龍と苺の試合展開と次への引きがあまりにも良すぎて心からしびれるのだが

おはよう。
週刊少年サンデーで「龍と苺」将棋漫画をやっている。

元々ビックコミックで「響 小節家になる方法」という、
一人の破天荒な女子高生が次々と小説で大賞を勝ち取る、
不快さと痛快さが面白い、柳本光晴先生の漫画だ。

連載はじめから見ており、最初びっくりした。

「サンデーで連載って大丈夫なのか」

響を少年サンデーで連載する状態で、
主人公の女(藍田 苺)が不快感を持たれて、嫌われたまま終わるのでは?

思っていたが、杞憂だった。めっちゃ面白い。
面白さを少しでも言葉にしていきたい。

 

龍と苺の簡単なあらすじ

公式

サンデーの公式あらすじを見ると、
藍田苺は満足のいかない日々を過ごし、自分の命を通して、
スクールカウンセラーで保護者役の宮村先生と賭け将棋をした。

宮村先生が苺の才能を見出し、将棋大会に参加させる。
そこで山野辺彰人竜王に負け、彼と再勝負を挑むため、竜王戦出場に挑む。

サンデーで初めて連載した時、苺の風貌を見て、
「響の将棋verだ」間違いなく思ったし、
サンデー編集者も作者も狙って書いているはず。

響と大きく違う部分は宮村先生の存在だ。
主人公(どっちも女性)をいさめ、叱る「親のような存在」が苺にいる

響の場合、親のような存在がいない(響は自立した女子高生)。

彼女の暴走を親の立場としていさめる者がおらず、不快と感じるときもあった。

読者の中には「私が響の親代わりとなって、彼女を叱りたいわ」
思った人もいるかもしれない。

龍と苺ではきちんと親代わりの人が苺の失態を叱っている。
読者としては響に比べ、強い不快感を抱かないと思う。

なお、サンデーうぇぶりでは最新話の前話が無料で読める。
もちろんサンデー本誌では最新話が読める。

さらに龍と苺のネタバレ5ちゃんまとめサイトも紹介しておく。

サンデーうぇぶり:龍と苺(1話)

漫画まとめた速報:龍と苺ネタバレ最新

 

龍と苺の勝負風景は将棋を知らぬ素人でも面白い

私は将棋についてほとんど知らない。
将棋漫画は読むけど、ルールはほとんどわからない。

月下の棋士くらいかな。

※氷室将介(最終巻でない頃)と藍田苺が対局したら、
どういう展開で最後はどっちが勝つのか、見てみたい。

苺は今、宮下名人(般若仮面)と戦っており、
待将棋で再戦中、来週あるいは再来週で決着がつくはず……

と思ったら、まさかの千日手という方法で試合延期ときた。
次回の引きで守屋会長がただただ世間の批判に畏れ、うずいているのが面白い。

さらにさらに最新号ではなんと深夜1時以降の勝負を行い、
宮下に覇気がなく、お面も外して敗北を認めた

負けるときがあまりにもあっさりして驚く。

勝負の緊張と、いったん落ち着いたときに生じる緩和が笑いを誘う。

龍と苺の面白さは苺がどうやって勝つかにある。

一応バトル(将棋)漫画だから、
主人公側がいかに勝利を収めるかが面白いの、当たり前では?

勝つまでの展開が見事だし、次回への引き込みもワクワクさせられる。

龍と苺のパターンとして、練習試合では苺が高い確率で負ける

※練習試合は本番前の戦いを示す。

「なぜ負けたのか」わからないままや、
相手が圧倒してボロボロに負けるときもある。

宮下名人の練習試合(苺は相手が宮下名人とわかっていない)では、
淡々と名人が静かな怒りを込めながら、苺を圧倒させた。

道玄坂名人も練習試合では苺が負けていた。
(今、道玄坂が宮下名人と苺の勝負解説者を務めている)

