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厄介者のムラサキウニ(キャベツウニ)を宝物へ変えた手段が凄い!

ども、しゃしゃ。さっき鉄腕DASHを見ていた。

するとグリル厄介者のムラサキウニに対し、
3日に1玉の割合でキャベツを与え続けたところ……

最初は中身も全くなくて食べられなかったウニが、
甘くておいしい食べ物に変わった。

※水温が20度を超えてからは1日に1玉の割合となった。

感動したのでポイントを上げていきたい。

 

ムラサキウニの基本

ムラサキウニ

ムラサキウニの基本は鉄腕DASHグリル厄介コーナーにて紹介されている。

ほかのサイトによるとバフンウニは中身が赤く、
ムラサキウニは中身が黄色っぽい。

またムラサキウニには「キタムラサキウニ」という種類がいて、
ムラサキウニより10センチほど大きく、ムラサキウニと違う種類だ。

基本、最小限の食べ物で長生きできるため、
ウニを裂いても中身はスッカスカなうえ、くすんだオレンジになって味もまずい。

大量に繁殖するうえ、食べてもまずくて使い道がない事実に対し、
学者の研究によって、キャベツをむしゃむしゃ食べると分かった。

キャベツをおよそ60日間も与え続けた結果、鮮やかなオレンジに変わっていた。

そこで番組はスッカスカなムラサキウニをとりまくり、
ウニリーヒルズというムラサキウニにキャベツを与え続ける養殖場を作り、
およそ60日ほどキャベツを与え続けた。

途中、出演者の横山裕さんがウニを裂いて味わったところ、
少ししょっぱかったけれど、甘さもあった。

さらに時間を経てウニをさいたら、完全に甘くおいしい食べ物に変わり、
うに丼などプロの料理人を招いて召し上がった
よ。

神奈川県のHPを見たところ、2017年すでに成功して試食会をやっていたのね。
ムラサキウニでなく「キャベツウニ」と名をつけているそうだ。

またキャベツのほかにみかんの皮など別な食材でもいろいろ試したが、
キャベツがウニにとって一番好みだったから決まった。

https://twitter.com/kj8Black310/status/1142751988213399553

別の地方では海藻類によって味も違うところから、
野菜や与える食材によって微妙に味を変えられる確率が高く、
様々な産地の野菜によって、新たなウニブランドができるだろう。

類似例として北海道では豚に昆布やワカメといった海藻類をエサに混ぜ、
そこらの肉と少々味が違う豚肉を開発したんだよ。

参照+画像元:ムラサキウニ ~海のブルドーザー~

参照:キャベツで育てたムラサキウニの試食会を三浦市城ヶ島で開催!

参照:キタムラサキウニについて(山口うに協同組合)

 

神奈川県と春キャベツの関係

神奈川キャベツ

神奈川県は春キャベツの産地で有名だ。
私は神奈川県民でないから知らなかった。

キャベツの収穫量日本ランキング2017年を見たところ、
神奈川県は全国5位でおよそ7万6千トンも取れている。

9月ごろに植えて3月ごろに取る。

今回の鉄腕DASHも神奈川県の三浦半島を舞台に、
キャベツで「捨てる部分」をもらいに農家へ交渉
し、
規格外や動物に食べられて捨てるキャベツをもらったね。

画像元:キャベツの生産量の都道府県ランキング

参照:早春キャベツ(神奈川県HP)

 

今回の費用は0円に見えるけれど

ムラサキウニからキャベツウニとして食べるにあたり、
番組では0円(捨てるキャベツをもらう、ウニは浅瀬にいる)に見えるが、
ウニの養殖場やえさやり人員に電気代など、ある程度費用はかかるよ。

費用をかけても神奈川県のキャベツウニというブランド化に成功し、
商圏を全国に広げれば、損失より利益を出せるかもしれぬ。

今回のDASHでも水温と水流管理に課題があると感じた。
費用をかけないのがうまい商売とは限らない。

ブランドのためにがっつりお金を使う姿勢も必要だ。

 

