![EX](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/iuy.jpg?resize=500%2C288&ssl=1)
おはよう、しゃしゃ。
クリップスタジオをプロからEXに変えた。
イラストのみならプロで十分だけど、
白黒漫画も描きたいと思うようになり、切り替えたよ。
もちろんプロでも漫画を描けるのだけど、
EXだとある程度「余計な」作業を短縮できてやりやすい。
EXを購入したので、改めてクリスタの良い部分を振り返ったよ。
前回はこちら。
クリスタを購入した理由と
![eizoev2451/frontia](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/zcqwea73.jpg?resize=500%2C247&ssl=1)
クリスタを購入した理由として、以前はSaiを使っていた。
メディバンペイントがまだ出ていなかった時だ。
いくつかのフリーソフトはあったのだけど、
ほかのペイントソフトだと重たいし、
自分が描きたいようなイラストもできなくて不満だった。
そこでSaiに切り替えたのだけど……
今と違ってパースや会話など若干の不足があり、
くわえて定期的にアップデートを行い、より効率的な道具を作っているところはないか?
調べたところ、クリスタへ行きついた。
フォトショップは「写真加工」ならいいけれど、
イラストではないから購入など考えていなかったよ。
くわえてフォトショップは月額だ。
クリスタは一度払ってしまえばそれだけ。
(分割払いはある)
イラストに特化したソフトだからこそ、クリスタを選んだ。
写真ならクリスタよりフォトショを入手すべきだ。
メディバンペイントやアイビスペイントのほうがいい?
親愛なる君へ。
メディバンペイントでスマホだけでデータ入稿する方法。
Photoshop形式対応。 pic.twitter.com/N7Judz7GSC— クロト@Fenrir鯖 (@crothosumeragi) January 30, 2019
アイビスペイントは「スマホ限定」であり、パソコンには対応していない。
アイビスとクリスタはファイルを共有しているから、
スマホで絵を描き、パソコンを使って仕上げられる。
最近はクリスタもiPadアプリを入れたよ。
1時間だけEXも含めて使用無制限だけど、ProかEXを手にしないと時間無制限で使えぬ。
※プロは月額100円、EXは300円だ。
メディバンペイントは完全無料のペイントソフトで、結構いい機能を持っている。
クリスタより自由度が低い(ペンの設定など)ので、
本格的に絵を描くならクリスタに焦点を当てる。
絵に対して細かくこだわらないのであれば、メディバンペイントで十分だ。
慣れればメディバンでもかなりうまい絵を表現できるし。
道具×技術×理念(哲学/人生)が絵の上達を上げるコツだし。
「将来、どう見ても自分の性格上、こだわるだろう」
考えたらはじめからクリスタを選んでおこう。
ダウンロード:メディバンペイント
ダウンロード(スマホ):アイビスペイント
Iphne:クリップスタジオ for Iphone
Ipad:クリスタIpad
クリスタProとExのどちらを選ぶべき?