苺は奨励会(日本将棋連盟)に入っておらず、圧倒的に経験が足りない

圧倒的に足りないからこそ三方面の将棋をはじめ、
始めは定石通りに行い、相手のスキを狙い、ミスを誘い、
勝負所を逃さず、相手に冷静を与えさせず、勝利を収めていく。

次から詳しく「引き込まれる展開」を見ていきたい。

 

練習試合の敗北

龍と苺において「勝負が面白い!」思う理由として

  1. 練習試合、苺は相手から圧倒的な差をつけられて負ける
  2. 本番で苺は負けそうになるが、あの手この手で最後は勝つ

大敗北からの下克上、ただし下剋上成功率は低い

現在は宮下名人(般若or鬼)との闘いを繰り広げているが、
苺が負けても何らおかしくない。

むしろ宮下名人との闘いでは、
「どうやって苺が逆転勝利するの、どうあがいても無理じゃね?」

読んでいて苺が勝てる展開、全く思い浮かばない。
全く思い浮かばない理由が生じる時点で、柳本先生のうまさと確信している。

私が将棋の素人で、過去の勝負史もあまり知らないから、
「どうやって苺が勝つんだ、筋が見えない」感じる。

一番は苺と練習試合をする相手が強く、
将棋素人の自分でも「強い」と感じさせる演出にある。

トーンやセリフ、相手の威圧……
苺がしっかり負けを認めるからこそ、相手の強さがわかる。

苺は本番だとしつこく食い下がる一方、
練習試合では不利とわかったら、真剣に挑んだうえで敗北を認める。

現在の苺が全力で挑んでも、全く歯が立たない。
加えて勝利した敵のオーラ・言葉・演出の強さ

「苺がどうやって勝てるんだ」思うし、
「本番で苺が負けても、何も不思議じゃない」

読み手の私ですら勝ち方が見えず、絶望しかない
だから勝利を収めたとき「まじかよ」驚くわけだ。

 

本番でのしつこさと機転のよさ

練習試合では圧倒的敗北を喫しても、本番で強くなる……わけではない

本番でも相手に圧倒されてピンチ及び敗北寸前まで続く。
練習試合と本番の違いは「次のステージ」がかかっているかだ。

本番で勝利を収めると、次の敵と戦える。どちらも真剣だ。
練習試合はいくら負けても、悔しさくらいしか残らぬ。

練習試合では決して見せなかった「しつこく食い下がる苺」を、
あるいは「奇想天外な手をうって試合を長引かせる苺」を、
当日になって相手は直に味わう

例えるなら学校のテストだ。

模試や中間・期末では強くても、入試試験になると自信を失い、
試験不合格となってしまう生徒がいる。

反対に模試でE判定を受けても入試で合格ギリギリ受かる生徒もいる。

本番と模試(練習試合)では、実力に加えて精神も入る。
本番だと「不安」がよぎる。

「ここで間違えたら、すべておしまいだ。また来年だ」
「ちょっとここがわからない、どうしよう」

練習試合だと心が動じなくても、
本番になると心がやたら反応し、集中を途切れさせる。

本番は試合に加えてお互い「負けられない」重圧がある。
だから相手の重圧を崩し、練習ではありえないミスを出せる

苺は相手を挑発したり、
相手の思考時間を奪う将棋(1分以内にさすなど)をとり、
相手から「冷静を保つ時間」を奪っている

相手から冷静時間を奪ったからと言って、
苺が圧倒的有利になるわけではない。むしろ不利が続く。

苺の不利は変わらないけど、
同時に相手の圧倒的優位が苺の心理戦略によって、少しずつ対等な関係へと変わる

私が将棋について詳しくなくても、
龍と苺を楽しめる理由は「苺の心理戦略」にある。

試合前の敗北で「どうあがいても勝てない」雰囲気を作り、
本番で「苺の心理戦略に乗り、対等な戦い」を作り、
どちらが勝つか負けるか、最後のコマまで全くわからない

大した違和感を抱かない演出だからこそ、
柳本光晴先生の展開作り、本当にうまいなあ。

柳本光晴先生のような展開を、
自分の記事やゲーム制作ほかに応用できたらいいな

心底考えている。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。