文化の差、親子の差、年の差を感じさせるネタを一つ。
私と娘はファッションに関し、好みが違います。
娘はデコレーションが付いたものを、
私は一色だけで地味な色が好きです。
娘が好きな服

娘にとって好きな服は「可愛い、セクシー、ステキ」なもの。
ステキの中身は「ビーズがついている、ハートが大きい、
フリルや刺繍があり、英語のロゴが可愛くかっこよい」
娘は「パーティーで踊る姿」をイメージしています。
きらびやかな場所で着る服を想定している。
だから可愛くなければならない。
私が好きな服

私が好きな服は地味なもの。
地味で一色しかないものです。
なぜなら力強いから。自分が後押しされている気分になります。
デコレーションもなく余計な複雑色もないため、
一つしか見るところがない。
同時に何物にも染まらぬ、ほかの力を借りぬところがあり、
強さがあふれているのです。
娘と私の違いは
娘:パーティーを想定したきらびやかなもの
私:自分を後押しする力強いもの
服を描くときに気を付けていること

ティラノスクリプトにおいて衣服を作る場合、
基本は街を歩いて男女のファッションに目をやりながら、
「着せ替え」ごっこを行っています。
単なる着せ替えでなく、
「この子はおしとやかだから、
おしとやかで上品を考えた服がいいな」
テーマを決めて、その子が喜びそうな服を着せ替え感覚で選び、
参考資料として外に歩いてファッションを確認したり、
ネットで検索してスタイルを見ていったり……
ゲームの世界における衣服
※うーたんみたいなキャラも一応立ち絵として成り立つ
ゲームの世界だと、服は一種類しかないのか?
突っ込んでしまう状態が起きるのです。
記号としては覚えやすいのですが、
人間として考えると、様々な服を着せていろいろ見せてほしい。
制服は楽です。一度制服を決めて描いた後、
表情をいくつか描けば立ち絵の面倒さを省けます。
学園者が多い理由の一つはそこだと思うのです。
後、スーツも楽です。
たいしたバリエーションがなく、色やテクスチャを変えればよいだけ。
女性がちょっと面倒かなと思うのです。
終わりに
娘と私の服に対する考え。面白いわあ。
ファッションセンスを身に着けるなら、テーマを決める。
自分はどんな風に生きたい、見られたいか?
そこがわかれば、後は「これいいな」と思ったものを着る。
単純でよいと思います。
