「勉強(特に数学)する意味って?」
自分の将来にどう役立つかわからないと、
「将来、大切だからやれ」と言われてもやりません。
実は身近なところで役立っているのです。
ただ、影に隠れて気づかないだけなのですね。
勉強することで「自分の魅力」に気づくのです。
まずはアクセス解析を例に、勉強がどう役に立っているか?
その後魅力について語っていきます。
アクセス解析で役立つ「受験勉強」
まず、ブログのアクセス解析において、
私が使用しているのはグーグルアナリティクス。
それとプラグイン、Jetpackです(使用法はこちらを参照)
アクセス解析を見て、どこに焦点を絞るか?
例えば検索者が使った言葉を見ていきますと、
「レコメン ラブライブ」が多い。
私は「レコメン ラブライブ」に関する記事を書いています。
参照としてぜひご覧ください。
画像や動画が並んでいますね。
最後まで読むと、スポンサードリンクという名の広告、
さらに下を読むと「みんなの関連記事」などがあります。
「狙い」は現代文から
記事はご自身で読んでいただくとして、
ブログの管理人として考えるべきことは「狙い」です。
私はなぜこの記事を書いたのか?
もししゃしゃ(あなた)がブログをお持ちでしたら、
なぜその記事を書いたのか、自分に尋ねてみてください。
狙いは必ずあるのです。
私が上記記事を書いた日付は「レコメン ラブライブスペシャル」
を聞いている当日です。
狙いの一つは訪問者を増えるだろうと推測した。
ラブライブというトレンドに乗せて記事を書けば……
でも、それだけじゃないのですね。
読者は自分の狙いを感じ取っていると考えています。
純粋に面白かったこと、ためになったことを書かないと、
たとえ読んでも不快感を持たれるだろう。
そこで、もう一つ狙いをつけて記事を書きました。
(実際に読んで「これだ」推測してくださいね)
「狙い」を意識するには現代文を勉強すること。
現代文の設問において「~を説明して」「なぜ~なの?」
はまさに出題者が狙いをもって出しているのです。
問題は適当に作られていません。
必ず筆者の主張や具体例などに傍線を引いて、
「文脈を理解できているか? 論旨がわかっているか」
出題者の意図を尋ねているのです。
普段から勉強しておくことで、無意識に刷り込んでいきます。
今から現代文を再勉強し、「狙い(出題者の意図)」を養ってみてください。
狙いを養うと、より目標や対策を立てれるようになります。
反対に狙いがないまま仕事をしても、
途中で迷ってしまい、混乱して良くないことが起きるでしょう。
参照:受験を超える現代文対策
「リンクをクリック」は自然科学(数学や理科)
ブログを訪問した読者は記事を読んだ後、以下の行動を行います。
・閉じる、戻るボタンを押す
・広告や他リンクを踏む
・私の過去記事を読む
細分化すると、より選択肢が広がるでしょう。
ここに「数学」「理科」を使っています。
「狙い通りに改善する」確率
訪問者が閉じる確率は?
訪問者が広告を踏む確率は?
例えば100人訪問者がいて、そのうち10人がクリックを踏んだ。
クリックする確率は10/100で0.1(10%)
Jetpackプラグインを入れている人は[Click]という項目があります。
Referrer(どこからうちのブログに訪問した?)
Title(訪問者はどの記事を読んだの?)を使い、割り算をしてみましょう。
(クリックしない人はみんなその場で閉じたか、
あるいは別記事に飛んで行ったものとして判断)
リファラー数が少なくてタイトルが多ければ、
一つの記事以外にも読んでもらえていると、判断できます。
よって、「自分はもっとここを踏んでもらいたい」
「広告をリンクしてほしい」「参照記事を読んでほしい」
狙いを定めたうえで確率計算し、
記事の編集を行っていくとよいでしょう。
未来を分析する「微分積分」
微分積分は解析学であり、未来予測のために使います。
微分:最大変化や転換点を分析
積分:大まかな流れをとらえる
アクセス解析でいうと、
1日当たりの訪問者を観る:微分
1か月あたりの訪問者を観る:積分
積分を通して過去から現在までの業績を反省し、
微分を通して今後の対策を練っていくのです。
例:検索キーワード「レコメン ラブライブ」
記事は8月27日、現在8月30日(4日)ということで、
この期間で計算していくと、30人ほど検索でやってきました。
ここで次の記事をどういう方向で進めていくか?
