
※ 介護疲れから悲劇に至るホラーゲーム、サイレントヒル2のワンシーン
おはよう、しゃしゃ。
作曲家として有名な小室哲哉さんが芸能界を引退すると決めた。
週刊文春で小室哲哉さんの浮気を報じられた。
浮気は当人の問題だから、当人なりにけじめをつけた結果、
芸能界引退を決めたのだと思った。
でも違うみたいだね。
ところで小室さん引退は何を示すのだろう?
小室哲哉氏が引退するきっかけ
小室哲哉の最後の言葉を何故報道しないんだろう、
記事を読んで初めて知った。 pic.twitter.com/lkO7FX0K5Y— tOm0@2/20 ayu 2017 tour Just the begining 第3章 (@plumes_de_lange) January 19, 2018
引退理由をモデルプレスさんが書き起こしている。
小室さんの引退は不倫疑惑前から前から決めていたようだ。
耳鳴りがひどく、体調も悪くなった。
引退は前から決めていたけれど、今回の不倫疑惑報道で引退を決意した。
不倫疑惑は否定した。お相手の女性とは事務的な連絡を取り、
奥様のKEIKOさん(くも膜下出血で倒れ、復帰も難しい)にも伝えていると。
小室さんにとって女性は精神的な支えとなる人であり、
浮気に至るような関係ではなかったと。
小室さんは引退しても裏に引っ込むだけで、
作曲家やプロデュースとしての仕事は続けるようだ。
年を取るといろんな出来事が起きて、自分一人では対応できなくなる。
90年代の小室さんからは想像もできなかったよ。
平成の時代が変わる流れ
小室哲哉の引退問題ってつまり、
奥さんの介護と
自身の闘病生活に
疲れはててたところを、
不倫かどうかはっきりしてないのにテレビに叩かれて、
世論に叩かれて
心をポッキリ折られたから引退ってことやろ。
これで、不倫じゃなかったらテレビが有能な音楽家を一人潰したってことだな— WAPきみまろ (@wapkimimaro) January 19, 2018
ツイッターを見ていると、
「平成の終わりを示す一つの事件」捉えている人もいた。
小室哲哉さんは安室奈美恵さん、TRF、華原朋美さん、浜田雅功さん、
鈴木亜美さん……他、いろんなアーティストを世に出し、ヒットさせた。
TKサウンドは聞いていると、似ている部分はあるのだけど、
飽きてこないんだよね。
「SMAPが去り安室奈美恵が去り小室哲哉が去って平成が終わる」というツイートが流れてきたけど、一方でヤマトもマジンガーもルパンも鬼太郎も復活してるので時空の歪みハンパない
— 山口真弘 (@kizuki_jpn) January 19, 2018
小室サウンドは90年代の売れ筋を示していた。
2000年に入ってからだんだん聞かなくなった印象がある。
一つの時代を終えたといわれても、納得する自分がいるよ。
メディアや週刊誌の在り方に疑問
小室哲哉引退・・芸能はあまり興味ないけど、これは週刊誌報道のあり方を考えてしまう。TVで女医の友利新という人が「よくある不倫報道とは違うのかなと思います。介護は出口が無くて、終わりが見えない。きれい事では済まされない事が沢山ある。第3者がどうこういう問題ではない。」この意見に同意。
— メンダコ (@toraomendako) January 19, 2018
一部の人が小室さんの看護に対して、
空気を読まない発言をし、怒られているよ。
小室さんの介護中に起きた出来事を「不倫」と報じた週刊誌をはじめ、
よく事情を呑み込まず(呑み込めずじゃない)に、
視聴者を逆なでする発言をするキャスターなど、
報道という視点で考える人も多い。
介護疲れと自身の病気の苦しさから精神的に支えてもらっていた。と謝罪しながら言った小室哲哉に「大人の男性が言う言葉じゃないですよね〜」「そうですよね〜」と言ってた安藤優子と木村太郎は人間じゃないと思いました。
— れんげちゃん (@rennge_nekokai) January 19, 2018
ほかにもメディアが面白おかしく報じたおかげで、
小室哲哉の引退を決意を早めさせた
→報じていなければ引退はまだしていなかった。
結果、一人の作曲家をつぶしたと怒っている人もいる。
メディアは政治家のみならず、芸能人の生命も間接的に握っている。
直接ではない。どれだけスキャンダルが報じられ用途も、
引退するかどうかは「報じられた本人」が決めるからだ。
とはいえ、かなり心が追いやられるのは間違いない。
小室さんは不倫にケジメをつけて引退したわけじゃない!