![全て](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/01/base4.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
クリスタはまず1か月のお試し期間がある。
まずはダウンロードをして30日間、徹底して試そう。
どんなソフトも「基本的役割」を知らないと使いにくい。
だから14日くらいは毎日1時間ほどクリスタに接し、
色々なイラストを描いてみるべきだ。
フルカラーイラストをはじめ、漫画やグレースケールも描いてみる。
30日の使用期間があるのだから、使い倒すべき。
使い倒すとき、ProかExのどちらかを求められる。
体験版の場合、必ずExを選んでおこう。
Proは一部の機能が使えない(漫画制作に必要ない機能)が、
Exはあらゆる機能を使えるので、Exを選ぶべき。
最初はプロ、数年たってEx
![フォト](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/pas.jpg?resize=316%2C300&ssl=1)
プロは主にフルカラーイラストに特化したソフトであり、
Exは漫画作業が少しでも楽になるための道具だ。
プロでも漫画を創れるし、Exでもフルカラーイラストを制作できる。
私はプロをはじめに購入し、先日EXに切り替えた。
プロでも十分漫画制作はできるが、
Exを使うと、いくつか楽できる機能があり時間短縮につながる。
「まだ漫画を描く予定なんてない」
ならプロで十分だ。
値段を見ても初めからEXを購入するのと、
はじめはプロ、のちにEXだと払う金額は一緒だからね。
※月額払いにすると、1000円以上余計に払う。
たった1~2000円くらい、大したことはないなら月額で十分。
アップデートを通して「ツール」が手に入る
![ベジエクリスタ](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/zaqr8.jpg?resize=500%2C271&ssl=1)
上記赤く囲んだ部分は「ベジエ曲線」であり、
フォトショップでは当たり前の道具がクリスタにはなかった。
サポートへの要望を通し、2020年4月後半でやっと入れてくれたソフトだ。
ベジエ曲線をはじめ、アップデートを通してクリスタも進化している。
一度2万3千円し払った結果、月額いらずで受けられるサポートだ。
もちろんプロでも受けられるよ。
プロからEXで時短できたところ
なぜかブログにこちらの画像を上げられなかったので、こちらにあげる。クリスタEXのLT機能について。なれると、写真から簡単にトーンをはり、時短できそうだ。 pic.twitter.com/P2WMHPgIA5
— せんけん (@megabi0) February 14, 2019
例えばEXではフルカラーのイラストや写真を、
トーン化できる機能(LT)がある。
早速使ってみると、自分で調節を加えながらトーンへ変えられる。
フルカラーの場合、LT機能は必要ないからいらない。
次に会話をいちいち入れるのでなく、
一か所にまとめたうえでコマへ入れられる機能だ。
プロでもできるのだけど、
一つずつ入力しなければならないところが面倒だ。
※はじめにメモ帳で会話を作り、
後でフォントレイヤーを使って会話を入れるだけ。
フルカラーより漫画を主目的にするなら、
EXにある機能を使って「余計な作業」を短縮できる。
漫画以外なら必要ない。
グレースケールとモノクロの違い
![閾値とグレーの違い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/09/2018-09-18-08.21.20.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
私がある用途で白黒漫画を描いたとき、いくつか驚いた。
まずはグレースケールとモノクロの違いから触れる。
グレースケールはフルカラーが白黒のみになった状態であり、
絵を印刷しないならグレースケールでも十分だ。
プロでフルカラーイラストを描いてばかりいると、
漫画制作をしたとき、大きな違和感と不快感を抱く。
モノクロはエアブラシがきかないので、簡単にぼかし表現ができず苦しんだ。
少しずつぼかしのやりかたがわかってくると、
グレースケールよりモノクロイラストのほうがきれいだなと感じた。
モノクロのほうがきれいな理由として線の違いにある。
グレースケールは滑らかであり、モノクロ線はギザギザしている。
アンチエイリアスがかかっていないモノクロ。
はじめはグレースケールのほうがきれいだと思ったけれど、
モノクロイラストを描くうち、ギザギザ線のほうがいいと思った。
グレースケールはきれいすぎて物足りない。
ギザギザが入った汚さに魂を感じたのよ。
グレースケールはフルカラーが白黒灰になった状態。
モノクロはグレーやフルカラーと別物として考えてほしい。
グレースケールからトーン(最も悩んだ使い方)
![グレーからトーンへ](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/pas3.jpg?resize=500%2C246&ssl=1)
フルカラーからトーンを使って最も悩んだ部分がトーンだ。
どうやって網膜トーンを貼り付けられない。
貼り付けたとしても、思った展開にならない。
そこでこちらの本に書いてあるやり方、
グレースケールをトーンに変更するが役立った。
影をグレースケールで描いたのち、
レイヤーをトーン化させてしまえば、ぼかしもきく。
もちろん、何度か使ってなれない限り、思うようなイラストができにくい。
プロからEXに切り替えるうえで、トーンの使い方こそ苦しむ。
私はグレースケールで影を描いてからトーンを使う方法をすすめたい。
もちろん、はじめから新規レイヤーでトーンを選び、
マスクを使ってDeleteキーを押して全トーンを無効化したのち、
必要部分だけを塗る方法もあるよ。
モニターとパソコンスペックは大丈夫?
