魂の演技レッスンに学ぶ貴族の本質と日本古来の美意識

ども、しゃしゃ。

最近日本国紀及びステラアドラー著「魂の演技レッスン22」を読み直している。
魂の演技レッスンを読み直していると、演劇テクニックもさながら、
18章「俳優は精神の貴族である」部分がとても役に立った。

私は役者ではない。だけど文章の中で「演技」をこなす。
商売も「演劇」目線に立つと商品紹介などに役立つ。

また私は物語を書いているので、
どう伝えたら演じる人や読んでくれる人の心に深く突き刺さるか?

役者でないからこそ役に立つ部分を書いていきたい。

 

俳優は精神の貴族である

ステラは述べている。

演劇の9割は下準備で決まると。

自分自身を振り返る、舞台状況をきちんととらえる。
舞台の設定を把握する。立ち回り、その時の感情……

いつどこで私を含むどの役者がどんな動きをとり、
どんな気持ちを抱き、作品のメッセージ性として何を示すか?

表に出てこない情報をつかむからこそ、
演技が演技でなくなり私たちに「真実」を提供する

ステラにとって演劇は「真実とを語る場」であり、
役者は「世界の真実を伝える語り人」であり、
納得性を持たすためにきちんと行動やせりふを述べる。

よって言葉一つに対して「ただ言う」のでなく、
「多くの人を導く」くらいの意気込みを持たねばならぬと。

次の段落で「生徒は平凡な言葉しか知らぬ。米国俳優には伝統がない。
なので動きがだらしないし、正しい服の着方も知らない」

一部の人にとって「何様だよ、このおばちゃん」思うだろう。
貴族といってもピンからキリまでいるしね。

ステラが触れる貴族とは「心の豊かな人」を示している。
目先にお金、名誉、不安、不満に食らいつかない。

どんな状況だろうと「自分の行動基準」をしっかり持っており、
マイペースを崩されない状態で生きる人を示す。

貴族は永続性を求め、アメリカ人は使い捨てを平気で行う。

行動基準があるとは理念があるだ。
ある種の理念があるからこそ、一つのモノに対するこだわりを持っている。

こだわりがあるばかりか、モノに対する歴史や成り立ち、
さらに「自分がそれを使う意味」をもつかんでいる

 

なぜ伝統が大切なのか?

神社

ステラは伝統の大切さを述べている。
伝統を受け継ぐ本質は「自分は豊かである」という実感だ。

自分は孤独ではない。受け継がれて生きているのだ!

伝統意識が根底にないと、人に真実を伝えるという心構えすらできない

ただ自分が言いたいから言う。人の話を遮って自分がしゃべりたいことを言う。

わがままは伝統と正反対であり、多くの人がうんざりする行為だ。

あなたの身近にもいないだろうか? 自分の話ばかりして、
結果として人が離れていく人を。

人の話をろくに聞かないで自説ばかり押し付ける人を。

ツイッターにもいるでしょ。自説ばかり述べて人の話を全く聞かない、
人がツッコミを入れたらすぐブロックして閉じる人や、
むやみやたらに暴言を吐いて反論する人とかさ。

上記の考え方は自分よがりであり浅くみなされる。

演劇とは思想の対立であり、思想にも人生の生死ばかりか、
民の今後がかかるほど、かなり重たいテーマ
を持っている。

たとえ男女の別れ話であろうとも、男と女それぞれに理念があり、
理念の対立はそのまま鑑賞者の生き方につながる部分もあり、
楽しむだけでなく考えさせられるという意味を込めている。

ステラは志の低いものを偽物と切り捨てている。

本当は鑑賞者の今後を揺るがしかねない問題ですら、
「単なる自分の問題」というとてもどーでもいいことに己を費やし、
鑑賞者の生き方を揺さぶる状態にまでいっていない。

単なる自分の問題のみに焦点を当てる生き方が志の低いニセモノと捉えている。

 

自分の小ささを大きく変えるためには?

男

簡単に流れをつかんでみよう。

  1. 理念:鑑賞者の生き方が揺れるほどの真実を伝える
  2. 手法:言葉や行動一つ一つに意味と役割を認識しながら演じる
  3. 行動:ボイス、アクション、セリフ、状況把握など

