ども、しゃしゃ。
今日になってアキュセラショックに関する記事がめちゃくちゃ読まれている。
ツイッターを見たところ、
サンバイオという会社で治験実験をしたものの、
期待効果が得られず大量の売りが注文しているらしい。
サンバイオという会社について調べながら、
何があったのかを見ていきたい。
サンバイオとはどんな会社なの?
サンバイオ逝ってて草草草
アキュセラぐらい逝ったら電車止まるなぁ pic.twitter.com/YvjiyLSzEF— 確定拠出イナゴ親父 (@headortailorQ) January 29, 2019
サンバイオは再生細胞をもとにした薬を創る会社であり、
患者を一人でも直そうと企んでいる。
主に脳関係の病気を治す薬を開発しているよ。
脳梗塞、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、
パーキンソン病、アルツハイマー病といった中枢神経領域分野だ。
![]()
サイト:サンバイオ
再生医療分野でのグローバルリーダーという単語を見ると、
私の知人がすすめたライフヴァンデージのプロタンディムを思い出す。
ライフバンテージは置いとき、
サンバイオの医療細胞薬は骨髄液を採取したのち、
たくさん培養して冷凍保存し、病院に運ぶ。
病院で売買を行ったのち、手術で使ってもらう。
サンバイオは第三者でもわかるように、
冷凍保存技術や細胞培養技術について触れているね。
バイオハザードre2後半にあるような技術を使って、
細胞を届けに行くのワクワクするよ。
株価を見ると…上がっている?

グーグルの株価を見ると、上がっているではないか。
ヤフーチャートを見ると、今日なんかストップ高と、
一週間で見ると4.5%と上昇しているね。
どこがサンバイオショックなんだ?
サンバイオ逝ってて草草草
アキュセラぐらい逝ったら電車止まるなぁ pic.twitter.com/YvjiyLSzEF— 確定拠出イナゴ親父 (@headortailorQ) January 29, 2019
上記ツイートを見ると前日比-3000からの、26%も下がっている……
なんでグーグルやヤフーチャートで見ると株価は上がっているのに、
-3000という「ありえない下落」が起きているわけ?
注目すべき部分は時間だ。
3時10分となっており日経平均株価が閉まった時間だね。
翌日の株価がまさかの

株取引を行ってすらいなかった。
夜間市場での急落を受け、サーキットブレーカーが働いた状態だ。
サンバイオ本気で恐ろしい。#サンバイオ pic.twitter.com/AbXSezQVcx
— tabikome (@tabikome28) January 30, 2019
実際に株取引をしているツイートを見ると、
数値がどんどん落ちているのがわかる。
売りが買いの400倍以上という成績でどんどん売られている。
東証マザーズ前日比-8.06%

東証マザーズの株価ではサンバイオによる売りが加速し、
前日8.06%という下落を引き起こした。
数値だと950から880ほどだ。
今日のツイートを見ると多くの人が売る中、むしろ買いに回る人もいるね。
株はこういうところが面白いしおっかない。
外資で注目すべき「パテント(特許)商売」
時価総額 年間売上 従業員数
参天製薬 6100億円 2280億円 3980人
サンバイオ 5800億円 4億円 32人
久光製薬 5200億円 1480億円 2800人
ロート製薬 3200億円 1830億円 6400人— kc@メイプル (@keishi_kabugame) January 30, 2019
サンバイオショックから二日ほどたち、知り合いと意見交換をしていた。
メジャー系の製薬会社や医療系会社は特許(パテント)商売がえげつなく、
米国やチャイナほか、理想のビジネスモデルとなっている。
米国とチャイナの医療制度もほぼ同じ。
医療系のほか、光学機器メーカーも特許ビジネスで狙われているので注意しなければならない。
知り合いは後に出す曙ブレーキ工業株暴落にも触れている。
私はパテント商売を調べたとき、恐ろしいとしか思わなかった。
下記参照サイトでは特許ビジネスを行う連中を「ハイエナ」と見ている。
自らは製品やサービスを持っておらず、
ある企業の経営が苦しくなった時にワーッと群がって、
「お前のところ、特許侵害しちょるやろ」
難癖をつけ、裁判を起こして和解金を勝ち取るのだとか。
サンバイオは今苦しいからこそ、ハイエナが寄ってたかってきているのだろう。
サンバイオIR情報にある大きな罠

