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解説が詳しい参考書や問題集の回答が不親切で嘆いたら

おはよう、しゃしゃ。
停電から不通に電気を使えるようになり、
止まっていた記事やイラストの執筆を行っている。

停電中、ほとんど勉強していたよ。

勉強していたおかげで、
今まで何度やってもわからなかった部分がやっとわかった。

しゃしゃも勉強をしていると、

「何これ、問題文の解説を読んでもまったくわからない!
解説が詳しい参考書とうたい文句に書いていながら、
ちーっとも詳しくないじゃないか!」

解説を読んでもさっぱりわからない場合、
やるべきことが分かったのでぜひ押さえてほしい。

 

前提:基礎事項を抑えているか?

解説を読んでもわからない場合、原因は大きく見て二つある

  1.  「このくらいわかるよね」と解説側が省略している
  2.  紙面の都合上、解説を省いている

「このくらいわかるよね」とは何か?
教科書を読むと基礎事項として載っている部分だ。

だから教科書に書いてあるキーワードや自然現象、
絵ならデッサンを描き、ビジネスなら文章を声に出し、
メモを取ればわかってくるよ。

簡単な基礎事項を抜かしたうえで解説を読んでも、
土台をきちんとたてていないので、読んでも分からないよ。

 

主語をきちんと押さえる

土台をきちんと押さえているにもかかわらず、
紙面の都合上により解説を省略した部分が問題だ。

具体例をさらす。高校化学を現在独学している。

理系標準問題集 化学 (駿台受験シリーズ) 新装版(アマゾンへ)
の反応速度の問題、酢酸メチルの加水分解(山梨医大)の部分だ。

問1はわかり、問2も反応速度は出せたものの、
どうしても平均濃度が出せぬ

平均濃度は二つの濃度を足して2で割ればいいだけ。

解説にはこう書いてある。

3式などを利用して

たった一文しか書いていない。

一文に凝縮された式や文章を省いているから、理解するまでに時間を要したよ。

この問題は知恵袋にも掲載されていた。

知恵袋:化学を教えてください。

「解答、省略しないでほしかったです」
質問者の嘆きと同じ気持ちを抱いたよ。

どう計算しても、平均濃度が回答の通りにならない……

上記知恵袋には

問題1で酢酸メチルの初期濃度も出しているので、各時間で、酢酸メチルの初期濃度-酢酸の濃度を計算すると、その時間における酢酸メチルの濃度が出る。

数式に変換すると、 y(∞) – y(t) をせねばならぬ。
※ 酢酸メチルを z(t)と置くといいだろう。すると……

y(∞) = z(0) : z(t) = y(∞) – y(t)
こうしたほうが分かりやすいと思う。

停電中にこの部分を勉強していた時、私は気づいた。

「酢酸の濃度でなく酢酸メチルの濃度だよな」

3式は酢酸の濃度を求める式であり、酢酸メチル濃度を求める式ではない

ところが「3式は酢酸メチルの濃度もわかる式」と思い込んでしまい、
「酢酸の平均濃度」を出して、長らく迷っていた。

酢酸の平均濃度から酢酸メチルの平均濃度を出すと、
気づいたきっかけが主語だ。

主語が「酢酸メチル」か「酢酸」かで、結果はわかれる。
主語をはっきりすれば、解説を読んでもわからない部分が減る。

解説は「書かなくてもわかっているよね」という部分に加え、
「紙面の都合上、省略しなければなりません」と、
重要な部分ほど省略され、自分で穴埋めをせねばならぬ。

勉強のむずかしさは問題文の意味を理解できないだけでなく、
解説に省略された部分があって、穴埋めに苦労する部分だ。

なお、理系標準化学はほかにも解説の省略があり、
穴埋めに時間を費やした。その一つがこちら。
酢酸メチルの加水分解の下にある問題だ。

まさか前期より難しい後期の問題だったとは……

参照:京大生が選ぶ感動した一問

 

解説が詳しいという罠

「解説が詳しい」という言葉は問題集によくある言葉だ。
6割ほどまで書いてくれるけれど、残り4割を自分で埋めねばならぬ。

4割の部分こそ大変であり難しくもあり、
穴埋めができれば「一気に得意分野」へ化ける。

練習問題は4割を自分で埋めなければならないからこそ、
試行錯誤を行い、たくさんの資料を読み比べながら、
だんだん「その部分」が強くなり、得意へと変わる。

どんなに解説の詳しい参考書、問題集であっても、
教科書に載っている基礎事項を省いたまま読んでも理解できぬ。

だから教科書に書いてある項目は必ず押さえるべし。

教科書に書いてある基礎事項を読んでもわからないときは、
「主語」を明らかにしていけば、やるべきことが分かり、
解説の穴埋めもできると考えているよ。

 

解説が詳しすぎるのもまた問題

解説が詳しすぎる参考書があると助かるよね。
受験ならマセマ出版から出ている数学本だ。

この本はあれこれ細かい指摘があり、
チャート式数学に比べると、とても解説が詳しい。

だからこそ「4割の穴埋め」を怠り、勉強をした気分になってしまう。
勉強をした気分という状態は、頭だけですべてを終え、
実際に筆を動かして文字や数式を描かない状態だ。

また復習も「わかっているから」とやったふりをして、
全く手を付けていないので、当日にわからない状況となる。

どんなに詳しい解説があるとしても、
しゃしゃの基礎知識によって、4割が2割に減るだけであり、
どーしてもわからない部分が出てくるよ。

わからない部分をどう解決していくかが、
独学の面白さであり、つらい部分でもあるよ。

 

日記:牛乳のありがたさ
牛乳

インスタにイラストを上げております。
停電が復旧してから、すぐ私は作品や書籍の執筆を始めました。

停電中はバッテリーのヘリを気にし、何もできなかったのです。
だからこそ勉強する時間だけはありました。

午後は子供たちと遊びながら、朝は勉強にあてる。
夜はローソクを見つめてラジオを聴きながら、早寝生活を送る。

パソコンと向き合わない生活もいいものだなあ~思ったのです。
(もちろん、毎日向き合えなかったら困りますが)

昨日、やっと牛乳を手に入れたのです。
停電中、牛乳がなくなり、一番飲みたい飲料でした。
牛乳に似た飲料として豆乳があります。

豆乳はだめなのです。牛乳じゃないとだめなのです。
カルシウムの量を本能が察知しているのか、
豆乳よりも牛乳を欲していたのです。

調べたところ、カルシウムの量は100gあたりで
牛乳:100 豆乳:30あるそうです。

参照:どっちが良いの?豆乳と牛乳の違いや特徴

カルシウムは筋肉や骨の働きを支えるほか、
イラつきを抑える効果もあります。

イラつきを抑えるために欲していたのでしょうね。
牛乳への感謝を思いついたとき、上記イラストができました。

今、イラストの教科書(仮)なるキンドル向けの本を書いています。
イラストテクニックでなく「あり方、考え方」をテーマにしています。

今回の停電はデメリットもある分、停電でしか味わえない感動もありました。
気づいたことをぜひお読みください。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。