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米朝首脳会談交渉結果を報じた新聞の見出しに見える真の感情

雷

おはよう、しゃしゃ。
私にとっていつも面白い気づきを提供するフォロワーが、
今回の米朝首脳会談において「ある事実」に目を向けた。

たった一言だけど重たい言葉だ。

 

決裂か成果か

フォロワーが気になったツイートが上記。
聯合ニュース(れんごう)が交渉「決裂」と書いてあった。

フォロワーに聯合ニュースの立ち位置を尋ねたところ、
日本でいう共同通信にあたる」と返答。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190228008700882?section=nk/index
記事:朝鮮半島情勢「視界ゼロ」 米朝首脳会談が「制裁」問題で決裂

※ニュースは時間がたてばURLも自然消滅するので、URLをそのまま残しておく。
タイトル詳細についてURLをコピペして各自調べてほしい。

聯合が決裂と書くのはよほどの事態だそうだ。

ほかにもKBS(韓国放送公社)も決裂と書いた。

http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=71280
記事:米朝首脳会談の決裂 青瓦台は当惑

中央日報は「突然」と書いて驚きを隠せない感じだ。

https://japanese.joins.com/article/746/250746.html?servcode=500&sectcode=500&cloc=jp|main|top_news
記事:<第2回米朝首脳会談>突然の会談決裂…「いかなる合意にも至れなかった」

一方で朝鮮日報は書いていない
交渉に関するニュースも2/28午後8時時点で上がっていない。

フォロワーいわく、朝鮮日報は日本でいう読売にあたるんだと。

なぜ朝鮮日報は米朝首脳会談の交渉に関する情報がないのか?
現地の人を派遣していないのか、気になる。

ハンギョレ(あるフォロワーは左系、別は日刊ゲ〇ダイに近いのだそうだ)は、
米朝交渉で北朝鮮が得たであろう成果を書いている。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/32901.html
記事:米メディア「寧辺閉鎖の見返りに部分的制裁緩和など4項目の暫定合意」

東亜日報も同じニュアンスだ。

http://japanese.donga.com/List/3/03/27/1653535/1
記事:米朝、「寧辺+α」をめぐって120分間探り合い

時間軸を見たら27日と書いており、
交渉決裂に関する情報を28日午後8時時点で書いていないよ。

 

朝鮮労働新聞はどう書いている?

ついでに朝鮮労働新聞(英語版)も見つけた。

朝鮮労働新聞は朝鮮中央委員会の機関紙だ。
私が読む限り、交渉決裂は書いていないなあ。

http://www.rodong.rep.kp/en/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2019-02-28-0008

記事:Supreme Leader Kim Jong Un Has Chat and Dinner with President Donald J. Trump

翻訳はこちら

グーグルで日本語翻訳した該当部分だけを拾うと、
交渉で得た成果やお流れになった事実を書いていない

Kim Jong Unは、不信、誤解、敵意、そして昔の慣行が私たちのやり方を止めようとしたが、私たちはそれらをすべて打ち破って克服し、260日でついにハノイにたどり着きました。彼は、この期間にはこれまでにないほど多くの深い思考、努力と忍耐が必要であり、そしてすべての人が望む優れた結果が協議の中でなされ、彼がこの目的のために最善を尽くすと付け加えました。

トランプ大統領は、金正日議長に再びお会いできて光栄であり、会談は非常に成功すると確信しており、お互いに良い関係を築いていると述べました。

それから、彼らは率直で誠実な対話をするために一対一の楽しいチャットをしました。

一対一のチャットの終わりに、彼らは社会的な夕食をとりました。

夕食は、北朝鮮と米国の首脳陣とともに友好的な雰囲気の中で開催され、両国の他の人物は円卓に座りました。夕食会では、シンガポール首脳会談後の二国間関係の進展が高く評価され、全体の興味と期待に応えるために、協議で包括的かつ画期的な結果を出すために誠実で深い意見交換が行われました。成功したハノイサミットのための世界。