検討するのもよし、ほかのことを書くのもよし……。
探る際、ニュースサイトやキーワードプランナーといった、
ネットにある計測サイトや情報、トレンドサイトを利用するとよいですね。
予測を立てながら「狙い」も作ると、計測しやすくなります。
これら一連の行為が「微積分」です。
ブログデザインは「図形」
ブログデザインを考えるとき、「図形」や「イラスト」があると、
読者から見て「わかりやすく、美しい」と感じてもらえます。
だから、図形を勉強することで「美術」を養い、
視覚で物事を見ていくきっかけになるでしょう。
ブログのトップデザインなども、
「図形」を意識して作ると、相手から「ああ落ち着くなあ」
と思われるようになります。
反対に「なんだこれは、美しくないなあ」
不安にさせて、読者を引き込む方法だってあるのです。
図形を勉強して、想像力を養っておきましょう。
※ 余談
大学や高校入試では「空間図形」が出されます。
空間図形は目に見えない部分が透けています。
透けていない部分は自分の想像力で補うしかありません。
よって、図形を学ぶことで「想像力で見えないものを見る力」
を養うことになるのです。絵を描くならやっておくとよい。
実験は「理科全般」
理科は自然現象に疑問を持ち、
観察や実験を通して自然を解明し(自分の言葉で説明)
他の分野に応用できないかを考える学問です。
例:桜は春の一部分に大きく咲き、散ります。
桜が春に咲く理由を調べ、春と同じ状態にして秋に実験する。
実験を行う際、様々な道具や手法を用いて観察し、
仮に秋でも桜の花が咲いたら、「意図的」にほかの植物にできないか?
できる植物は食べ物になり、季節が違えど売買取引ができるか?
(スイカを冬に食べるようなもの)
参照:
桜がどうして春に咲くのかを知る
春でなく秋に咲く桜
ブログ記事で意図的に大きな狙いを作るとき、
多くの人や特定の人がどんな事に関心あるかを調べ、
自分で仮説を立てて記事を書き、検証する。
予想通りならそこで満足せず、
「この記事から、次にどうしたいか」を考え、編集する。
また、「他のものに使えないか」を考えてみる。
予想とはずれたら
「どこが良くなかったのか」を検討し、編集する。
アクセス解析を通して検証していきましょう。
徐々に思い通りの展開になっていくと思われます。
読者の関心は「社会と数列・確率」
社会は人間組織を学びます。
地理は世界中における人間の動きを知り、
歴史は人が行った出来事を知り、
公民は人が作ったルールや価値を学ぶ。
人はどんな時に心が揺さぶられるのか?
