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基礎英文問題精講四訂版が三訂版と非常に違いすぎてワロタ

どもども。

今日書店で基礎英文問題精講4訂版が置いてあった。

さっそく読むと色々衝撃だった。

三訂版についてはこちら。

 

四訂版は三訂版と大きく違う!

名文が減った代わりに現代社会へ対応した文が増えた。
文法についての解説が追加された。

めちゃくちゃ詳しい解説になった。
別冊に構造分析を載せているので、3訂版より読みやすい。

何より著者の中原先生が2015年お亡くなりになられてた
ご冥福をお祈りいたします。

問題数も増えているので、基礎英文をやるなら半年かけてやるべきだと考えている。

多くの本では構文と文脈をやれば十分と書いている。
私は全部やっといた方がいいと考えているよ。

基礎英文があれば、一冊をのぞいてほかの教材はいらないとすら考えている。
他の教材に行くなら、とっとと過去問を購入したほうがいい。

どうしても購入するなら、基礎英語長文問題精講を手に取ればいい。
二冊が難しいと感じるなら入門精講シリーズで十分だ。

入門も結構難しいよ!

購入したら1年間、入試ぎりぎりまで何度も繰り返しやる
繰り返しやりながら辞書を片手に単語を片っ端から調べる。

もちろん調べたらノートへメモをしておく。
(下記画像、現在の自分がわかればいいので汚すぎるw)

基礎英文問題4訂版

ノートには単語の読み、品詞分解(名詞、動詞、形容詞……)、
動詞なら自動詞か他動詞か、名詞なら可算名詞か違うか。

文章での使われ方、類義語の使い分け(英作文に役立つ)、
だんだん体で英語の使い方になれて行けば十分じゃないか。

といっても入試は普段と違う状況で挑むので、
重圧とかに飲まれたらおしまいだ。

だから何度も基礎英文をやるべきだと考えているよ。

アマゾン:基礎英文問題精講 4訂版

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アプリでやっと英語音声が聞ける

4訂版へ変わるにあたり、一番うれしい機能としてリスニング対応になった。

音声を聞きながら何度も音読し、英語に合わせて一緒にしゃべれば、
リスニング対策へつながるだろう。

といってもただ読むだけでは英語など身につかない
私たちが言葉をしゃべるとき、何でもかんでも話すわけじゃない。

狙いorメッセージがあって、文法に沿ってしゃべっている

今、あなたが読んでいる記事だって、
私が日本語文法を心がけながら書いているからこそ、
あなたは「ああ、書き手はこういうことを伝えたいのか」わかる。

「コンビニへ金を下ろしにいったら、銀行強盗に金を巻き上げられた」

文章に対し、あなたが「コンビニ、銀行強盗、巻き上げられる」
が何を示しているかわからないと、聞き取れても意味など分からない状態だ。

単語を聞き取り、文法も大まかに聞き取ったうえで、
なおかつ文法(5文型)を抑えていると、

「ああ、小さいスーパーで泥棒に金をとられたのか」初めて意味が分かる。

リスニングを聞いても、最初は何をしゃべっているかわからないし、
わかったとしても意味をつかみ取るのに苦労するだろう。

上記動画は「kids english」で調べたら出てきた動画だ。

背伸びしないで、上記動画を見てすべて聞き取れるうえ、
聞いただけで英文がパパっと出てこない限り、
むやみやたらに音声を聞いても意味がないと考えているよ。

向こうの発音とアクセントルールを大まかにつかんだうえで、
初めて音読しながら英語で意味を捉え、日本語を介さずに読み取っていく。

今、あなたがここまで記事を読んでいるけど、
私が何を伝えたがっているのか「わかる」と思う。

わかるとは「誰かに聞かれたら、すぐ答えられる」能力だ。

基礎英文をきっちりやっていると、発音とアクセントさえわかれば、
きちんと意味、メッセージを含めて聞き取れる。

音声DLページ:問題精講シリーズ

 

