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Eeny,meeny,miny,moe! | まる [pixiv]
おはよう、しゃしゃ。
週刊文春にて、三代目JSB(エグザイル)が、
レコード大賞をとった裏で芸能プロダクションのバーニングが、
JSBが所属する「株式会社LDH」に対し、1億円を請求していたよ。
その後、LDHの社長であるHIROさんが、代表を辞任した。
私はエグザイルのファンでないから、
「ああ、そうなんだ」としか思わないけれど、
別な視点で見ると、日本が抱えている一つの時代が見える。
賞に権威が感じられない
今後はレコード大賞は画面隅に「この動画は広告です」と表示しような。
三代目JSB 1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」(週刊文春) – Yahoo!ニュース https://t.co/tankDYowrG #Yahooニュース
— 町田メガネ (@machidamegane) 2016年10月26日
文春のサイトで「決定的な証拠」として、
振込金額をトップ画像として載せている。
(消費税だけで800万円か、すごいね)
私は先ほども述べたけど、
「ああそう、別にしてもいいんじゃね」
あまり関心を抱いていない。
レコ大買収の証拠がでたのはともかく受賞した曲が「Unfair World」ってのはちょっとできすぎてませんか
三代目JSB 1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」(週刊文春) – Yahoo!ニュース https://t.co/PnCT5WXJod #Yahooニュース
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2016年10月26日
レコード大賞は音楽業界とメディアがお互いに盛り上げて、
CDなどをより多く買っていただくためのイベントだ。
メディアと芸能界と業界が騒いでいるところを、
一般視聴者(大衆)がこぞって見に来て話題にする。
今までなら大衆がこぞって見学しに来たのだけど、
今はSNSをはじめ、YOUTUBE生報道など、
あらゆるメディアが登場してきた。
すると、業界が話題にさせようとしても、
周りは「別なもの」に関心を抱くため、
以前に比べて多くの人が巻き込まれなくなった。
大衆の一人である私が、
「ああそう、話題になるなら裏取引があってもいいんじゃないの」
感情を持たなくなったところに「一つの時代」が見えている。
引用:三代目JSB、1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」
すごいものは何だろう?
何故だろう。
何故か、この記事を見たときに、全く驚かなかった。
まぁ、そうだよねぇ….って感じだった。
こういう事、今までも何回もあったんじゃない?三代目JSB 1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」(週刊文春)https://t.co/eptZcCp1zc
— 雄翔☆高校吹部 (@Hori_yuto_blue) 2016年10月26日
ノーベル賞のうち、科学関係はすごい。
それ以外は「ああ、そう、裏で何かあったのでしょ」
冷めた感情でとらえているよ。
科学関係はすごいと思うのに、
それ以外は大したことがない理由は、
「未来への手がかり」を教えてくれるからだ。
科学賞は「地球の未来」につながる要素だけど、
それ以外は「商業界が儲かる」分野でしかない。
レコード大賞、最近だと芥川賞や声優アワード他は、
「人類がなしえなかった分野への到達」より、
「業界促進と活発のために仕組んだもの」とみられる。
レコード大賞買収の件、請求書のコピーが出回ったのがどういう経緯なのかは存じ上げないが、株式会社LDH "様" という宛名がすげえ気になる。組織名を宛名にするときは”様”ではなく”御中”を使うのが一般的。すげえモヤっとした。
— ボンベイボム×ジャングルテラー (@soinlove) 2016年10月26日