社会を学んでいないと、「感情」に目を向けないのです。
気持ちを見る際、数列や確率が役に立ちます。
数列は数がどのような列に従って進んでいくかです。
初期条件と進んでいく数さえわかれば、ある程度未来がわかる。
しかし、世の中における数列式は常に書き換えられているのです。
時代によって環境や技術その他が変わるからです。
例:安保法案において1960年代と2015年では、
状況が似ているようで違います。
「ネットがある2015年、ない1960年」
「中国が南シナ海を制圧しようとしている2015年」
「メディアの嘘が明るみになり、信頼を失った2015年」
他にもあるでしょう。
条件が違うだけで60年代と同じように考えてはいけません。
参考にはなりますが、その通りにはいかないのです。
このとき、確率が役に立ちます。
完全に自分の望んでいることが起きるとは限らない。
ある程度の予想外が発生する。
予想外を全く考えないから、頭でっかちになるのです。
※ 余談
安保反対法案デモにおいて、1960年は主催者33万、警察発表13万。
2015年は主催者12万、警察発表3万。
60年から15年における離脱割合は主催者64%、警察77%となっております。
「役に立たない勉強」をするタイミング
以上、ブログのアクセス解析を例にお話ししました。
指摘しないとなかなか気づきにくいと思われます。
ここで以下の意見に目を通してみましょう。
知恵袋やまとめサイト
「古典が何の役のたつの?」鹿児島県の伊藤祐一郎知事
「三角関数なんて将来の役に立たないのに、学ぶ必要があるの」プロの商人、斎藤一人さん
「役に立たないことに時間をかけるのをやめな」作家の曾野綾子氏
「二次方程式を解かなくても生きてこられた」
それなりに権威ある人が言うと、
「役に立たないものはやらなくてよいんだな」
納得するのではないでしょうか?。
私も勉強するときはまず、自分の人生において役に立つもの。
・営業(コミュニケーション)
・帳簿(金銭感覚)
役に立つものから手を付けていくべきだと考えています。
役に立つものを勉強した後、
「なんか最近、仕事が面白いと感じない、辛い……」
「毎日同じことの繰り返しだ……」
こういう時に役に立たないもの(教養)が効果を発揮します。
教養は「みんなが当たり前に見ているもの」に「疑問」を持てるのです。
教養は「組み合わせ」
※ 画像の組み合わせ一例
教養で学んだことは直接役に立ちません。
だから目に見える形だと全く使えないと感じるのです。
しかし、自分の仕事や人生と組み合わせることで役に立つ。
組み合わせの材料として教養が必要になるのです。
例として「言語」を深読みしていきましょう。
メディアで他国が日本政府に対し、無礼を働いたとき、
「政府が○○に対して遺憾の意を表明する」
なんとなく「日本政府は怒っているんだぞ」
表明しているんだろうなあと推測できます。
ここで辞書を使い、
「遺憾の意」を調べる人はどれくらいいるのでしょうか?
情報が出回り、多くの人は読んだ後に思います。
「ったく○○は日本をよく怒らせるなあ」
「遺憾の意か、まだまだだな」
しかし、「遺憾の意を表明した原因は?」
「遺憾の意ってそもそも何?」
「今、日本と○○で何が起きているの?」
自分で調べようとする人はどれくらいいるのか?
情報は目の前を通っていきます。
そこで調べるか、感想を述べて終わりにするか?
感想を述べるだけなら、話のネタで終わります。
背後にあるものを見据えたうえで感想を述べると、
社会の裏側がわかり、自分はどんな立場に置かれているかもわかる。
今後を生き抜くための知恵となっていくのです。
隠された仕掛けを塗り替える
※ 9.11テロは結局何だったのだろう?
