おはよう、しゃしゃ。
2016年に株価を落とした企業、アキュセラ。
当時の出来事について、私は記事にしていた。
(私は株に手を出していない)
アキュセラ関連で来る人がまた増えて、
「アキュセラ、また何かやらかしたのか?」
思ったところ……窪田製薬と名前を変えてびっくり。
続いてNASAと提携し、火星における視力対策器具作成に驚いた。
頑張ってほしいので、調べてみたよ。
窪田製薬ホールディングスとアキュセラの関係
バイオのアキュセラが米国で起業したワケ マザーズ外国部に上場した異色企業トップに聞く | 医薬品・バイオ – 東洋経済オンライン https://t.co/OsUilRJN2r @Toyokeizaiより
— MOMOTARO (@Stevie0526) March 20, 2019
まずはアキュセラがどんな経緯で窪田製薬になったのか?
2002年に窪田良眼科医がアキュセラを立ち上げた。
2016年にたった6日で株価を6000円近くも落とすという伝説がおき、
同時期に合併を行い窪田製薬ホールディングスに名前を変えたよ。
2016年の暴落時点で大株主の一つに窪田CEOが入っている。
窪田製薬ホールディングスの公式HPを見た結果

窪田製薬ホールディングスHPには、
窪田製薬ホールディングスとグループ会社アキュセラは、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に
貢献することを目的に、イノベーションをさまざまな医薬品・医療機器の開発および実用化に繋げてまいります。引用元:https://www.kubotaholdings.co.jp/
きちんとアキュセラの名前を出し、堂々としている。
失敗をなかったことにしていないようだ。
参照サイトに、アキュセラ株価を購入した人の記録が載っている。
2014年4月に2800円ほどで購入し、暴落が始まる前は期待値が膨らみ、
ガンガンお金をつぎ込んでいた。
臨床試験でも大きな失敗がないし、
4か月で7倍の動き(1000円→7000円)を示していたのだ。
そりゃ株を買うだけ利益を得られる、夢を見るさ。
暴落した時「暴落時ほど売れない」という教訓を残している。
今回の窪田製薬はどうなるのだろう?
現時点での窪田製薬株価

窪田製薬の株価を見ると、たった1か月で300から1000と、
ほぼ3倍の動きをとっているんだね。
窪田製薬のIR情報を見ると、NASAと手を組んで、
有人火星探査に携行可能な超小型眼科診断装置の開発に入った。

大きな期待を寄せ、宇宙飛行士の視力対策につながる道具を作り、
宇宙旅行するすべての人に有効な道具に期待したい。
科学の分野に失敗はつきものだけど、うまくいってほしいものだ。
IR情報:窪田製薬IR情報
株価が上がった要因:小型OCTの開発(PDF)
宇宙で失明するだと?
宇宙飛行士は目に障害を抱えやすいと、ナショジオが述べていた。
脳を浸している液体が、不適切な場所に蓄積して眼球を押し、地球に戻ってきてからも元に戻らないほど一部を平らに押しつぶしてしまう。
視覚障害脳圧症候群と呼ばれ、国際宇宙ステーションに長期滞在した宇宙飛行士の約3分の2が患っている。
ナショジオ2016年の記事によると、まだ治療薬はない。
そういえば宇宙にとびだった飛行士の何割かが、
地球から帰ってきた後、新興宗教を開くという話を、
うちの知り合いから聞いたのだけど……
地球では体験できない様々な制約を宇宙で味わうのだろう。
視力による異常も制約の一つであり、
体調不良からの神様との出会いに変わり、宗教へ向かうのだろうか?
翌年(2020年6月)のアキュセラで増資→IPO株主
わいは見逃さない
アキュセラの窪田良!!!
増資した日にIPOの株主ですか! pic.twitter.com/fyMtYwoVgj— たかぴー (@takahirokabuu) June 26, 2020
2020年6月25日に再びアキュセラで話題があった。
どうも株主に期待させる何かを出したそうだ。
FDAで認可されているMiSightにてもアジアで売られているDIMSにしても短期的な一過性の眼軸長短縮のシグナルが長期に渡ると実際に近視の進行を抑制することは証明されています。我々のもそうなるかは長期試験で実証する必要がありますが合理的に類推する事は充分可能だと考えています。 https://t.co/nSktqsd5JA
— 窪田良 (@ryokubota) June 24, 2020
ツイートを見る限り、怒っている人が多かった。
窪田製薬に投資をする人へ
窪田製薬がNASAと共同開発かぁ。
今回の、旧アキュセラが宇宙関係ネタで急騰って考えると
ものすごく仕手臭が漂うんだよね…個人的には傍観かな。
【株式】100万円の夢から一気に転げ落ちたお話【アキュセラ(現 窪田製薬)】 https://t.co/9rpfNh09S4
— しまき (@simaki1400) March 21, 2019
窪田製薬は医療業界であり、
アキュセラやサンバイオの事件を見るとギャンブル性が強い。
当たればとても強いのだけど、外れたら一気に下落する。
医療業界の特徴を見たうえで、
損失を出しても十分に生活できる範囲内で投資しよう。
借金してでも投資に回すのだけは絶対にやめよう。
税金対策も加えたうえで投資しようね。
むしろ「損失を出す」未来を考えたうえで、
損失をカバーできるほどの金銭管理をしながら投資しよう。
窪田製薬の新薬がうまくいけば一番いいのだけどね。

過去の事例として、こういった記事を書いている。
どちらも医療系の株価で起きた出来事だ。
別業界だとこんな事例もある。こちらは人事に注目してほしい。
うまくいってほしいね。
