おはよう、しゃしゃ。
日本の歴史を見直そう運動が今年になって活発化している。
(ソースは自分の脳内のみ笑)
第一弾として百田尚樹さんの日本国紀、
第二弾として竹田恒泰さんの日本史教科書検定だ。
竹田さんの日本史教科書が検定に落ちた理由を聞いたとき、
確信したよ。
古代と神代が4割近現代史が4割
#虎8 竹田さんの教科書、古代から神代が4割、近現代が多すぎる。
そして中間が少ない。バランスが悪いから落ちたのか。
日本の話から、天皇の話から始める、最後にチャイナの話。
教科書はチャイナの話をはじめに話してから、日本の話へもっていく。
朝日新聞の誤報も書いた。名指しはされなかった— せんけん (@megabi0) January 10, 2019
竹田さんの教科書は紙面の4割が古代と神話をもとにしている。
もちろん「日本の神話-主に古事記」をテーマとしている。
また近現代史(明治以降)も4割の記述を加え、中間が薄い構造となっているそうだ。
教科書は基本「科学」だ。
神話は科学にそぐわない部分が多く、コラム程度なら許される。
神話を中心に入れ込むと教科書というより、読み物へ変わってしまう。
日本の歴史を語るうえで科学的事実に基づくのも大切だけど……
当時は今と違って科学でわかる部分が少なかった。
今なら雷も科学で説明できるけれど、昔は違った。
だからこそ「疑問」を抱いた人に対し、納得させなければならなかった。
納得としての手段に「お話=神話」を使った。
神様がいて、彼らがあれこれやった結果、雷が生まれた。
科学が発達していない時代に多くの人を納得させる手段として、神話は欠かせない存在だった。
また神話をうまく使った結果、人間の理不尽な行動に正当化を持たせた。
例えばギリシャ神話ではゼウスやアポロン、ヘラなど傲慢な神々が、
あれこれ人間に悪いことをやり、罪を擦り付けた。
しかも擦り付けがひどい。
「ふざけんな!」今ならいえるけれど、
当時の人々は神話を利用して「不条理な行動」を正当化させたのでは?
私は思っている。
神話は「人間の感情」を見るうえで欠かせない材料だ。
感情を突き動かされて人は成長し、事件が起き歴史が生まれる。
歴史としては科学に見えないけれど、人の成長にとっては欠かせないデータとなる。
竹田さんは神話ー当時の科学を正面から書いた。
文科省の芯さに落とされた一番の理由であり、私たちには興味深いところだ。
神話がいかに日本の歴史で重要な役割を果たしたのか。
竹田さんの教科書以外、読めないと思う。
日本国紀と似ている/違う部分
『日本国紀』執筆の動機は、昨年ケント・ギルバート氏と対談した時「米国の歴史教科書を学んだ子供たちは皆、アメリカが好きになり、誇りを感じます」という発言を聞いたことだ。
羨ましい!と思うと同時に、なぜ日本にはそんな本がないのだとガッカリしたが、次の瞬間、私が書けばいいのだと思った!— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) November 1, 2018
日本国紀と竹田日本史教科書はどこまで似ているか。
どこに大きな違いがあるのか?
まず百田尚樹さんが日本国紀を執筆したきっかけとして、
上記ツイートにある言葉を読んでほしい。
「日本はいろいろあるけれど、結果として誇りを持ち好きになる」
なぜ「日本が誇りをもち好きになる」が重要か?
自虐史観による教育の結果「日本が嫌い」な日本人を生み出し、
結果として国防や経済の在り方などを考えないどころか、
「日本が悪くなるように」考える連中が目立った。
彼らに腹を立てる人々(私を含む)の声が、
SNSを通して大きくなったものの、情報が混とん化している。
百田尚樹さんは「歴史」に焦点を当て混とんをまとめた。
現在販売中の日本国紀はおかしい部分もあるけれど、
「日本が好きになれる、誇りをもてる人を一人でも生み出したい」
趣旨は全くずれていない。だから人気がある。
竹田さんも同じだと確信している。
https://twitter.com/koba999/status/1083153924436062208
学び舎(竹田さんや有本さんが名指し)という
「チャイナや朝鮮(韓国+北朝鮮)半島」など、
一部の国に配慮しすぎた教科書に怒りを抱いている。
一部の国に配慮しすぎたうえ自虐史観をきちんと入れて、
「日本が嫌いになる、日本が不幸になればいいと願っている」
人を少しでも減らしたい。
※学び舎がそう思って書いているかどうかはわからない
日本国紀と竹田日本史で共通している部分として、
画像を用いた説明をしていないところだ。
画像を見るならこういった資料集を手に取るといい。
資料集があると、いろいろ助かるからね。
画像は「資料集」に仕事をさせて、教科書は「本質=記述」に焦点を当てる。
竹田恒泰日本史の個性
#虎8 世界史の年表、日本だけが「日本」という国のままだった。次に歴代天皇の家系図を書いている。天皇陛下については「天皇」しか知らないもんな。
竹田さんは「世界史基準(中世、近世)でなく「日本を基準」に書き換えた。ここは否定的見解を出していない文科省。後は縦書き。横書きでない。— せんけん (@megabi0) January 10, 2019
竹田恒泰さんの日本史は縦書きである。
縦書きは現代文や古文にしか見られない。
比較材料として山川出版社は横書きだ。
横書きは「英語系の学問」に合わせており、
数字を書くときも横のほうがわかりやすい。
※縦書きで数字を使う場合は漢数字を用いるべし。
