
虎ノ門ニュースを聞いていたら、
中国抗日記念における、軍事パレードの話題になりました。
そこで思わずつぶやいたこと
#虎8 政権が苦しくなると反日。 数学の公式みたいに動いているね。
— 千賢光太郎 (@megabi0) 2015, 9月 1
「公式」はいつの時代にも存在します。
「これをやれば思い通りになる」というもの。
ルールのようなものですね。
時代の流れに従って、少しずつ変わっていきますが、
変化をとらえないと、いくら必死になっても成果がやってきません。
今回、成果をある程度出すために変化に適応するお話をしていきます。
時代の変化を読み取りつつ、適応できるように自己改造していってほしい。
公式とは何か?

公式とは一般的な法則を数式で表した式、公で決められた方式を意味します。
公式主義:現実に即して処理せず、公式通りに動く考え方
公式があると、計算が簡略化されます。
簡単な法則だと、因数分解を展開するとき、
公式を覚えているだけで、面倒くささが省かれるのです。
数学は通用しない公式がほとんどありません。
しかし世の中は時間がたつと、公式が形を変えます。
今まで通用していたやり方が通用しなくなるのです。
時代の流れって言葉がありますね。
今まではこのやり方でよかったのに、ある時から通用しなくなっていった。
二つの事例を通して考えてもらいましょう。
中国の反日行動

中国は9月3日に「日本に勝利した」ということで、
抗日記念を掲げた軍事パレードを開催します。
他国に中国の強さを見せつけ、強さを誇示する狙いです。
中国は日本を仮想敵国扱いしております。
なぜでしょうか? 私が思い浮かぶ理由として二つ。
- 日本の領土を一部いただく口実
- 日本に敵意を向けて共産党の行動から目をそらす
日本に敵意を向けた原因として、
「江沢民」が確信犯として行ったことが挙げられます。
中華人民共和国が使う公式

反日政策はうまくいきました。
ここから公式が出来上がります。
「共産党に批判が多くなったら、反日政策をとる。
すると、日本に敵意を向けて共産党批判が収まる」
反日政策として、歴史のねつ造はもちろんのこと、
領土を奪うためにねつ造した証拠や他国を買収し、
中国に有利な情報を引き出し、日本を追いつめる。
公式が通用した理由として、
日本が中国に対し、はっきり言えない姿勢にあったからです。
その一つに親中派を増やし、メディアを裏で操作し、
なるべく中国に批判できないような空気を作る。
公式はうまくいきました。

※ 青山繁晴著:ぼくらの祖国。考え方が変わる良書
しかし、インターネットの発達(情報伝達の多様化)や、
日本の良さである表現の自由によって、
様々な人がいろんな部分から分析や学習を行います。
結果、反日公式が変化しました。
公式が通用しにくくなると、新しい公式を作らねばなりません。
ただ、彼らがやっているのは反日政策をより強固にすること。
その間にも株価は低迷し、いびつな金融政策を行っています。
※ 補足:抗日について
中国共産党は日本と戦争をしていません。
中華人民共和国は1949年にできました。
このとき抗日はそれ以前の中国、中華民国こと台湾を意味します。
歴史をねつ造しているのですね。
それを指摘されたくないから、日本の行動に対して
「歴史をねつ造するな」激しく批判しているのです。
自分に批判の矛先が来ないように。
(来ても逮捕すりゃいいのだから、恐ろしい国です)
佐野研二郎氏による五輪ロゴ問題

9月1日、佐野研二郎作の五輪ロゴが取り消されました。
東京オリンピックに出されたロゴがパクリと指摘され、
多くの人から非難を受けたからです。
彼の中にあった「儲かる公式」は
「他人が創った良いデザインを無断で使い、
少しだけ変更すると大儲けできる」
オリンピックは「日本のすごさ」を他国に知らせる機会で、
デザイナーの持っている実力のみが発揮されます。
佐野氏はいつも通りの仕事をしてしまった。
結果、パクリとすぐに見抜かれ、今に至ります。
(彼は「模倣はしていない」と述べている)
※ 娘が描いた「笑う猫」ジバニャンの友達を想定したらしい
もし彼がやり直すとしたら、
新しいデザインを試行錯誤し、創作すべきです。
しかし、今までできた技術を捨てねばなりません。
加えて心の整理も含めると、新しいデザインを創作するのに、
数年かかるのではないでしょうか?
公式は時代の変化に合わせて変える

公式はある程度通用します。
ただ、時間の変化に伴って技術や考え方が変わります。
結果、公式が当てはまらなくなるのです。
そこで時代の変化に合わせて、公式を修正する必要があります。
手口として、まずは関心ある分野を見ます。
もしない場合、ニコニコ生放送で政治を見るとよいでしょう。
次にそこでやり取りしている人々のコメントを読むこと。
たくさん読んで、相対的にどういったコメントが多いか知る。
その後、彼らは何を求めているかを探ってみること。
例として、国会中継を取り上げます。
政治家が質疑応答をする間、
どのようなコメントが流れているのかを注目する。
どういうことに怒りを感じる・賛同しているのか?
周りの意見を見る参考として捉える。
政治家の動きに対し、大衆がどのような反応をするか?
どこに賛同し、なぜ反対をするのか?
徹底的に疑問を入れて背景を探ってみてください。
長所をはじめからやり直す
時代の変化に合わせる際、自分にとって得意分野を改善します。
得意分野だからこそ、今までのやり方が通用しなくなると焦ります。
特に専門家なら「なんでみんなついてこれないの?」
疑問に思ってしまうでしょう。
得意分野ほど、初心に帰る必要があるのです。
ど素人として、もう一度専門知識の見直しが必要になってくるのです。
絵描きについて例を挙げます。
絵の基礎からすべてやり直します。
人体、遠近、色の塗り方……基本からすべてやり直すことです。
このとき、「我流」を入れてはいけません。
必ず購入したテキストに従って書き直すことです。
もちろん、時代は最先端を歩んでいるので、絵に変化が出てくるでしょう。
文章を書く場合だと、
もう一度日本語文法から単語、熟語を見直します。
文章の書き方も見直し、プリントアウトして声に出します。
声に出すと結構恥ずかしいのですが、
出さないよりは出したほうが、どこを直すべきかわかるはず。
助動詞や助詞、接続詞の使い方を間違えていないか?
単語はきちんと辞書を使って調べ、使い方が適切かどうか見直すこと。
細かい作業なので、はじめは辛い。
しかし、どんなトレーニングも1か月集中して行うと、なれます。
初心に帰るタイミングは慣れを感じたときです。
慣れたときこそ、学んだことをすべて消去し、
ど素人として初めからやり直していきましょう。
終わりに
公式を変えることは難しいです。
今までの自分を一度否定しなければなりません。
築いていたことすら崩さねばならんのです。
面倒です。苦しむこともあるでしょう。
しかし、壊して再生産することにより、
徐々に本質が何かを気づけます。
半年見積もって、自分を変えていくようにしてくださいね。
