
おはよう、しゃしゃ。
ここを読むしゃしゃは今、万年筆を使っている?
それとも万年筆を使おうか迷っている?
万年筆を手にすると、おそらく「書く仕事」に携わる。
文字を書く気持ちよさを味わうから。
そこで「書く仕事」の基本、勉強を取り上げたい。
万年筆を用いて、どんどんメモを取り、頭の回転をあげて、
世の流れにすんなり対応できる自分へ育てていこう。
万年筆を使って書きなぐれ

万年筆を使って勉強する場合、基本は書きなぐる。
ほかのペンだと「筆圧」を考えてしまう。
筆を握る強さによって、ノートに反映される濃さに影響を与える。
万年筆はどんな筆圧だろうと、ノートに反映される濃さは一定だ。
筆圧の弱さ/強さにかかわらず、インク濃度は変わらないので、
だんだん筆圧が弱くなり、手に無駄な力を入れないよ。
無駄な力を入れないからこそ、手も疲れない。
すらすらと頭に浮かぶ言葉やイラスト(簡単なもの)を書き写せるよ。
万年筆を手に取り、テキストとノート(A3コピー用紙を私は使う)を使い、
ひたすらキーワードや現象、イラストを書き写し、
練習問題をこなしていくのだけど……
何でもかんでも書くと「無駄な時間」を過ごしていないか。
もっと「効率よく」やるにはどうしたらいいのだろう。
単純かつ合理化を考えてしまうよね。
勉強は無駄かつ非合理に
様々な勉強法を読むと、徹底した無駄を省き、
合理化したノウハウが詰まっているよ。
書きなぐる行為は非合理かつ無駄に思えるけれど、
実体験より「無駄かつ非合理」な勉強こそ、最も頭に入るよ。
(何より万年筆をガンガン使う、インクがすぐなくなる)
キーワード一つにしても、目で読むよりは声に出したほうが頭に残る。
声に出すだけでなく、書いたほうがより記憶しやすい。
一度書いて終わりでなく、何度も書くと勝手に覚える。
勉強は非合理かつ無駄を心がけていい。
合理化するより記憶に残るし、自然と効率化していくから。
時代の流れに乗る学習とは
勉強には目的がある。
大学入試だったら合格して大学へ通う。
一般社会だったら出世や技術力向上など、
「自己価値の上昇」をあげる。
私は今、勉強している、目的は主に三つ。
- 心の中にいる自分が求める完成図・世界観・目標をすぐ引き出す
- 関係のない二つ以上の事柄を強引に結び付け、新たな世界を創る
- 変なものに騙され、財産をはじめとした、自分の身を守る
「世界観の創造・防衛手段」として学んでいく。
手法は二つ。
- ひたすらテキストに書いてある重要語句を書きなぐる
- 質疑応答を行い、重要語句を答えていく
テキストに書いてある項目を書きなぐる方法は普通にできる。
練習問題だったら問題と解答、解説をただ書いていく。
2番目の質疑応答が面白いんだ。
質疑応答形式学習術
#虎8 「エビデンス(証拠) んなもんねーよ」
高橋朝日論説委員にとって、虎ノ門ニュースは心底気持ち悪いメディアだろうね。虎ノ門ニュースは証拠を出す番組だから。ツイッターでたまあにみるんだけど、虎ノ門ニュースをまともに見ていない人は、虎8はでたらめばかりと述べているが……
— 千賢光太郎 (@megabi0) December 27, 2017
第三者から「〇〇ってどういうこと?」と、
質疑応答を想定した学習を心がけないと、新しい価値に気づかぬ。
本当にわかっているところはぺらぺらと答えらえるが、
あいまいな部分はすぐ答えが浮かんでこない。
→わかっていないという事実に気づく
質疑応答学習の基本は問いかけだ。
分野は何でもいい。
今、高校生物の遺伝分野を学んでいる。
正直、キーワードだけをつかんでよくわかっていない。
わかっているキーワードだけをもとに、質問していくと……
- 遺伝子の正体って何?
- なぜ、親と子は似るの?
難しい用語をあまり使わず、
子供科学電話相談室(NHK-FM第一)で子供が尋ねる質問を浮かべるよ。
「なぜ、親と子は似るの?」
→親と子、それぞれ同じ遺伝子をついでいるからさ。
「遺伝子って何、特徴は?」
→DNAこと核酸の一種、自己複製や遺伝情報を受け継ぐ能力がある
「核酸って何?」
「自己複製ってどういうこと?」
「遺伝情報を受け継ぐってどんな仕組み?」
自分がわかる分野で答えていく。
わからない分野はネットやテキストを使って調べていく。
はじめは答えに詰まっても、だんだんすらすらと答えられる。
偏差値も上がっていくと思うし、
「遺伝子の分野にある翻訳-転写は作品の伏線に使えるかも」と、
今、自分がやっている仕事や趣味と結び付けて、新しい価値を生み出せる。
勉強はただ受験合格のために行うのではない。
新しい世界をつくりつつ、
ある物事をどこまで深くつかんでいるかを知る、
人生において重要な訓練だよ。
追加:樹形図とyes/noで記事編集

