
おはよう、しゃしゃ。
今日、皮膚科に行ってきた。だいぶ症状がよくなった。
昔の私はあちこちかゆく、体力すらなかった状態だ。
本当、良く生きているよ、自分。
今回はアトピー皮膚炎や湿疹のきっかけにつながる汗荒れについて書きたい。
汗荒れ事例:脇汗による湿疹
汗荒れ部分として首や関節、股関節や脇汗をあげたい。
わきの下がかゆくなる要因として、私の場合は3通りある
- 脇汗によって肌が荒れてきた
- 脇汗をつい手でふき取ってしまう
- わきの下による皮膚摩擦で刺激が走る
1番目は主に夏から残暑、汗をかいたときに訪れる。
脇汗をかいてどうしても気になった場合だ。
手洗いで水に水分を含み、
わきの下にある汗を洗う感じで拭いてしまうと、
刺激を感じ、ついついかゆくなってしまう。
こんな行為私だけかもしれない。
脇汗を気にしすぎると、ついやってしまうんだよね。
脇汗による肌荒れは別名、汗あれともいう。
体中、汗まみれになると皮膚が化学反応を起こすのか、
ひっかくと「気持ちよさ」を感じる。
ひっかきたくてやめられなくなる。
最後の3番目は意外と冬に生じやすい。
冬は汗をかかないように見えて、実は汗をかきやすい。
衣類をかさ演技し、熱の逃げ道をふさぐためだ。
特にぶるるっと震えると、わきの下をこすりつけてしまうので、
ひっかいていないのに「ひっかいた感じ」になってしまう。
私の場合は主に3つの原因(特に1番目)でかゆくなる。
しゃしゃはどうだろう?
いつどんな時、かゆみを生じるか?
きっちり記憶に刻んでほしい。
忘れる人はスマホや携帯電話のメモ帳に書いておこう。
汗荒れによる湿疹を防ぐ手順
汗荒れを防ぐには順番がある。
わきの下の汗荒れを防ぐ手立てとして、
- タオルやハンカチで脇汗をふき取る
- 薄く塗り薬を付ける
わきの下がかゆくなった場合、まずは薬を付けるのではなく、
脇汗をきちんと拭きとらねばならぬ。
濡れた手でふき取ってしまうと、
手もべとついているので、皮膚への刺激を強めてかゆくなるだけ。
だから100%綿(コットン)のタオルやハンカチを用意し、
まずは汗を拭きとろう。
汗のふき取り方が大きなカギ
汗を拭くとき、こするように吹いてはならぬ。
ポンポンと軽く押しあてる感じで汗を拭きとる。
こすると肌に刺激を与え、かゆくなるだけだ。
タオルでわきの下を軽くふいてから、薬を付ける。
わきの下以外も同じようにふき取る。
決してこすってはならない。
汗荒れを抑える薬おすすめは
病院でももらう強い薬はこちら。
レスタミンコーワは基本、強い湿疹でも使える薬だから、
レスタミンを塗れば、その場のかゆみは収まると考えている。
かゆみがひどかったとき、病院でもらった薬も、
レスタミンコーワの成分に近い薬だったしね。
ほかの薬でもいいし、メンターム入りでもいいのだけど、
次を必ず読まないと、薬をつけるたび「かえって」肌があれる。
かゆいからすぐ薬を付けてはいけない
かゆみ止めの薬を塗る際、
かゆいからすぐつけるという習慣を学習させてはいけない。
人間は生活習慣に動かされる生き物であり、
生活習慣は行動を伴った学習によって作られる。
かゆみを例にとると、
かゆくなった→ひっかいた→薬を付けた→おさまった
別な言葉でいうと、
問題が起きた→作戦Aを実行した→成功した
俗にいう成功体験を身に着けた状態だ。
成功体験はあらゆる意味において作用する。
アトピーの場合「かゆい→薬を付ける→収まる」
という成功体験をつかむと日常生活に取り入れてしまう。
少々のかゆみ→ひっかいた→すぐ薬を付ける→解決、
同じところがかゆい→ひっかいた→すぐ薬を付ける→解決、
同じところが……以下ループを繰り返す。
気が付けば肌から膿や皮膚をむき出しにするほど、
(空気にあたるだけでかゆみと痛みを引き起こす)
荒れた肌になってしまいやすい。
どうすればいいか?
かゆみに耐える訓練をしよう
かゆいと感じたらすぐにひっかくのでなく、とりあえず我慢する。
我慢しようとすると、お肌をひっかきたくてたまらないので、
歯を食いしばり、目を強くつむり、我慢しよう。
我慢しようとすると体がむずかゆくなり、何とかしてひっかこうと考える。
すぐにひっかくのでなく限界まで耐える。
「もうこれ以上無理、無理、無理!」
となったときにちょっとひっかいた後、薬を付ける。
あるいは今していることをいったん中断し、気を紛らわせる。
かゆい→ひっかくまえに我慢する→ひっかきたいんだよ
→限界まで耐える→ひっかく→薬を付ける
「ひっかく前に我慢する」という、
今までの生活習慣にない行動を一つ入れるだけで、
今までのかゆみを作り出す生活が変わる。
だんだんとかゆくなる機会も減り、ついにはわきの下の湿疹をしなくなる。
最後は新しい習慣を自分に入れて、
今までの湿疹生活習慣を崩していくように自分を変えていこう。
「かゆみなんて耐えられない」のでなく、
歯を食いしばり、拳を握り、両足の親指に力を入れ、耐えてほしい。
ひっかきを防ぐには薬でなく我慢が最強だよ。
清潔より少し不潔を目指したほうがいい。
不潔にしておくと、お肌が力を取り戻そうとがんばるから。
ついひっかいた場合は後悔しない
とはいえ、ついやっちまった。
気が付いたらお肌をひっかいてしまう場合もある。
汗あれに侵されると、ひっかきたくなるんだ。
だからこそ我慢しているようで「ついやっちまった」場合、
後悔するとますますひっかきたくなるだけなので、
何も考えないで汗を拭きとり、薬を付けるのがいい。
後悔すると次は気を付けるのでなく、
かえってお肌をひっかいてしまいやすい。
後悔よりも目の前のやりたいこと、
お肌がかゆいからひっかきたいという気持ちが勝るのだ。
目先の欲望に打ち勝つためにも、
意識してかゆい部分をひっかかないよう、
なるべく我慢に我慢を重ねてかかないでほしい。

脇汗やアトピーに関する記事をいくつか乗せた。参照してほしい。