賞を与えると、頑張る人が現れる。頑張る人たちが競争して互いに励み、
過去の人類がなしえなかった地点を超える姿に心を打たれる。
業界全体が活性化に向かいやすい。それで助かる人・会社もある。
優勝者にはお金が入るし、
人々から「すごいことをやったね」褒められる。
賞を宣言すると、興味本位で作品を手にしてもらえる。
口では「価値がなくなったなあ」思っても、
興味を向く人がいる限り「無駄な行為」ではないよね。
日本レコード大賞買収のニュースをぼんやり見ながら、そうだよなぁ、HIROさん映画スタッフのために現地のホテルの中にスタッフ用のコンビニとか作っちゃう人だからレコード大賞くらい買っちゃうよなぁ…とよくわかんない感じで納得してしまった。
— 豆みつお (@ma_me_mi_tu_o) 2016年10月26日
業界における受賞が「内輪」での出来事と気づいたとき、
競争して新しい価値・未来を創る行為が馬鹿らしくなる。
結果、その分野への未来と発展を閉ざして衰退へと向かう。
JSBがレコード大賞を受賞しようがしまいが、
大衆に与える影響はあまり大きくないと考えているところに、
今の時代が何を示すか見えているよ。
別に賞を受け取らなくても、すごい奴はすごい。
私たちの観る目が上がっていることも示しているよ。
脱線、妻が述べた小説業界への不満
レコード大賞買収をドヤ顔で報じる週刊文春だが、芥川賞に 吉本興業所属のお笑いタレント、又吉直樹を選んだ時点で、どっこいどっこいだろう。 pic.twitter.com/fS5ctUiloI
— わさび特盛 (@bionzx) 2016年10月26日
朝起きて、仕事の準備をしている時に、
妻とこんな話をしていた。
私「母さん(妻)にとって面白い小説ってどんな作品?」
妻「読むと考えさせられるものかな」
私「ライトノベルはどう?」
妻「読んでも心に響かないのばかりで、読む気がしない。
夏目漱石や平岩弓枝、宇江佐真理とかは、
読むと『ありありと』情景が浮かぶし、
読んだ後は『はあ、うーん、うーむ……』
人生について、色々と考えさせられる」
私「へえ、考えるねえ……」
妻「最近、芥川賞をとった●●の小説は読んでもね、
なーんも頭の中から情景も浮かばないし、
読んだ後も『ああ、そうですか、ご勝手にどうぞ』
冷めた気持ちになる」
私「なるほどなあ……」
妻「だからあなたの描いている作品も、私にとっては薄い。
もっと考えさせるものを書きな」
(以下、ダメだし)
私「……母さんにとって、どうして芥川賞が薄いと感じるの?」
妻「薄くはないと思うのだけど、商売目線が強い。
文学としての本質・理念よりも、
いかにして話題にし、売るかに重点を置いている。
だから読んでいても、薄さが目立つと思う」
※ 妻の考えは一人としての感想です。
「人間全体の」感想ではないところに注意してください。
私にとって耳の痛い話だったよ。
権威がなくなった後に来るもの

今後、ますます賞に対して、権威性がなくなっていく。
完全になくなるわけではないけれど、
何かを受賞しても、冷めた目で見る人は多くなる。
「読者の興味」が時代の流れとして変わっている。
今から未来において、どうすればよいのだろう?
今の時代も受賞したものと変わらない事実として、
「話題」になってしまえば、振り向いてもらいやすくなる。
ひとつの事例として、余命三年時事日記。
過去記事:余命三年時事日記を扱わない書店たち
ジュンク堂は取り扱わないと宣言した。
他にも書店にすぐ出ておらず、アマゾンでの販売でしか扱ってない。
なので、アマゾンですぐにベストセラーとなった。
今は書店できちんと手に入るよ。
販売した当初はアマゾン以外で入らなかったからね。
余命三年時事日記を出した当初、多くのメディアが扱わなかった。
でも扱う前から「存在」を知っている人はいた。
ブログがいきなり消去されて、ワードプレスに移行した際、
「言論弾圧」といった単語が並んだものだ。
本:余命三年時事日記
「話題になるネタ」があり、
「普段から、誰にどんな情報を伝えるか」をはっきり伝える。
権威に価値がなくなりつつあると判断した場合、
次はどんなものが人々の関心を集めるのか?
そこを考えると、何かが見えてこないかい?