![ev2451bk](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/2019-02-06-12.04.08.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
パソコンを使って絵を塗る場合、
パソコンモニター及びスペックにも注目すべきだ。
初めから道具をそろえるのもいいけれど、
はじめのうちは今あるスペックとモニターを用いる。
※概算で25万円ほど。
少しずつ「このままじゃいけない」感じるようになった時、
モニターやスペックを変えるといい。
例えばモニターの場合、以下の危機感を抱く。
「あれ、ほかのパソコンやスマホで見たときと、
自分が絵を描いているパソコンで見たときでは、大きく違うぞ」
スペックの場合、下手するとスペック側が折れてしまい、
いきなりシャットダウンからの「機械故障」につながり、
購入せざるを得ない状況に陥る。
購入せざるを得ない状況に陥るまで、今あるスペックとモニターで十分だ。
※しゃしゃのパソコンが何を使っているか、わからないけれど。
なお私は現時点でこちらのスペックとモニターを使っている。
モニターはこちら。
ペイント用の道具はこちら。液タブでなく板を使っているよ。
クリスタを選ぶと後が楽
![びっくり](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2019/02/bikkuri.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
ペイントソフトはいろいろある。
フリーでも「こだわり」がなければメディバンで十分だ。
将来、自分は確実にこだわるだろう。
考えるならクリスタを選ぶべき。
フォトショップは色塗りよりも写真加工に優れている。
クリスタに比べると重たい。
ほかにクリスタは書店で公式ガイドブックがある。
クリスタテクニック本もたくさん置いてある。
少しでもテクニックを得るし、
操作性になれると「これはいい」発想もひらめく。
初めて使う方はフリーで30日使い倒そう。
ダウンロード(Pro):CLIP STUDIO PAINT PRO
EXを選ぶ:CLIP STUDIO PAINT EX
フルカラーイラストや簡単な漫画制作ならプロで十分。
同人誌や商業漫画をはじめ、プロを使い続けるうちに、
物足りなさを感じたらEXに切り替えよう。
クリスタEXを使用してから1年
![時短術](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/04/zaqr6.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
EXを使い続けてから1年(2020年5月)がたった。
漫画原稿を基調としており、環境設定にてpxよりmmのほうが効率よく、
ショートカットキーの設定やワークスペースの保存など、
やるべきことをやれば、どんどん短縮できるとわかった。
イラストにおいても考え方が変わった。
クリスタはあくまでも「自分の想いを支えてくれる手段」の一つであり、
色や線、世界観といった要素は自分自身を変えるしかないとわかった。
人様の絵や世界観などを参考に、自分としてどいう世界を作りたいか。
どういう人物をどういう表現で描きたいか?
「どういうふうに?」はクリスタの領域を離れる。
もちろん、クリスタがないと「より高いレベルのイラスト」を作成できぬ。
省いていい部分を省略できないからね。
#イラスト 関係で第三者から批判が届いた。
罵倒でなく詳しい形の批判だ。「自分はもう以前のレベルに戻れない。自分は周りから"高いレベル"を求められているのか。今の自分は"そこに手が届くレベル"だ」
罵倒でなく突き刺さるような批判がきたら
「自分は進化している」と確信しようぜ。 pic.twitter.com/1WG3Di9wdi— せんけん (@megabi0) May 2, 2020
後、上記ツイートにあるように私の絵も「具体性のある批判」をいただいた。
うまい、下手という批判でなく「目が恐竜みたいで気持ち悪い」といった、
「形のある意見」をいただくようになった。
初めて批判をいただくとショックを受けるだろうが、
何度かいただいていくうちに考え方も変わる。
クリスタを相棒にいろんな絵を描きつつ学んだ結果だ。
「どう伸びたいか」という部分にも気を遣い、これからも目指していきたい。
いろんな体験をするだろうけど、負けないでくれ。
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)