととやりたい気持ちを邪魔する呪いこそ、
「よく恥ずかしげもなく出せるなwww」といった、
自分の心のうちから生じる負の言葉、呪いだ。
実践した感想:前祝いの法則

前祝いの法則は簡単だ。最初に祝ってしまえばいい。
なりたい自分に対して「すでになったもの」として祝う。
私の場合、いつになるかわからないけれどイラストの教科書なる本を出す。
イラスト教科書本が「たくさん読まれている」前提で祝ってみる。
早速声に出し、こぶしを握り、
たくさんの人にイラストの教科書を読んでもらっている。何かに目覚めたという感想が多く、人の成長に貢献できた。ああ、うれしい~ああ、幸せだあ~~ありがたいなあ
すると、私はこのページを作ってしまった。
まだ教科書は完成していない。
だけど私は「すでに完成して販売している状態」になり、
気が付いたらこんな行動をとっていたよ。
今まではやらなかったことをやる。
結果はともかく、実践したら新しい行動を生み出した。
他に実践したらどうなったか、書き込んでいきたい。
恐怖心に対して前祝いの法則はとても有効

前祝いの法則がもっとも働く分野は「心から生じる恥の克服」だ。
例えば上記画像をアップロードして載せる。
今では普通にできるのだけど、一時期恥ずかしくてできなかった。
「自分の絵がこんなに下手だとは……馬鹿にされたらどうしよう。
こんな最低の作品を出すのはみっともない、はしたない、うんたらかんたら」
しゃしゃが出す作品において、とことん見下す姿勢を抱いたら、
ぜひ前祝いの法則にのっとって、言葉に出し、上を見上げながら、
「よくやった、すげえじゃん、めっちゃいい評価をもらっているじゃん。
出したおかげでファンがついたよ、新たな課題も出たよ、
色々うれしいことが起きたよ、よかったじゃん。よかった」
心より生じる恥について、とても有効なのでやってほしい。
やる場合、サラミスライス戦略を考えると、なおさらうまくいく。
サラミスライス戦略はこちらに詳しく書いている。
要は少しずつやるべきことをやればいいだけ。
前祝いの法則に沿って祝えない状態がやってきたら
昨日の試合前にもライオンズとファイターズの両軍選手が平成30年北海道胆振東部地震に関する義援金募金の呼びかけに参加しました。2日間合計2,741,861円と多くの皆さまからたくさんの義援金をお預かりいたしました。ご協力誠にありがとうございました。https://t.co/0bay488De6#seibulions pic.twitter.com/Mf0nJy2ReN
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 20, 2018
前祝いの法則通りに実践したにもかかわらず、
「前祝いできない現実がやってきた」ら、どうすればいいのだろう?
例えば胆振東部地震。地震前に豊作になる儀式こと前祝いをしたが、
大地震がやってきた結果「前祝いできない状況」となった。
こんな時でも前祝いをしなければならないのだろうか?
災害でも前祝いはやるべきだと考えている。
来年はどうなるかわからないけれど、落ち込んだ状態でやってしまうと、
来年の農業に対して、何かしらの不注意を招いてしまう。
天災でなく人災によって農作物へ影響を与えやすい。
だから来年をはじめ、災害後に前祝いをやるべきだと考えている。
精神ショックによる人災を防ぐために。
前祝いできない場合に有効なインタビュー
前祝いしたにもかかわらず、前祝いできない結果が訪れた。
そしたら前祝いの法則をぶん投げる前に、一度試してほしい。
「失敗者インタビュー」を。
- どうして失敗したのか
- ゴールは何だったのか
- どんなアクシデントがあったのか
- どんな気持ちに押しつぶされたのか
自問自答を通して失敗した自分にインタビューを取り、
課題の発見と克服へ勤めてほしい。
なおインタビューは下記の意味もあるからぜひ読んでほしい。
知人と一緒に前祝いをやってみた

2019年3月1日、遠い場所から知人がやってきた。
一緒に夕食を取りながら、水の入ったグラスで前祝いを実践したよ。
こんな感じで「来年のことを言うと鬼も笑う」お祝いをやった。
恥ずかしかったけれど、気分はよかった。
自分がやるべきことも見えた。
だからこそ「自分と同じ志を持つ人」と一緒に飲んだときこそ、
前祝いの法則を進んでやるべきだ。真理に気づくから。
前祝い1か月実践法

私はふと思った。
そこでワードファイルを開き、1枚の用紙に前祝いの言葉を書いたのち印刷。
印刷して毎朝目を通した。日によっては声に出して読んでみた。
すると1か月で実際にかなった部分とそうでない部分にわかれた。
そうでない部分=失敗は簡単だ。
「それをやるなんてとんでもない」と、自分に遠慮していた。
反対に遠慮しない部分は予想以上に早く仕上がった。
遠慮すると前祝いの法則は効果が出ないと分かった。
なぜ自分に遠慮しなければならないのか?
遠慮しないで堂々と進むと生活や出会いが明らかに変わる。
レベルが上がり、次のステージが見える。
だからこそ別れもあり、変わらざるを得ない。
変わるのが怖い。だから遠慮する。
後、印刷した前祝い文言を1週間ほど読まなくなった結果、
やるべきことはやっているのだけど作業効率が明らかに落ちた。
- 毎朝前祝い文章を読む
- 自分に遠慮しないでずかずかやる
二つを守れば予想以上に物事が早く進む。
実際にかなうかどうかはわからないし、叶わなかったとしても課題は見つかる。
こっちにも詳しく書いたから、ぜひ読んでほしい。
自分の中にある呪いに負けたくないなら

前祝いは呪いに負けない自分を作り、喜びを言葉にしていく。
中身は薄くても実行しやすいので、
前祝いの法則を読みながら、言葉に出していこう。
やったあ、よっしゃあ~と。
とにかく祝う習慣をつけていけばいい。
- 少しでも自分の中にあるもやもやをふっとばしたい
- 簡単に運気を呼び込みたい
今の自分や周りに苦しんでいるならぜひやってほしい。
アマゾン:前祝いの法則
自分だけでなく、周りにもやるよう、少しずつ進めていこう。
そのためにこの本をそっと脇に置かせるだけでもいいよ。