英文を読むための基本情報

基礎英文は和文でも難しい内容だ。
環境やビジネス、経済に政治などいろいろ扱っている。

教育や読書論についても語っている。

ただ和訳するだけでなく、環境なら環境に関する用語を、
政治やビジネスに関する用語、和訳を通して背景知識をつけておく
といい。

未知の英文を読むときも、今まで学んだ背景知識をもとに、

ああ、これは環境問題について語っているんだなあ

わかるばかりか、英作文問題にても、

環境に関する内容か。確か環境関係の単語は……

ちなみに現地の英文(記事)を読むならヤフーニュースがいい。
ヤフーニュースは長いので短めならブレイキング911がおすすめだ。

記事を読むとき、基本記者の考えが根底にある。
当然プロパガンダ(扇動)もあるので、真実だという認識て読まないように

こういう出来事があって、こういう考えもあるんだなあ

あくまでも事例の一つとして読むといい。
読む際、翻訳機械を使いながら読んでおくといいよ。おすすめはDeepLだ。

グーグル翻訳はニュースによってプロパガンダを仕掛けてくるから、
(意図的に誤訳してくる、特に政治関係)気を付けて。

ニュース:yahoo.com

短めニュース:breaking news911

翻訳:DeepL

基礎英文をやると、上記ニュースなら何とか読めると考える。
もちろん知らない単語も出てくるので、辞書や検索を使って調べていこう。

 

基礎英文問題精講読解を高めるリーディング教本

基礎英文は構造を分解しながら英文を正しく読み、
和訳問題と内容理解を深めていくための本だ。

一方英作文は自分で英語を創っていくのであり、
いくら単語や熟語、文法があっても最初は必ず躓く。

基礎英文は文章構造(SVOC,M,副詞句や節など)を理解し、
英語の並び方をきちんと調べるために行う。

文章構造なら英語リーディング教本を読みながらやると、
ますます英語を読むのが楽しくなる。

リーディング教本の本質:
文法用語を扱いながら、正確に英文を読みとれる技術を得る。

私は英語リーディング教本を絶対手にすべきと考えている。

英語リーディング教本をやり終えたうえで、
改めて基礎英文問題精講をやると、英文に対する接し方が変わるから。

 

基礎英文精講と英作文への木の配り方

英作文を書くとき、英文を書いた後に自分の文章を確認する際、
基礎英文で学んだ文章構造分解や和訳が大いに役立つ

自分の文章を添削する際、和訳問題として取り組むといい。

和訳する際「この単語をここで使うのは適切か?
問いかけながらやるといいよ。

例:(都会でいろいろ嫌なことがあり)、3年前に地方へ引っ越した
青文字を英語に直す際、

I moved area three years ago. とした。

  • moveは自動詞あったっけ? 他動詞あったっけ?
  • areaは可算と不可算名詞のどっちだっけ?
  • そもそも過去形でいいの? 過去完了でないの?
  • 文章構造はsvoだから「私は3年前、地方へ引っ越しだ」でいいんだよな?
  • そもそもなんで(都会でいろいろ嫌なことがあり)って注釈があるの?

和文英訳→英文和訳としてチェックしていくと、

都会でいろいろ嫌なことがあり、地方に引っ越した。
都会から見て地方は田舎だ。
地方→田舎→the country,my home(故郷)

moveを辞書で調べると、基本他動詞は「動かす」が基本で、
引っ越すは自動詞にある。自動詞なので前置詞が必要となる。

※絶対必要というわけではないが、
前置詞があると「誰、どこ、何に?」が明らかとなる。
to不定詞の形容詞用法は特に動詞+前置詞が必須。

すると文型はSVMという第一文型で十分だ。
また過去のある一点を示しているから完了形でなく過去形だ。

3年前に引っ越した場所が今どうなっているか?
文章をつけ足す場合に完了形を用いる。

agoを使う場合、完了形を使わないのが鉄則。
(英和辞書を使ってagoを調べ、意味だけでなく使い方をつかまないと、
agoがあるのに完了形を使うというミスをやらかす)

なおareaは基本可算で、地域ももちろん数えられる名詞だ。
不可算は「面積」という意味で使う場合だ。

数えられるときはa(an)、the、複数形になるんだね。

答(例):I moved to the country three years ago.

英作文をやるときにも基礎英文で培った読む力は役に立つ。

自分で書いた英語を「英文和訳問題」として捉え、
きちんと文章(英文と和文)構造を把握して分解していけば、英作文も面白くなる

 

英語を書いた人の気持ちになって表現を考えてみよう

本にマーカーなんかを引いたら、遅読(ちどく)になるだけやん。
確かにそうだ。本にマーカーを引く理由の一つもそこにあるんよ。

Most of us have been taken in by the notion
that speed of reading is a measure of our intelligence.

