おはよう、しゃしゃ。
うちの家に関する話を一つしたい。
うちの家はある部分だけ湿気がたまりやすい。
一緒に住んでいる母がよく言うんだ。
湿気がたまりすぎて夜も眠れない
そこで失敬対策のために業者を招き、色々アドバイスをいただいたよ。
どんな対策を練っても湿度が80%から下がらない
湿気が最もたまりやすい部分は二階のクローゼット。
ちょうど太陽も当たらない部分であり、湿度対策に除湿道具を置いたが……
湿度計をみたら80%から下がらない!
あれこれ対策をとっているにもかかわらず、なぜか湿度が80から下がらない。
「どうしたらいいの、なんで?」
湿気対策は「窓を開けよ」
画像元:いらすとや(窓を開ける)
家を作り替える際、お世話になった業者に来てもらった。
業者は述べた。
きちんと風が通るよう、湿気対策をとっております。湿気対策の基本は窓を開けること、そして換気口を開けてください。窓を開ける際は一方の部屋だけでなく、別の部屋の窓も開けて、風の通りを考えてください。それだけで基本、この部屋の湿気対策になります
扇風機を回してもいいの?
ええ、扇風機を回せば風が起き、大気の循環が始まります。湿気対策にとても有効なので、窓を開けて扇風機を回してください
風の入り口と出口を考えて窓を開けなさい。
憶測でいいから、入り口と出口を適当に決めて窓を開けるだけでも、
湿気対策に有効だと述べていたよ。
ただし雨の時は開けないほうがいい。
雨の時でも換気口を占めると湿気がたまりやすいので、開けるべし。
石油ストーブは湿気がたまりやすい
石油ストーブは湿気を集める要因の一つです。石油を燃やすと必ず水分が出ます。特に石油ストーブでお湯を沸かすと、お湯の湿気と石油ストーブの湿気がまじりあい、より湿気をためやすくなります
そこで電気ストーブの購入を決めた。
お湯を沸かせない電気ストーブを使えばいいと述べた。
ただ電気ストーブは乾燥しすぎてお肌に影響を与えそうでねえ……
お肌は自分の意志とは無関係に変化を察知するセンサーがあるからさ。
一応アパートの結露に関する記事を見つけたので、良かったら読んでほしい。
化学の勉強「アルカンと蒸気圧と理想気体」
化学式で見れば、石油が燃焼すると、必ず二酸化炭素と水が生じる。
石油といえばアルカン–CnH2n+2–だ。
nの数が大きくなると融点や沸点が高くなり、不完全燃焼を起こしやすくなる。
(不完全燃焼:COやすすといったもの)
二酸化炭素は空気より重たいので床側につき、水蒸気という形で気体になる。
後は部屋が冷えると水の飽和蒸気圧により、気体の一部が液体へ変わる。
化学や物理で習う飽和蒸気圧という現象だ。
状態方程式PV=nRTから体積Vモルnが一定ととらえると、
P/T=一定となり、温度Tが上がれば圧力も上がる。
蒸気圧は常にある値をとっており(分子によって違う)、
水(気体)の圧力>定められた水(気液共存時)の圧力となった場合、
気体の水の一部は必ず液体になる。
高校で習う科学を社会に活かす形として面白いな。
ちなみに高温低圧ほど理想気体になりやすいので、
部屋の湿度が高く、夜は冷え込んで圧力も下がる。
理想気体から遠ざかってしまうのね。うん、勉強になる。
その湿度計、あってる?
業者が返ったのち、ある事実に気づかされた。
あれ、この家の湿度計っておかしくない?
乾燥している部屋でも湿度が80%であり、どう考えてもおかしい。
ほかの湿度計を入れると60%程度にとどまっていた。
「なんだ、湿度計が壊れていたのか」
そこでホームセンターで湿度計を購入した(上記画像)。
結果、80でなく最高でも70程度しかいかなかった。
湿度計がそもそも間違っていた。
という事実をすっぽかして、湿気対策をとっていた。
もしかしたらその湿度計、本当に正確?
という部分から始めたほうがいいだろう。
こうして母の「夜も眠れない悩み」を一つz取り除いたわけだ。
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湿度計が正しいかどうかを確かめる場合、いろんな部屋において30分ほど観測する。
特に換気を伴ったトイレやふろ場と自室を比べるといいよ。
どちらも数値が同じ場合、明らかに異常がある。
あるいは晴れの日と雨の日で計測してみよう。
湿度に大差がなければ壊れているとみて間違いない。
湿度計はデジタル、アナログ二つあるけれど、
私はアナログの方が電池を使わないと思っているからおすすめだ。
家に黒カビができた、自宅〇ね
最後に湿度の対策ができたので改めて色々部屋を見たら……
壁の一部が真っ黒く染まっていた。カビだ。
クロカビといって、下記参照サイトによれば、あらゆる家にいるそうだ。
参照:特に家の中にいるカビ
参照:黒カビと対策
黒カビについてよく知らないので、上記参照サイトを読む限り、
アルコールなどの消毒剤や塩素系の漂白剤によって、簡単に対峙できる。
カビを見たとき、一家そろって思ったわ。
「こりゃ気分が重たくなるわ」と。
ちなみに湿気対策の一環として除湿器がある。
除湿器を用いて湿気を取り除く、特に梅雨ほど対策が必要だ。
用途は衣類の乾燥だけど、レビューを見る限りカビ対策で使う人もいる。
カビに悩まされたくないならぜひ使ってみてね。
それにしても湿度はきつい。自分の場合、かゆみにも直結するよ。
かゆみに関してはこういった記事を書いているよ。