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コオロギパンショック!食用コオロギがいつ頃始まったのか調べた結果

おはよう。ここ最近ツイッターをにぎわせている二大ジャンルがある。

  1. コオロギ食
  2. LGBT推進法(差別禁止法)

LGBT関係は今回、ここでは触れない。

いつの間にかコオロギ食が話題にあがり
パン大手メーカーの敷島製パン(パスコ)がコオロギ粉末をまぶしたパンを開発
TBSニュース動画が出回って不買運動すら起きている。

私も1か月たたぬうちにコオロギ粉末食が話題となり、
色々気になったので調べてみたよ。

 

コオロギ食がいつ頃から出回ったのか

最初に「コオロギを食べてもいい」お触れを調べた。

2022年10月のIdeasForGoodニュースによると、

欧州委員会は2022年の2月、ゴミムシダマシの幼虫、イナゴに続きコオロギを3番目の「新規食品(Novel Food)」として正式に承認した。公表資料の中で、これらの昆虫は安全で栄養価が高く、なおかつ環境負荷が低い食料であり、そのままスナックとして、あるいは粉末にして他の食品原料として食べることができると述べている。

引用:欧州がコオロギを「食品」認定

昆虫食を後押しする理由として
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)だ。

サスティナブル(持続開発)と横文字も広がっているが、
持続開発のほうがわかりやすくていいではないか。
なぜ漢字を大切にせず、すぐ横文字(外来語)へ走ってしまうのだろう?

2050年ごろに今よりもさらに人口爆発が進み、食糧危機が生じる。
たんぱく質が簡単に取れなくなるのではないか。

そこで今のうちに気軽にたんぱく質をとれるモノを探した結果、虫にたどり着いた。

単に食べ物だけでなく二酸化炭素削減も含んでいる。

家畜のげっぷや排せつ物から二酸化炭素が出ているが、昆虫は二酸化炭素を極力出さない

何より水と少数の食糧でコオロギが育つため。家畜に比べて効率がいいと。

参照記事によるとコオロギの飼料効率は鶏の2倍、豚の4倍、
そして牛の12倍に及ぶという。

さらに長野県ではコオロギ養殖を農業の一つとして認定された。
(認定は去年6月)

農業用機械や農業用施設の導入に対する補助金、
農業経営基盤強化準備金制度や低金利融資など、
国から農業に必要な支援を受けられる。

一方で牛乳など畜産農家には厳しい対応となっており、
北海道でも酪農に関する集まりがたびたび起きている。

なおもっとさかのぼってみると、
2021年にはすでにコオロギレシピグランプリがあった。
レシピグランプリ賞の一つに敷島製パン(パスコ)があった。

さらに2021年ヒット予測ランキング5位にコオロギフードがあった。
(記事作成は2020年11月)

さらに2020年5月に無印良品がコオロギせんべいを販売した。
オンラインショップ限定だったが、即売したという。

そしてコオロギ食のキーワードとしてベンチャー企業のグリラスが出てくる。
グリラスについては後で述べる。

参照;コオロギに熱い視線 環境配慮の次世代たんぱく源 昆虫食

参照:コオロギ養殖のクリケットファームが、長野県茅野市から認定農業者として認定されました

参照:コオロギレシピグランプリ2021

 

食べられるコオロギの種類

日本農業新聞によると、ヨーロッパイエコオロギを日本には媚び、育てているという。
ヨーロッパイエコオロギを調べると、飼育用の餌としてたくさん販売されている。

また別のサイトではフタホシコオロギを紹介していた。
フタホシコオロギはゴキブリに近いが、体はむっちりしている。

コオロギの寿命は2か月から4か月と短く、
交尾をするとメスは50から100匹の卵を産む。

コオロギは雑食であり、エサは水に廃棄物の野菜だ。

「コオロギパウダー」は、重量の約76%がタンパク質であり、
9種類の必須アミノ酸も含んでいるという。

粉末せんべいなどを食べた人によると「エビに近い」味がするという。

一方で食品安全情報によると、

  • 総計して好気性細菌(酸素が必要な細菌)数が高い
  • 加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される
  • 昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題
  • 重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題

後は寄生虫、カビ類、ウイルス、プリオン、抗菌剤耐性及び毒物類等の他のリスクは低いが、
更なるデータを求めている(現時点ではまだわからない)と。

またネット番組にて「昔から日本人はコオロギを食べていない。
中国ですら食べていない。イナゴは食べていたが、コオロギは違う」

まだまだ分からない部分が多いうえ、いきなり出されても困るというのが現時点での見解だ。

参照:新食品としてのヨーロッパイエコオロギ

 

