![](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81mAyLL2BML._SL1500_.jpg?w=728&ssl=1)
おはよう。過去に取り上げた記事がある。
このたび限界突破勉強法改訂版が出た。
時の経過とともに参考書など変化もあるので、変わるところは変わる。
勉強を通した人生の取り組み方については変わっていない。
私にとって南極老人の限界突破シリーズは勉強の在り方を変えた本だ。
もっと言うなら仕事姿勢にもつながっている。
勉強法としての限界突破勉強法
限界突破勉強法の主張は単純だ。
「余計なことに気をそらされず、ひたすら勉強しなさい」
修行僧なみの根性論を求められる。
どんなにテクニックや効率のいいやり方があろうとも、最後は根性だ。
かつて読んだ勉強姿勢に関する本(ドラゴン桜ではない)でも
「合宿を作り、数日勉強漬けにする方法が一番有効」とある。
ドラゴン桜も最後は根性になるが。
なぜ根性を求められるのか?
大学側が頻出だけの問題を出さないからだ。
むしろ複雑な初見問題を通し「その場で挑む力」があるかを観ている。
その場で問題にぶち当たるとき、すぐ撤退するのか。
何が何でもくらいついて、答えにたどり着くのかを求められる。
仕事では当たり前に向き合う問題を勉強通して向き合う。
問題の種類は違えど、本質は受験も仕事も人付き合いも同じだ。
限界突破勉強法を購入するなら、娯楽に目もくれない覚悟が必要だ。
あらゆる試練があろうとも打ち勝って、最も情熱ある人生を送りたい!
心から願っているなら、今すぐ読んで修行僧なみの根性をつけるべき。
楽・効率を求めるなら手にしてはならぬ。読んでて色々きつくなるからだ。
非効率から効率へ
![](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/71C0NGB7KaL._SL1500_.jpg?w=728&ssl=1)
限界突破勉強法シリーズは原理の大切さを教えてくれる。
姉妹本というべきか、大逆転合格法は原理学習をすすめている。
効率のいいやり方も乗っているし、たくさんの教材も紹介しているが、
教材なんて一つ、多くて二つあればいい。
「教科書と辞書と過去問でも合格できる」豪語してるくらいだ。
練習問題をたくさんやれば、入試問題にも対応できる……思っていた。
一方で土台がもろければ、どれだけ類題を解いてもわからなくなる。
例えば物理なら台車の移動に関する類題をいくら解こうとも、
「相対速度・速度・速さ」など基本用語の定義ができていないと、
試験で「あれ、速度と速さってどう違うんだっけ」簡単に積む。
試験に出る伏兵として「あれ、この言葉ってどういう意味だっけ」
言葉自体を認識しているのに、意味をしっかりとらえていないため、
試験当日になって些細な悩みが生じる問題だ。
「わかったつもり」が試験で伏兵として現れ、自滅する。
限界突破勉強法は最初から難問をやるのでない。
むしろ7回復習などで土台をきっちりこなし、少々の問題にびくつかない力をつけられる。
勉強の本だけでなく仕事にも役立つ「心を育てる本」だ。
勉強以外でも役立つ「心を育てる話」として、次の実例を語りたい。
限界突破勉強の応用:やりたいことの中にある苦痛
限界突破勉強法は応用がきく。私の応用はゲーム作りだ。
ゲーム作りは大変だ。
2Dにしろ3Dにしろキャラがルールと主人公がいなければ始まらない。
上記動画のゲーム一つですら
- プログラミング(C#)
- BGM(ミューズスコア)
- 脚本(ノートやメモ帳など)
- イラスト(クリスタなど)
- フリー素材(拝借)
- バグなど異常や失敗の確認
作ったところで誰もゲームをしなければどうしよう。
費やした時間が全て無駄になったらどうしよう……
特にゲーム販売直前はひどかった。
自分の頭の中が絶えず「つまんねえゲームを出すなよ」
「売れないんだから、ただで配布しなよ」
とにかく隙あらば自分を下げる発言ばかり生じて辛かった。
自分で下げる原因は楽だからだ。楽とは誹謗中傷もない心の楽さだ。
モノを出す以上、批判は必ずついて回る。
いくら酷評を受けようが、目の当たりにすると大したことない。
頭の中だ。頭の中における批判や罵倒の言葉が最も怖い。
「誹謗中傷を受けたくないだろ(その時点で、まだ受けていない)。
受けたくないから、ここはおとなしく記そうぜ」
嫌な未来を避けるために、自分が自分に誘惑をかましてくる。
勉強も同じ。受験日が近くなるにつれて
「真剣にやる必要ないよ、もう手を抜いちまえ」など、
これでもかと自分を下げる・楽な生き方を促す誘惑が生じる。
誘惑が出る状態は「大欲に向かって進んでいる」表れだ。
大欲に向かえば向かうほど「向かわせまい」力も働く。
私たちの脳内でしか起きてない情報戦争こそがスピリチュアルだ。
本の内容で言うなら潜在意識の動き・反乱だ。
誰に説明しても理解してくれないし、自分で何とかせねばならぬ。
何とかする方法も限界突破勉強法には載っている。
(自分でエネルギーを高めていく)
自分の場合は「売れなくてもいい・無駄でもいい」言いながら、
「それでも世に出して、面白さを分かち合いたいんだ」があった。
「自分の中にある世界を楽しんでほしい」が私にとっての大欲だ。
一方「恥ずかしいから出すな」などは大欲に比べたら優先する欲でない。
結果私はゲームを販売し、数本購入してもらい、一番びっくりした。
潜在意識は敵にも味方にもなる
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限界突破勉強法をやればやるほど、潜在意識がいかに味方かつ敵かがわかる。
潜在意識が味方に付いた例を一つ上げたい。
受験直前になって、ふと気になる言葉があった。
調べたところ、あまりにも面白い情報ですべてノートに書いて覚えた。
受験当日、覚えた個所がまるごと試験内容に出てきた。
確率ではあるが、やらないよりやったほうが有利になる。
有利はすべて潜在意識が欲していたからだ。
「何言ってんだ、この人」思うだろう。
潜在意識の動きなどに注目しないと「頭おかしい」としか捉えられぬ。
勉強すればするほど、自分の中に「別人」がいると気づく。
「自分はまだ勉強しなければならない!」思っているのに、
体が疲れて「休みたい」思っている自分を見つける。
もっと勉強して学力をつけたい自分と、ちょっと休んで遊びたい自分が、すでに潜在意識の働きだ。
この記事を書いているときも、時々ツイートに注目して数分無駄にした。
いくつかの要因として、ツイートなどを開いてしまった自分。
音楽を聴きながら仕事している自分など当てはまる。
ぶれるとき・余計なことをしたくなる時ほど「エネルギーが足りない」表現している。
エネルギーを上げるには…本文に書いてある。
私の場合は「おお、もっと書いてくれよ、自分」みたいに盛り上げる。
すると音楽が入ろうとも指が止まらなくなる。
第二版になっても、読んでいるうちに「怠けているだろ」
言われている感じがするので、自分をびしっとしたいならぜひ読むべき。
アマゾン:改訂第二版版 E判定からの限界突破勉強法
自分一人でしか味わえぬ苦痛が、本当に将来へ影響を与える。
「これやりたい、絶対叶える」目標があるなら、受験関係なく読んでおこう。
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