おはよう。
2023年になり、去年とは違う状況が自分を襲っている。
去年はビジネスと向き合った年だった。
今年はエンターテイメントと向き合う時代と定めている。
エンターテイメントという言葉を言い換えるなら、
「第三者に楽しんでもらうため、自分が何かを企てる」生き方だ。
第三者の中には自分自身も含まれる。
自分はもちろん、あなたもほかの人も「面白い」と思っていただく。
もしあなたが今、人生に悩んでいたら……
今からこの言葉を中心に抱えてみるといい。
エンターテイメントを水から生み出していく生き方を。
物理学の仕事とエネルギー
始めに一つ、物理学の重要な項目を語りたい。
物理学には仕事という重要語句がある。
一般的な労働という意味でなく、力×距離の掛け算を示す。
物理学の仕事には表現がある。
物体がした仕事でなく、力によって物体がされた仕事だ。
物体は自ら動かない。誰かに押されて初めて動く。
さて仕事しうる能力としてエネルギーという重要語句がある。
エネルギーでも有名どころとして位置エネルギーがある。
位置エネルギーはそこにあるだけですでに持っている仕事量であり、
基準値と自分で定めた地点との差によって生じる。
モノを落とすとき、重力による位置エネルギーと表現できる。
一方重力による位置エネルギーは重力が物体を押した結果、物が動いた。
重力によって物体がされた仕事ともいえるし、
物体が重力に逆らって進んだ仕事ともいえる。
今から重要な言葉は仕事・エネルギーそして「逆らう」単語だ。
エンターテイメントは自分に逆らわないと生まれない

自分でエンターテイメントを創る力は、物理学でいう仕事にあたる。
普段の思考や視点に逆らった結果、楽しいと思える考えが浮かぶ。
すぐにすっと浮かぶ考え、何も考えなくても手が動く状態は楽だ。
楽はあまりエネルギーを使わないが、一方で読み手にも衝撃をもたらさない。
自分の書きたい内容を書いていると、書いている自分は感動しても、
読み手からするとぐちゃぐちゃで、ありきたりな表現で目新しさもない。
そこでありきたりな考えに逆らっていく。
ありきたりに逆らうため、少しでも面白い表現にできないか?
文章を、情報の伝え方を、どう組み立てたら面白い漫画のようになるか?
自分の楽を自分で拒み、今一度組み立てなおしてみる。
すると楽な表現や書き方、そして読み手に伝わらない感動を避けられ、
少しでも相手が「面白い」思っていただく内容に変えられる。
本当に感動しないどころか、心一つすら動かない文章は報告書、
ただただこちらが相手にあれこれ教える内容だ。
今あなたが読んでいる文章も「教える」内容でしかなく、
書いている私は気分が良くても、あなたは違うだろう。
いや、私自身も数日あるいは数か月後に自分の記事を読み直したら、次の一言を感じるだろう。
「正論すぎて面白くない」
自分にとって楽な状態こそ位置エネルギーにあたる。
自ら面白さを創る力

私は10年ほど前から高校の全科目を学びなおした。
イラストに音楽、最近はゲーム制作にも手を出している。
おかげでわかった事実がある。
どれだけ勉強しても、ゲームを創ろうとも、
「つまらない」自分が(勝手に)判断したら、何をやってもつまらないと。
反対に自ら「これを入れたら面白いんじゃないか」と、
たとえ没になっても「面白いと思う内容」を入れていくと、
少しずつ記事にも物語にも、仕事にも面白さが増える。
例えば営業で成績を上げる場合、ノルマを課していくよりは、
「こういうお客様に、こういう提示をしたら笑ってくれるんじゃないか?」
仕事を通して自分で企画を作り、失敗していいから実際に試してみる。
労働を利用して自分の面白さを創っていくというべきか。
日々の生活の中に、強引にエンターテイメントを創っていく思考。

まずは「どんな面白さを入れられるか」意識から始まり、
意識は計画につながり、実際の行動につながる。
一方で「つまらない」判断したものについて、ばっさばさ切り捨てていく。
文章ならどれだけ正論を書いても「面白くないから没」を行う。
時間がかかる一方で、面白さを発見できたら新しい展開をたどる。
生き方が苦しいと感じているなら、
今から一つでも「強引に面白くする」視点を試してみよう。
強引であり、普通に考えては面白さなど産まれない。
また人の不幸をあざ笑うという意味の面白さではない。
純粋に自分が何かを生み出し、何かを創り出す。
創り出すなら、何も考えないより「面白み」を考えて作ると、
運気が良い方向に開けるとみているよ。
最後に実例を置いておく。
面白さについて格闘した記事があるので、ぜひ読んでほしい。
私にとって2023年以降はエンターテイメント全振りな生き方を送るよ。