金正日は夕食後トランプに別れを告げた。

翌日あたりに結果を書くのだろうか?

http://www.rodong.rep.kp/en/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2019-03-01-0009

記事:Supreme Leader Kim Jong Un, President Trump Hold Second-day Talks

翻訳はこちら

翌日の記事を読むと

両国のトップリーダーは、一対一の協議と拡大された協議で、シンガポールの共同声明を実施する歴史的な過程において著しい進歩がなされたことを高く評価した。彼らは、北朝鮮の改善の新時代を切り開くことで生じる実際的な問題について、建設的で率直な意見交換を行った。進捗状況に基づいて関係。

会談で、両首脳は、朝鮮半島の緊張を和らげ平和を維持し完全に非核化するために双方が行った努力と積極的な措置が、相互の信頼を築き根本的な変革をもたらす上で非常に重要であるという共通の理解を共有した。不信と対立を特徴とする数十年にわたる二国間関係。

首脳は、シンガポール共同声明に明記された共同目標を達成するために、現段階で解決すべき問題についての互いの意見を聞き、その方法について詳細に議論した。

彼らは、対立と対立の高い障壁は70年以上にわたる敵対的な関係に起因しているが、北朝鮮の新しい歴史を書くことへの道には避けられない困難と困難が存在するという確信を表明した。関係、彼らは北朝鮮の著しい進歩を生み出すことができます。両国の国民が望んだような関係を築き、苦労や知恵と忍耐力による困難を克服するために手を組むこと。

両国首脳は、ハノイでの第2回会合が、相互の尊重と信頼を深め、両国間の関係を新しい段階に置く重要な機会となったことを認識した。

彼らは朝鮮半島の非核化と朝鮮民主主義人民共和国の画期的発展のために互いに緊密に連絡を取り合うことに合意した。ハノイサミットで議論された問題を解決するための生産的な対話を今後も継続していきます。

決裂と書いておらず、前向きな展開を書いているね。

 

日本の新聞はどう書いている?

一方で日本の新聞はどう書いているのだろう?
まずは共同通信から。

https://this.kiji.is/473743363488744545?c=39546741839462401
記事:米朝首脳、合意できず~非核化、制裁解除で溝

共同通信の記事を読むと、

北朝鮮の非核化や制裁解除を巡り溝が埋まらず合意文書の署名を見送り、協議を継続すると述べた。

「溝が埋まらず」と書いて、決裂にほぼ近いとみている。
言葉の衝撃で見ると「決裂」が強い。

朝日新聞は一部しか読めなかった。

https://www.asahi.com/articles/ASM2X639FM2XUHBI052.html?iref=comtop_8_02
記事:「北朝鮮が提示の非核化措置、不十分」 トランプ氏説明

https://www.asahi.com/articles/ASM2X5D15M2XUHBI043.html?iref=comtop_8_01
記事:【詳報】予想外だった米朝会談 トランプ氏は得意の一言

記事内部に書いてあった。記事に決裂という言葉があった。

他方、「これは決裂ではない」……(以下、会員登録)

毎日新聞はどうか?
合意に至らなかったと書いてあったね。

https://mainichi.jp/articles/20190228/k00/00m/030/209000c
記事:米朝、妥協せず 非核化合意見送り トランプ氏「協議は継続」

https://mainichi.jp/articles/20190228/k00/00m/040/215000c
記事:在日コリアン「期待していたのでショック大きい」 米朝会談合意せず

読売新聞は「決裂」とはっきり書いてあった

https://www.yomiuri.co.jp/world/20190228-OYT1T50251/
記事:米朝首脳会談、事実上の決裂「何も合意達せず」

産経新聞は決裂と書いていなかったよ。

https://www.sankei.com/world/news/190228/wor1902280049-n1.html
記事:米朝首脳会談、非核化など合意できず

https://www.sankei.com/world/news/190228/wor1902280068-n1.html
記事:楽観ムード一転…どよめいたメディア 米朝会談不調

https://www.sankei.com/world/news/190228/wor1902280060-n1.html
非核化具体措置と制裁全面解除、折り合えず…米朝会談は不調に