げっぷ税導入予定のニュージーランド

記事内にニュージーランドでは2025年の「げっぷ税」導入予定と書いてある。

げっぷ税はアーダーン首相時に発表した。3年前から構築していたという。
げっぷ税を導入すると、他国も追随し、NZ農家が世界一となれる

もちろん農家は反発し、抗議デモを行った。

なおニュージーランド首相のアーダーンさんは、
今年1月19日に「国を率いる余力が底をついた」述べて、首相を降りた

彼女は2017年に首相を務めた。翌年に長女を出産し育児休暇をとった
メディアの報道を見ると、どこも高評価なので私は疑ってしまう。

参照:世界初の牛の「げっぷ税」案、NZ大臣「いずれ世界は追随する」

 

食用コオロギ飼育を始めたNTT

最初、ダボス会議でコオロギ食のすすめがなされたと思った。
ダボス会議+コオロギで検索しても、コオロギを食べる発言はなかった

さて日本でコオロギ食が話題を集めた時期を調べると、
今年の1月中頃にNTT東日本が食用コオロギの飼育に参入すると発表があった。

テレ東bizによると、NTTの分野であるICT(情報通信技術)を活かし、
食用昆虫に挑む企業のお手伝いをするためが一つ。

固定電話の利用客が落ち込み、遊休施設も増えた。
施設において狭い空間を利用して、コオロギを飼育すると。

太陽光発電のためのソーラースペース確保と同じでないか。

さらに去年の12月、日本農業新聞では食用コオロギが食糧難救世主になると書いてあった。

農業新聞にて四国の松山にある企業参入はもちろん、
徳島ではすでに学校給食にコオロギ(粉末コロッケ)を食べているという。

※コオロギ粉末入りコロッケは全員が食べたのでなく、
「食べたい人」が自ら手をあげて食べた。

なおコオロギ食ブームを起こしたベンチャー企業グリラスは徳島にある。

知らぬ間にNHKでも昆虫を食べるアナウンサーが映っていた。

参照:食用コオロギ 食料難の救世主へ期待

参照:食用コオロギのスマート飼育確立

 

ベンチャー企業グリラス

コオロギ食を調べていると、徳島県にあるベンチャー企業グリラスが出てきた。
先ほどNTTもコオロギ食業界に参入した際、グリラスと共同で飼育設備を担うという。

参照サイトによるとグリラスの代表は徳島大学で、
30年以上コオロギの研究開発に携わっていた。

徳島大学が2016年に「生物資源産業学部」を創設。
研究していたコオロギを役立たせられないかと応用研究を行った。

昆虫食に目を向けた理由として2013年に国際連合食糧農業機関(FAO)が、
昆虫食に関する報告書を出した。

FAO報告書によると、試算で2050年にはたんぱく質超過需要が起きると記載
「自分も何かできないか」捉え、2019年に起業した。

無印良品のコオロギせんべいが売り切れ続出に衝撃を受けた。

noteによると「パンにコオロギを入れられないか」思い付きを述べたのち、
ドイツの企業がコオロギ入りのパンを売り出し、びっくりしたという。

ドイツがコオロギパンを販売するまで、
「そんなの誰が食べるんだよ」状態だったという。

さすが環境(偽善)に人一倍うるさく、マルクスを生み出し、
緑の党率いるドイツだと、私は思ったよ。

グリラス決算

後、グリラスの決算公告を調べたところ、
2022時点で純利益は減っているものの、
2021年に比べて資産と負債は拡大している。

話題という形で広告が起きているので、来年度は利益が出るのかもしれぬ。

参照:グリラス(会社HP)

参照:コオロギ食品が日本中で愛されるわけ

参照:グリラス誕生秘話(note)

参照:昆虫食報告書(FAO:2013:中身は英語)

参照:グリラス決済公告

 

パスコ(Pasco)コオロギパン炎上事件

私を含む大勢の人を驚かせた事件が動画として流れた。
大手パンメーカーのパスコ(Pasco)がコオロギ粉末を材料に、コオロギパンを作った。

数量限定のオンライン販売であり、完売もした。

動画によるとパン一つあたりコオロギ100匹ほど使っている。
楽天で見れば2000円もあれば購入できる。

またアレルギー問題からコオロギパンは専用の道具を使い、
一般のパンと分けているという。

会社も間違ってコオロギ粉末が一般のパンに紛れ込み、
アレルギー加害を起こして賠償請求などを恐れている

上記動画がもとでツイッターではコオロギ食抵抗運動が起きた。

私も現時点では間に合っているし、好奇心につられて食べるくらいだろう。

炎上になった展開としては……

 

アミノ酸など表記

炎上に至った経緯の理由が上記動画に加えて、
消費者庁に直接連絡をした人のツイートに書いてあった。
(今はもう消えてしまった)

粉末ならアミノ酸などと表示してかまわない。

ここから不信感が一気に広がった。

先ほどコオロギ粉末入りパンを試食した人は述べていた。

後味にエビっぽさ、きなこっぽさがあった

パンなどにコオロギ粉末を混ぜていると、
後味がえびっぽいため、高確率で気づくだろう。

こっそり混入されないとも言えないため、怖い。

すでに食べている人から見れば、怖さなどないが、
今後「こっそり」やられてもおかしくないので不安を抱いている。

一部の学校では家庭調理実習で、堂々とコオロギ粉末入りの料理を作らされている。
そのうち給食にも入れられたら……どうしても不安が先に立ってしまうのだ。

なお上記ツイートにて管理栄養士の方によると、
商品の原材料名に必ず書かれるから、裏を見て買うべし。

何よりコオロギ粉末入りはきちんと商品パッケージに
「コオロギ」のイラストや文字があるはずだ。

 