色々精神的に疲れてるところをメディアが潰したんだ!!!またメディアのせいで音楽が奪われる!!!
いつからこの国は才能ある人を引きずりおろす国になったんだろ!?せめて届いてほしい!
「あなたの音楽に救われてます!」#小室哲哉— ハナティス@2/10新木場ゲスparty (@hanagesuindigo) January 19, 2018
自分の意見をネット上で全世界の人へ伝える時代でなければ、
思ったことは自分一人の考えとして広まらなかった。
今は自分の意見が簡単に広まるし、
メディアが報じた情報も「すべてが正しい、正義の代行者ではない」
わかり、自分たちで調べる時代になっている。
今回の出来事一つをとっても、自分から情報を仕入れなければ、
「KEIKOさんが闘病中でありながら、ほかの女とくっつく小室は最低」
思ってしまうだろう。
「小室さんの引退は総理に対する抗議」という貴重なご意見(´・ω・`) pic.twitter.com/Zg53qBrMtZ
— ゴグマゴグ (@Wyrm50) January 19, 2018
後は安倍総理と関連付ける人もいると、
関係ないネタを強引にくっつける人もいたよ。
子どものようなKEIKOという表現
小室さん引退の話で「妻が女性というより女の子になってしまった」っていうのが本当に辛い。娘の面倒をみるのは「これから大人になる子供の為」だから未来があるけど、「子供になってしまった大人」の面倒をみるのは未来が見えない。遠くて暗い。
— ゆきまろ(仮) (@yukimaroman000) January 19, 2018
小室さんの引退会見で気になる言葉があったよ。
― KEIKOさんとの関係ですが、今後離婚ということも考えているということでしょうか?
小室:今のKEIKO、子どものようなKEIKOのほうが愛が深くなっています。いまこの状況で大人な言葉は浮かんでこないですね。引用元はモデルプレスから
ここにすごい引っ掛かりを覚えるよ。
「妻」としてでなく「子供のような」表現を使うところに、
介護している辛さを感じるよ。
小室さん、引退の報。不倫云々はさておき、KEIKOさんについて「徐々に大人の女性としてのコミュニケーションができなくなり」とか「正直疲れてきたところも」みたいなコメントが一番つらい。人間はみんな弱いよ。誰がこれを責められようか?
— Bull (@b_nakano) January 19, 2018
私は介護経験はない。
ただおばあちゃんが死ぬ前の時代を思い出したよ。
僕のばあちゃん(母方)は厳しい人だった。
私と性格が似ているせいか、喧嘩もよくしていた。
ばあちゃんが死ぬ1週間前、私は病院にいった。
するとばあちゃんがしおらしくなり、私に対していろいろ教えてくれた。
教えた内容はすべて、過去にばあちゃんが言っていた内容だった。
うちの母はばあちゃんが死ぬまでずっと病院に寝泊まりし、看病していた。
ばあちゃんが死んだとき、夢にばあちゃんが現れた。
いとこはばあちゃんとさようならする夢を見たそうだ。
私はばあちゃんと話をしていただけだが……
20年寝たきりの母の介護をしてる者として小室さん引退は残念。不倫の良し悪しは家族で決めればいい。四六時中介護するのは心身ともに非常に酷。時には外の人と関わりたいと思うのも当然。それでまた現実に戻っても頑張ろうって思えるのに。介護の現状を知らない人が批判するのはあまりにも残酷
— ちゃぴぴ (@chapipi_1011) January 19, 2018
ばあちゃんの死は介護と関係ないと思う。
でも子供のようなKEIKOという表現に、
KEIKOさんの命をはじめ、小室さんの大変さがひしひしと伝わるよ。
復帰はするのだろうか?
小室哲哉『ラストアイドル』プロデュースは継続(写真 全8枚)https://t.co/ZaTxJHacM9
#小室哲哉 @Tetsuya_Komuro #音楽 #ニュース
— ORICON NEWS(オリコン) (@oricon) January 19, 2018
小室さんは表に出ないだけで、頼まれた仕事はこなす。
裏方として仕事は引き続き行うそうだ。
表に出ないだけで、すべてから身を引くという意味の引退ではない。
でも介護を中心にお仕事は大変だろうけれど、
小室さんの音楽を待っている人はいるので、
体を壊さずゆっくりでいいから、自分のペースでやってほしい。
