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ウポポイ施設展示物の面白さと道産子があまり関心ない理由

おはよう、しゃしゃ。
今日の虎ノ門ニュースで北海道白老町で開かれた公共施設、
ウポポイに元議員の小野寺まさるさんが見学し、いろいろ述べていた。

ネットではOK印の短刀があって話題を呼んでいると思う。

ほかにもアイヌの文化をそのまま取り入れたはずなのに、
サッシやフローリングなど現代の家に合わせており絶句した。

私は道産子だ。北海道から見てNHK道内ニュースで、
ウポポイ施設について述べているし、北海道新聞でも触れている。

有本さんが虎ノ門でおっしゃった。

「北海道の人間は批判をしないのか」と。

 

ウポポイへのアクセスと理念

うぽぽい

初めにウポポイがどこにあり、どんな楽しみを味わえるのか。
単にアイヌ文化を飾った展示場なのか。いろいろ見ていきたい。

ウポポイとは民族共生省庁空間であり、展示や調査、人材育成などを目的としている。

もちろん修学旅行先の施設としても役に立つ場だ。

施設は北海道白老町にあり苫小牧を越えた場所にある。
開園時間は9時で平円時間は季節によってまちまちだ。

公式にある理念を見ると、

アイヌ文化の振興や普及啓発は、伝承者の減少、アイヌ語や伝統工芸など存立の危機にある分野の存在、また、未だなおアイヌの歴史や文化等について十分な理解が得られていないといった課題に直面しています。

引用:https://ainu-upopoy.jp/about/

アイヌの歴史について十分な理解を得られていない。
確かに私もアイヌについて独学するまで北海道にいた民族程度でしかなかった。

虎ノ門ニュースで小野寺さんは述べている。
200億円かけて作る必要があったのか?

参照:ウポポイ公式HP

 

アイヌの聖域でも伝説もない場所にウポポイ施設があった

小野寺さんは虎ノ門ニュースで語った。

ウポポイ施設は元々アイヌの伝説や集落がある場所ではないと。
しかも2009年そこにあった神社を取り壊して建設したと。

何が共生だ、排除じゃないかと。

共生ならきちんと神社を残しておくべきだよね。
むしろ日本の考えなら神社も残すし、神社があっても違和感を抱かないよ。

前あった土地神を排除する姿勢に日本人らしからぬ考えを抱くよ。

 

なぜOK印の短刀が?

小野寺まさるさんのツイッターによると、
実際にウポポイ施設へ訪れた際、とても気になる短刀があった。

OK印が思いっきりついている

OK印とは大阪を本拠地に置いた岡田製作所の商品であり、
店名情報から中村金物店と出ており調べたら、
昭和28年(1953)年に創業されており、アイヌの歴史より浅い

アイヌ文化が古来から残っているなら商標登録されたものなどない。
なのにOK印をあたかも古来のアイヌ人も使っていたんだよと載せる。

画像を拡大してみても、小刀に関して詳しい説明や逸話がないので、
展示した人がいかにアイヌの文化や伝統に関心を抱いてないかがわかる。

本当に関心を抱き、愛していたら普通載せないっしょ。

載せるとしても「OK印の小刀をアイヌの人々はこよなく愛していた」と、
どういう経緯で使うようになったか、語ってもらわないと納得いかない

展示された時点で理念に反していないか。

なお現時点で撤去されたという声も上がっている。
さすがに説明なくOK印の小刀を載せられたら、突っ込まれるよなw

参照:植木鋏・刈込・剪定鋏・造園道具‐鋏専門店の鋏屋一番

参照:プロフィール「中村金物店」

 

秋の恵、草木を潤す……え、クマの木彫り?

続いて驚いた部分が「文化を語り継ぐ」コーナーにて、
秋の恵、草木を潤すの展示がなぜかクマの木彫りだった。

どこに草木要素があるのかわからない。ただのお土産だろと。

クマの人形

上記画像は川湯温泉で買ったクマの木彫りだ。
向きが違うだけで何も変わってないぞw

もしかしてウポポイはアイヌ文化をすでに知っている観光客、
見学者から「なんだこれはwww」と突っ込まれるための施設なのか。

一平ちゃんは「かえって見に行きたくなった」と喜んでいた。

有本さんの解説で、ヨーロッパから持ち込んできたクマの木彫りを、
模倣して彫ったのが最初で、アイヌの伝統とは関係ないと。

タイトルと展示物の結びつきに疑問を抱くの、抽象画における現代芸術かと。

 

アイヌ協会の人と仲良くなってハンコをもらえば今日からアイヌ人に

中でも衝撃を受けた部分として、小野寺さんが語った。

アイヌ協会の人と仲良くなり、ハンコをもらえば「アイヌ人」認定されると。
また「アイヌに関して物言えない空気が政治家の間にある」と。

純粋なアイヌでなく役人的アイヌ(彼らが言う和人でもOK)じゃないかと。
しかもアイヌ人になれば奨学金制度もあると「分断工作」が起きていると、
有本さん小野寺さんは指摘している。

そして役人的アイヌ(役人的アイヌを聞いたら純粋アイヌと区別せねばならない)は、
現在でも活動を起こして自治区を要求していると。

 

なぜチャイナはウイグルなどを弾圧するのか?

