おはよう、しゃしゃ。
パソコンだと画面右サイドバーにある物語を、
スマホだと画面をスクロールすれば下側にある物語を……
ノベルゲームコレクションというサイトに登録した。
こちらへ登録すれば、わざわざ作品を自分のサーバーへ上げなくても、
ノベルゲームコレクションにさえ入れればいいわけだ。
ノベルゲームコレクションに入った際、いくつか気づかされた。
作品を出す前にセールスを第一に考えろ

作品は基本、自分の内側にある「書きたい衝動」によってできる。
衝動に駆られた物語が相手に受け入れられるかどうかはわからない。
少なくとも自分自身の中では「最高の作品」でありながら、
「最低すぎる作品」という相反する二つの考えに満たされる。
今回ノベルゲームコレクションにに作品を出したとき、
「自作品の一番のポイントは何か?」を考えさせられた。
私は相手が読む理由など考慮せず、ただ作品を書いていた。
なので「どういうところがポイントなのか?」問われてもわからぬ。
困った。
じゃあ作品のポイントを上げたとしても、
「それって本当に作品のポイントになるの?」疑問を抱いてしまう。
結果、自分の作品を見下すようになってしまう。
なので「セールス」を前提に考えたほうが良かったと思った。
セールスとは「心に引き留める何か」だ

セールスといってもやるべき作業は「心に引き留める何か」だ。
ある作品を書くとき、どこに大きなポイントを入れるのか。
「これとこれがくっついたら、何が何であろうと自分は見てしまう」
部分を作り上げなければならぬ。
例えば私は双子姉妹が仲良しと言ったら、ほとんど見てしまう。
自分の中では「仲良し双子姉妹」に反応するわけ。
キーワードを意識して「物語にフックとなる場所」を作る。
あるいは物語を書いているとき、どこにギャップを作るか。
ギャップとは現実と理想の落差であり、
「誰なら必ず反応するか」を示す部分だ。
わかりやすい例を二つあげるとこちら。
百田さんの日本史は「歴史ものを読みたい人」だけでなく、
「日本のありかたを見直したい、考えたい」人にとっては、
突き刺さる言葉や表現が詰まっている。
心屋仁之助さんのお金に関する本では、
お金がなくてやばい、どうしたらいいのだろうと考える人なら、
高確率で振り向いてしまう情報だ。
作品を作るとき、対象者をとりあえず設定したうえで、
「この対象者が高確率で反応するシーン、言葉」を考えつつ、
物語に入れたほうがよかったなと思った。
ノベルゲームコレクションに入れるまで思わなかった。
日記:登録前の心理戦

インスタグラムでイラストを上げています。
今回のイラストは元キャラがいる状態で描きました。
下記に書いてある方のイラストとほか作品や何かのネタを組み合わせると、
見事に面白い物語が生まれるのです。
ノベルゲームコレクションに作品を入れる際、
自分の中では別の戦いが起きていた。
作品を早く乗せなければならないと焦る自分がいながら、
いざやろうとすると、いろいろ気になることがあって、
どんどん先延ばしになっていくのだ。
焦れば焦るほど、焦りを解決するのと正反対の行動を行い、
寝る前に「もっとああしておけばよかった、やればよかった」と、
激しい悔やみに見舞われること数日……
やっぱりノベルゲームコレクションに登録しようとすれば、
「おい、クレームが来たらどーするんだよ」
「読む価値なしとか言われたら恥ずかしいよ」
自分の中にある「出すな」という声が出てくる。
出さなかったら今度は自分の中から、
「なんで出さないんだ、早く出せ、出した先の世界がこうだぞ」と、
出さない自分をとことん責める自分に見舞われる。
行動しようとしたら「出してはいけない理由」が働き、
行動を辞めてしまったら「出すべき理由」が働き、
どちらも自分の心を追い詰めていく。
出す、出さないを決めるうちに時間は過ぎていき、
どんどん自分がいる環境も回り含めて悪くなっていく。
まるで自分の行動しない部分をあざ笑うかの如く、
周囲の状況がどんどん悪いほうへ持っていかれるよ。
私と同じ気持ちにいるなら上記の本を読んでみてね。
こちらに「心の在り方」に関する記述があるよ。