今、しゃしゃが読んでいる記事を書いた後、
「自分が書いた記事、別の分野でも応用がききそうだよなあ」
思ったら、ブログ記事の編集として役立つなと気づいたよ。
しゃしゃは「いつ・どこで・何を知りたくて」
この記事を読んでいるのだろうか。
結果として、しゃしゃは何かしらの情報をつかんだか。
あるいは「読むだけ無駄」だったか。
記事を書いている私にはさっぱりわからぬ。
何より、どこをどう編集したらよいかもわからない。
科学的に「どんな時にしゃしゃが訪れ、何を目指しているか」
をつかむため、高校数学で習った樹形図を用いて、
「Yes / No」フローチャートを作ったよ。
例:万年筆(大きなキーワード)を買っている?
はい いいえ
はいを選ぶ:今、学習法に悩んでいるか?
はい いいえ
いいえを選ぶ:万年筆を将来買う予定か?
はい いいえ
記事を書く際、欠かせないキーワードを一つつけたうえで、
自分にたくさん問いをかけ、何を書きたいか。
何を伝えたいかをはっきりしていくやり方、ありだと思ったよ。
文章を書く際の編集として使えるよ。
書けば書くほど磨かれる万年筆

万年筆の使い道はしゃしゃの自由だ。
いったん使ったら、紛失/損壊するまで一生の相棒となるだろう。
1万円以上の万年筆を手に取ったら、人生も変わると確信するよ。
万年筆は文具屋で100円から2000円程度で手に入る。
1万円以上の万年筆に手を出す場合、
「書く」行為に重大な意味(理由)を持っていないと手にしない。
自分の価値は「自分で」作りあげねばならぬ。
他人が「あれをしろ、これをしろ」言っているうちは、
他人の価値に自分が付き添っているだけだ。
自分の価値は自分で作る。
万年筆は何でもいいのだけど、自分の価値をあげるなら、
値段が高いものを使ったほうがいいと考えているよ。
高いものを使っているだけで、
うまく表現できないけれど、力が入るのを感じるから。
今、私はカスタム74を持っていて、
万年筆を使うだけなら別に買う必要はないのだけど、
URUSHIを見たとき「ほしい、使ってみたい」思ったよ。
でも74をどうしようか。URUSHIを買ったら使わなくなるだろうし……
変なところで悩んでしまうよ。
すでにしゃしゃが万年筆を使っているなら、
URUSHIを見た瞬間「何かが違う」わかると思う。
おまけ:セーター

インスタグラムでイラストを描いています。
変な形のセーターが流行りましたよね。
絵だけなら「より変な形」のセーターをつくれる。
セーター型チャイナ風ドレスを考えたのですが、
実際に売っているのかもしれません。
私が書こうと思ったとき、調べないまま書きました。