虎ノ門ニュースでは有本さんがアイヌ関係者がチャイナに近づいたと述べた。

小野寺さんは「チャイナに訪れたアイヌ関係者が言った。
チャイナは素晴らしい、少数民族に権利を与えて~
」と指摘していた。

チャイナでは現在ウイグルを含む少数民族を弾圧し、
日本でも臓器や強制教育など話題に上がっている。

役人的アイヌが自治区を要求するさまを見ると、
チャイナがウイグルなど漢民族以外を弾圧する(実際は漢民族も)理由が浮かんだ

自治区など少数民族が集まり、自治区を求める運動を起こされたら大変だからだ。
自治区運動を起こされて、そこから新しいいざこざになったらたまったもんじゃない。

ただでさえ、内も外も敵だらけなのに……。

ちなみにチャイナでは今三峡ダムが注目を受けている。
三峡ダムにおいて何事もなく暮らしている人たちを見る「たくましい」

実際はてんてこまいで「明るく振る舞え」と言われているだけじゃないのかとすら思ったよ。

 

道産子は大した関心がない?

OK印の小刀

私は道産子だ。ウポポイができたと期待した熱狂していなかった。
もちろん私と私の周りだけの話かもしれない。

私は虎ノ門ニュースでウポポイほかアイヌ利権の問題を知っていたから、
菅官房長官が乗り気だと聞いたとき、落胆した。

うちの母は喜んでいた。
アイヌの伝統をきちんと展示できるからではない。

これで北海道に観光客がやってくる。経済としてはいいんじゃないか。
どうせ中身について深く調べ愛する人は少ない

またアイヌ文化を全国に広めたおかげで、
アイヌ文化と現代芸術を組み合わせた新しい文化も生まれるだろう。

すでに現代の人がアイヌの文化からヒントを得て、
色々作っているから、いい意味で日本の文化にもなる。

しかし納得いかないのが一つだけある。アイヌ語だ。
今更アイヌ語を習ったからと言って、何になるんだ?

どう役に立つんだ。もし英語の代わりに役立つならいいよ。
結局利権だよね、利権

アイヌ施設で喜んでいるというよりは、
北海道の観光収入が上がるから喜んでいるという立場だった。

小野寺さんが動画で批判している通りの人間だった。

北海道への収入が増えるならアイヌだろうが何だろうが、
利用したらいいじゃないか
という考えであり、伝統よりも地元経済に重点を置いている。

ウポポイの一部違和感ありまくりの展示を見ると、
展示側もアイヌの伝統をこよなく愛し残したいというよりは、
北海道の経済及び収入につながれば、中身は少しいい加減でいい。

アイヌのためと言いながら展示物がいい加減なので、
心からアイヌのためではないと分かる

どれだけ「アイヌのためにやっているんだ」言い訳しようと、
まずOK印の短刀を展示しないし、家の施設にフローリング処理をしない

一つの大きな問題が浮かぶ。

 

なぜ現代の視点で過去を語るのか?

最近アメリカやイギリスなどあちこちの国で、
過去の人物銅像をなぎ倒す運動が起きている。

大半が奴隷を使っていた人たちであり、
現代の視点で見れば「腹の立つ野郎」でしかないのはわかる。

百田尚樹さんの日本国紀を読んだとき、
F・ルーズベルトとチャーチル、スターリンにはマジで腹が立ったからね。

現代の視点で過去を見ているから腹が立つ。

だけど現代の視点で過去をバッサリ斬りまくると、
過去のおぞましい出来事も忘れてしまい、学びながら成長する人間として危険
だ。

現代と過去では文化はもちろん技術にも違いがある。

当時は合法とされていても現代で違法となっているものもある。

ウポポイ施設を通して一番の問題は、
「現代の視点をはずせないまま、過去を現代によみがえらせる」姿勢だ。

原因は「現代の視点で過去を裁きつつ、特定の人を糾弾したい」声にある。

過去は利用すべきものであり、本質は現代かつ銅像に何らかのかかわりを持つ人に対し、
傷つけながら自尊心を満たす
ところにある。

歴史の伝統をそのまま残すなら、真っ先に現代の視点を切らねばならぬ

もちろん当時の施設をそっくり再現した時、
「どうしてもここはケガを負う可能性があるから」と、
リスクを重視したら、一部現代の施設が残っても仕方ない。

緊急時の逃げ場といったリスク以外は過去をそっくり再現する。
「現代の視点」をはずさないと過去の伝統に基づいたつもりで「手抜き」しか感じないよ。

 

北海道の緊急事態宣言で関東人「ウポポイ?」

子供からこんな話を聞いた。

新型コロナで北海道が真っ先に緊急事態宣言を出したでしょ。
あの時、鈴木知事の後ろに「ウポポイ」ポスターがあって、
関東の人たちが「ウポポイ?」って関心を集めた
ってよ。

緊急事態宣言は北海道が一番早く行った
雪まつり後の新型コロナ発症で道内を真っ先に行ったのは覚えてる。

緊急事態宣言記者会見は全国に放送される。
全国放送にて鈴木知事の後ろにウポポイを示すポスターがあり、
関東の人々が「なんだウポポイって?」と感心を抱いた。

緊急事態宣言を発表しつつ、同時にウポポイの宣伝を行う。
確かに動画を見ると、ウポポイがあるね。

 

結局アイヌの想いより金

ウポポイ施設の一部ずさんな展示を見て、
結局アイヌの伝統や想いよりも観光収入によるお金が第一なんだなと。

白老町や国、北海道にお金が落ちてくれるなら、
多少ずさんで手抜きな部分があってもいいやと。

手抜きさを感じ残念な気持ちを抱いたよ。

道産子の反応も道内からあちこちで、
「ウポポイこそアイヌをバカにしている象徴」と声がないので、
「ぶっちゃけどーでもいい」と捉えてる。

ウポポイの展示物にまさかOK印の短刀が置いていたなんて知らないしね。
NHKニュースもOK印短刀は載せていなかったし。

むしろ外国を含め様々な観光客が来るから、北海道としてはある程度大きな収入が見込め、
地元経済に何らかのメリットをもたらすだろう。

軽くでしか考えていない。

道産子から見ると「その程度」でしかないんだよね。

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。