産経も決裂でなく「不調」と書いているね。

最後に赤旗を調べたが、
午後8時時点で合意見送りや交渉決裂に関する記事を書いていなかった。

変わりに親分の志位委員長による見解を載せる。

明日の朝に記事を書くのだろうね。

地方紙は基本、共同通信の記事を持ってくるだけなので省く。

 

今回の成果を「どう」捉えているか?

ニュース記事のタイトルだけを見ても、

それがどーしたんだよ。揚げ足でも取りたいの?

思うかもしれない。こう捉えてほしい。
今回の米朝首脳会談では一つの出来事=事実を見ている。

事実として米朝間の交渉が不成立となった。

事実に対して記者たちや会社がどうとらえているか?

交渉不成立という数秒(数時間、数日、数年)前の)事実に対し、
人間や会社が「現在、どんな判断」を下したか?

彼らが北朝鮮と米国の交渉をどう見ており、
どう現実として受け止めたのか?

この新聞社は普段、米国や北朝鮮に対してこう思っているのだな

受け止め方ひとつで立ち位置がわかる

※知り合いのフォロワーは「リトマス紙」と述べていた。

 

タイトルは思い付きで生まれない

新聞記事は基本、タイトルを思い付きで書いていない。

私の場合はたいてい思い付きで記事タイトルを書くけれど、
最低限「優先キーワード」を意識している。

優先キーワードを意識していれば、
後はスパイスで「驚きの、激震、ヤバすぎる」といった、
より相手の興味と好奇心をかき立てる言葉を入れる。

新聞は編集者があれこれ決めたうえで、
記事タイトルはもちろん、文章の中身を精査している。

くわえて読者に読んでもらいたいし、
その新聞に興味ない新たな顧客層も手に入れたい。

何より記者は人間で、好き嫌いという感情がある。
なるべく好き嫌いの感情を省いたとしても、
わずかな言葉や一文から透けて見えるときもある。

  • 新聞Aでは「交渉決裂」と書いた。
  • Bでは「まさかの交渉決裂」と書いた。
  • Cでは「交渉見送り」と書いた。

三つもほぼ同じ言葉だけど、他人を引き込むだけでなく、
記者としての「わずかな感情」が見える。

「まさか」と書けば「驚いているのだな」

「決裂」でなく「見送り」と書いた場合は、
「再開するから、次に期待」しているのだな。

「決裂」と書けば「ああ、もう二度と交渉がないのか?」
絶望に近い気持ちを感じさせる。

記事の書き手に「気持ち」が透けて見えるでしょ。

日本としては北朝鮮の拉致被害が戻ってくるよう、祈るばかりであるが……。

この後のNYダウや日経平均株価にもどう響くのか?
北朝鮮が仮に株式市場を開いていたらどうなるか?

核実験に関する交渉決裂なので、核実験にかかわる株価が落ちるかもしれない。
あくまでも勝手な予想であり、当たるかどうかはわからないけどね。

ちなみに日本での拉致被害者を知るならこちらを見てほしい。

拉致被害者:救う会公式ページ

 

