※ ある家電製品店にあったIntuos
ども、しゃしゃ。
クリスタを紹介した際、ペンタブレットにも触れた。
私が購入した当時、家電製品店には板タブしかなく、
液タブもあって、心がゆらいだよ。
プロの絵師、大半が液晶タブレットを使っている。
自分も液タブに乗り換えたほうがいいか。
板タブは今も壊れていないから、そのまま使おうか。
しゃしゃが初めてペイント用のタブレットを購入する際、
ひとつの基準として考えてみてね。
板と液晶
私はワコムのCTH-460を使っている。
若干の使いにくさを感じるけれど、壊れていないから今でも使う。
(タブレットが良く動かないなど)
板を使ったとき、慣れるまでに時間をかけた。
1週間も使っていると慣れる。
液タブは直接画用紙にイラストを描く。
手首の一部が液タブと接するから、薄い手袋がないと、かゆみを起こす。
板タブは常に冷たいから手袋をしなくても、手が荒れない。
肌が弱い私は手荒れを気にするので、液晶より板を選ぶ。
後、液タブは板に比べて費用が高い。
費用は一度購入したら5年以上使い続ける前提で考える。
例 10万円の液タブ 5年使うと 2万円/年
1年につき、2万円を払う。さらにわけてみよう。
2万円を12か月で割ると、1667円/月 1か月1667円払う。
一人暮らしの電気代と大体同じレベルかしら?
(個人差があります。私は大体このくらいだった)
費用の高さは1日当たり、1か月あたりで割って計算しよう。
(値段で商品を決めないほうがいいよ。
本当に欲しいものを手に入れず、能率が下がるから)
普通とプロ版
板タブは普通とプロ版がある。Sサイズは1万円未満で購入できる。
たいていはSサイズで十分だ。
板の面積が小さいなあと思ったら、サイズを広げればよい。
落書き・簡単なイラスト・アニメーション塗りレベルなら、
プロ版を購入しなくても十分だ。
ボタン機能がプロに比べて少ないから、使いにくさを感じる。
少々ストレスを抱くかもしれない。
「自分はイラストのプロだ」思わないなら普通版で十分よ。
でも……何日も描くうちにだんだん欲求が現れる。
「プロのイラストレーター、絵師と同等レベルになりたい」
初めからプロとして考えているなら普通よりプロ版がいい。
あるいは液タブを購入すべき。
プロである以上、将来の投資として、経費をかけて当たり前。
しゃしゃはプロを目指す意思がある、ない?
目指すなら普通は不便だから使わないほうがいい。
普通版:ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
プロ版の筆圧レベル
普通版とプロ版の違いとして、筆圧レベルがある。
普通:1024 プロや液タブ:8192
レベルが小さいと、弱く握っても強く握って描いても「平均」だが、
大きいと、ペンを握る強弱で差が生じる。
プロを目指すなら強弱は大切だ。普通版でも強弱を演出できるよ。
ただ、いったん書いてから消しゴム(ぼかし)を使わねばならぬ。
描く→ぼかし消しゴムで線強弱の調整 を行うより、
初めから濃淡機能を活かして線にアクセントをつけたほうが、
手間が省けると考えているよ。
プロ版を使うメリットとして、
普通に比べて手間を省き、時間の短縮を狙えるところだ。
時間の短縮はストレス管理にもつながる。
「時間・ストレス・プロを目指す意思」で決めるといい。
私は3つともあるから乗り換えようと考えている。
液タブの面白さ
液タブはスマホだ。
電子ペンを通してボタンを直接押し、操作できる。
板タブは板を経由しないと働かない。
私はクリスタを使っている。自分好みに配置している。
例えばキャンバスの拡大/縮小ボタンを押す際、
液タブ:ペンで直接ボタンを押す。
板タブ:座標を考えながらボタンを押す。
板タブは液タブに比べ、数秒の時間差と手間がかかる。
何よりイラストを直接描くので、取り組みやすいだろう。
別の個所から見る基準
初めて板/液晶タブレットを買うか悩むなら、
液タブの方が使いやすいし手間も省けるよ。
板タブから板タブプロ版に切り替えるか、液タブへ乗り換えるか。
使い慣れているからこそ、悩みが生まれる。
そこで別の個所から見ていきたい。
机といす
机の面積に余裕があるなら大きなサイズを使う。
(あるいは工具を使って、机を作り変える方法もあり)
買う前に机の面積を測ってみよう。
パソコン(あるいは液晶画面)を置いて、タブレット範囲を計算してみよう。
例えば液タブCintiq13.3インチだと、
外形寸法(W×D×H): 360 x 235 x 13.9 mm
横36センチと縦23センチを定規やメジャーで測る。
すると、パソコンをおいた範囲計算ができる。
椅子は値段の高い椅子ほど、姿勢に余裕が生まれる。
ペンタブは座り作業が大半だ。
私は膝を立てながら描いているよ。
(時々座ったり、立ったりもしている)
次に椅子を考えよう。
椅子に座らないタイプのテーブルを使うなら考えなくていい。
椅子を用いるタイプなら、なるべくふかふかと、余裕のある椅子がいい。
最低でも1年以上使うと考えたうえで選ぼう。
コンセント量
液タブはACアダプタを使う、コンセントを使って電気を通す。
パソコンをいくつか立ち上げているなら、コンセントに悩むかもしれぬ。
(液タブでも、iPad型のような種類がある)
板タブはUSB接続だけで使える。
いくつかパソコンをお持ちなら、コンセントを考えておくべき。
脱線:お絵かき後は体を動かそう
お絵かきを終えた後、なるべく運動を心がけよう。
夜遅くなら仕方ないけれど、朝や昼ならなるべく歩こう。
全身の筋肉を使うと健康になる。
絵を描く際、一部の筋肉しか使わないと筋肉痛になりやすい。
全身の筋肉を使うなら散歩が一番だ。
脱線2:スマホで確認を
パソコンを通してイラストを描いたら、スマホでも確認しよう。
液タブ/板タブに関係なく、スマホで見る癖をとろう。
共有ソフトがあればできるよ。
例えばDropboxをスマホアプリとPCに入れる。
アプリ:Dropbox
私はiPhoneを使っている。iCloudフォトによる共有化もいい。
描いたイラストをスマホでも確認する。
客観的な目線で自分のイラストを確認できるから、
気づいたことをメモしていこう。
結局、基準はどれ?
範囲が大きいタブレットほど、手を動かす機会が多く大変だ。
でも大きいからこそ描く範囲も増えて、心に余裕が生まれる。
手間×作業時間から生じるストレス。
プロを目指す気でやるか、気楽にやるか。
机の面積、コンセント管理、肌が弱いかどうか
基準として考えると決まってくるよ。