ステラにとって演劇とは真実を伝える場だ。
真実をきちんと伝えるためには、レベルが必要になる。

例えばホームレスが国王をいきなりやれと言われてもできない。
ホームレスは国王としての生き方がないからだ。

国王としての生き方とは自分の選択一つで国が簡単に滅ぶ現実。
国が亡ぶとは自分らの家族も路頭に迷わせる状態にくわえ、
多くの民から「子孫まで恨まれる」状態になる。

国王としてのふるまい、王冠や衣装の意味、
王様としての発言などありとあらゆるものを実践し試行錯誤を重ね、
王さなとして威厳と血からのある存在につながる。

日本でも安倍総理を見ていればわかるけれど、
総理の言葉一つで揚げ足をとられるばかりか、
三重から来た女が総理を襲おうと私邸に侵入して逮捕された。

政府のトップとしてどんな対応策をとろうとも、
いつどこでも殺される覚悟に逆恨み、誹謗中傷や批判ばかり受ける生き方。
どんな決断をしても批判される生き方。

「総理だもん、当たり前だよ」

そう、そこが総理と私たちの大きな違いだ。
私たちが第三者からいわれのない誹謗中傷や批判を受けてでも、

国民がよりよく暮らす生き方を優先し、
自分の私情-馬鹿にされたなど-を捨てる生き方
に、
私たちと総理(トップに立つ人)の大きな違いがある。

今からあなたが総理大臣ですといわれた際、

「安倍よりオレのほうがうまくできる!」

はじめは確信を抱くだろう。実際にやって見るとあらゆる部分からのしがらみ、
隙あらば自分を蹴落とそうとする人間の存在など、
あらゆる予定外要素が詰まって人間不信に陥っていき……

総理大臣の座を蹴落とされるならまだいい。

知らない間に自国民を大量に殺す政策をとってしまい、
自分の地位にしがみついてしまうと、器がとても小さくなる。

スターリンは自国民を含む大量の民を殺しまくって、
晩年は「みんなにいつ寝首をかかれるか」怯える生活を送っていた

多くの老後が一人で暮らしたり仲間と過ごしたり、
孫と一緒に楽しいことをしたりと送っている状態で、
スターリンは誰も信じられない「孤独」に陥っていた

晩年の毛沢東は知らない。

スターリンがもし自分にこだわりすぎない生活を送っていれば、
老後はもう少し孫たちと楽しい生活を送っていたかもしれぬ。

 

衣装の本質は精神

ステラは言う。服装に本質はない。
精神が本質であり服装は精神を示す手段だと。

カジュアルな服装とパーティードレスとパジャマでは、それぞれ場所が異なる。

女の子とデートをするときにパジャマを着ると、
「なんだこいつ?」変な目で見られ別れの伏線となってしまう。

仮にパーティードレスがどうしてもなく、
パジャマしかない場合はどうしたいいのだろう?

答えとして演技すればいい。
自分はパジャマでなくパーティードレスを着て彼女とあっていると。

できないだろう。パジャマという事実に引っ張られるからだ。

同じようにパーティードレスのままベッドで寝ない。
パーティードレスにしわができるばかりか、
ベッドはパジャマがふさわしいとはっきりわかるからだ。

パーティードレスは人を美しくさせるための演出があり、
パジャマは人を快眠に誘うための演出を施している。

演出とは生地の硬さや材料といった、ありとあらゆる要素ね。

さて私は先日まで日本国紀を読んでいた。

日本国紀では日本史のおさらいだけでなく、
教科書に載っていない「隠れ偉人」もこっそり紹介しているし、
当時の日本がどう見られていたのかという記録も残っている。

江戸時代の日本は実直で海外旅行者が驚いていたそうだ。

ほかの国では少しでもたかる、お金を多くもらう、隙あらば盗むといった、
「ゲストとしてされたらいやなこと」を平気で行う。

一方日本は金銭以上の要求をしない、忘れ物は届けるといった、
「ゲストとしてされたらうれしいこと」を行う。

昔の日本人は礼儀などを学び、伝統を身に着けていた。

もちろん今でも多くの人ではないがきちんと礼儀を学び、
昔ながらの伝統を受け継いている人々がいる。

礼儀作法一つをとっても「過去と今の日本はつながっている」はっきりわかり、
私たちはきちんと伝統を受けついでいる。

一方で伝統を壊したらどうなるか?

ソ連はとても素晴らしい実験を行った。
結果、使い物にならないダメ人間ばかり増えた

詳しくはこちらに乗せているよ。

ステラは伝統を意識しないアメリカ(というより生徒)に厳しく述べている。
私たちの伝統についてはこちらを読んでほしい。

 

魂の演技レッスン22は生きる姿勢で大いに役立つ

18章以降は演劇者でなくても役に立つ。
むしろ演劇をやらない人(商人)には特に役立つと確信している。

人に伝えるとは何か。伝え方ひとつにもどんな違いがあるか。

もっと言うと私はあなたに「人生を左右するほどの理念」を伝えているのか
単に「自分の利益のみ」に焦点をあてて、独り言を語っているのか?

あなたは第三者に対して「人生を左右するほどの信念」を伝えているのか。
伝えるとき、何も考えないまま適当にやっているのか?

あなたがどう私の文章を捉えているか全くわからない。
ただ私は演劇者でないからこそむしろ読むべきであり、
人に伝える、届けるとは「世界を変える」と同義という事実をつかんでほしい。

あなただからこそ救える命がある。あなただからこそできる仕事がある。
あなただからこそ救われた人がいる。

気づく/気づかないにかかわらず、あなたは自覚しなければならぬ。

あなたの発言は人を救うという事実を。

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人間として器を大きくしたいなあ~考えているなら読んでね。
器を大きくするためのコツそして自分の人生を正しく生きる覚悟が、
ステラは情熱をかけて真実を伝えているから。

ちょっとまって

こちらは前作だ。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。