一番感動した"役割"分担

私が今回の厄介者企画で最も感動した部分が、
「厄介者」を単に排除するのでなく魅力へと変えた姿勢だ。

処理に費す厄介者から税収と利益をもたらす宝物へ変わった

うまく表現できないのだけど、
厄介者(量は増えてもまずくて売り物にならないうえに邪魔者)に対し、
少しでも厄介→宝物に価値を変えようと考えた人たちがいた

学者や漁師、神奈川県の水産担当者たちだ。

次に鉄腕DASHで「厄介者をおいしくいただく」という企画をやった。
テレビ番組は良くも悪くも印象操作を与える。

くわえて番組はストーリーを組み立てて、視聴者に最大の魅力を出すよう構成を考える

次に神奈川県には三浦半島でたくさんの野菜が取れる
野菜でも捨ててしまう部分を利用した。野菜を育てる農家がいる。

次に鉄腕DASHは養殖場を借りた。
養殖場は海に接しており、海水を借りて魚を育てている

養殖場という場及び働いている人がいる。

最後に漁師の存在だ。ウニをとる人々がいて成り立つ。

厄介者が最大の価値(魅力)を持つために、

  1. 実験して魅力を引き出す人:学者やテレビ局や役員など
  2. 魅力を第三者に広める人:マスコミ(鉄腕DASH)
  3. 厄介者を魅力へ変える材料を与える人:農家
  4. 厄介者を育てる人:養殖場
  5. 厄介者(原料)をとる人:漁師

役割分担を行いながら、負の価値を魅力へと変えていった

厄介者が魅力を持つために一人(一つの団体)だけでは無理であり、
ほとんど結びつきのない部分と手を組んだ結果、
厄介者が宝物へ変わる物語に変わった。

くわえて漁師にとっては厄介者が宝に変わるばかりか、
厄介者に対する考えが変わるという利点。

農家にもよるけれど、捨てる食材を有効活用できる利点。
(商売として金銭取引をしてほしいところ)

養殖場と神奈川県や水産会社にとっては、
新たなビジネスモデルになり商品の開発に乗り出せる利点。

後は観光やウニブランドを高めていけば、神奈川県の税収にもつながる利点。

欠点もあるだろうけれど利点も大きい。

農家から見れば商品になるべき野菜が生物に食われて捨てる欠点を、
ウニのために有効活用できる利点を見出した。

よくwin-winの関係という言葉が出るけれど、
今回の企画を通してまさにwin-winという単語が浮かんだよ。

ウニにとっては嫌な日々が続くだろうけれどね。

 

ムラサキウニを楽天で調べた結果

厄介者のムラサキウニって市場に出回っているのか?

楽天で調べたところ、ムラサキウニは出回っていたね。
しかしキャベツウニ(神奈川県産)はまだ出回っていなかった

まずは「キタムラサキウニ」という岩手県のムラサキウニだ。
下記のキタムラサキウニは瓶にウニがぎっしり詰まっているよ。

楽天:(5本組)北三陸の金の「生うに」瓶入り170g / 洋野産キタムラサキウニ 雲丹(宏八屋)

次に単純なムラサキウニを見つけた。
青森県大間(マグロ漁船で有名なところ)でとれたムラサキウニであり、
お中元ギフト用として瓶詰めされているよ。

楽天:うに 塩ウニ60g×2本 |大間漁師の塩うに 瓶詰め 青森県大間産ムラサキウニ ビンづめお中元ギフト プレゼント

後は長崎県対馬産のムラサキウニが出てきたね。

ウニは食べる食材によって微妙に味が変わる。
対馬にはどんな階層、野菜を食べさせているのだろう。

楽天:うす塩仕立てでウニ本来の旨みが生きています 長崎県対馬産 塩うに 60gビン入×2本 産地直送 期間限定 薄塩雲丹 ムラサキウニ 紫うに 冷凍塩うに 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】

楽天で見たところ、キタムラサキウニが多かった。
キタムラサキウニとムラサキウニは違う種類のウニだ。

今後の展開によってキャベツウニが楽天に出る日はあるだろう。

 

鉄腕DASHの役割って何?

記事を更新した後、自分は上記のツイートをした。
鉄腕DASHの役割って何だろうと、文章を書きながら思った。

鉄腕DASHの役割は前にもかいてあるとおり、
視聴者に物語を与えて考え方を変えてもらうところにある。

公開実験を行い神奈川県以外かつムラサキウニに価値を持たなかった人にも、

視聴者
キャベツウニ、すげえじゃん

考え方をがっつり変えたところにある。
ムラサキウニに苦しむほかの漁師たちにも、ウニを宝へ変わる手段がわかった。

今後、ふるさと納税のようにウニの競争が増えるかもしれぬ。
競争は悪でなくどんどんやるべきだ。

競争しているうちに共創へ向かっていくからね。

ちょっとまって

鉄腕DASH関係としては結構記事を書いているけれど、
今回のような面白さとしてはこちら。

まずはお米に関する話題がこちら。
農家を経験し公開実験を見ているからこそ感度杖着る部分だ。

続いてDASH海岸においてウツボを引っ張ってタコを助けた。
本来、自然界のルールに手を加える行為なんだけど……

続いて西日本豪雨災害で被災した農家を応援する一つの企画として、
にらの栽培にリーダーらが参加したよ。

応援といっても「堂々と応援する光景」を示さないのがポイントだ。

鉄腕DASHは公開実験をしてくれるからこそ好きである。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。