コリアンスクールだとかチャイナスクールだとかって、参加してしばらくは 該当国に利益誘導するのは 百歩譲って理解するとして、それをずっと続けるってのは、該当国から継続的に何かしら良い思いさせてもらえてるって事? こんな関係になっても それらの国の利益を考えるって理解出来ない… #虎8
— MUQA (@daiyagray) January 10, 2019
次に歴代天皇陛下を列挙している。
虎ノ門ニュースで私が見たとき、有機化合物一覧を見ている感じだった。
高校化学の参考書で巻末に有機化合物の反応を載せている。
話を脱線するね。有機化合物、最初は暗記できないと思ったが、
毎日勉強していれば、自然と覚えてしまうものだ。
ただし問題文にそのまま有機化合物が出るのでなく、
教科書の有機物を「基本」にして、化合物を創る感じだ。
他国と比べるのはちょっと抵抗があるけど
歴史に関してはアメリカの教科書を見習うべきですね。200年の歴史で広辞苑並の厚さになるんですから。
書き方にも工夫が見られるみたいだし。
(竹田チャンネルでみました)#虎8— ちゃぁりぃ(kanro)♀@くるみ割りの魔女 (@charlie_1229) January 10, 2019
次に竹田さんは「中世、近世」といった西洋基準でなく、
日本基準に年表を置き換えた。
日本で見ると「皇紀」でとらえる。
西暦2019年は皇紀2679年であり、600年も長く続いている。
西洋だと前〇〇年とあるけれど、
西暦0年はイエスキリストが生まれたときを基準にしている。
西暦0年はおかしいので、紀元前1年ともいう。
ほかにも0年を創ると西暦計算が楽になるらしい。
日本はキリストを基準にしていない。だから日本は日本の基準に合わせる。
私は西暦のほうが使いやすいけれど、しゃしゃはどう?
https://twitter.com/meteor_ichiro/status/1083154439702081536
数字関連だと「123」を使うのでなく
「いろはにほへと」を段落記号に使っているそうだ。
そこまで考えるとは予想もしなかったし、
私からすれば「どーでもいいじゃん」と思ったのだけど……
どーでもいいところに力を注ぐから個性が生まれる。
「いろはにほへと」を使うだけで、ほかの教科書と差別化できるね。
写真を使わなければ費用が浮く
#虎8 日本国紀と同じように竹田さんは「写真」を載せていない。2、3千万費用がういた。普通は4.5千万かかる。学び舎は人件費もかかる。売れなくていい、検定を通すのが目的
教科書一つで「ここまで差別化」できるものだなあとびっくりしている。ビジュアル資料を別売りすれば問題ないか。— せんけん (@megabi0) January 10, 2019
竹田日本史の裏話で最も驚いた部分が経費削減だね。
ビジュアル資料を使わなければ2千万も浮くそうだ。
山川出版社は相当経費をかけて作っているのね。
加えて執筆者に人件費を払わなければならない。
なお竹田さんは学生チームと一緒に作ったそうで、
ほかの教科書に比べ費用を浮かせられるそうだ。
国史だけでなく政治経済にも!
山川日本史の教科書の記述。
李舜臣は、秀吉の朝鮮侵略を撃退した、祖国の英雄である。
朝鮮語読みの「イスンシン」も当然のように記されている。
どこの国の教科書か?
竹田恒泰氏の教科書が必要とされる。 pic.twitter.com/DLxCjdL6CB— おんくん (@akihiko0817) October 26, 2018
竹田恒泰さんは歴史だけでなく政治経済の教科書も作成している。
前に虎ノ門ニュースで述べていたよ。
経済はわからないけれど政治部分は面白くなりそうだ。
国史はいつ販売されるかわからない。
自費出版と述べているけれど、どうなるかも楽しみだ。
百田さんの日本国紀は幻冬舎がついていた。
竹田さんは自費出版であり、どこまで伸びるのか?
経営目線で見ても面白くなりそうだ。
いちゃもんサイトオススメの竹田教科書
【不合格教科書】待ってました!反日勢力の反抗が始まった。揚げ足取りに必死な様子。でも朝日新聞誤報をコラムにしたことはダンマリか。今年の教科書検定は、文科省からの指摘をすべてクリアしたものを提出した。もし合格したらこの記事は強烈なブーメランになる。https://t.co/GsNa5hum5r
— 竹田恒泰 (@takenoma) June 22, 2019
竹田さんのツイッターを見ると、
いちゃもんサイトで有名なリテラが不合格検定教科書を取り扱っており、うれしいツイートをしていたよ。
日本国紀と比べると、竹田さんの教科書はあまり目立っていないけれど、
リテラが注目してくれたおかげで一部の目に入るだろう。
リテラが目にしたら次は日刊ゲンダイあたりが注目するのだろうか?
中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書
アマゾンに出た際、すぐ在庫切れ状態となってしまった。
アマゾンレビューはすでに7500件と読んでもいないのについている。
なぜ読んでもいないのにレビューが多いのか?
竹田恒泰チャンネルや虎ノ門ニュースで歴史について語っており、
読んでいないけれど、中身を読んだ気分にさせられる。
百田尚樹さんの日本国紀と同じ戦略だね。
中身を読まなくても、彼の口からどんな内容かが予想できる。
今すぐ読むならこちらから手に入れよう。
神話がいかに日本の歴史を見るうえで深く絡んでいるのか。
私たちの生き方にどんな形で神話が生かされているか。
ぜひしゃしゃの目で確認してもらいたい。
注意として、定価は1800円であり転売連中に気をつけてほしい。
そこらの教科書にはない信じがたい事実を読み、
日本について面白く語られる人になってほしい。