教養のすごさとして、
「隠されたからくりに気づき、応用できる」
みんなが素通りする情報に疑問を持ち、観察すると
「裏に隠されたプログラム」を見つけるのです。
世界中、自分だけしかプログラムに気づいていない。
そこで仕組みを分解、自分なりに組み立てなおし、
扱えるように試行錯誤を重ね社会に投げかける。
投げかけることで反応を得るのです。
隠された仕掛けは堂々と存在しています。
木に例えると、千枚ある葉っぱのうち、一枚だけ微妙に違う。
多くの人は「だいたい色が同じ木の葉」として認識します。
しかし、勉強すると「一枚だけ微妙だけど違う」
気づいてしまうのです。
微妙だからこそ、みんなは気づかない。
一人だけ些細な変化に気づき、対応する。
時間がたったころ、些細な変化が大きな形になります。
その時に「なんで木の葉の色が変わったんだ」
疑問に思うのですが、この時点で気づいても遅い。
木の葉を例にとりましたが、経済でも人の心理でも言えます。
微妙な変化、感情に気づきすぐさま対応すること。
対応できないなら別の対策を考えてみること。
ここを読むしゃしゃは「微妙な変化」を読み取り、
自分が新しい流行を築きたいと考えています。
そのためにまずは身近な部分を観察してみてください。
観察道具を増やすため、教養を学んでみてくださいね。
なお、経済だとこちらを参考にして下さい。
中国株下落に関する記事ですが、
ネットでは株価下落前からすでに兆候があり、指摘する人がいたのです。
教養は魅力をもたらす
※ 普通ときれいなジャイアン。それぞれ魅力を持つ
教養とは「どうでもよいこと」を深く追及することで、
その人しか深く知らない知識を付けることです。
これを人前で話すとドン引きする人と「すごい」感じる人の二つにわかれます。
「すごい」と相手に感じてもらうことが魅力です。
魅力的になるには「相手がなく自分にあるものを発信する」ことです。
自分に合って相手にないものは何か? 考えなくてよいです。
自分自身が趣味や突き詰めていることを発信する。
これがすでに魅力的になる方法なのです。
反対に「魅力ないなあ」と感じる条件は残念と感じてもらうことです。
上記動画は国会中継において、民主党小川議員が首相に質疑応答をしています。
質問に対し、首相側が答えると「全く答えになっていない」
また、同じ質問を何度も繰り返すのです。
質問する側は必死です。裏事情が透けて見えますね。
問題は二人のやり取りを見る側、私たち(視聴者、お客様)です。
この姿に「小川議員すごいな」「小川議員、それさっきも聞いたでしょ」
彼に対してどう感じるか? 魅力はここで決まってくるのです。
もし小川議員の行動に魅力がないと感じた場合、
「自分」もそういう行動をとっていないか? 振り返ること。
彼が魅力に関して一つの例を出しているのです。
反対に魅力があるなと感じた場合、どこに魅力を感じたのか?
きちんと分析し、実際の生活に当てはめてみてください。
いったん冷静になり、自分を振り返ってみてください。
全ては自分を磨く教材として役立てていただければよいな。
私はそう考えております。
「神様が自分を観てくださっている」感覚
※ 泥棒は常に「セキュリティの甘い家」を見ている
教養を付け、同時に魅力を創ろうと考えているなら、
「自分は多くの人、神様に見られているのだ」意識すること。
見られていることに恐怖を持ちすぎるのは良くありませんが、
見られているという意識を持つからこそ、マナーや言動に気を使うのです。
今やブログやツイッター、動画サイトなど、自分の意見を発信する時代です。
だからこそ「アイドル」として自分を観る必要があります。
アイドルでも普段から意識している人はスキャンダルを起こしにくい。
外は外、内は内という考えがスキャンダルを招いてしまいます。
プロの商売人である斎藤一人さんも述べています。
「商人は24時間ずっと商売のことを考えなければならない」
普段から「神様が自分を観てくださっている」
と思うと、余計なスキャンダルや後悔を防げると考えています。
また私は「見られている」意識を持っているせいか、
マナー違反を行う直前で心がぞわぞわっと囁くのです。
危険信号を教えてくれるというのかな?
非科学的なことなので、信じられないと思われますが、
教養はまさに「目に見えない、教科書にも載っていない」情報を察知する訓練です。
ぜひ教養を通し、直感を養っていきましょう。
お勧めの本はこちらです。
「見えない力」を意識するには最適だと思っています。
終わりに
「役に立たない勉強をなぜするのか?」
そう思っているうちは「役立つ」部分だけすればよい。
しかし、人生は必ず行き詰ります。
行き詰まりは「変化しろ」というお知らせ。
変化に対応できるよう、役に立たない勉強が効果を発揮します。
ぜひ役に立たない分野を極め、新しくマニアックな流行を築いてみてください。
それがしゃしゃの持つ魅力です。