サンバイオのIR情報を見ていきたい。
2019/1/29は二つの情報を更新している。
一つ目が「前」で二つ目が「本」だ。
「前」は今回の結果は連結業績に与える影響はないというお知らせ。
午後2時44分のニュースによると、
赤字下方修正の理由はお金のやり取りが原因であり、
本筋ではないところだからこそ、投資家も安心して買い注文を行った。
4592 サンバイオ
上昇の起点となった昨年11月の開示と本日の開示
内容は理解不能 pic.twitter.com/vdA44JBZ4W— |■■) (@pant_moon) January 29, 2019
「本」は買い注文を行った多くの人にとって、下手すると死に至る情報だ。
「要評価項目を達成できなかった」という、
「薬を投与したけど効果の出るものじゃなかった」
現段階で商品にならぬという事実を通し、下がった。
サンバイオは医療実験であり科学だ。
科学に失敗はつきものだし、失敗から次なる仮説が生まれる。
いずれ成功を収めて薬が出回るだろうと確信している。
午後3時までの段階で「薬は成功を収める」予想した人が買ったが、
本筋にかかわる効果が出なかった。
サンバイオに関しては
チャートで見ると8000あたり
4000あたり1200あたりの抵抗戦があるけど
今回の件の意味は期待の根拠が全部崩壊したってことなので8000程度じゃまず寄らないと思う
4000でワンチャンあるかも
アキュセラの時も8日ぐらいストップ安で寄らなかったし
株じゃなくて人生が終わるかも。 pic.twitter.com/Q88wSJUGp4— 人時★'14 (@htkstar0ne4) January 29, 2019
3時までの間に「本」情報が出ていなかった。
3時を越えて「本」情報が出てしまった。
最初株価がワーッと上がった理由は一枚目のプレスリリースより、
「業績に影響が出ない→期待できるかも?」考えた。
まだ二枚目のプレスリリースは出ていない。
終始上がりっぱなしなので、
二枚目が出た時刻は3時を越えてすぐと思われる。
IR情報:再生細胞医薬品慢性期脳梗塞を対象にした(PDFもここから)
アキュセラショックを経験した人らのアドバイス
アキュセラが急落前の時価総額は2880億円。
サンバイオの現在時価総額は5820億円。約2倍です。
以上、明日の新興市場のお天気をお伝えしました。
— ヒロ@ヒロイズム (@hiro_hiroism) January 29, 2019
ツイートを見ていると
かつて「アキュセラショック」を味わいながらも、
きちんと生き残っている人たちがアドバイスを送っている。
3年前、アキュセラ61800株持っていた私は、1週間で4億円失いました。当時、多くの人が死体蹴りのように掲示板に書き込んでいきました。
今日サンバイオが治験失敗IR、私は被弾しませんでしたが、皆さん気を強く持たれてください。劇的さんはあれから24倍。気力と努力で復活できます。#サンバイオ #株— genomixxx (@genomixxx) January 29, 2019
例えば上記ツイートでは「気を強く持て」と述べており、
サンバイオ
今見たら笑ったw
受け入れます^ ^
アキュセラからの教訓、バイオ株の信用はしないってのは守ってるので今回は大丈夫です!
5,000円以上でよる気はしますけどオンコリスの買増し用資金を更に突っ込みますか^ ^— はっちゃん (@hachi88855) January 29, 2019
バイオ(生物)関係の株はあまり信用するな。
ほかにも時価総額の高いバイオ株はハイリスクである。
(その分、ハイリターン)
【サンバイオの新興市場影響について】
サンバイオが大幅に下がる→信用取引組が信用余力回復のために他の銘柄を売る
この流れは、覚えておいた方がいいです。そして、サンバイオ保有者が何を保有している可能性が高いかも想像する。ヤフ板の関連銘柄、同じ市場の銘柄、同じセクターの銘柄等から。
— マネツイ (@Money_tweet777) January 29, 2019
さらにほかの銘柄も売るので明日は売り注文からの、
日経平均が下がる確率が高いと私は見ている。
サンバイオショックは「ほかのバイオ系」にも

影響を与えると考えられる。
上記画像元からバイオ株を見ると東証一部だけでも41銘柄ある。
41銘柄に投資をしている人は気をつけてほしい。
サンバイオは脳関係の薬を提供している。
脳関係のライバル会社はどうなるのだろう?
https://twitter.com/suimintousihou2/status/1090153273774858240
上記ツイートにあったuuumはクリエイター会社だった。
まさかガチャピンがクリエイターとして所属していたとはw
関連:曙ブレーキもストップ安に

30日の朝、曙ブレーキ工業という会社がツイッタートレンドにあった。
調べたところ、私的整理(会社の清算や再建を行う)を発表した。
曙ブレーキは自動車製品のブレーキ部品を主に作っている。
ツイートを見るとF1や新幹線のブレーキを担っていた。
アメリカで自動車受注が減り、売り上げが立たなくなった。
詳しい情報はこちらに書いたから是非読んでほしい。
事件からほぼ1週間後の株価がなんと!

事件から一週間後のサンバイオ株価を見ると、半分以下に落ちている。
5日になって、要約取引再開となった。
ツイートを見ると「サンバイオ寄りおめでとう」あり、
株をやっていない自分からすると意味が分からなかった。
寄るとは株取引開始後、最初の取引で売買が背率する意味だ。
うまく寄りつきが起きれば、損失から利益へ転じる。
週刊ダイヤモンド記者がサンバイオを取材したところ、
社長はこれからも実験を続け、開発をやめないと述べている。
参照:寄るとは何か?
科学は常に失敗の中からわずかな成功をもとに仮説を立て、
次世代の進歩につなげる行為だから、めげないで頑張ってほしい。
いい成果が出たサンバイオ学会の発表(4/17)
4592(サンバイオ)米国脳神経外科学会において、外傷性脳損傷(TBI)による運動機能障害をもつ患者に対してのSB623の効果を公表
東証適時開示 7時30分https://t.co/qBdq2Qe8lT
※株主の皆様、良かったですね(^^)/おめでとうございます pic.twitter.com/ezycG7hF7P— オマエさん (@ssm10pn13km) April 17, 2019
4/17のサンバイオ学会で臨床試験でよい結果が出て、
うなぎのぼりに評価が上がっているよ。

サンバイオショックに関する記事を書いた結果、
株価が上がる=幸せを作り上げた事実に成功
視点で見ており、良かったと心から思う。
次もいい成果を出し、地球の未来につながってほしい。

ここ数日、株価関係に関する記事を書いている。
まず大きく関連するのが次のこちら。
続いてサンバイオ社長のインタビューによっては
悪い印象を書かれる恐れがあった。根拠がこちら。
世の流れを知るうえで、つかんでおくといい。