メディアのきれいごと一色表記

コオロギ食に関して、いくつかメディア記事を読んでいた。
ほぼコオロギ食に関して、テンプレート表記ばかりだ。

人工が爆発して食糧危機が生じるかもしれない。
食糧危機が生じる。今のうちに何とか対応をとらねばならない。

そこで肉類よりも低コストにたんぱく質を補える昆虫食に焦点が集まった。

昆虫食なら水と最小限の野菜で十分で効率だし、
何より二酸化炭素を減らし、余計な森林伐採を防げる。

こういう不安が来るから対策として昆虫食だ。
昆虫食でもコオロギが一番で、すごい人気を得ている。

どこの記事もSDGs原因の切込みしかなく、
「お上からの指示通りに書いているんだろ」しか思わぬ。

お上と言っても日本政府というよりは欧州のSDGs推進団体というべきか。

色々なメディアが今よりも頭を使わなくなった

LGBT関係含めて、現在のメディアが国民を見なくなって、
一部の権力者さえ心を動かせばいいという道具になり果てた。

楽して儲ける道に入ったというべきか。

どれだけ国民が騒ごうとも、法律施行に必要な実権者さえ説得させれば、
国民の大半が反対でも無視して法律を提出できる。

加えて一部の都道府県ではパブコメが反対9割超えでも、
一切無視して知事あるいは議会の権限だけで決めてしまう、
一種の独裁知事主義が見える。

もちろんマスコミは知事独裁主義を批判せず、
むしろごく一部の活動家、いや、欧州のきれいごと委員会をお上とし、
きれいごと委員会の意のままに動いている。

ほぼ一色で、少しでも別の切り口から見ようとしない。
いや、してもらえないのかもしれない。

メディアに対する不信もコオロギ食炎上の一端となっている。

 

実際に売れ残っている!?

コオロギパン動画が拡散されて以降、
パスコと取引しているお店にて「あまり売れていない」報告が入った。

上記ツイートをはじめ、複数のツイートで確認できた。
実際に半額になったら売れるのか、普段からどれくらい売れているのか。

私自身が計測をしていないので、実態はよく店を利用する人でないとわからない。
うちの近所にパスコのパンを探したけど、なかったからね。

改めて動画を見るとパスコは衛生管理をきちんと行っているが、
動画においてコオロギ粉末を実際に入れる部分を見たときのショック、

いいねやRTが多いツイッタラーの「これはひどい」
嘆きと怒りの投稿による拡散によって、売上に影響が出てしまった。

うちの周りですらパスコを覚えてしまった。

全体よりも1シーンのショックに人は危機感を抱く。
全体より部分のインパクトがもたらす影響を目の当たりにしたよ。

一部の企業は法的措置も検討している。
ツイッターではかえって拒否感が強まっている

 

まとめると

2013年にFAOが「2050年、早くて2025年あたりに
たんぱく質の超過需要が生じるだろう。

超過需要(たんぱく質を欲する人が圧倒的多い)対策として、
欧州では昆虫食に可能性を見出している」

昆虫食に未来を見出す発表を行い、
徳島大学でコオロギを長年研究していた人が、
食用コオロギの実用化に目を向けた。

他の企業も昆虫食産業へ手を伸ばすようになった。

欧州委員会(欧州連合の政策執行機関)が2022年2月に、
「コオロギを新規食品として入れますよ」お墨付きを発表した。

グリラスのある徳島ではすでにコオロギ粉末入りコロッケを給食に出した。

今年6月に長野県で「コオロギも農業の一つ」認められた。

パスコのコオロギ粉末入りパン動画に愕然となった。

コオロギ粉末入り食品を食べるかどうかは人それぞれだが、
今年になってここぞとばかりにメディアが一斉に報道しだした。

メディアが圧になって勧めてくる状態を見ると、
「生活習慣変更運動」という名の見えない侵略(戦争)だと私は考えている。

コオロギ粉末入りパンやチョコなど、食べたい人は勝手に食べればいい
食べた人の感想によると、えびっぽい後味があるという。

「人気なんですよ」一斉にはしゃいでいるマスコミを見て、ぞっとしているわけだ。

 

追記:コオロギの次は蛆、ゴキブリミルク…

コオロギパンを通して昆虫食に関心が集まった結果なのか、
蛆を混ぜ込んだおにぎりをはじめ、ゴキブリミルクまで出てきた。

コオロギパンショックは昆虫食への関心を一気に高めたが、
一方で次から次へとゲテモノ感あふれる食べ物が出ており、
私はドン引きしているよ。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

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