韓国総合指数KOSPIやベトナム株価激下がり

KOSPI米朝首脳会談の交渉

米朝首脳会談の交渉失敗を通し、韓国総合指数KOSPIが落ちた。

グラフで見ると猛烈な落ち方であり、
韓国系企業や投資家にとって、非常にショックといえる。

韓国は現時点で北朝鮮に多いな親しみがあり、
北朝鮮と仲良くして日本と離れるつもりでいる。

韓国にとっても米朝首脳会談の交渉は、
北朝鮮の利益=韓国の国益?=文政権のうれしさ

もう一つ、ベトナム株価も比例して下がっているんだよね。

株価:世界の株価よりベトナムを見てね

NYダウはどう出るのだろう。明日の上海総合は?
日経平均株価もどう出るだろうか。

今回の金委員長は「成果が出るもの」として米国との会談に挑んだ。
こちらの翻訳記事によると、北朝鮮国民にも交渉は成功する情報を伝えたそうだ。

ハノイ宣言への期待は、韓国と米国はもちろん、北朝鮮でも非常に大きかった。 北朝鮮メディアは、金委員長の平壌出発ニュースやハノイ到着お知らせなどを迅速に報道した。 最高指導者の歩みを一歩遅れて、内部に知らきたこれまでの報道姿勢とは違った。

北朝鮮は今回の会談で、十分な成果を出すことができると見て、その成果を公表するために、住民にも関連内容を知らせ期待感を育ててきた。

北朝鮮の学生が27日(現地時間)、平壌の距離でドナルド・トランプ、米国大統領と2次ブック・未定会談を控えたキム・ジョンウン、北朝鮮国務委員長のハノイ到着のニュースを伝える労働新聞を広げたまま読んでいる。

28日、北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、全体の6面のうち1面と2面の床のほとんどを割いて、金委員長とトランプ大統領が8ヶ月ぶりの会談のために直面??線瞬間から続いた友情の晩餐まで17枚の写真を掲載した。

新聞は「対決と反目の悪循環を終わらせ、新たに到来した平和繁栄の時代に応えるするチョ・米(北・米)最高首脳の方々の非常に高い熱望と進取の努力、非常な決断によって、歴史的な第2次条未遂脳対面と会談がハノイで始まった」と伝えた。

しかし、ハノイ宣言はなかったし、北朝鮮に対する米国と国際社会の制裁緩和に変わりはなくなった。

引用(翻訳)元:北朝鮮が米朝会談で完全勝利する予定を既に立てていたと判明 手ブラでスゴスゴと逃げ帰る

「成功」前提に物事を進めるのは悪くない。

労働新聞でも「仲良く話し合いをしましたよ」しか書いていないからね。

文大統領は相手にすらされていなかった。

 

翌日の韓国三・一運動でのスピーチは?

英庁首脳会談を韓国内のテレビから静かに見守っていた文大統領。
交渉不成立前までは終始ニコニコしていたものの、
決裂と分かった後、取材を拒否するほど落胆した。

彼はわかりやすい。

翌日、大規模な反日運動が起きるといわれた三・一運動にて、
文大統領は韓国内の親日派を一人でも多くつぶすと述べた一方、
朝鮮半島の平和を築くため、日本との協力を訴えた。

何を言っているかよくわからないというのが私の感想だ。

仮に米朝首脳会談で北朝鮮(+韓国)の願う展開になっていたら、
彼は日本との協力を一切言わなかったと私は考える。

 

翌日の日経平均株価は?

日経平均株価

翌日の日経平均株価は上がった。
28日の米朝交渉決裂後は下がったけれど(NYダウ含め)
翌日はきちんと上がっている。

日本は直接米朝首脳会談にかかわっていない。
間接的に安倍総理がトランプ大統領に意見を送っていたよ。

 

正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」を発足

先ほど入ったニュースだ。米朝首脳会談の決裂に合わせるかのごとく、
暗殺された正男さんの息子、ハンソル氏らを救護した団体が、
金正恩体制を覆すための「臨時政府」を発足したと発表があった。

千里馬民防衛と名乗り、どこかわからない場所で宣言した。
(千里馬は社会主義建設の象徴といわれる。空調モーターからヘルツがわかり、
どこの場所ではないと確実に分かるらしい)

動画:キム・ハンソル動画メッセージ

米朝首脳会談は成功/失敗にかかわらずどちらか側の勢力が、
大きく出てくる出来事だったのね。

もう一つはチョゴリを着た女性がどこかで読み上げている。

場所はわからないが、日本はもちろんアジアが大きく揺れるなあ。

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。