(訳:ほとんどの人々は読書速度が私たちの知的尺度だ!という考えに騙されている)

知的な読書のための正しい速度など存在しない……

引用:基礎英文問題精講三訂版118、119ページ(旺文社) ※四訂版だと158ページ

私はクリエイターだ。自分で作品を作り、読者へ提供している。

受験勉強や英語をモノにしたい考えでは高確率で浮かばない勉強の仕方、楽しみ方がある。

英作文の勉強をしながら基礎英文問題精講を読むと、
「英語を書いた人たちの気持ち」になって文章を読んでいくんだ。

例えば引用した文章は文脈編から抜き取った。
「英文和訳」だけをやっているなら、英文に違和感など抱かない

英作文を通して自分で英語を書くようになってから、

  • なぜmost of usと、ofをつけるの? Most usではだめ? また、Manyじゃだめ?
  • なぜhave been と現在完了で表現している?
  • どうしてtaken in(ここでの意味:だます)と受け身かつ熟語で書いた? だますって言葉ならdecieveとかtrickとかいろいろあるじゃん。どうしてtake inを選んだの?
  • なぜnotion(ここでの意味:考え、概念)を使ったの? 概念とか考えならideaでいいんじゃ?

なぜ英文を書いた人が「その表現」を使ったのか?
受験では全く問われない部分だからこそ気になってしまうんだ。

英作文の参考(正しい真意を伝えるため)にもなるしね。

気になるから調べる。するとだんだん答えがわかってくる。
答えがわかるだけではだめで、答えや違いをノートに書き記す

記載した大半の内容は数日以内に忘れるだろうが、
英語を読むときに「なぜこの表現をしたのか?」考える癖がつく。

考える癖こそ英作文をはじめ英文読解や解釈、
さらに英語という分野にこだわらず数学や現代社会の問題、
ビジネスやクリエイトでの難題へ挑むときに重要な思考力
へと育つ。

どの受験参考書にも文章を書いた人の気持ち、表現までは求められていない。

社会人になったら、書いた人(お客様)が声に出さない気持ち、
表現から本心を読む、探る技術が求められる。

基礎英文問題精講でやるなら3周目以降からやるといい。
一見無駄にしか感じないけど、確実に学力や世に対する見方を伸ばすよ。

なお「書いた人の気持ち」を深く学ぶ教材があった。
英語リーディング教本を書いた人の本であり、ただ和訳ができても意味はない。

文章はもちろん、単語一つに「どんな意味・論理構成」があるか。
きちんと意味と構成を追えないと、ある時点から英語が読めなくなる。

英語を通して母語も学ぶために、ぜひ読んでほしい。

 

基礎英文問題精講vs基礎英文解釈の技術

英文解釈系なら桐原書店から出ている基礎英文解釈の技術もある。

基礎英文解釈の技術と基礎英文問題精講の大きな違いは、
下線以外の英語について解説がない(桐原)ところだ。

「下線以外はどうでもいいな」思うなら桐原でもいいと考える。
最終判断はあなたの感性にゆだねるので、参考にしてほしい。

桐原シリーズを買ったら必ず英語長文用の問題集をそろえよう。

 

英語の神髄を学び論文や新聞読解ができる!

基礎英文問題精講四訂版は3訂版と違い、名文は減った。
かわりに現代社会問題へ対応した文章が増えた

もちろん一部の文章は3訂版から引っ張ってきている。
名文だけを求めるなら3訂版を手にしたほうがいい。

ただ現代社会と英語両方を鍛えるなら、
リスニング機能もついている4訂版を買うべし。

最低でも半年かつ5周はやるべきだ。他に併用してやるとするなら英文法だな。

英作文は基礎英文問題の構文編を二周したらやるべき
私は古本屋で宮崎英作文があったから購入した。

大矢先生、関先生、竹岡先生他、英作文本から一冊だけあればいい。

まずは精読を通し、難しい文章になれるのが一番

アマゾン:基礎英文問題精講 4訂版

楽天ブックス:基礎英文問題精講4訂版 [ 中原道喜 ]

受験頑張ってほしい。社会人なら英語の面白さに触れてほしい。

そして中原先生、改めてご冥福をお祈りいたします
いい本を作ってくださり、本当にありがとうございます。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。